マキシマム

ナノ：
お！リーダー。今日はヒマなの？
プレイヤー：
特に仕事の予定もないんだ。
ところで後ろの台車に山積みの荷物は………？
ナノ：
商人たちのお手伝いをちょっとね。私はちょっとだけ力あるし、
こういった仕事は朝飯前ってことで！
プレイヤー：
ちょっと…だけ？
ナノ：
ま、とにかく助けが必要な人がいて、私が力になれる。
放ってはおけないじゃない？どうせヒマなんだし。
ナノ：
せっかくだし、ちょっと乗って行かない？
散歩に連れてってあげる。どうよ？
ナノ：
そんなに心配することないって。もしかして私の力をナメてる？
あ～あ、がっかりだわ～リーダーが私のことを信頼してないなんてさあ～
ナノ：
そうそう。最初からおとなしく乗ってればいいんだって。
じゃあ出発するぞ～！
るらららら～♪
プレイヤー：
まったくすごい力だね。
ナノ：
ははっ………ありがと。ほかに大したとりえはないしな。
力だけは持て余してるんだ。
誰かの力になれるんだったら、出し惜しみはする気ないし。
ナノ：
お、そろそろマーケットだな。それじゃひとまず降りて。
この荷物を倉庫に運ばなきゃ。また今度遊ぼうな！
じゃあね！

ナノ：
あん？どうした？
プレイヤー：
あっいや………急に思い出したんだ。
何か探してるんだったよね？思い出した？
ナノ：
………それは………
あれから考えないことにした。
結局考えたってどうにもならないような気がするしな。
ナノ：
それに近ごろは探さない方がいいんじゃないかって。
今こうしてるのも楽しいし………
ナノ：
とにかく、また考えてみるわ。
まあそう簡単には思い出さないだろうけどな！
プレイヤー：
そっか………大丈夫なの？
何か手伝えることがあったら、言ってほしかったんだけど………
ナノ：
責任を取ってくれるのか？
プレイヤー：
何かしでかしたような聞き方しないでよ………
ナノ：
冗談だって！
ああ、力を借りたい時はよろしく頼むな！