大海坊

Last-modified: 2013-03-30 (土) 01:22:06

漁師の凄さ

内容
珍しくギルスが一人で釣りをしています。どうやら全然釣れていない様子。
それを見ていたクーガーが、ギルスに寄っていきました。…ちょっと面白いことになりそうなので、見に行ってみましょう。
目標
クーガーの好感度が100以上必要です, ギルスの好感度が100以上必要です
報酬
名声300魔晶石0ダイム0蒼水晶0
成就値+100
会話内容

ギルス:
っく、今日は全然釣れやしねえな。
日が悪いようだ。出直すとするか。
クーガー:
ガハハハ!確かにそういう日もあるがな!
しかしボウズ、今日の潮を見る限り、釣れんのはお前の腕のせいだ。
ギルス:
…なんだと?てめえ、なにもんだ?
この俺様に意見するとはな。余程の命知らずか、ただのバカか。
クーガー:
魚釣りの腕はイマイチのようだが、口は達者のようだなボウズ。
ボウズがボウズでどうする?
ギルス:
てめえ…言わせておけば………ふっ、そういうお前は当然釣れるんだろうな?
そこまで大口叩いておいて、出来ないとはいわせねえぜ?
クーガー:
ガハハハ!海龍だろうと何だろうと釣り上げてやろう!ガハハハ!
わかるな?海の男というものはそういうものだ。
お前に魚を釣る、ということがどういうことか教えてやろう。
ギルス:
…おもしれえ。それじゃ勝負といこうじゃねえか。
そうだな、お前、負けたら俺様に詫び入れろ。それとその髭を剃れ。
クーガー:
髭を剃れときたか!威勢がいいだけじゃなく面白いなお前は!
いいだろう、俺が負けたらなんでもしてやろう。但し…
お前が負けたら俺の言う事を1つ聞け。
管理官:
………あの漁師……なにしてるかと思ったら…

報告内容

ギルス:
……なん……だ……と……?
クーガー:
…っと、ヒットたようだな。………っと、これで8匹目だ。
お前は何匹だ?…おおすまんな、まだボウズだったか。ガハハハ!
管理官:
……釣り勝負って……あの…ギルス?クーガーはプロの漁師…
ギルス:
……チッ…こいつやたらと慣れヒットォォォォォォ!
…こいつはでけえぞ!バカめ!デカさじゃ負けねえんだよデカ(プツン)
…………うがあああああああああ!!!!!!!!
クーガー:
おいおい、騒ぐな魚が逃げる。ガハハハ!
魚はな…じっくり餌に食いつくまで待つ、それがコツだ。
ギルス:
この俺様に指図するんじゃねえ。俺様は俺様のやり方でやる!
このまま勝った気になるんじゃねえ!俺様は…俺様は負けねえ!
ギルス:
フハハハハ!これでこの勝負わからなくなってき(プツン)
ああぁぁぁぁやってられれるかあああああ!!!
クーガー:
魚に遊ばれてどうする?ガハハハ!
お前、どことなく面影が似ているな。ガハハハ何でもない気にするな!
…この魚は持っていけ。栄養をつけろ。そして落ち付け。
ギルス:
…おい、お前!お前の言う事をなんでも1つ聞いてやるって
話だっただろう?負けは負けだ。なんでもやってやる。
さあ、何でも言え!
クーガー:
…ああ、そういう勝負、だったな。
では次に会う時まで精々うまく釣れるようになっておけ。
俺と勝負ができるくらいにはな。わかるな?ガハハハ!
管理官:
………さみしくないから。別にスルーとかされても寂しくないから。
……うそ。構って!無視しないで構ってくださいお願いします。

精巧

内容
カレンの店にバッグを委託販売してもらおうとしたクーガーですが、どうやら断られてしまったようで、ブツブツと文句を言いながら歩いています。
…おや?前から歩いてくるのは…レイア?
目標
クーガーの好感度が100以上必要です, レイアの好感度が100以上必要です
報酬
名声500魔晶石0ダイム0蒼水晶0
成就値+150
会話内容

