アドゥリンの魔境/呪い

Last-modified: 2013-11-05 (火) 04:59:49

・呪い

進行内容
 ユグナスがかけられた呪いは強力なものであり、
 穢れ祓いの儀式のために4つの品が必要だと
 いうことだ。
 「石壁の欠片」、「清められた水」、
 「永遠の炎」、「風見鶏の羽」。
 以上の4つを揃えよう。


  1. アドゥリン城門前でイベント。
     
    Hildebert : [Your Name]……
     でしたか? なぜ、あのような胡乱な輩を
     ここに呼ばねばならんのですかな。
    Hildebert : 今は同盟の一盟主とはいえ、
     アドゥリン家は初代王に連なる
     血の由緒ある家柄。
    Hildebert : その城に一介の、
     しかも、他国の冒険者風情を呼ぶなど!
    Ingrid : あら、面白い。
     あなたのことについて話してるみたいよ。
    Ingrid : ほら、聞いてごらんなさいな。
     こっそりとね。
    Svenja : 落ち着いてくださいな、
     イルドベール。
    Svenja : あの者……[Your Name]が、
     リフキン族の女王ロスレーシャから託されたという
     ロスレーシャの実、いわば「世界樹人との絆」を、
     わたしたちも借りて試したではありませんか。
    Svenja : それでも、誰ひとり、
     あの子の声を聞くことは叶わなかった。
    Svenja : 声を聞くことができたのは……
    Hildebert : ふん。あの輩が本当に
     ユグナス殿の声を聞きとれているという
     証拠もありませんな。
    Svenja : わたしには、
     あの者が嘘をついているようには
     見えませんでしたよ?
    Svenja : 誇りに縛られることなく、
     引くことを知る勇気ある若者に見えました。
    Melvien : なるほどなるほど。面白いなあ。
     スヴェンヤ殿。あなたはあの冒険者を
     だいぶ高くかっているのですね。
    Melvien : 我々は、誰しもみな、
     心に闇を飼っているものだと思うけどねぇ。
     そんなに彼を信用して大丈夫ですか。
    Melvien : あ、僕はもちろん
     彼を信頼してますけど。
    Melvien : それに……あの者を通して、
     僕らは中の国のことを知ることができる……。
    Melvien : 軍事、政治、経済。
     いつまでも、僕たちは狭い島の中や、
     大陸の端っこだけで細々とやっていくわけに
     いかないからねぇ……。
    Svenja : ちがいますよ、メルヴィアン。
    Melvien : うん?
    Svenja : 確かにわたしは
     [Your Name]という者のことを
     悪く言うつもりはありません。
    Svenja : ですが、
     それだけではないのです。
    Svenja : あなたは忘れているようですが、
     ユグナスの声を聞くことができたのは、
     アシェラもなのです。
    Hildebert : ぬ……それは……。
    Svenja : そしてアシェラは
     その大切な「世界樹人との絆」を
     [Your Name]の手に託したのです。
    Svenja : 「これは[Your Name]に
     託されたものだから」と言って。
    Svenja : わたしは、
     イルドベール、メルヴィアン。
     ただ闇雲に[Your Name]を
     信じると言っているのではありませんよ。
    Svenja : アシェラが信じた相手だから、
     信じようと思うのです。
    Svenja : それに……。
     わたしは最近ときどき思うのです。
    Svenja : このたびのことも……。
     これも初代王が与えた
     試練なのかもしれないと……。
    Svenja : かの偉大なる王が
     亡くなられてから幾星霜。
    Svenja : その血に連なる者が、
     開拓を始めた途端に
     このような異形の姿に変わるとは、
     何か抗い難い流れのようなものを感じます。
    Svenja : わたしたちは
     試されているのかもしれない。
    Melvien : 試されている?
     いったい誰にです?
    Svenja : それは……わかりません。
    Svenja : でもそう、ひょっとしたら。
     ……運命に……。
    Ingrid : ふうん。
     なかなかの評価みたいね、
     中の国の冒険者。
    Ingrid : まぁ、
     あなたがどれほど使えるのか。
     すぐにわかるけど……。
    Ingrid : さあ、聞きたいことは聞けたわ、
     中に入りましょう。
    Ingrid : ただ今戻りました。
     みなさま、既にお集まりのようですね。
    Ingrid : では……
     さっそくユグナス殿を診てみましょうか。
    Hildebert : 同じ家門の者を
     疑うわけではないが……。
     イングリッド、本当にそれだけでわかるのか?
    Ingrid : 女神の加護を祈る者としては、
     我々の道はさほど離れたところを
     歩んでいるとは思わないのですがね。
     そのように疑われるとは心外。
    Ingrid : いえ、若輩の身で
     過ぎたことを言いました。
    Ingrid : それで……。
     ユグナス殿ですが……。
     確かに「呪い」かと。
    Svenja : 呪い……ですか。やはり。
    Ingrid : ええ。
     しかも極めて強力な呪いです。
     ただ……初代王の呪いとはあたしには思えない。
    Ygnas : 『……ち』
    Ygnas : 『…が…』
    Ygnas : 『だ…だ……。
     うまく……葉に…できな…い』
    Ygnas : 『[Your Name]……』
    Ygnas : 『絆…通して、
     こう……て話が…きるが、
     そ…もいつ……できるか……』
    Ingrid : なにかしら、中の国の冒険者。
    Ingrid : ふん?
     あなたは初代王の呪いだというの?
     根拠は? ユグナスが言っている?
    Hildebert : や、やはり……王の……。
    Ingrid : おやおや。イルドベール様。
     あなた……先ほどは、こちらの冒険者を
     信用できぬと言っていたのではなかったですか?
    Hildebert : ぬ……。
     貴様、さてはドアの向こうで……。
    Ingrid : 都合の良いときだけ
     信じるとはね。
    Hildebert : そ、そのようなわけでは……。
     
