一人が好き

Last-modified: 2013-03-02 (土) 14:58:40

巫女という存在

内容
最近新しく入ったストライカーは、巫女の異名を取る少女らしい。
しかし、城を一回りしてもその姿は見当たらない。結局、
城壁の隅で少女のたたずむ姿が見つかった。
目標
ルリの好感度が15以上必要です
報酬
名声30魔晶石84ダイム86蒼水晶100
EXP+108, 成就値+15
報告内容

ルリ:
………………
プレイヤー:
ここで1人でどうしたの?
ルリ:
ううん、別に…
慣れないだけ…人の多いところ。
気にしないで…1人にして?
プレイヤー:
そうはいかないよ。放っとけないじゃないか。
こう見えても雇い主みたいな存在なんだから。
ルリ:
ありがとう…でも、問題ない…。
心配………しないで………
私も…困る………
プレイヤー:
そっか………でもそんな調子だとよくないよ?
仲間になったのも何かの縁だし、
1人で閉じこもってちゃ、せっかくの縁がムダになっちゃうよ。
ルリ:
たぶん昔…人付き合いが悪かったせい、かも。
とにかく…昔…こんな機会、なかった………
プレイヤー:
機会?
ルリ:
………聖巫女の身分…だった…
普段…私に祈りを捧げる信徒……ほかは、
誰にも…会うことなくて。生活も…みんな母が…世話してくれた。
プレイヤー:
だから今こんな機会があるんだ。がんばってみなよ!
今までになかった楽しさが見つかるかもよ!
ルリ:
うん、何とか…やってみる…
けど今はやっぱり…1人にして…ね?

鋼の意思

内容
今日のルリはいつもと違う。普段は隅にたたずんでいるが、
何回か遺跡を探検してから、深く閉ざされた心をようやく
開くことができるようになった………
目標
ルリの好感度が30以上必要です
報酬
名声60魔晶石198ダイム201蒼水晶234
EXP+225, 成就値+35
報告内容

プレイヤー:
近ごろ団体行動が取れるようになってきたみたいだね?
ルリ:
うう…ん……たぶん………。
プレイヤー:
いつも前髪で目を隠してるけど、見えなくなるんじゃない?
ちょっと短く切ってあげ………………
ルリ:
やだあっ!!
プレイヤー:
うわっ。大げさだな。
ルリ:
私………やっぱり………他人の視線、嫌。
だから…前髪………絶対切らない………
プレイヤー:
ずいぶんこだわるなあ。
ルリ:
とにかく………そういうこと…
今は何とか、人と…うまくやれてる、けど、
でもやっぱり………1人の方が、気が楽…
プレイヤー:
ほんとにダメだったら、無理しなくていいよ。
無理に人付き合いさせるつもりはないし…
ルリ:
…そんなに、イヤじゃないの………
ただ、慣れるのは…それほど、簡単じゃなくて………
でも前髪は………ダメ。
プレイヤー:
わかった………
プレイヤー:
あっ!木にぶつかった!
ほんとにそれで大丈夫?
ルリ:
だ…大丈夫!いたたっ………大丈夫よ!

木の上のスイカ

内容
地底世界の状況を調べるため、協力者はこの機会に様々な
作物も植えつけた。ルリは興味深げに野菜畑を歩き回り、
あれこれ触っていた。これまで本物の作物を見たことがないように。
目標
ルリの好感度が45以上必要です
報酬
名声90魔晶石311ダイム315蒼水晶367
EXP+342, 成就値+54
報告内容

プレイヤー:
ルリじゃないか。何をしてるの?
ルリ:
…本物の作物を見たことなくて…何だか…新鮮。
ふふっ………ずっと見たかったの………スイカが木になってるとこ。
プレイヤー:
木に………スイカが?
ルリ:
えっ………違、う?
ずっと…スイカやイチゴ、木になると思ってた。
プレイヤー:
人付き合いの前に、常識を身につけた方がよさそうな………
とにかく、その2つは木にはならないんだよ。
ルリ:
まさか………じゃあトマトは?ピーナツは?
ずっと…果実、木になるものだとばかり……はぁっ…。
プレイヤー:
あっいや………そんなけなげな目つきで見られても………
ルリ:
信じられない………私の中の常識がひっくり返る………
プレイヤー:
その常識をどこで覚えたのか気になるなあ………
ルリ:
ふふっ。女のカン、です。
プレイヤー:
カンかよっ!?

