使い手の望みに応じて変化を
遂げるといわれる特殊な大剣。
いざ、数多の竜を迎え撃つ。
(百竜大剣I)
優れた使い手は、進化のための
変革ならば刹那の逡巡もない。
賢なる者の選びし質実なる剣。
(百竜大剣【大賢虎変】)
MHRiseに登場する百竜武器のひとつ。
目次
概要
- 百竜夜行にて入手できる百竜チケットとヌシの素材で生産できる大剣。
- 見た目はカムラノ鉄大剣の色違いで、デフォルトカラーは赤。百竜武器の着彩変更で色を変更できる。
- Ver.3.0より百竜武器の外装変更から素材を消費して任意の既存武器の見た目にすることができるようになった。
性能
MHRise
- 最終強化品、百竜大剣【大賢虎変】の性能は以下の通りである。
- 攻撃力210、会心率0%
- スロットなし
- 斬れ味はデフォルトで青40、匠+4から白ゲージ
ここはやはり百竜武器特有の百竜強化スキルを付けてカスタマイズしてナンボである。- 百竜大剣【大賢虎変】が各スロットにつけることができる百竜スキルは以下の通り。
- 1枠目
百竜スキル 効果 攻撃力強化IV 攻撃力+10 属性値強化III 属性値+10 会心率強化IV 会心率+10% 防御力強化III 防御力ボーナス+30 斬れ味変更【壱型】 斬れ味ゲージをデフォルトで緑20青30・匠で白50追加 斬れ味変更【弐型】 斬れ味ゲージをデフォルトで緑100・匠で青40白10追加 斬れ味変更【参型】 斬れ味ゲージをデフォルトで青100・匠で青50追加、攻撃力-10 斬れ味変更【肆型】 斬れ味ゲージをデフォルトで青10白30(匠無効)に変更、攻撃力-20
- 2枠目
百竜スキル 効果 無属性強化 武器が無属性の場合、攻撃力+10 属性付与【火】II 火属性+15 属性付与【水】II 水属性+15 属性付与【雷】II 雷属性+15 属性付与【氷】II 氷属性+15 属性付与【龍】II 龍属性+15 属性付与【火】III 火属性+20、攻撃力-5 属性付与【水】III 水属性+20、攻撃力-5 属性付与【雷】III 雷属性+20、攻撃力-5 属性付与【氷】III 氷属性+20、攻撃力-5 属性付与【龍】III 龍属性+20、攻撃力-5 属性付与【火】IV 火属性+30、攻撃力-10 属性付与【水】IV 水属性+30、攻撃力-10 属性付与【雷】IV 雷属性+30、攻撃力-10 属性付与【氷】IV 氷属性+30、攻撃力-10 属性付与【龍】IV 龍属性+30、攻撃力-10 属性付与【毒】I 毒属性+10 属性付与【麻痺】I 麻痺属性+10 属性付与【睡眠】I 睡眠属性+10 属性付与【爆破】I 爆破属性+10 属性付与【毒】II 毒属性+20、攻撃力-10 属性付与【麻痺】II 麻痺属性+15、攻撃力-10 属性付与【睡眠】II 睡眠属性+12、攻撃力-10 属性付与【爆破】II 爆破属性+15、攻撃力-10 属性付与【毒】III 毒属性+30、攻撃力-20 属性付与【麻痺】III 麻痺属性+20、攻撃力-20 属性付与【睡眠】III 睡眠属性+15、攻撃力-20 属性付与【爆破】III 爆破属性+20、攻撃力-20
- 3枠目
百竜スキル 効果 攻撃力激化 攻撃力+20、会心率-30% 属性値激化 属性値+10、攻撃力-15 会心率激化 会心率+20%、攻撃力-10
- 大剣と言えば属性ダメージの比重がかなり低く、無属性でも攻撃力が高いほど良いとされる武器。
そのため、ひとまずここでは無属性中心で調整して無属性武器の水準と比較したものを中心に紹介する。
属性運用に関しては後述。- 単純に期待値が最も高くなる組み合わせは、
スロ1「攻撃力強化IV」スロ2「無属性強化」スロ3「無し」で攻撃力230・会心率0%の青ゲージ(期待値276)または
スロ1「攻撃力強化IV」スロ2「無属性強化」スロ3「会心率激化」で攻撃力220・会心率20%の青ゲージ(期待値277)。
ちなみに会心率に特化する(会心率強化+会心率激化)場合は期待値270。- 一見すると1だけとはいえ期待値がより高まる会心率激化を付けた方がよさそうだが、
発動させるスキルによってひっくり返ることもあるため、どちらが良いかは甲乙つけがたい。
また睡眠真溜め3で一撃での尻尾の切断を狙うと言った特殊な運用の場合は、
会心率によるダメージ量のブレが問題になることもあるため、会心率激化は付けない方が良いことも。
- 一見すると1だけとはいえ期待値がより高まる会心率激化を付けた方がよさそうだが、
- ライバルは暗夜剣【宵闇】と轟大剣【王虎】。
前者は攻撃力188の会心率35%白で期待値272、後者は攻撃力218の会心率-15%白で期待値276*1。
見事に横並び状態と言っていいレベルで、好きなものを選択して問題ない。