    なにかいう?
     呪いを解く必要はない
     ……
     
    「呪いを解く必要はない」
    Ingrid : 黙りなさい。
     よそ者に口をはさむ権利はないわ。
     あんたはただの通訳だといったでしょ?
    Ingrid : まあ、
     誰がかけた呪いだろうが、今は良いでしょう。
    Ingrid : それよりも、
     これだけの強力な呪いを解くには、
     かなり大がかりな「穢れ祓い」の儀式が必要。
     けれど……。
    Svenja : けれど?
     なんですか、イングリッド。
    Ingrid : 「穢れ祓い」の儀式を行うには、
     必要なものが、いくつか足りません。
    Ingrid : そう……。
     この世界を構成する八つのクリスタルの内、
     闇を除く七つの力を帯びたもの。
    Ingrid : 雷・氷・光は手元にありますが。
     土・水・火・風の四つ。
     用意していただけますか?
    Svenja : それは……具体的には
     どのようなものを集めればよいのですか?
    Ingrid : 聖なる息吹を
     浴びたものである必要があります……。
     例えば、そう。
    Ingrid : 暁の光のみを浴びた
     石壁の欠片。
    Ingrid : 清められた聖なる水。
    Ingrid : 七年の間、
     絶やされたことのない炎。
    Ingrid : 風を受けて
     百年以上経つ風見鶏の羽。
    Ingrid : これらの四つを揃えてください。
    Ingrid : そうですね……
     ちょうど、使い走りに向いた輩がいるようですし。
    Ingrid : 中の国の冒険者。
     集めるのは、あなたにお願いしましょう。
    Ingrid : 全てを集めたら、
     またここに集まってください。
     「穢れ祓い」を行います。
    Ingrid : では、あたしは
     儀式の用意を始めますので。
    Hildebert : 生意気な小娘め……。
    Svenja : [Your Name]……。
     アシェラのことをよろしく頼みます。
    Svenja : あの子は、いざとなると
     危険を承知で突っ走るところがありますから……。
      
    Arciela : あなたも来ていたんですね、
     [Your Name]。
    Arciela : エクソシストのイングリッドが、
     あにさまを診るために来た。
     そう聞いて、すぐにやってきたのだけれど。
    Arciela : もうみな帰ってしまったみたい。
     儀式はどんな様子でした?
     