クーガー:
まさか断られるとはな。このバッグのどこがいけないんだ?
こんな素晴らしいバッグを売らせてもらえる権利を断るとは…
あの小娘…いけすかないやつだ。
レイア:
……あんた、その作りの悪いバッグを売ろうとしてるの?
いくらなんでもそれは無理じゃない?
確かに魂は込められてるようだけど、その程度の技術じゃね。
クーガー:
なんだと?貴様なんだ?酔っ払いか?
俺のバッグが出来そこないだとでもいいたいのか?
ほれ!良く見てみろ!素晴らしい出来だろう?特にここの細工など…
レイア:
……はぁ……ック……全くなってないわ。全っぜんよ……ック…。
んー、そうね…細工ってくらいなら、せめてこれくらい…ック…のものを
作ってからに…しないと。
クーガー:
……な、な、なんだそれ…は…?おい酔っ払い!
その、その美しさは何だ!お、おい!それはお前が作ったのか?
そのこしらえは…お前がやったのか???
レイア:
ええ、私が作ったの。すごいでしょ~?うふふふ~…ック…
管理官:
……あ、クーガーにレイア。こんなところで何して……
レイア:
さすっがに…私くらい…ック…作れとはいわないけろぉ…
もうちょい出来がよくらいと…ック…んっんっんっ…ぷはぁ~~~うま~い!
……なんだっけ?…まあいいや…あはは~♪
クーガー:
ばかな…これまでの俺の作ってきたものは…こいつは一体…
管理官:
…なんで?どうして?私、誰からも見えない空気になる病とか
そんなのにかかっちゃった?ねえ?おーい、だれかー!

報告内容

クーガー:
…見つけたぞ酔っ払い!おい!これを見てくれ!新作を作ってみたんだが…
レイア:
……誰よあんた?私、あんたみたいなムサいおっさんに
知り合いはいないんだけど?それに酔ってなんてないわ。
むしろ酔った事なんて一度もないわ。
管理官:
レイア…仲間の顔くらい覚えようよ…。
それにキミ確か…禁酒してなかったっけ?
そしてさらっと嘘つかないでよ…。
レイア:
禁酒?してるわよ?お酒なんてずい分と長い事呑んでないんだから。
管理官:
いやいやこの間普通に飲んでたし!…豪快にスルーされたから
キミは覚えてないかも知れな…
クーガー:
そんなことはどうでもいい!おい酔っ払い!こいつを見てくれ!
前よりは…良くなったと思うのだが…。
レイア:
ってかあんた誰よ?さっきから見てくれ見てくれって。
これ見るの?……で?これの何を見てほしいの?
直してもらいたいってなら残念、私いまは仕事する気ないのよね。
クーガー:
そうじゃない!この出来をみてもらいたい!
ど、どうだ?いい出来だろう?お前からみてどうなんだ?
レイア:
出来?このバックの?………うーん、ひいき目に見ても三流以下、かな。
特に彫金がひどいわね。こんなんじゃ誰も感動させられないわ。
頑張って作ってる感はあるけど、持ってもらう人はそれだけじゃ満足しないし。
管理官:
……レイアの技術と比べるのは酷な気がするんだけど…。
レイア:
あんたバカ?売り物っていうのはそういうものよ。お客さんに満足してもらいたい、
そういう気持ちだけじゃダメ。ちゃんとクオリティも高めないと。
そこのあんたもこの程度で満足してるようじゃ、作り手失格よ?
クーガー:
……………俺の………バッグは………。
俺は……どうしたら……。

魂の作品

内容
自信を打ち砕かれたクーガー。傷心のクーガーを意外な2人が慰めています。
果たして、クーガーは自身と自信を取り戻すことが出来るのでしょうか?
目標
クーガーの好感度が100以上必要です, バイパーの好感度が100以上必要です, ナディアの好感度が100以上必要です
報酬
名声750魔晶石0ダイム0蒼水晶0
成就値+200, 獲得ストライカー称号:大海坊
会話内容

