狼姫

Last-modified: 2013-03-20 (水) 10:28:42

狼神と大蛇

内容
狼神の末裔、ミレニーと「元悪神」のナギが出会った時、2人の間に不思議な空気が生まれる。
この我の強い2人、ちゃんと会話になるのか心配です…。
目標
ミレニーの好感度が100以上必要です.ナギの好感度が100以上必要です.狼神と大蛇をクリア
報酬
名声300魔晶石0ダイム0蒼水晶0
成就値+100
会話内容

ナギ:
……貴様、なかなかの気配をもっているな。
ミレニー:
ふ……この狼神の末裔たるわらわに意見するとは…。
……この気配……お前……何者だ?
ナギ:
さすがに気付くか。このナギの神性に。
このナギは神よ。いわば貴様の先祖の同類ぞ。
しかし我も今は人に堕ちた身ゆえ、貴様と変わらんがな。
ミレニー:
……確かにその雰囲気…言うだけのことはある。
しかしその神とやらがわらわに何の用だ?わらわはお前になど
用はない。早々に立ち去るがいい。
ナギ:
このナギに立ち去れと申すか!なかなかの譚力、気に入ったぞ!
貴様、このナギの配下となれ。我はお前の力がほしい。
ミレニー:
このわらわを配下に?ふふっ、笑わせる。
わらわは誰の下にもつかぬ。わらわは全ての上に立たねばならぬ。
そういう宿命を帯びているのだからな。
管理官:
……これって神様同士の問答と言えなくもないのかな?
もしかして、すごい場面に立ち会ってる私?
ミレニー:
ふ、だがわらわもお前は嫌いにはなれぬ。
少し話をせぬか?お前に興味が湧いた。その幼き身に
どの程度の力が宿っているのかも確かめねば、な。
管理官:
……怪しい目の輝き…あの目は……ミレニーまさか君は…?!
ミレニー:
……あー横からごちゃごちゃうるさいうるさいっ!
お前少し黙ってなさい!
管理官:
るーるーるー

報告内容

管理官:
………あの、なんで私は一緒にお茶などしてるんでしょう?
ナギ:
いいからお前は座っておれ。
……ふむ、このナギの記憶にも狼神の名はある。だが我とお前の
世界はちがっておるゆえ、同じ神かどうかはわからぬが。
それに…当時のナギは…その…結構…アレであったからな…
ミレニー:
わらわの国では、神はあらゆる世界をまたぎ存在すると言われている。
恐らくは…わらわの先祖もお前の元いた世界にもいたのでしょうね。
同一の、しかし違う神として。
ナギ:
ふむ、お前はなかなかに頭が切れるようだな。このナギが見込みに
間違いはなかった。それにその美貌にその体躯……。
……ぐくっ…なぜナギはお前のような体躯にならなかったのか…
ミレニー:
ふふっ、お前も十分に美しいから安心していいわ。
確かに幼くはあるけど、その溢れ出る気品は圧倒的よ。
その体躯であろうと、わらわはお前を愛せるわ。
管理官:
!!
ミ、ミレニー…さん?やっぱり君はそうなのですか?
ミレニー:
……お前、さっきから何を言っている?
訳がわからぬ。というよりなぜ一緒にお茶を飲んでいる?
場違いであろう?引っ込むがいいわ。
管理官:
ううう…強引に連れてこられてこの仕打ち…。
最近みんなの私への扱いがひどくなってる気がする…。

猫と本気と

内容
予想外に和やかムードとなったその時、一匹の猫が脈絡もなく乱入!とあるモノが目的らしい。
目標
ミレニーの好感度が100以上必要です, ナギの好感度が100以上必要です, クーの好感度が100以上必要です, 猫と本気とをクリア
報酬
名声500魔晶石0ダイム0蒼水晶0
成就値+150
会話内容

ナギ:
おぉ、ミレニーよ!今日もお前は美しいなっ!
それよりな、さっきそこでこのようなものを拾ったのだが。
ほれっ。(ゴウッ)
ミレニー:
あらナギ…ってキャ!
……これ…ボール?お前……わらわだからよかったものの、
あのような力で……死人が出るところよ?
管理官:
………え?今何か投げたの?え?ボール?え?
……ナ…ナギ……まさか制限切ってる?
ナギ:
……あーすまんすまん、ミレニー相手だとつい、な。
ミレニーもこのナギと同じ神性を持つ者で、その力もこのナギの
勁敵に足る程。気持ちがゆるむのも仕方のないこと。
???:
うにゃ?何か楽しそうなものがみえたにゃ!
ナギ:
……む?妙な鳴き声がきこえたようだが…。