    どうだった?
     穢れ払いと呪いについて話す
     
    「穢れ払いと呪いについて話す」
    Arciela : えっ。
     「穢れ祓い」を行う、と?
    Arciela : そうですか……
     イングリッドは呪いだと言ったのね。
     でも、その元凶は初代の王ではないと……。
     
    どうだった?
     穢れ払いと呪いについて話す
     ユグナスの言葉が切れ切れに
     
    「ユグナスの言葉が切れ切れに」
    Arciela : えっ!
    Arciela : あにさまからの
     心の声が途切れ途切れに?
     どういうことかな……。
     
    どうだった?
     穢れ払いと呪いについて話す
     ユグナスの言葉が切れ切れに
     ……アシェラ?
     
    「……アシェラ?」
    Arciela : ……あにさまに症状が出たのは、
     中の国に開拓者を募り始めた頃なんです。
    Arciela : 最初は
     発疹のようなものだったの。
     ウルブカの森の瘴気にあてられたのかもと
     当時は言っていたのだけれど……
    Arciela : その頃は、
     まだあのような姿ではなく
     ふつうに会話をすることもできました。
     そう、こうして声を交わすことも……。
    Arciela : それが徐々に
     あの姿へと変わっていって……
     ついには、人の言葉も話せなく……。
    Arciela : せっかく、[Your Name]が
     心の声を聞くことができるようになったのに。
    Arciela : ……まさか。さらに……
     呪いが進行している……とか。
    Arciela : ああ……。
     もしかしたら、このまま本当に
     リフキンそのものになってしまうんじゃ……。
    Arciela : ありがとう、[Your Name]。
     そうですね。わたしがしっかりしなくちゃ。
    Arciela : [Your Name]は
     「穢れ祓い」の儀式に必要な物を
     集めに行くのですね。
    Arciela : あにさまを
     元に戻すことができるのでしたら、
     わたしも手伝いますから。
    Arciela : 何でも言ってくださいね。
     
  2. Ploh Trishbahkに話しかける。
     
    Ploh Trishbahk : イングリッド様から
     伝言を預かっております。
    Ploh Trishbahk : 聖なる息吹を浴びたもの……
     それを4つ、集めていただきたいとのことです。
    Ploh Trishbahk : 1つ目は、
     暁の光のみを浴びた石壁の欠片。
     2つ目は、清められた聖なる水。
    Ploh Trishbahk : 3つ目は、七年の間
     絶やされたことのない炎。
     4つ目は、風を受けて百年以上経つ風見鶏の羽。
    Ploh Trishbahk : まずは
     エクソシストの方々に尋ねるよう、
     イングリッド様から仰せつかっております。
    Ploh Trishbahk : このすぐ近くに
     イルドベール様のお屋敷がございますから、
     そちらでお尋ねになってみてください。
     
  3. Rigobertineに話しかける。
     
    Rigobertine : 開拓者さん、
     お待ちしておりました。
    Rigobertine : ヴォルティミア様から
     お預かりしているものがございます。
    Rigobertine : こちらは、
     永遠の炎
    Rigobertine : 古の風水士
     モー・リヒイミがウェーザースプーン家へ
     もたらした聖なる炎です。
    Rigobertine : この炎には
     悪しきものが近づけず、それゆえ
     絶やすことなく守り続けられてきました。
    Rigobertine : え?
     私どもエクソシストは
     風水士と対立してるのでは、と?
    Rigobertine : ……ふぅ、
     我らとて神職に就く者。
     善し悪しで、すべてを否定するわけではありません。
    Behsa Alehgo : 開拓者さん。
     他に揃えなければならないものに関してですが……
    Behsa Alehgo : 検討の結果、
     「暁の光のみを浴びた石壁」は
     アドゥリン港に関係するものだと思われます。
    Behsa Alehgo : 船乗りたちには、
     日の出を崇める風習があり、
     「暁」にまつわる名の船が多いのです。
    Rigobertine : また、
     「清められた聖なる水」については、
     西アドゥリンの広場にある噴水のことと
     思われます。
    Rigobertine : あの噴水には
     街の地下に張り巡らされているララ水道の、
     とてもきれいな水が使われています。
    Behsa Alehgo : 最後の1つ、
     「風を受けて百年以上経つ風見鶏の羽」は
     残念ながら、どこにあるのかわかりませんが……
    Behsa Alehgo : 衛兵の方も
     調査に協力してくださっています。
     まずは、港と噴水へ向かってみては
     いかがでしょう?
    だいじなもの:永遠の炎を手にいれた!
    ・永遠の炎
長い間、絶やされることのない炎。
東アドゥリンにいるエクソシストから
託された品。
 

