武器/百竜武器

Last-modified: 2023-09-04 (月) 14:48:32

MHRiseにて初登場した、百竜夜行の素材で製作できる武器群。

目次

概要

  • MHRiseの目玉の一つである百竜夜行で得られる素材を用いて製作可能な武器。
    生産・強化には百竜撃退の証ヌシモンスター及びイブシマキヒコの素材などを用いるが、要求される数は多くはない。
    百竜夜行のクリアができれば製作難易度はそう高くないだろう。
  • 見た目はデフォルトだと一部が赤く着色されているカムラノ武器。この着色部位のみカラーリングを変えられる。
  • 生産段階では他の武器に見劣りしがちな性能であるが、この武器の最大の特徴は百竜強化のスロットを複数持つこと。
    また、普通の武器にはない百竜強化も持ち、ハンター好みの性能にカスタマイズすることができる。
    属性はもちろんのこと、斬れ味や攻撃力・会心率を選択できたりボウガンや弓なら装填可能な弾やビンまで変更可能。
    武器銘は全武器統一で「百竜〇〇(〇には武器種を表す漢字が入る)」。
    発売時点では4段階強化が可能で、銘の最後にI~IVまでの数字が入っていた。
    4/28のアップデート(Ver.2.0)でVが追加されている。
    5/27のアップデート(Ver.3.0)で追加された最終強化では四字熟語が付く。
    • この四字熟語は「千変万化」「変幻自在」「万物流転」のように、
      多少の差異はあれど"変化"を意味の中心に持つものになっている。
      特に”変”の字を使った銘が多く、14種の内7種と、半数は変の字を用いている。
      目的に合わせ、自由自在に見た目や性能を変えられる百竜武器を象徴しているのだろう。
  • Ver.3.0にて解禁された最終強化形は、追加で百竜撃退の証と多少のモンスター素材を投入することで、
    見た目を全く異なるグラフィックへ変更するという外装変更を行える。
    百竜武器の外装に戻すこともできるが、その時は鉱石素材を要求されるので注意。
    なお、外装変更を施すと着彩設定の方は行えなくなる。
    • 変更できる外装は最終強化先が加工屋に出現した武器
      最終強化をしていない、あるいは強化前を生産すらしていない場合でも、
      加工屋に最終強化先が現れていれば外装変更のラインナップに追加される。
      例外として、ドス古龍三体の武器はそれぞれの武器が生産可能になった時点で外装変更に追加される。
    • 百竜笛に限れば、なんと演奏音が変更した外装のものに変化する。
      カリピスト達は見た目だけでなく、拘りの音を演奏する事が可能となった。
    • なお、基本的にはどの武器種も好きな見た目を選択すれば良いのだが
      竜杭砲主体のガンランスに限ってはこの見た目が非常に重要な意味を持つ。
      詳しくは個別ページを参照のこと。

性能

Ver.1.0

  • 百竜武器IVの時点の素の性能で
    • 武器倍率は控えめな190(ライトボウガンは170)
    • 剣士武器だと全武器種共通で短めの青ゲージ
    • ボウガンはブレも大きく反動は中、リロードもやや遅い上に捕獲用麻酔弾と通常弾Lv1~3を3発ずつしか装填できず
      弓に至っては接撃ビンしか装填不可
    • 会心率0%
    • スロットもなし
    • 属性もなし
    …という、このままだとカムラ派生武器の最終強化にすら劣る残念な性能となっている。
  • しかし、百竜武器と名前がつくだけあって、百竜強化を施すことでその真の力を発揮することができる。
    なんと、他の武器とは違い百竜強化のスロットが3つあるのだ*1
    これによりカスタマイズの自由度は高く、好みに合わせて様々な強化を行える。
    セットできる百竜スキルについての詳しい説明は別項に譲る。
    • ただ、この時点ではその豊富な百竜強化を十全に活かしたとしても既存の武器を上回るどころか、
      並び立つものにすらならない武器種がほとんどであった。
  • スロットがないため、百竜強化に価値を見出せなければそれ以上の柔軟性を求める事は出来ない。
    まさしく、百竜強化に全てがかかっている武器と言える。
  • 百竜スロットが複数あるが、属性や斬れ味、会心率など武器性能そのものをカスタマイズする為の穴なので、
    特効系や鈍刃、痛恨の一撃、鉄蟲糸技強化、操竜の達人といった特殊な百竜スキルは付与できない。
    そのため、最終強化した最大レア度の武器には最終性能で一歩劣る事が多い。
    見た目を含めて自由にカスタマイズできる点がこの武器最大の存在意義である。

