アドゥリンの魔境/陰謀の疑惑

Last-modified: 2014-08-12 (火) 17:55:18

・陰謀の疑惑

進行内容
 アシェラを元気づけるために、ララ水道で
 栽培されているトマトをもらってこよう。


  1. アドゥリン城門前でイベント。
     
    Fremilla : あら……あなた!
    Fremilla : 誰だっけ?
     ……なーんて、しっかり覚えてますから。
     ね、[Your Name]さん!
    Fremilla : そんなことより
     ちょうど会ってお話したかったんです!
    Fremilla : こっちきて、こっち。
    Fremilla : ねぇねぇ。
     最近また姫さまの元気がないんだけど
     今度はなにがあったんです?
    Fremilla : シンシアに聞いても
     要点を得ないというか、あの子立ったまま
     寝ちゃう特技があるから……。
     その場にいたっていう、あなたの口から聞きたいの!
    Fremilla : さあ、聞かせてちょうだい!
     あ、話してくれるまで、逃がしませんから。
     諦めてください。
      
    (暗転)
    Gratzigg : 我々PCK.ワークスは
     遺体の外傷から、なんらかのトラブルに
     巻き込まれたのでは、とみている。
    Hildebert : うむ、そうだな。
     そもそも、あのような僻地に
     彼が赴いたこと、それ自体が不自然……。
    Lhe Lhangavo : はぁ、まどろっこしいね。
    Gratzigg : なんだと……?
    Lhe Lhangavo : すんじまったことを
     ほじくり返して、誰が得するんだって話さ。
    Lhe Lhangavo : 仮にも
     十二家当主である男が、自分の仕事ほっぽって
     カミールで遺体で見つかったなんてねぇ……
    Lhe Lhangavo : とんだお笑い草だよ!
    Svenja : レイ……。
    Lhe Lhangavo : あんたたちさ
     開拓者の活躍のおかげで順調だからって
     森の恐ろしさってのを
     忘れちまったんじゃないのかい?
    Lhe Lhangavo : 最初からわかってたはずだよ、
     「犠牲なくして開拓の前進はない」ってね……!
     この際だからはっきり言うけどね
     メルヴィアンの件は、自業自得だよ!
    Lhe Lhangavo : あたしら当主が、
     ここでがん首揃えて話し合ったところで、
     なんの益があるってんだい。
    Chero-Machero : まあまあ、レイの言葉は
     きっついけどさー、一理あるなとは思うよ。
    Chero-Machero : それにメルヴィアンは
     熱心に開拓を推し進めてた1人だったわけだし。
     そのせいで、街じゃちょっと噂になってる。
    Svenja : 噂、ですか?
    Chero-Machero : 今回の一件は
     反対派の工作なんじゃないか、ってね。
    Gratzigg : おい!
     口にしていいことと悪いことがあるぞ、
     チェイロマチェイロ!
    Chero-Machero : だから、噂だっての!
     そんないきり立つなよ! 落ち着けって!
    Margret : ……ふぅ。
    Chero-Machero : なんだよ、マルグレート。
     ため息なんてついて……。
    Margret : 噂とは言うけれどね。
     逆に、こうも考えられるんだよ?
    Margret : 反対派を陥れるために、身内が……
     つまり、開拓推進派内の誰かが手を下したともね。
    Chero-Machero : ええっ!?
     どういうことだよ、それ!
    Margret : 開拓を推し進めるメンバーの中で
     彼、メルヴィアンが持っていた影響力は
     とても大きいのは周知の事実。
    Margret : 蓋を開けばこの惨状だ。
     矛先は自然と開拓に反対の勢力へと向くだろう?
    Lhe Lhangavo : ちょっとあんた!
     いつから反対派の肩持つようになったのさ!
     ハーバートン家は、推進派だったと思うけど?
    Margret : 推進、反対はこの際関係ないよ。
     考えられる可能性の1つを言ったまで。
     至って中立的な意見として聞いてほしいものだね。
    Hildebert : 中立が聞いて呆れる。
     そんな話、余計にこじれるだけではないか!
    Margret : だから、あくまで仮定の話さ。
     真実を知ってるのは、故人である本人だけ。
     明確な証拠が提示できなければ
     どちらにも嫌疑はかかるということだよ。
    Lhe Lhangavo : ハッ、ご高説痛み入りますよ。
    Gratzigg : ふん、はた迷惑もいいところだ!
    Chero-Machero : あーあ。
     ここ最近、うまくまとまろうとしてたってのに
     なんでこんなことになっちゃうかなあ……。
    Svenja : ……皆さん。
     今回の集まりは、その件ではないでしょう。
     そろそろ本題にうつりませんか。
    (暗転終わり)
      
    Fremilla : あっちゃー。
     ものすごく鮮明にイメージできちゃった。
     お話うまいですね。
    Fremilla : って、そうじゃなくって!
    Fremilla : 姫さまでなくても
     落ち込みますね、それは……。そして、
     そんな場で寝てしまう、シンシア恐ろしい子。
    Fremilla : んー。
     そういうことなら、そうねぇ。
    Fremilla : トマトで行きましょう!
    Fremilla : 知ってます?
     トマトといったら、アドゥリントマト
     ララ水道で栽培されてて、最近そこそこ
     有名になってきたんですよー。
    Fremilla : しかも、なんと!
     
    なにかいう?
     森でフレミラが採ってきた
     森でアシェラが採ってきた
     
    「森でフレミラが採ってきた」
    Fremilla : そう、あたしが!
    Fremilla : って、違います!
     その口振り、もう知ってるんですね。ちぇ。
     
    「森でアシェラが採ってきた」
    Fremilla : …………。
     あ、なんだ、知ってたんですね。
     
    Fremilla : こほん、そうです。
     森で苗木を採ってきたのは姫さまです。
     瑞々しいトマトを見れば、きっと
     少しくらいは元気になってくれるはずですよ。
    Fremilla : というわけで。
     [Your Name]さん、ひとっ走り
     シビック・アボレタムへ、ゴーですよ!
    Fremilla : 姫さまのために。
     しいては、このあたしの……ゴホン。
     いえ、なんでもありません。お気をつけて!
     
    ※Ploh Trishbahkに話しかける。
     
    Ploh Trishbahk : シビック・アボレタムから
     瑞々しいトマトが届けば、
     姫さまにも笑顔が戻るに違いありません。
    Ploh Trishbahk : けれども、確か、
     そのお役目はフレミラ自身が……。
     思い違いでしょうか……。

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