武器/爆狼双剣【シュン】

Last-modified: 2023-08-05 (土) 00:49:29

MHFに登場するG級武器で、ミドガロン素材より作られし双剣。
高温を帯びる爆狼の素材、そこへ東方の技術を活かした一対。
俊敏な斬撃が、神速の爆狼のように目標を灼く。

目次

概要・性能

  • オルガロン「牙狼双」や「天狼双」とはまた別物。
    鋼のような質感の、日本刀のように反った刀身と、
    鍔の上部にあしらわれた爆狼の毛、縄で括りつけられた翡翠色の勾玉が特徴の双剣。
    鍔に施された模様からも多くのプレイヤーが印象を受けたことだろうが、
    原種であるオルガロン武器の流れを汲む和風な武器である。
  • "爆"狼ミドガロンとだけあって、強力な火属性武器。
    • LV10時点で攻撃力400、LV20では超絶の攻撃力508
    • 生産時から会心率5%を持ち、LV11以降はさらに会心率10%
    • LV10の段階で火属性320と実用的、LV20到達で火属性400
    • デフォルトで短い白ゲージ、斬れ味レベル+1で紫ゲージが出現、
      LV11以降はLV10以下の斬れ味レベル+1発動時がデフォルトとなり、
      斬れ味レベル+1によってさらに極めて長い紫ゲージを獲得する
    長い紫ゲージという優秀な斬れ味ゲージが最大の特徴。
    火属性は凶悪数値というほど高いわけではないがまったく十分で、
    攻撃力と会心率には目を引くものがある。
  • Lv20までの素材で厄介なのは、Lv20強化に使う「爆狼の強腱」1個である。
    準レア素材なので剥ぎ取りやGハンターズクエストの基本報酬でも出るが、多少運は必要となる。
    ちなみにもっと厄介だった頭破壊で得られる「爆狼のたてがみ」は、
    9/18のアップデートで大幅に要求素材が見直された結果、爆狼双剣【シュン】自体には一切要求されなくなった。
  • ただ、そもそもの問題として非常に手強いミドガロンを倒せるかどうかが大きい。
    他のG級新モンスターと異なりハメによる狩猟の難易度が非常に高いため、
    基本的にはガチンコで挑む必要がある。
    ある程度G級を攻略したハンターならともかく、G級昇格直後でこの武器を生産・強化するのは難しい。
  • ちなみに他のG級武器にも同じことが言えるが、
    Lv20までの強化にはポカラドンを初めとしたG★3までのモンスターのコモン素材が必要となる。
    必要数は少ないが、順調に強化するには満遍なく狩猟しておく必要があるだろう。
  • それほど脅威的な性能を持つシュンだが、Lv21以降の強化を行うことで更に攻撃性が増していく。
    Lv50まで鍛えきると、攻撃力は641、会心率15%まで跳ね上がる。
    しかも、ただでさえ高い紫ゲージの量が更に上昇する
    Lv49以下の斬れ味レベル+1発動時がデフォルトの斬れ味となり、
    斬れ味レベル+1を発動させるとあの双剣に匹敵する量の紫ゲージを全クエストで使用可能となる。
    • ちなみに最終の会心率は15%と、ぶっとんだ会心率を持つ覇種武器達に比べるとイマイチ感はある。
      ただしこれはほぼ全てのG級武器共通の特性であり、
      そもそもG級以降では近接武器の会心率はさほど重要視されないため心配はいらない。
  • 物理面ではほぼ最強クラスの1本ではあるが、手数の多い双剣にとってG級では属性も非常に重要であり、
    どんなモンスターにもこれ1本で最高の火力を発揮できるということはない。
    とは言え、鍛えながら使っていける点(後述)や、
    低すぎない属性値から火属性武器としては極めて優秀な1本であることは間違いない。

