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No.241 | ||||
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Littorio(リットリオ) | Vittorio Veneto級 2番艦 戦艦 | |||
艦船ステータス | ||||
耐久 | 88 | 火力 | 78 | |
装甲 | 72 | 雷装 | 0 | |
回避 | 27 | 対空 | 40 | |
搭載 | 12 | 対潜 | 0 | |
速力 | 高速 | 索敵 | 15 | |
射程 | 超長 | 運 | 20 | |
最大消費量 | ||||
燃料 | 130 | 弾薬 | 150 | |
艦載 | 装備 | |||
3 | 381mm/50 三連装砲 | |||
3 | OTO 152mm三連装速射砲? | |||
3 | プリエーゼ式水中防御隔壁? | |||
3 | 未装備 | |||
改造チャート | ||||
Littorio → Italia?(Lv35+改装設計図) | ||||
図鑑説明 | ||||
パスタの国で生まれました。ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦2番艦、リットリオです。 高速で兵装も充実した新鋭高速戦艦です。妹のローマ共々、どうぞよろしくお願い致します。 |
セリフ | CV:未公表、イラストレーター:未公表*1 |
入手/ログイン | Vittorio Veneto級戦艦 2番艦 リットリオです。 火力と速度には自信があるの。 よろしくお願いしますね |
母港/詳細閲覧 | buon giorno(ボンジョルノ)。 リットリオ、行けます! |
提督、リットリオをお呼びでしょうか。 | |
コレが日本の挨拶! なんて…なんて地中海的な! って提督! もう…怒りますよ? | |
母港/詳細閲覧 | |
ケッコンカッコカリ(反転) | 提督、改まって何でしょうか? えっ、これを私に? 本当に? あ、ありがとうございます、提督…大切に、大切にします! |
ケッコン後母港(反転) | 提督、地中海風の美味しいパスタ、作ったんです。ご一緒にいかがですか? とっておきのワインもお持ちしますね。うふふっ。 |
編成 | イタリアの本当の力お見せします! 戦艦リットリオ抜錨します! |
出撃 | ローマ? 置いて行くわよ? 戦艦リットリオ出撃します! |
遠征選択時 | |
アイテム発見 | |
開戦 | |
航空戦開始時 | |
夜戦開始 | |
攻撃 | 敵艦発見! 砲戦用意! いよいよ、実戦ですね。 |
一番、二番主砲狙え…今よ、撃て! | |
これが主力艦同士の艦隊戦…そうなのね、これが… | |
連撃/弾着観測射撃/夜戦攻撃 | これが主力艦同士の艦隊戦…そうなのね、これが… |
小破 | |
中破/大破 | |
勝利MVP | え?リットリオが一番ですか?やだ…、ありがとうございます、少し照れますね |
旗艦大破 | |
帰投 | 艦隊が無事戻りました。皆さん、大変お疲れ様でした。 |
補給 | 美味しいパスタ、食べたいですね。 |
改装/改修/改造 | Grazie(グラッチェ)! 助かります。 |
これならローマにも負けませんね! うふふ。 | |
入渠(小破以下) | すみません。 少しダメージをうけました。 ドック入りしますね。 |
入渠(中破以上) | 申し訳ありません。 少し本格的にドック入りします。ごめんなさい。 |
建造完了 | 提督、新たな艦が戦列に加わりました。 |
戦績表示 | 提督、情報確認ですね。 お持ちします。 |
轟沈(反転) | |
時報 | (0時) |
(6時) | |
(12時) | |
(18時) | |
放置時 | フリッツ…フリッツX…なんでしょう、頭の中に湧き起こるこの不思議な言葉は…提督、ご存じないですか?…そうですか… |
ゲームにおいて
- 2015年4月28日のアップデートで新規に実装。戦艦娘としてはBismarck以来の1年振りの新規実装となった。
- 改装には設計図が必要となり、改装すると艦名がItalia?に変更される。