Ver.2.0

  • Ver.2.0にて百竜武器にVへの強化ルートが新たに開かれた。
    更新部分は攻撃力+10に加え、斬れ味変更のないデフォルト型は匠5で白ゲージが出現するようになった。
    また、いずれも攻撃力を犠牲にするが長大な青ゲージを得られる斬れ味変更【参型】、
    高い属性値補正を得られる属性付与IIIや属性値激化など強化の選択肢が増加し、
    一部の武器には属性特化で既存の武器と勝負できる可能性が出てきた。
    • 武器そのもの以外の環境の変化としては、匠の発動が容易になったことで斬れ味変更【壱型】が再評価される一方、
      優秀な装飾品が多数生産可能になり、武器スロットなしという欠点が重くなったともいえる。

Ver.3.0

  • Ver.3.0にてさらなる強化先が実装。今回は数字ではなく銘が追加される。
    更新部分は攻撃力+10と、デフォルト型の斬れ味が少し良くなり匠4から白ゲージが出る。
    また、攻撃力をさらに犠牲にするがデフォルトで白ゲージを得られる斬れ味変更【肆型】が追加された。
    • 依然として救いのない武器種も残っているが、
      望みの属性、会心率もプラスからマイナスまで付与可能、斬れ味操作も自在という
      極限の柔軟性の代償と考えればこういった結末も仕方ない面はある。
      その柔軟性で既存の武器をことごとく超えてしまったらこれ一本で全て解決してしまうのだから。
      実際に弓はVer.1.0の時点でそれを体現してしまった。
  • 百竜武器の結末は大きく分けて4つあり
    • どう強化しても既存の武器の上位互換になるのは難しい武器(操虫棍)
    • どの性能に特化させても既存の武器と同等以上になりほぼこれ一本で解決しかねない万能武器(弓)
    • 既存の武器にない独自要素を持つ唯一無二の武器(双剣の双属性、狩猟笛の旋律)
    • 一部の属性や特定の組み合わせでの百竜強化に限って
      既存の武器と比較して同等以上の性能が見込めるピンポイント特化(それ以外)
    と武器種によってかなり極端に評価が割れている。 ものによっては最終装備候補となりうる優秀なものもあるが、
    基本ヌシさえ狩れれば確定報酬となるヌシ素材で作るので、意外にも作成難易度は低い方。
    時間はかかるが百竜夜行で集めればリスクも低い。
    ただし、強化段階がやたらと多いため、とにかく金がかかるのがネック。