Rigobertine : 「清められた聖なる水」は、
 西アドゥリンの広場にある噴水のことと
 思われます。
Rigobertine : あの噴水には
 街の地下に張り巡らされているララ水道の、
 とてもきれいな水が使われています。

 

Behsa Alehgo : 検討の結果、
 「暁の光のみを浴びた石壁」は
 アドゥリン港に関係するものだと思われます。
Behsa Alehgo : 船乗りたちには、
 日の出を崇める風習があり、
 「暁」にまつわる名の船が多いのです。
Behsa Alehgo : 衛兵の方も
 調査に協力してくださっています。
 何か掴むまで、まずは聖なる水と
 石壁の欠片を手に入れてください。

 

西アドゥリン・アドゥリン港

 

Kongramm : ……なんだと?
 「暁の光のみを浴びた石壁」を探している?
Kongramm : エクソシストから
 この港で探せと指示されたのか。
 それなら、ここで間違いなかろう。
Kongramm : ううむ。
 見回しても石壁だらけではあるが、
 暁の光のみを浴びた、か……。
Kongramm : そうだ!
 あの、東にある灯台を調べているといい。
 昔は、日の出の台と呼ばれていたそうだぞ。

 
  1. Sunrise Beaconを調べる。
     
    だいじなもの:石壁の欠片を手にいれた!
    ・石壁の欠片
暁の光のみを浴びた石壁の欠片。
西アドゥリンの港にある灯台から
入手した品。
 

Kongramm : おぉ、良くやってくれた。
 これで、いろいろと手筈が整う
 ありがとよ。

 
  1. 西アドゥリン・噴水のFontis Xaniraを調べる。
     
    だいじなもの:清められた水を手にいれた!
    ・清められた水
清められた聖なる水。
西アドゥリンの噴水から入手した品。
 
  1. Ploh Trishbahkに話しかける。
     
    Ploh Trishbahk : 開拓者さん、
     「風を受けて百年以上経つ風見鶏の羽」の
     ありかが、とうとうわかりました。
    Ploh Trishbahk : この広場の南に
     大きな屋敷がございます。
     その屋敷の倉庫に、古い風見鶏が
     保管されているそうでございます。
    Ploh Trishbahk : 話を通しておきましたので、
     南にある屋敷へと向かってください。
     
  2. Erminoldに話しかける。
     
    Erminold : ああ、君かな?
     風見鶏がほしいっていう開拓者は。
    Erminold : ボクは、この屋敷の使用人。
     ご主人様から、古ぼけた風見鶏を預かっているよ。
    Erminold : どうやら
     だいじな風見鶏だったらしいけど、
     役目を終えたから保管してたそうだよ。
    Erminold : ずっと昔の話。
     悪い病気を運ぶ風が吹くとき、この風見鶏が
     人々にそれを教えたと言われてるんだってさ。
    Erminold : その病気も今は
     薬で治せるようになり、
     風見鶏も老朽化して、役目を終えたってわけ。
    Erminold : それでも
     粗末に扱うわけにはいかないからね。
    Erminold : 代々、
     きちんと保管してたそうだよ。
     君も、だいじに扱ってくれよな。
    だいじなもの:風見鶏の羽を手にいれた!
    ・風見鶏の羽
風を受けて百年以上経つ風見鶏の羽。
東アドゥリンの歴史ある屋敷に
長い間、保管されていた品。
 

Erminold : その風見鶏、
 だいじに扱ってくれよな。
 ボクのご主人様の期待を裏切らないでくれよ?


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