・呪い
進行内容
ユグナスがかけられた呪いは強力なものであり、
穢れ祓いの儀式のために4つの品が必要だと
いうことだ。
「石壁の欠片」、「清められた水」、
「永遠の炎」、「風見鶏の羽」。
以上の4つを揃えよう。
- アドゥリン城門前でイベント。
でしたか? なぜ、あのような胡乱な輩を
ここに呼ばねばならんのですかな。
Hildebert : 今は同盟の一盟主とはいえ、
アドゥリン家は初代王に連なる
血の由緒ある家柄。
Hildebert : その城に一介の、
しかも、他国の冒険者風情を呼ぶなど!
Ingrid : あら、面白い。
あなたのことについて話してるみたいよ。
Ingrid : ほら、聞いてごらんなさいな。
こっそりとね。
Svenja : 落ち着いてくださいな、
イルドベール。
Svenja : あの者……[Your Name]が、
リフキン族の女王ロスレーシャから託されたという
ロスレーシャの実、いわば「世界樹人との絆」を、
わたしたちも借りて試したではありませんか。
Svenja : それでも、誰ひとり、
あの子の声を聞くことは叶わなかった。
Svenja : 声を聞くことができたのは……
Hildebert : ふん。あの輩が本当に
ユグナス殿の声を聞きとれているという
証拠もありませんな。
Svenja : わたしには、
あの者が嘘をついているようには
見えませんでしたよ?
Svenja : 誇りに縛られることなく、
引くことを知る勇気ある若者に見えました。
Melvien : なるほどなるほど。面白いなあ。
スヴェンヤ殿。あなたはあの冒険者を
だいぶ高くかっているのですね。
Melvien : 我々は、誰しもみな、
心に闇を飼っているものだと思うけどねぇ。
そんなに彼を信用して大丈夫ですか。
Melvien : あ、僕はもちろん
彼を信頼してますけど。
Melvien : それに……あの者を通して、
僕らは中の国のことを知ることができる……。
Melvien : 軍事、政治、経済。
いつまでも、僕たちは狭い島の中や、
大陸の端っこだけで細々とやっていくわけに
いかないからねぇ……。
Svenja : ちがいますよ、メルヴィアン。
Melvien : うん?
Svenja : 確かにわたしは
[Your Name]という者のことを
悪く言うつもりはありません。
Svenja : ですが、
それだけではないのです。
Svenja : あなたは忘れているようですが、
ユグナスの声を聞くことができたのは、
アシェラもなのです。
Hildebert : ぬ……それは……。
Svenja : そしてアシェラは
その大切な「世界樹人との絆」を
[Your Name]の手に託したのです。
Svenja : 「これは[Your Name]に
託されたものだから」と言って。
Svenja : わたしは、
イルドベール、メルヴィアン。
ただ闇雲に[Your Name]を
信じると言っているのではありませんよ。
Svenja : アシェラが信じた相手だから、
信じようと思うのです。
Svenja : それに……。
わたしは最近ときどき思うのです。
Svenja : このたびのことも……。
これも初代王が与えた
試練なのかもしれないと……。
Svenja : かの偉大なる王が
亡くなられてから幾星霜。
Svenja : その血に連なる者が、
開拓を始めた途端に
このような異形の姿に変わるとは、
何か抗い難い流れのようなものを感じます。
Svenja : わたしたちは
試されているのかもしれない。
Melvien : 試されている?
いったい誰にです?
Svenja : それは……わかりません。
Svenja : でもそう、ひょっとしたら。
……運命に……。
Ingrid : ふうん。
なかなかの評価みたいね、
中の国の冒険者。
Ingrid : まぁ、
あなたがどれほど使えるのか。
すぐにわかるけど……。
Ingrid : さあ、聞きたいことは聞けたわ、
中に入りましょう。
Ingrid : ただ今戻りました。
みなさま、既にお集まりのようですね。
Ingrid : では……
さっそくユグナス殿を診てみましょうか。
Hildebert : 同じ家門の者を
疑うわけではないが……。
イングリッド、本当にそれだけでわかるのか?
Ingrid : 女神の加護を祈る者としては、
我々の道はさほど離れたところを
歩んでいるとは思わないのですがね。
そのように疑われるとは心外。
Ingrid : いえ、若輩の身で
過ぎたことを言いました。
Ingrid : それで……。
ユグナス殿ですが……。
確かに「呪い」かと。
Svenja : 呪い……ですか。やはり。
Ingrid : ええ。
しかも極めて強力な呪いです。
ただ……初代王の呪いとはあたしには思えない。
Ygnas : 『……ち』
Ygnas : 『…が…』
Ygnas : 『だ…だ……。
うまく……葉に…できな…い』
Ygnas : 『[Your Name]……』
Ygnas : 『絆…通して、
こう……て話が…きるが、
そ…もいつ……できるか……』
Ingrid : なにかしら、中の国の冒険者。
Ingrid : ふん?