武器一覧

【】内は最終強化の銘。
より詳しい性能等は各武器の個別ページを参照していただきたい。

百竜大剣【大賢虎変】
使い手の望みに応じて変化を遂げるといわれる特殊な大剣。いざ、数多の竜を迎え撃つ。
  • 匠を確保しづらい発売時点では斬れ味変更壱型が大剣にとって強力で、
    匠Lv1から白ゲージが出せる大剣はこの武器以外にない。
    その条件で無属性強化によって攻撃力200、会心率0%と十分な攻撃力も備えるため、
    匠前提の運用であれば優秀な一振と言える。
    • が、マイナス会心付きや斬れ味青の武器にも匠不要のままこちらを超える武器も存在する。
      会心率のフォローは比較的しやすい為、こちらからすれば中々の強敵と言える。
      要求されるスキルが違う為、所持する護石次第ではこちらで装備を組んだ方が優勢になるだろう。
  • Ver.3.0では攻撃力が上がったことと、他の大剣の性能の伸びが殆ど無かったことから最強クラスに躍り出た。
    ただしスロット0であるため、匠を採用する際のスキル自由度がやや低めなことが欠点。
    そのため、斬れ味変更と匠を捨て、元々の長い青ゲージを活かす運用も多い。
    • 元々属性運用が主流でない武器であることから、
      2,3枠目は純粋に物理火力を上げる無属性攻撃強化、会心率激化がほぼ確定で採用される。
百竜刀【千変万化】
様々な変化を起こすといわれる特殊な太刀。未知の力を秘めたまま、数多の竜を斬り伏せる。
  • どの運用法でもライバルが手強いことが多い。
    差別化できることもあるものの、ライバルには一歩及ばないということも少なくない。
    とはいえ、あくまで競合先と比べて一歩劣ることも多いという程度であり、
    どの運用でもやろうと思えば十分やれるだけの性能は有している。
    また、層が薄い麻痺と睡眠に関しては、競合先が弱いためにこの武器が確実に上回る。
    秘められた未知の力を解放しているのは里長なのかもしれない…
百竜剣【陵谷変還】
剣は、主によって色を変える。ときには望みのままに。ときには望みを超えて。
  • 物理には他に目立って強力な武器があり、属性でも他の武器にはやや劣りがち。
    ただ、物理特化の構成にして赫耀シリーズで運用することで唯一無二の性能を発揮することができる。
    赫耀シリーズは拡張性に乏しいが、必須スキルの無い片手剣ならば性能をフルに活かせることが理由か。
    また、麻痺・睡眠属性においては競合相手の物理性能が余りに控えめなため、最も有用といえる。
    そもそも自由にビルドをしてもそれなりに実用性があるため、外装変更を目的とした運用もアリ。
百竜双刃【瞬息万変】
使い手の望みに応じて変化を遂げるといわれる特殊な双剣。数多の怨嗟を打ち払い、何を掴むか。
  • 他では低めとなる属性付与の値でも十分実用的なため、属性特化すればある程度の火力が発揮できる。
    Ver.2.0.0からは基礎攻撃力の上昇、匠や剛刃研磨が組み込みやすくなったことによる斬れ味事情の改善、
    さらに、属性特化カスタムが大幅に強化されたことにより、他に劣らない属性武器に仕上げることが可能。
    また、この武器の最大の特徴として任意の属性を2つ百竜強化で付けられるため、
    状態異常×状態異常以外の組み合わせの好きな双属性に仕上げることが可能。
百竜鎗【変幻自在】
使い手のあらゆる望みに応えるといわれる不可思議な槍。襲い来る怪異を貫き滅さん。
  • Ver.3.0より前までは物理特化しても角槍ディアブロスの壁が厚く、属性も他に優秀なものが揃っていた。
    明確に穴といえそうなのは物理攻撃力や斬れ味に頼りなさを感じる水属性と麻痺属性くらいであった。
  • Ver.3.0では基礎性能がアップし、打って変わって属性槍としては一気に頼もしい存在に。
    元々手薄だった水、龍属性に限らず、優秀な火や雷属性でも他のランスに勝るとも劣らない性能に仕上がる。
    3スロ目無しで攻撃力205~215、属性値20~30、斬れ味青40と大抵の属性で一線を張れる性能。