- 高速戦艦では
霧のハルナ以来の初の射程『超長』の持ち主。命中を低下させる恐れのある46cm砲を装備せずとも、砲撃戦で先陣を切ることができる。 - 運の値が初期20、改造後で30と長門に次ぐ高い数値を誇る。
小ネタ
1934 | 10.28 | ジェノヴァ・アンサルド造船所において起工 |
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1937 | 8.22 | 進水 |
1940 | 5.6 | 竣工 |
11.11 | タラント空襲。魚雷3本を被弾、修理に5ヶ月を要する損傷を負う | |
1941 | 8.22-26 | 連合軍ミンスミート作戦迎撃に出撃 |
9.26-29 | 連合軍ハルバード船団攻撃に出撃 | |
12.17 | 第1次シルテ湾海戦に参加 | |
1942 | 1.3 | M43船団の支援任務 |
3.22 | 第2次シルテ湾海戦。英駆逐艦ハヴォックに至近弾、同キングストンに命中弾を与える | |
6.14-16 | 連合軍ヴィガラス船団攻撃に参加、空襲で爆弾と魚雷の命中を受ける | |
1943 | 4.14 | ラ・スペチア軍港空襲で被弾 |
7.30 | 「イタリア」(Italia)に改名 | |
9.9 | 伊軍が連合国軍に降伏。マルタへ向かうが道中でフリッツX*2を搭載したDo 217に攻撃される。イタリアは大破し、同型艦・ローマは沈没 | |
その後、終戦までスエズ運河のグレートビター湖にとどまっていた。 | ||
1948 | 6.1 | 賠償艦としてアメリカへ引き渡された後に除籍。のちにスクラップとして廃棄 |
- イタリア海軍の新世代戦艦の2番艦。ジェノヴァ・アンサルド造船所で建造された。
- いかにもイタリアらしいモダンで軽快なスタイルを持つ。
- リットリオとは、古代ローマで、権力の象徴とされた「ファスケス」という斧を持ち、独裁官・執政官などの要人の警護をする役職(ラテン語ではリクトル(Lictor))のことである。
- このファスケス(イタリア語では「ファッショ(fascio)」)を国粋主義団体(ファシスト党)のシンボルとしたのがムッソリーニ。「ファシズム」の語源である。
つまりこの「リットリオ」、ファシスト政権色丸出しのネーミングという事である。
ムッソリーニ失脚(1943年7月25日)後速やかに改名され、現在に至るまでその名を継ぐ艦がいないのは、つまりそういう事であろう。- ちなみに、起工日もローマ進軍で政権奪取をしたファシスト党の記念日だったりする。
- 当時のイタリア空軍のラウンデル(円形国籍標識)にもこの”ファスケス”が描かれていた。
- なお、ファスケスの意匠は権威や正義、団結、共和制の象徴として古くより様々な国や団体で用いられているためか、今日でも目にすることができる(アメリカ合衆国上院の紋章や、リンカーン記念館の装飾等)。イタリアにおいても、ドイツでのハーケンクロイツと違ってタブーではないらしい。*3
- リットリオの名は北アフリカで奮戦したイタリア陸軍機甲師団「リットリオ」や、休戦後の北イタリアで樹立したムッソリーニを首班とするイタリア社会共和国で新設された擲弾兵師団「リットリオ」にも与えられている。
- このファスケス(イタリア語では「ファッショ(fascio)」)を国粋主義団体(ファシスト党)のシンボルとしたのがムッソリーニ。「ファシズム」の語源である。
- 艦これではヴィットリオ・ヴェネト級と表記されているが、リットリオを一番艦とし、リットリオ級と表記される場合も多く、国内外でも表記が錯綜している。
- 起工は2隻で同時、進水・就役はヴィットリオ・ヴェネトが早かったのだが、予算上ではリットリオが一番艦となっていたのが原因。
要は那智型重巡洋艦や愛宕型重巡洋艦のようなことが起こってしまったのである。 - あまりにクラス表記が錯綜しているせいか、英語版wikiでは「どっちが一番艦かは曖昧となっている」との脚注まで付く始末となった。
- なおイタリア海軍の公式ホームページではリットリオ級表記がなされている。
- 起工は2隻で同時、進水・就役はヴィットリオ・ヴェネトが早かったのだが、予算上ではリットリオが一番艦となっていたのが原因。