改爆狼双剣【シャク】

  • 爆狼双剣【シュン】が「改G級武器」として新生を遂げた姿。
    GR800以上でG級遷悠クエスト*1をクリアした際に報酬で手に入る「遷悠玉」を10個使用して強化が可能。
  • G級武器Lv50から再びLv1に戻り、そこからLv50まで再度強化を行っていく形になる。
    Lv1に戻るといっても、基本性能は派生前Lv50のものを引き継ぐので安心してほしい。
    なお派生を行うことで、抜刀/納刀速度の高速化といったG級技巧武器としての特殊効果も発現する。
  • 強化時にはいつもの限界突破素材のほか、ミドガロン素材やG級ジンオウガ素材、遷悠玉を使用する。
    新たに生産する場合、爆狼双剣【シュン】Lv1から強化していくことになるため、大量の素材が必要となる。
  • Lv50時の攻撃力は655と、シュンからほぼ据え置き。
    ただし火属性値が830、会心率は30%とさらに強化された。
    また、斬れ味レベル+1で空色ゲージが発現するため、
    実際には大幅に性能が引き上げられていると考えてよい。
    最前線のG級武器にも決して引けを取らないものになったと言って良いだろう。
    火属性双剣でありながら、複属性武器である蒼斧【焼灼】やロウ・サキュレに物理性能も火属性値も劣っていたが、
    無事属性値で逆転し、単純物理性能でもほぼ同等となり、火属性双剣の最高峰として返り咲いた形となる。
  • 最初は属性値だけが伸び、属性値の上昇が止まった後に会心率が伸び始め、
    両方が完成した段階で武器倍率が1ずつ上昇していき、Lv50でやっと空色ゲージを手に入れる。
    物理火力の増強目当てで強化する場合は、相当強化しないと効果が得られない。
  • 火属性双剣として最高峰の性能を持つのは紛れもないが、
    会心率を計算に入れない場合はそこまで極端な差は生じていない。
    物理面でもこれを上回る武器は多い。
    非常に重い強化素材も踏まえると、火属性が確実に効くモンスターに対して用いる、
    或いは会心率を活用するという差別化を行わないと、
    通常のG級武器に比べコストパフォーマンス面で圧倒的に不利になってしまう。
  • 会心率に関してだが、様々な効果で会心率を0%から100%へと引き上げられる環境とマッチしているとは言えず、
    MHF-G8にて実装された際には持て余しがちな高会心率を惜しく思われていた。
    しかし現在では余剰分の会心率を攻撃力へと転換するスキル「閃転」が存在し、
    言うまでもなくこの閃転との相性は抜群。
    一閃+3や見切り+5、秘伝書効果の会心率+24%などを使用した会心率100%構成に、
    この武器の会心率と閃転を加えると会心率164%(武器倍率換算で56)となる。
    シャクの元々の武器倍率(468)にこれを加算すると、G級火属性双剣の中でもトップクラスの攻撃力となる。
  • なお空色ゲージはそこまで長いわけではないため、シュンの全盛期とは違い斬れ味維持スキルは必須レベルである。
    幸い、双剣と非常に相性の良い巧流などがあるので、
    それらを発動させて戦うことで常に高い火力を発揮できるだろう。

余談

  • 【シュン】の由来は、詳しくは不明。
    武器説明文の「俊敏」から"【俊】"なのだろうか。
    • ちなみに、ミドガロン武器は【】内がほぼ訓読みになっている節があった
      (ランスは【ウガチ】、狩猟笛は【カナデ】、弓は【アタル】など)が、
      仮にそうだとすれば、双剣のみ音読みしているということになっていた。
      ただし現在では、穿龍棍の【ショウ】、スラッシュアックスFの【エン】など、
      【】内が(おそらく)音読みであるミドガロン武器も増えてきている。
    【シャク】は武器説明文にそれらしい記載もないが、その性質からすると"【灼】"といったところか。
  • MHF-Gのプロモーションサイトで公開された際は、
    「ようやく火属性双剣が来たか」と皆が大いに期待を膨らませた。
    G1の時点で覇種武器どころか剛種武器にすら火属性の双剣は存在せず*2
    あろうことかクック先生が実質最強という謎の展開となっていたためである。
    そして先行体験会にてその驚愕すぎるスペックが明らかになり多くのユーザーが驚くことになる。
  • 上記にて火属性双剣としては極めて優秀、と書いたが、火属性はライバルが多いのもG級武器の特徴である。
    最終的な性能は武器によって個性があるためシュンがずば抜けているわけではない。
    とは言え、殆どの武器が強化途上ではシュンほどの高い実用性が無いのに対し、
    シュンは強化しながらでも使える実用性を持ち、
    LV50時の物理、属性どちらも悪くないバランスの良い性能であるのが特徴といえるか。
    • ライバルと言えるのは一つ上のGRにある「蒼斧【焼灼】」だろう。
      Lv20時の物理性能はシュンとほぼ互角、属性値もほぼ同じで、あちらは火の他に龍属性も付いている
      また、Lv50時の攻撃力は蒼斧【焼灼】が圧倒しており、こちらは会心率15%をフル活用しないと敵わない。
      ただし強化途上の性能に関しては似たようなものなので、ある意味好みの問題とも言えなくもない。
      最終性能に関しては会心率が防具のみでカンストするような構成では完敗してしまうので注意。
    • また、GR7武器にはエスピナス希少種のペルレイグラーという炎属性武器も控える。
      こちらは攻撃力こそ会心率込みのシュン以下だが、恐ろしく長い紫ゲージと、毒属性が特徴的。
      ペルレイグラーも会心率が防具のみでカンストする構成ではシュンを上回る物理を発揮されてしまう。
    以上のように、シュンにとっては中々厳しい時代が続いていたが、
    シャクへと強化することで再び最前線の火属性双剣へと返り咲く。
    複属性ではなく純粋な火属性であるが、その分単純な火属性値は他の双剣を圧倒する。

関連項目

モンスター/ミドガロン


*1 2017/11/1現在はジンオウガ原種・亜種、ベリオロス、アマツマガツチから入手可能。
*2 G3より、光属性の内包属性という形で火属性の剛種双剣が登場した