  • 物理特化しても角槍ディアブロスとほぼ同一の性能までは上がるように。
    とは言え同じくVer.3.0で角槍を超える轟槍【独虎】も登場したためやはり物理特化はそれほど出番はないだろう。
百竜銃鎗【一念化生】
未知なる力を秘めた特殊な銃槍。この武器が真価を発揮するか否かは、使い手次第。
  • スロットや斬れ味の面で他武器に譲る部分があるものの、それなりに高い攻撃力と属性値を持つ。
    総合性能ではレア度7の武器に一歩劣るが、
    砲撃タイプが通常Lv5・放射Lv5・拡散Lv5から自由に選べるのが大きく、
    優れたカスタマイズ性を適切に活用すれば埋もれることもない。類稀なる「いい塩梅」の位置にいる百竜武器。
百竜鎚【万物流転】
荒々しい見た目に反して多彩な力を持つ特殊な鎚。その変化はまるで万華鏡のように。
  • 最初期のうちは重い一撃で大ダメージを稼ぐ性質が大剣と近く、
    しからばこちらも斬れ味変更壱型による匠前提の運用が日の目を見るかと思えばそうは問屋が卸さなかった。
    匠1で白が出せるがいるため立場は苦しかったのである。
  • しかし、Ver.3.0アップデート環境では斬れ味の強化なしでも青40を得られることが功を奏し
    攻撃力に特化することで、時として最強格のハンマーの1つとしても数えられるようになった。
    見た目が自由なのもあり人気は高い。
百竜笛【如意自在】
それは使い手の心に応じ音色を奏でる特殊な笛。狩場に響くは儚く移ろう魂の旋律なり。
  • 会心も属性も乗らない衝撃波ダメージの存在により、
    ナルガ武器が猛威を振るう他武器種とは異なり物理特化のカスタムが強力。
    旋律カスタムが強力かつ豊富に用意されていることも手伝って、非常に人気のある武器となっている。
    更に、Ver.3.0から導入された外装の変更機能では、変化させた外装が持つ演奏音を奏でるようになった。
    音にも拘るカリピスト達にとって垂涎の逸品である。
百竜剣斧【量体裁衣】
特殊な能力を秘めるといわれる剣斧。真の目覚めを待ちながら今日も並み居る竜を打ち払う。
  • 属性の付加が可能なのは強撃ビンまたは強属性ビンのみ、
    更に状態異常属性では強撃ビン固定という仕様があり、
    双剣の自由度とは真逆の不自由さで選択肢が非常に少なくなってしまっている。
    • また、属性値激化とビン変更【強属性】を併用することができないという
      非常に歯痒さを感じる仕様となっている。真の目覚めはまだまだ先らしい。
  • しかし、度重なるアップデートによる素スペックの底上げと
    一部ビンの属性値が強化されていったことが追い風となり、
    様々な運用方法が考案された結果、
    特別強いわけではないが特別弱くもなく、それでいて既存の生産武器とも十分競い合える
    という絶妙な立ち位置を確保。
    長らくの不遇を越えて百竜武器のあるべき姿とすら評する声を得るなど、
    まさに数多の戦いを潜り抜けた末の真の目覚めへと至った。
    量体裁衣の説明文通り、安寧の時が訪れない結果になったとも言えるけど
百竜盾斧【随機応変】
使い手に、本質までも委ねるという特別な盾斧。さあ、その変幻なる力の一端を発揮せん。
  • こちらも状態異常属性+強属性ビンの組み合わせは不可能。
    もっとも、盾斧の強属性ビンは剣斧のそれと原理が違い
    属性値を伸ばすのではなくビン爆発で属性ダメージを与える効果であり、
    生産武器にもその組み合わせの前例がないのでこれは仕方がない。
  • 元よりビンの種類が榴弾と強属性の2択しかなく、ビンを活かすカスタマイズの方向性が確立しているため
    故意にアンマッチな性能を選ばない限りは扱いやすい逸品に仕上がる。
    • こちらも剣斧同様、属性値激化とビン変更【強属性】を併用できないことだけが玉にキズか。
  • 水属性や睡眠属性など、既存の武器との差別化が十分見込める分野もあり、
    外装変更を含め、活躍の場は少なからず用意されている。
百竜刃棍【千姿万態】
使い手の心を映すといわれる特殊な操虫棍。たとえ因果を歪めども、仰せのままに。