ルリのお料理教室

内容
甘い香りがキッチンを包んでいます。近ごろルリは料理に
はまっているらしい。遺跡探索が終わると、いつもキッチンで
練習に励んでいます。様子を見に行ってみては?
目標
ルリの好感度が60以上必要です
報酬
名声120魔晶石425ダイム431蒼水晶503
EXP+459, 成就値+74
報告内容

プレイヤー:
もうすっかり人付き合いができるようになったね?
このごろはいつもキッチンに行ってるけど………
ルリ:
まだ少し、抵抗はあるけど…お料理、楽しくて。
だから…人付き合い苦手だけど…がんばってる…
そんなことより………試食、は?
プレイヤー:
じゃあいただきます………うぐっ。
ルリ:
ど、どうした………の?
プレイヤー:
この魚はおいしいけど、ちょっと甘すぎるかな………
ルリ:
??…塩、しか入れてないのに………
プレイヤー:
砂糖と塩を間違えたんじゃ?
でもまあいいかな。そんなにひどい失敗じゃないし。
ルリ:
けど、鶏肉を料理したのに魚………何だか、変。
プレイヤー:
えっ?鶏肉?ごめん………まったく気づかなかった。
…っていったいどんな魔術だ………
ルリ:
凹む…とても…けど、もっと…がんばらないと。
じゃあコーヒーで…一休み、して?
プレイヤー:
…コーヒー、か…いいけど、どうもイヤな予感がする…
まいっか。思い過ごしかな。いい香りのコーヒーだし…
プレイヤー:
………………
プレイヤー:
ブフーーーーーッ!
ルリ:
ど、どうした、の?まさか………甘すぎ?
プレイヤー:
しょっぱすぎ!

人と繋がる楽しさ

内容
近ごろルリは団体行動にも慣れてきた。人付き合いを避ける
こともなくなったが、よく考えると………
ルリは魔法の国の貴族で、城の暮らしになじめていないのでは…
目標
ルリの好感度が75以上必要です
報酬
名声150魔晶石537ダイム545蒼水晶636
EXP+576, 成就値+93
報告内容

プレイヤー:
そう言えば………
ルリ:
ん………どうした、の?
プレイヤー:
今さら聞くのもなんだけど、かつてはクロウリーの貴族だったんでしょ?
今の暮らしにはずっと慣れてないんじゃない?
ルリ:
今ごろ、どうして…?……そんなこと、聞くの?
何だか………遅すぎる………
プレイヤー:
あっ………細かいことは気にしないで?
誰だって忘れることはあるんだし。
ルリ:
…慣れなくたって…もうずいぶん日にちがたってる
どうしたって…何か…慣れないわけないじゃない?
プレイヤー:
それも………そうだね?
ルリ:
でも…やっぱりお礼、言います。
呼び覚ましてもらわなかったら…私の人生、ずっと……1人だった。
今こうして…前と違う生活ができるの……あなたのおかげ。
ルリ:
確かに最初は慣れなかった、けど………今はわかってきた。
あなたが私に、人付き合いを勧めてくれた…わけが………
ルリ:
おしゃべりの楽しさ…料理の楽しさ…団体行動の楽しさ…
みんなあなたのおかげ…理解すること、できた。ほんとに…ありがとう。
プレイヤー:
それは光栄だね。けど、それだけじゃないよ。
未来にはもっと楽しいこと、もっとたくさんの風景が待ってるはず。
ルリ:
そう?じゃあ、私………とっても期待する。