- ”海軍休日”が終わり、各国で建造された「新戦艦」世代におけるイタリアの回答。
- 最後にイタリアが起工した戦艦は1912年起工の「アンドレア・ドリア」なので、実に22年ぶりの新戦艦の起工となる。もっとも、仮想敵国のフランスも同じ様なものなのだが。
- イタリアは日本と同様に無資源国で、シー・レーン確保は最優先事項だったが、海軍軍縮条約で仮想敵国のフランスと主力艦の合計排水量が横並びにされてしまい、しかも、状況によってはイギリス艦隊がフランス艦隊に合流するおそれがあった。
- また、イタリア海軍はヴィットリオ・ヴェネト級戦艦などで巡洋艦との共同作戦を行うことを想定しており、「巡洋艦等との共同作戦やフランスなどで建造中の新型戦艦に対抗できる程の足の速さを持ち、フランス戦艦を凌駕する砲威力と装甲も持つ」というちょっと無茶な要求をしたのである。
- 新戦艦のテストベッドとして、旧型戦艦の改造が行われたが、これが文字通り原型をとどめぬ大改装であった。ここでは割愛するが、興味ある諸氏は、wikipedia等で調べてみるのも一興であろう。
- この様に難題を突き付けられたヴィットリオ・ヴェネト級だったが、設計・建造をまとめたイサッコ・ウンベルト・プリエーゼ中将は可能な限りその要求を反映させ、更に独自の設計を盛り込んでいる。
- 主砲の381mm/50 三連装砲や、独創的なプリエーゼ式水中防御隔壁?については各ページを参照。
- 本級の最大速力は30ノットであり、これはイギリスの巡洋戦艦レナウン級に匹敵するほどの速度である。この高速を発揮するため、戦艦としては細長い船体形となっている。
- 加えて、主舵の左右前方に一枚ずつ副舵を装備する戦艦では珍しい複舵方式をとっており、良好な運動性を確保していた。
- この快速ぶりからイタリア降伏後連合国は空母機動部隊の随伴艦として本級を使おうとした。が、航続距離の短さ(最大4000海浬。大和で7200海浬)により断念した。
- 本級の名誉の為に言っておくが、イタリアはこの艦を地中海のみの限定運用を考えており、せいぜいエチオピアあたりまでのシーレーン防衛を考えていたので長大な航続距離は最初から求められていなかったのである。
- 地中海の西の出口ジブラルタルはイギリスが、東の出口スエズ運河はイギリス・フランスが押さえており、両者と同盟でも成立しない限りイタリア戦艦は地中海から出られない。
つまり、航続距離が短いのは問題にならないため、浮いた重量を攻防性能に回すという割り切りである。
- 装甲防御は集中防御方式を採用し、主砲塔、弾薬庫、機関部を装甲で囲っている。装甲板の厚さは、甲板が最大207mm、舷側が最大350mmと今までのイタリア戦艦どころか同時期の戦艦と比較しても重装甲である。
- 主装甲は、度重なる実弾試験の結果、一種の複合装甲として設計され、70mm装甲と280mm装甲の間に250mmの発泡セメントを流し込んだものとなった。これをモジュールとして製造し並べていった。
- イタリアは第2次ロンドン軍縮条約には参加していないため、必ずしもその制限を受けないが、ワシントン条約以来の制限に合わせる形で、書類上は35,000トン級戦艦として誕生した。
- 実際には、基準排水量は40,000トンを超えてしまった。結局のところ各国ともそれで収まる船は造れな(造らな)かった。
日本が第2次ロンドン条約に参加しないため、45,000トンを可とするエスカレータ条約が発効してしまい有耶無耶になる。
- 実際には、基準排水量は40,000トンを超えてしまった。結局のところ各国ともそれで収まる船は造れな(造らな)かった。
- 直接のライバルはフランス戦艦。ダンケルク級戦艦を圧倒でき、後に登場する新戦艦に対抗できるようにするため、16インチ級主砲搭載が企てられたが、製造設備の問題から15インチ級で妥協することになった。
- 円筒状を積み重ねたような艦橋構造が特徴的だが、内部に大型の装甲司令塔を設置している。
第一次世界大戦当時、イタリア戦艦が艦橋を狙い撃たれて駆逐艦や巡洋艦などの小型艦相手に苦戦した戦訓が反映されている。- 主戦場の地中海は狭いため、そういった戦闘が発生しやすい環境がある。