クーガー:
………俺の……バッグは……くそっ!
こんなもの!……くそっ!くそっ!!
バイパー:
あら、あなた荒れてるわね。でもダメよモノに当たったら。
モノに罪はないわっ。
クーガー:
……なんだお前は?お前などに用はない。さっさと消えてくれ…。
それにこんなもの…どうせ何の価値もない…くそっ!くそっ!
バイパー:
何があったのか知らないけど、それ、悪くないんじゃない?
確かに武骨で雑だけど、洗練されていない美しさはあるわっ!
クーガー:
そんなもの!あの「本物」を見た後では何の慰めにもならんわっ!
俺の…俺のバッグは…売り物じゃない…俺がこれまで作ってきたバッグは…
ナディア:
……おやあなたは確かこの間の…。
今日はやけに元気がありませんね?愛が足りていないのでしょうか?
お悩みなら私がお聞きしますけど?
クーガー:
ほおっておいてくれ!俺には…俺には才能がなかった!
技術もなにもかも…くそっ!くそっ!
やっぱり俺には海しかないのか…くそっ!
バイパー:
まあ落ち付きなさいよ。ほら、そんなに興奮してたら、見えるものも
見えなくなっちゃうわよ?
ナディア:
そうですね。焦りや怒り、そういった感情は心を曇らせます。
全てに愛をもって接すれば、そんな暗闇はすぐに晴れますっ!
管理官:
……うぅ…入り辛い雰囲気…
どんな風に入っていっても空気読めないって言われそう…
……ううぅ…私の立場…どんどん無くなっていってる気がする…。

報告内容

クーガー:
…もう俺のことはほっておいてくれ…どうせ…俺は…
こんなくだらない、出来そこないのバッグなんて誰も…
ナディア:
そんなことないですよ?このバッグ、とても素敵です。
物を愛することが出来るのもまた人。それにこのバッグを愛して使ってる人にも
失礼な物言いですよ?
バイパー:
……………………………………………………。
管理官:
クーガー……
クーガー:
もう…ほっといてくれ…こんなものに…愛なんてあるわけがない…
出来そこないのバックなどに…
バイパー:
……………………………………………………黙れ。
クーガー:
俺がこんなもの作ろうと思ったのが間違いだった。
漁師は黙って魚をとってればよウボフッ!
バイパー:
俺は黙れと言った。聞こえなかったか?
クーガー:
いててて…おい、いきなり殴るやつが………お前、色メガネはどうした?
バイパー:
お前…自分で作ったものをそんな風に扱ったりするんじゃねえ…。
これを見れば、お前がどれほど愛情注いでつくったものかわかる。
それをお前自身が見捨ててどうする?
バイパー:
…お前の作ったものを見て、感動した奴もいるだろう、それを馴染むまで
使いこんだ奴もいるだろう…お前にはそいつらに応える責任がある。
それを…それをくだらない理由で…自ら放棄するんじゃねえ!
ナディア:
…………な……なんて愛に満ち溢れた言葉…はぅ…
クーガー:
……ガ……ガハハ……ガハハハハハ!そうだな!お前の言う通りだ!
俺は何を悩んでいたんだ。作りたいものを精一杯作る。
気に入った奴には買ってもらう。それだけだったな!
クーガー:
確かに技術は必要だ。そして俺にそれが足りてないことは分かった。
だからって全てを捨てるのは間違いだったな!俺はまた過去と同じ間違いを
するところだった!ガハハハハ!お前には感謝しないとな!
バイパー:
フ…全く…手のかかる奴だ……(カチャリ)
この私にサングラスを外させるなんてもう!ホントに困った子っ!
でも私、あんたみたいなの嫌いじゃないわっ!嫌いじゃないわっ!
ナディア:
……なんて…こと………愛が……霧散してしまいましたわ………
クーガー:
ガハハハ!色メガネで性格が変わるのかお前!面白いな!
深い訳がありそうだが、まあそんなことはどうでもいい!
俺はお前に感謝してるぞ!この借りは必ず返す。わかるな?ガハハハ!
バイパー:
感謝はいらないわっ。わかってもらえたらいいのっ。
それはともかく、私のサングラスのことは秘密よ?
誰かにしゃべったら、蜂の巣にしちゃうんだからっ♪
管理官:
………………………………………………。
よし、見なかったことにしよう!何もなかったことにしよう!