報告内容

ミレニー:
……わらわは猫などと戯れる趣味はない。
さっさと消えるがいい。……くっ、これ以上絡むと
その首、切り捨てるわよ!
クー:
い・い・か・ら、そのボールを寄こすにゃ!
……めんどうだにゃ、力づくでいくにゃ。
ミレニー:
……猫風情がこのわらわに敵うとでも思っているのか?
ふふ……ふふふ…所詮は知能の低い獣か……。
わらわの力、存分にその身で感じ取るといい。
ナギ:
おちつくのだ。たかが猫のしたことであろ?
そのようなことでお前の品位を落としてどうする?
美しさが陰ってしまうではないか。
ミレニー:
う……た、確かに今のは大人げなかったかも。
猫よ、これはお前にくれてやるわ。どこぞでもいくがいい。
クー:
キター!お前なかなか話がわかるやつだにゃ。
……ばかな女だにゃ……やっぱり中にコレがあったか。
あちしの目はごまかせないにゃ。
ミレニー:
…な!今のは?ちょっと待ちなさい!猫!
それをわらわによく見せなさい!
管理官:
……もう見えないよ。さすがクー。自分の欲望の為なら
ミレニーにすら食ってかかるとは…
ナギ:
あのような小物、ほっておいても害はなかろ。
そんなことよりこのナギをほっておくな!
こっちのほうが問題だぞ?
管理官:
仲間を捕まえて小物ってナギ…
ナギ:
まぁこのナギから見れば他の有象無象など全て小物ではあるがな…。
当時はこの姿を見たら夢寐にも忘れられぬ、と言われたほど。
……まぁ悪い意味ではあったが。
管理官:
あぁ…そういえばナギってどちらかというと悪神…だったんだよね。
ナギ:
ばっ、ばかなことを申すなっ!ただ…その…ちょっとおいたが過ぎた
だけだっ!当時の記憶はあやふやだが、何もかもが無聊でな…
……我はただ……壊したかった。そんな記憶しかない…ぐすっ…。
管理官:
……あの…ごめん、ね?そんなこと思い出させる気は……
……あれ?ミレニーなんで怒ってるの?…その刀置こうよ、うん。
それ危ないよ。うん危ない。…え?…うわああああああ!!!!

封力

内容
狼神は力を封じられ、弱められているらしい。その影には、何か大きな闇が隠されている様子。
さらにナギとミレニーの祖先の繋がりが明らかにされた…。
目標
ミレニーの好感度が100以上必要です, ナギの好感度が100以上必要です, 封力をクリア
報酬
名声750魔晶石0ダイム0蒼水晶0
成就値+200, 獲得ストライカー称号:狼姫
会話内容

ナギ:
……ミレニーよ、お前の祖先たる神の姿、恐らく思い出したぞ。
あの金色の獣…あれが恐らくお前の祖先であろう…。
……ずるい!お前はずるい!祖先ですらあの美しさとは!!
ミレニー:
……そうか、わらわの祖先はそれほどに美しかったのね…。
ふふ、さすがわらわの祖先。我が事のように誇らしい。
ナギ:
最も…この世界ではずい分な存在に堕とし込められたようだが、な。
あのフィリークとやら……なかなかに食えぬ。
なぜあのような神をこの世界では崇めるのか。
ミレニー:
……フィリークが?
ナギ:
お前の祖先はな、この世界で力の大半を封じられた。
この世界を創造したのが奴のようだからな。
大概の神はここでは奴に歯が立たん。
ミレニー:
何故…フィリークは我が祖先の力を封じた?
ナギ:
そこまではこのナギとてわからぬ。しかしこのナギの知っているお前の
祖先と、この世界に残る残滓から感じ取れるお前の祖先、あまりに
ちがいすぎておる。何らかの制約があったことは想像に難くない。
ナギ:
お前たちを作り出した時点で、慈愛にあふれた神であることは
疑いがない。しかし「絶対的な神性」というのは、それはそれで
危うい一面を持つのだ。
ミレニー:
フィリークが…?我が祖先の力を…何故?
ナギ:
時が来れば自然と識る。そういうものだ。
もしそれが、お前に危害が加わるようなものであれば、
このナギの力を以て、全てを滅ぼしてやる。安心しろ。

報告内容

ミレニー:
ナギ…わらわの祖先のこと、教えてはもらえないかしら?
ナギ:
…お前の祖先?あぁ狼神のことか?あのものは美しかったぞ!
金色に輝く毛…強烈な眼光…全てがその力を、存在を示しておった。
其の力も、まさに王と呼ばれるに相応しいものだった。
ミレニー:
ふ、さすがわらわの祖先。それでナギ…お前とは仲がよかったの?
ナギ:
…あー…その、なんだ?当時のナギは…いわゆる悪神であったが故…
…あらゆるものを滅ぼしておってだな…その…気を悪くしないで
もらいたいのだが………
ミレニー:
……まさか…!
ナギ:
うっすらとしか覚えてはいないのだが…恐らくは…食った。
我が全てを灰燼に帰すのは時間の問題であった。お前の祖先は
それを止めたかったのであろう。
ナギ:
当時のナギはまさに最強、最凶の力を持つ神であった。
お前の祖先も恐ろしい力を持っておったが、当時のナギには到底
勝てぬ。それを知りつつも、止まれなかったのであろう…王として。
ミレニー:
…わらわの祖先は、お前には勝てなかったのか…。
しかし、今のお前を見ていると、それほどの悪神であったというのが
なまじ信じがたいわね…。
ナギ:
このナギも変質してしまったようだ。この地に堕ちてから、な。
それがいい事か悪い事なのかはわからん。しかし今の我は
お前の祖先を食った事、悪いと感じておる…。
ミレニー:
わらわの祖先は王としての責務を果たそうとした。そして負けた。
それだけだ。ナギ、お前が悪いわけではない。気しなくていいわ。
管理官:
今の君たちは、今を生きる君たち自身だし…。
大切なことは、これから何を成すか、じゃないかな?
ナギ:
…ふんっ、そ、そんなことお前にいわれなくてもわかっている!
このナギをあなどるなっ!…示してやろう。我は八岐大蛇ではなく
「ナギ」であると、この身を以て、な!
ミレニー:
ふ、当然。わらわが進む道こそがわらわの王道。
見せつけてやるわ。わらわこそが世界を統べるに相応しい
王だということを!
管理官:
………君たち、すっごいそっくりだよ。もう姉妹でいいんじゃないかな。