魚系アイテムの一つ。釣りやメラルーの落し物から入手できる。
一応は回復アイテムだが、もう一つ別の側面を持つ特殊なアイテム。
目次
大食いマグロ
- その名の通り、目に映った物を次々と食べてしまう習性を持つマグロ。
フィールド上ではサシミウオ同様生でも食べる事ができる。
食べ方は肉と同じで、食べ終えると体力が回復する事がある*1。
しかし、一定の確率で回復効果が発動せず、その場合はむせかえってしまうが、
代わりに胃に残っていたアイテムをそのまま入手できる。
入手できるアイテムは複数種類(作品によって差異あり)あり、その中からランダムで選ばれるが、
石ころや虫の死骸などならまだしも、時にはマカライト鉱石や秘薬など
一体どこで食ったんだというツッコミを入れたくなるものも少なくない。
「大食い」と言うより「暴食」と言うべきかも知れない。
また、マグロ系の魚が好んで食べるマグダンゴの調合素材にヤマイモムシがあることから、
入手出来るアイテムが殆どヤマイモムシということもある。
- マグロと言うだけあって魚影はなかなか大きい。
サシミウオとは比較にならないくらいの大物(釣り場で魚影を見比べればはっきり判る)なのだが、
ハンターはこんがり肉と同じ速度で食い尽くしてしまう上に、
これほどの大きな魚を一匹まるっと食べたというのにスタミナも全く回復しない。
案外その大きさと比較して食べられるところは少ないのだろうか?
- この魚、売却時の値段は脅威の13z…………あ、あれ?
- 本体の価格こそひどいものだが、その胃袋からは鬼人笛などの売値の高いものが出てきたりする。
ミニ福袋とでも思っておこう。
- 本体の価格こそひどいものだが、その胃袋からは鬼人笛などの売値の高いものが出てきたりする。
MH3(G)
- MH3では1匹につき資源25ptに交換できる。
MH3Gでも交換できるが、魚全般の資源ポイントがMH3に対して下方修正されて大したポイントにならない
……と思いきや、なぜか大食いマグロだけ25ptのままである。
- なお、ユクモ地方には生息していないのか、MHP3では登場しなかった。
MH4G, MHX(X)
- MH4G以降では、なんと裂傷状態の回復にも使えるようになった。
ただしその場で足を止めて思いっきりガツガツ食べてしまう上、
裂傷状態を扱うモンスターが基本的に素早さと手数に長けている事もあり、
モンスターのすぐ近くで回復目的のために使用するのは非常に危険。
ましてや胃の中からアイテムが出てきた場合、削られた体力のリカバリーができない上に
いつも通りむせかえって殊更大きな隙を晒す羽目になってしまう。
MHW(:I)
- MHWorldでも登場するが、環境生物になった影響で食べられなくなってしまった。
釣り上げるとその場で内容物を落とし物として落とす。- 釣り竿の他に捕獲用ネットでも捕まえることができるが、
釣り上げ時に落とすためこの方法では落とし物を落とさない。落とし物を狙う場合は素直に釣り上げよう。 - ドスでなくても大物扱いであり、釣り上げる際はボタン入力を行う必要がある。
また、今回は大食いである点が強調されており、
ルアーを放り込むと即座に反応し凄まじいスピードで泳いで食いついてくる。 - 得られる調査ポイントは150pts。
- 釣り竿の他に捕獲用ネットでも捕まえることができるが、
- MHW:Iではサイズの概念が導入されたものの、大食いマグロは金冠が存在しない時期があった。
不具合であったようでアップデートで修正され、金冠が出現するようになっている。
サイズが固定の環境生物はサボテンダー系統やネッカーがいる。
これらはサイズが完全に固定された数値になっている。
- マイルームに配置可能な環境生物としては、その辺のドスよりも大きいにも拘らず配置可能な数が
中型魚と同じなので多く並べられる。
金冠サイズを複数並べると、水槽や池の中を所狭しと大食いマグロが席巻する凄まじい迫力のあるレイアウトが完成する。
MHR(:S)
- MHRiseではまたアイテムとして入手できるようになったが、本作では精算アイテム扱いであり、
入手したそばから精算されてポーチに入らないため、またも食べることはできない。
しかし、釣り上げたハンターの足元に落とし物としてアイテムを置いて行ってくれる点は変わっていない。
カムラポイントは50ptsとMHWorldより少ないが、精算アイテムを入手すると同額のゼニーも手に入るので、
昔と比べると売却価格は幾分かマシになっている。
ドス大食いマグロ
- 大食いマグロの中でも特に大型の個体。
通常の大食いマグロとは入手できるアイテムが異なり、より貴重なアイテムが入手しやすい傾向がある。
MH4(G), MHX(X)
- MH4(G)やMHX(X)のドス大食いマグロからは低確率でフエールピッケルを入手できる。
特にMH4(G)ではドス大食いマグロは下位序盤から釣ることができ、
運が良ければ貴重なフエールピッケルを序盤からストックしておくことも不可能ではない。
MHW(:I)
- MHWorldにも登場する。稀に姿を現すが、通常の大食いマグロが大きいせいかあまり大きさに差は無い。
大食いマグロの定位置に追加される形で配置されるため、出現しているかどうかの判別はしやすいだろう。 - 得られる調査ポイントは400ptsと多め。
ただ釣りという手順を踏む必要があるのでポイント稼ぎの効率は特産品回収に劣る。
余談
- MH2やMHFではドスアロワナ、ドスキレアジ、ドスハリマグロなど、
名前に「ドス」が付く上位互換の魚系アイテムは多数存在していたが、
昨今のシリーズまで生き残っているのはドス大食いマグロくらいである。 - しかし、MHWでは環境生物の概念とともに名前に「ドス」がつく魚が大量に復活、登場し、
続くMHRiseでもドスチャッカツオなどのドス系魚が新登場している。 - MHWorldからデザインが一新された魚系アイテムのひとつで、まるでダンクルオステウスのような見た目に変わっている。
明らかに別の生物になっている気がするが、突っ込んではいけない。
関連項目
世界観/魚
アイテム/鬼人笛
アイテム/硬化笛
アイテム/フエールピッケル
アイテム/ドキドキノコ - ギャンブル要素のあるアイテム。
アイテム/サシミウオ - 数少ない生食可能な魚仲間。
アイテム/カジキマグロ - 同じくマグロではないマグロの一種。
アイテム/ドンドルマグロ - マグロの一種。同じく売却価格が低い。