- この様に攻防速のバランスがとれた本級だが、前述の通り、航続距離が凄まじく短いという欠点がある。
- 重油は4140トンしか積めず、16ノットで4580カイリ、18ノットで3900カイリしか航続距離がない。これは、軽巡どころか駆逐艦よりも短い(同国の艦隊型駆逐艦マエストラーレ級は12ノットで4000カイリ)。
- そのためか、連合国に接収された後も特に使われることもなく、賠償艦として引き渡されてからも活躍はなく廃艦となっている。
- 一説には、新型戦艦を戦利品として配分するよう強硬な主張を繰り広げたスターリンのソ連政府に対して、介入の余地を与えぬよう、徹底した無力化措置(機関重要部の破壊、主砲の砲身切断)がとられた。
イタリア政府は条約の見直しなどでの復活を期待し、解体を数年間先延ばしにしていたが、最終的に解体された。 - ヴィットリオ・ヴェネト級が就役するまでの場繋ぎ的に近代化改装された旧式のカイオ・ドゥイリオ級が、戦後もイタリア海軍の艦隊旗艦として余生を送ったのは何とも皮肉な話である。
- 一説には、新型戦艦を戦利品として配分するよう強硬な主張を繰り広げたスターリンのソ連政府に対して、介入の余地を与えぬよう、徹底した無力化措置(機関重要部の破壊、主砲の砲身切断)がとられた。
- また、レーダー等の電測兵器が遅れているという欠点があるが、本級の欠点というよりはイタリア軍全体の欠点である。
- カタパルト一基を持ち、水偵はIMAM*4製のRo.43*5を運用していた。
- 特徴的なのはさらに”戦闘機”の艦載運用を行っていたこと。
- 機体はレジアーネ社の陸上機Re.2000をカタパルト対応化したもので、未成に終わった空母アクィラにも乗る予定だった。なおフロートのない機体なので、当然搭載艦での回収は出来ない。
- 特徴的なのはさらに”戦闘機”の艦載運用を行っていたこと。
- 1940年6月10日、イタリアが対英・仏宣戦布告をした際、リットリオは就役していたが作戦行動に移れる状態ではなかった。
- なお、イタリア参戦時に作戦行動可能な戦艦は、コンテ・ディ・カブールとジュリオ・チェザーレの2隻のみである。
- フランス艦隊を仮想敵として想定していたイタリア海軍であったが、大戦中はイギリス地中海艦隊が主敵となる。
- 【タラント空襲】
- 開戦したものの、イタリア海軍には石油備蓄が8ヶ月分しかなく、ドイツからの輸入も滞っていた。
- そのため、大規模な艦隊運動ができず、タラント軍港に主力艦隊を集結させて敵に戦略的脅威を与える「現存艦隊」をもって当面は凌ぐことにした。
- これを好機ととらえたイギリス軍は、タラント軍港を航空機で直接襲撃する“ジャッジメント”作戦を計画した。
- 計画段階では、イラストリアス、イーグルの艦載機で襲撃する予定だったが、イーグルが作戦参加不能になったので実際はイラストリアスの艦載機のみで行われることになった。
- 11月11日21時、イラストリアスから雷撃機計21機が発進(爆撃機も合わせて21機の説あり)。攻撃隊を2波に分けて襲撃を敢行した。
- この時、港内にいたイタリア艦隊は、主力である戦艦が全て結集(コンテ・ディ・カブール、ジュリオ・チェザーレ、カイオ・ドゥイリオ、アンドレア・ドリア、ヴィットリオ・ヴェネト、リットリオの6隻)していたのに加え、巡洋艦9隻、駆逐艦数隻も停泊していた。
- 第1次攻撃(12機)でコンテ・ディ・カブールに1本、リットリオに2本の魚雷が命中。第2次攻撃(9機)でリットリオとカイオ・ドゥイリオにそれぞれ1本の魚雷が命中。これにより、3隻は大破着底した。
- リットリオの修理は最優先で進められ、1941年3月にようやく戦線復帰した。
- この攻撃により、イタリア海軍は北のナポリへ根拠地を移動。
しかし、地中海への移動がし難くなり、燃料不足も相まって地中海の制海権は英海軍に奪われる結果となる。
以下、加筆中。
- 胸部装甲の大きさは燃料タンクの大きさと比例・・・という法則が囁かれているが、ヴィットリオ・ヴェネト級はそもそも地中海のみを主戦域に設定された都合航続距離が日米のそれに比べるとかなり劣る。Littorioの登場により、新たな法則の提唱が待たれる。そもそも法則性なんて無いのか
- 放置時のフリッツXについてはRoma?のページを参照のこと。