あなたは初代王の呪いだというの?
根拠は? ユグナスが言っている?
Hildebert : や、やはり……王の……。
Ingrid : おやおや。イルドベール様。
あなた……先ほどは、こちらの冒険者を
信用できぬと言っていたのではなかったですか?
Hildebert : ぬ……。
貴様、さてはドアの向こうで……。
Ingrid : 都合の良いときだけ
信じるとはね。
Hildebert : そ、そのようなわけでは……。
呪いを解く必要はない
……
Ingrid : 黙りなさい。
よそ者に口をはさむ権利はないわ。
あんたはただの通訳だといったでしょ?
Ingrid : まあ、
誰がかけた呪いだろうが、今は良いでしょう。
Ingrid : それよりも、
これだけの強力な呪いを解くには、
かなり大がかりな「穢れ祓い」の儀式が必要。
けれど……。
Svenja : けれど?
なんですか、イングリッド。
Ingrid : 「穢れ祓い」の儀式を行うには、
必要なものが、いくつか足りません。
Ingrid : そう……。
この世界を構成する八つのクリスタルの内、
闇を除く七つの力を帯びたもの。
Ingrid : 雷・氷・光は手元にありますが。
土・水・火・風の四つ。
用意していただけますか?
Svenja : それは……具体的には
どのようなものを集めればよいのですか?
Ingrid : 聖なる息吹を
浴びたものである必要があります……。
例えば、そう。
Ingrid : 暁の光のみを浴びた
石壁の欠片。
Ingrid : 清められた聖なる水。
Ingrid : 七年の間、
絶やされたことのない炎。
Ingrid : 風を受けて
百年以上経つ風見鶏の羽。
Ingrid : これらの四つを揃えてください。
Ingrid : そうですね……
ちょうど、使い走りに向いた輩がいるようですし。
Ingrid : 中の国の冒険者。
集めるのは、あなたにお願いしましょう。
Ingrid : 全てを集めたら、
またここに集まってください。
「穢れ祓い」を行います。
Ingrid : では、あたしは
儀式の用意を始めますので。
Hildebert : 生意気な小娘め……。
Svenja : [Your Name]……。
アシェラのことをよろしく頼みます。
Svenja : あの子は、いざとなると
危険を承知で突っ走るところがありますから……。
Arciela : あなたも来ていたんですね、
[Your Name]。
Arciela : エクソシストのイングリッドが、
あにさまを診るために来た。
そう聞いて、すぐにやってきたのだけれど。
Arciela : もうみな帰ってしまったみたい。
儀式はどんな様子でした?
穢れ払いと呪いについて話す
Arciela : えっ。
「穢れ祓い」を行う、と?
Arciela : そうですか……
イングリッドは呪いだと言ったのね。
でも、その元凶は初代の王ではないと……。
穢れ払いと呪いについて話す
ユグナスの言葉が切れ切れに
Arciela : えっ!
Arciela : あにさまからの
心の声が途切れ途切れに?
どういうことかな……。
穢れ払いと呪いについて話す
ユグナスの言葉が切れ切れに
……アシェラ?
Arciela : ……あにさまに症状が出たのは、
中の国に開拓者を募り始めた頃なんです。
Arciela : 最初は
発疹のようなものだったの。
ウルブカの森の瘴気にあてられたのかもと
当時は言っていたのだけれど……
Arciela : その頃は、
まだあのような姿ではなく
ふつうに会話をすることもできました。
そう、こうして声を交わすことも……。
Arciela : それが徐々に
あの姿へと変わっていって……
ついには、人の言葉も話せなく……。
Arciela : せっかく、[Your Name]が
心の声を聞くことができるようになったのに。
Arciela : ……まさか。さらに……
呪いが進行している……とか。
Arciela : ああ……。
もしかしたら、このまま本当に
リフキンそのものになってしまうんじゃ……。
Arciela : ありがとう、[Your Name]。
そうですね。わたしがしっかりしなくちゃ。
Arciela : [Your Name]は
「穢れ祓い」の儀式に必要な物を
集めに行くのですね。
Arciela : あにさまを
元に戻すことができるのでしたら、
わたしも手伝いますから。
Arciela : 何でも言ってくださいね。 - Ploh Trishbahkに話しかける。
伝言を預かっております。
Ploh Trishbahk : 聖なる息吹を浴びたもの……
それを4つ、集めていただきたいとのことです。
Ploh Trishbahk : 1つ目は、
暁の光のみを浴びた石壁の欠片。
2つ目は、清められた聖なる水。
Ploh Trishbahk : 3つ目は、七年の間
絶やされたことのない炎。
4つ目は、風を受けて百年以上経つ風見鶏の羽。
Ploh Trishbahk : まずは
エクソシストの方々に尋ねるよう、
イングリッド様から仰せつかっております。
Ploh Trishbahk : このすぐ近くに
イルドベール様のお屋敷がございますから、
そちらでお尋ねになってみてください。 - Rigobertineに話しかける。
お待ちしておりました。
Rigobertine : ヴォルティミア様から
お預かりしているものがございます。
Rigobertine : こちらは、
永遠の炎。
Rigobertine : 古の風水士
モー・リヒイミがウェーザースプーン家へ
もたらした聖なる炎です。
Rigobertine : この炎には
悪しきものが近づけず、それゆえ
絶やすことなく守り続けられてきました。
Rigobertine : え?