百竜大剣は青ゲージ運用ゆえに最大斬れ味の長さが40ある=砥石を使う頻度が低い事と、
好きな見た目に変えられるという点が差別化になるだろう。 - しかし、暗夜剣【宵闇】については低攻撃力高会心率ゆえに怪力の種などの固定値バフを重ねる場合に、
期待値で百竜大剣を超える場合が多い。
Lv2スロットによるスキル自由度の差や、会心率100%を作ることによる安定した高ダメージも含めると、
斬れ味や見た目に拘らないならばあちらを手に取りたくなりがちか。- 意外な伏兵としては氷大剣のゴシャガスバァだろう。
期待値そのものは上述した3振りよりもわずかに低いが氷属性がその上に乗ってくる。
最近では手数が増えたため、大剣といえど属性もそれほど無視できなくなってきた。
そのため、多少でも氷が通るならゴシャガズバァが優秀な候補として名乗り出てくるのである。
相手に囚われないのが無属性のいい所だが、意識するなら使い分けたほうがいいだろう。
- 意外な伏兵としては氷大剣のゴシャガスバァだろう。
百竜大剣は青ゲージ運用ゆえにまだ伸びしろがあるのが長所。
斬れ味変更【肆型】を使って素白を出す、または単純に匠スキルを付けるだけだと
攻撃力マイナスのデメリットや匠をつけた分減った火力スキルのせいでかえって期待値が下がってしまうのだが、
もし火力スキルを減らすことなく匠を追加できるような優れたお守りを持っている場合、
全ての大剣の中で単独トップの期待値になる。- 白ゲージを出す場合、斬れ味変更【壱型】が使われる。
こちらは攻撃力マイナスのデメリットがなく、それでいて匠1から白ゲージが出る。
後付けの会心率UPを存分に活用できるということでもある。
上手く利用して会心率100%を作り出せた場合、青ゲージ運用であってもトップクラスの期待値を叩き出せる。 - 単純に期待値が最も高くなる組み合わせは、
- 無属性を捨てて、あえての属性武器として使おうとした場合、
まず通常属性については
「攻撃力220、属性値15」「攻撃力215、属性値20」「攻撃力210、属性値30」あたりが候補になるだろう。
意外とバランスは良く整うが、火雷氷はライバルが強すぎるのであえて乗り込むのは厳しいか。
作るならば、使い所は別として水か龍辺りが無難なところか。
防具構成の都合上LV1スロットが多く余る場合、2枠目の無属性攻撃強化を捨てて属性攻撃に変えることで、
LV1スロットを火力スキルの属性攻撃強化に組み込めるという無属性構成にはない独自の強みも生まれる。
単純なステータス比較以上に火力を出せる局面もあることは覚えておきたい。
LV1スロットの余りを潰したいだけなら、強化前から属性付与IIを引っ張ってきた方が総合的にはステータスは高くなる。
- 状態異常武器として使う場合は、手数の少なさに加えて属性値も低いせいで、
相手を状態異常にできず無意味に終わりかねないのが怖いところ。
毒と爆破は競合相手の数も多く、属性値も強烈なものが多いので、
この状態異常値では作るメリットは乏しいだろう。
一方、麻痺と睡眠については競合相手の物理性能が低すぎるため、割と勝負になる。
状態異常中に大剣の火力を叩き込むロマン運用を求めるならどうぞ。
MHR:S
- マスターランクでは鉄斧派生共々強化先がない。
他の百竜武器同様、MR序盤を切り抜けた後は装備ボックスの奥に仕舞われることになるだろう。- アップデートでも追加されることはなく、その変化を終えることとなった。
もっとも上位時点では下記のように装備の見た目に対し
バリエーションを持たせる意味合いが大剣では非常に強かったため
武器自体の重ね着ができるようになってからは根本的には同じなのかもしれない。
MRには流斬り連携があるので属性全振り百竜で遊んでみたかったあなたも間違いではないのだが。
- アップデートでも追加されることはなく、その変化を終えることとなった。
余談
- 「大賢虎変(たいけんこへん)」とは
「優れた賢い者は、移り変わる時代に合わせて自ら変わっていく」と言う意味の四字熟語。
「虎変」は虎の毛が美しく生え変わること。
百竜武器ゆえに高いカスタマイズ性を活かして武器の性能を変えながら戦っていく、
と言う意味でつけたのだと思われるが、
大剣は全武器種の中でもイジる所が少なくて移り変わりにくい。確かに本体は割と優れているが。
「たいけん」だからチョイスしたのではないと思いたい
だが、大剣は武器選びの参考にされるのが基本的に物理期待値のみであり、
敵に合わせて属性を変えるような武器種ではないため、いつも代わり映えのしない武器を担ぐことになりやすい。
その意味では「外装変更で好きな見た目に変えられる」という点において、銘の如く変化を持ち味としていると言える。
関連項目
システム/百竜強化 - 強化の詳細はこちら
システム/百竜夜行 - 素材の入手元
武器/百竜武器
武器/カムラノ鉄大剣