私どもエクソシストは
風水士と対立してるのでは、と?
Rigobertine : ……ふぅ、
我らとて神職に就く者。
善し悪しで、すべてを否定するわけではありません。
Behsa Alehgo : 開拓者さん。
他に揃えなければならないものに関してですが……
Behsa Alehgo : 検討の結果、
「暁の光のみを浴びた石壁」は
アドゥリン港に関係するものだと思われます。
Behsa Alehgo : 船乗りたちには、
日の出を崇める風習があり、
「暁」にまつわる名の船が多いのです。
Rigobertine : また、
「清められた聖なる水」については、
西アドゥリンの広場にある噴水のことと
思われます。
Rigobertine : あの噴水には
街の地下に張り巡らされているララ水道の、
とてもきれいな水が使われています。
Behsa Alehgo : 最後の1つ、
「風を受けて百年以上経つ風見鶏の羽」は
残念ながら、どこにあるのかわかりませんが……
Behsa Alehgo : 衛兵の方も
調査に協力してくださっています。
まずは、港と噴水へ向かってみては
いかがでしょう?
だいじなもの:永遠の炎を手にいれた!・永遠の炎
長い間、絶やされることのない炎。 東アドゥリンにいるエクソシストから 託された品。
Rigobertine : 「清められた聖なる水」は、
西アドゥリンの広場にある噴水のことと
思われます。
Rigobertine : あの噴水には
街の地下に張り巡らされているララ水道の、
とてもきれいな水が使われています。
Behsa Alehgo : 検討の結果、
「暁の光のみを浴びた石壁」は
アドゥリン港に関係するものだと思われます。
Behsa Alehgo : 船乗りたちには、
日の出を崇める風習があり、
「暁」にまつわる名の船が多いのです。
Behsa Alehgo : 衛兵の方も
調査に協力してくださっています。
何か掴むまで、まずは聖なる水と
石壁の欠片を手に入れてください。
西アドゥリン・アドゥリン港
Kongramm : ……なんだと?
「暁の光のみを浴びた石壁」を探している?
Kongramm : エクソシストから
この港で探せと指示されたのか。
それなら、ここで間違いなかろう。
Kongramm : ううむ。
見回しても石壁だらけではあるが、
暁の光のみを浴びた、か……。
Kongramm : そうだ!
あの、東にある灯台を調べているといい。
昔は、日の出の台と呼ばれていたそうだぞ。
- Sunrise Beaconを調べる。
・石壁の欠片
暁の光のみを浴びた石壁の欠片。 西アドゥリンの港にある灯台から 入手した品。
Kongramm : おぉ、良くやってくれた。
これで、いろいろと手筈が整う
ありがとよ。
- 西アドゥリン・噴水のFontis Xaniraを調べる。
・清められた水
清められた聖なる水。 西アドゥリンの噴水から入手した品。
- Ploh Trishbahkに話しかける。
「風を受けて百年以上経つ風見鶏の羽」の
ありかが、とうとうわかりました。
Ploh Trishbahk : この広場の南に
大きな屋敷がございます。
その屋敷の倉庫に、古い風見鶏が
保管されているそうでございます。
Ploh Trishbahk : 話を通しておきましたので、
南にある屋敷へと向かってください。 - Erminoldに話しかける。
風見鶏がほしいっていう開拓者は。
Erminold : ボクは、この屋敷の使用人。
ご主人様から、古ぼけた風見鶏を預かっているよ。
Erminold : どうやら
だいじな風見鶏だったらしいけど、
役目を終えたから保管してたそうだよ。
Erminold : ずっと昔の話。
悪い病気を運ぶ風が吹くとき、この風見鶏が
人々にそれを教えたと言われてるんだってさ。
Erminold : その病気も今は
薬で治せるようになり、
風見鶏も老朽化して、役目を終えたってわけ。
Erminold : それでも
粗末に扱うわけにはいかないからね。
Erminold : 代々、
きちんと保管してたそうだよ。
君も、だいじに扱ってくれよな。
だいじなもの:風見鶏の羽を手にいれた!・風見鶏の羽
風を受けて百年以上経つ風見鶏の羽。 東アドゥリンの歴史ある屋敷に 長い間、保管されていた品。
Erminold : その風見鶏、
だいじに扱ってくれよな。
ボクのご主人様の期待を裏切らないでくれよ?