  • 猟虫のLvがあまりにも低い。生産段階から通してLv3のままで、専用の強化を施してもLv5止まり。
    Ver.3.00になってからは新たな強化で猟虫Lv7に至るが、ペナルティの攻撃力-20は痛い。
    ただでさえ攻撃力/会心率/属性値激化を犠牲にする必要があり、
    猟虫Lvと棍そのものの攻撃性能のどちらを取るか、という性能となってしまった。
    今作は猟虫も共闘したり自動攻撃したりと単なるエキス回収機に留まらない活躍をするので
    他を激化して猟虫Lvを無視するのは好ましくない。虫だけに
    かといって猟虫Lvを7にすると無属性ではあまりに平凡な性能となってしまうし、属性をつけてもパっとしない。
    猟虫の有効的な運用を諦めればまだ武器性能はそれなりだが、それではただの棍となってしまう。
    因果を歪めるとはこういう事か…
    武器の持ち味を1つ殺してしまう事となるが、流石にその選択をさせるほどのポテンシャルはあるとは言い難い。
百竜軽弩【無常迅速】
知られざる能力を秘めた軽弩。この武器を生かすも殺すも使い手の腕にかかっている。
  • 攻撃力が他武器種より低い190に抑えられている上に、カスタマイズ性がかなり低いのが欠点。
  • 装填可能な弾のうち、拡散弾と貫通属性弾以外の全ての弾が歩き撃ち可能なことが特徴的。
    逆に、歩きリロードには一切対応していない。
    旋回移動のキャンセルリロードを利用して隙を極力少なくする必要がある。
  • ちなみにデフォルトの状態ではブレが右/大と癖が強め。
    放散弾速射運用であればこのデメリットは実質踏み倒せる上に、
    他の放散弾Lv2が速射対応している軽弩よりもLv2放散弾の装填数を上げられ、十分実用的。
  • ほぼおまけだが、Lv3通常弾も無改造で撃つことができるので、
    放散弾が切れても十分な戦闘力を保つことができる。
百竜重弩【機智縦横】
あらゆる顔を持つと言われる特殊な重弩。忠誠心が高く使い手の心に寄り添う武器。
  • 攻撃力210、ブレ左大、リロードやや遅いと基礎スペックは劣悪。
    スロットも無いのでパラメータの補正にも苦労する。
    百竜強化で解放される弾はどれも歩き撃ちに対応しており装填数もまずまずなのだが、
    どう補強してもパラメータのどこかに穴が開いてしまうため、既存武器に及ばないことが多い。
    もちろん、既存武器に飲まれない弾構成の実現はできるため、使い手のカスタマイズ次第で
    差別化自体は十分可能。でももっと使い手の心に寄り添って欲しかった。
百竜弓【有為転変】
その弓は、使い手の意思を映す鏡。弓を鳴らせば心も通い、如何なる獲物も撃ち抜かん。
  • 弓自体が手数武器のため平均的な属性値が低い=百竜強化の属性付与が相対的に強力であることに加えて、
    射撃型変更の百竜強化によって、
    矢のレベルがデメリットなしでほとんどの競合相手を上回るLv5*2にできるため、
    今作における最強候補の弓である。
    ビンのカスタム枠を割けば物理性能も底上げできるのも大きい。
    Ver.2.00、3.00にて新たな神属性射撃型が追加されているが、そちらを使いこなせるハンターは多くない模様。

オトモ装備

  • また、オトモ武器としてもアイルー、ガルク共に存在している。
    …が、オトモ武器はハンターのもののように百竜強化でカスタマイズできるわけもなく、
    まして色の変更や外装変更にも当然対応していないので、正直存在価値が怪しいものとなっている。
    Ver.1.0では攻撃力180、会心0%と無属性武器としてはそこそこの性能だったのだが、
    アップデートで追加された古龍達の武器に明確に物理性能で上回られてしまった。
    • 一方で、2021年7月9日から配信されたHR4から受注可能なイベントクエスト、
      「百竜夜行:泥土の進軍」で生産素材である百竜撃退の証・七が上位昇格直後に入手可能になったため、
      上位になるとすぐにこの比較的高性能なオトモ武器を与えられることになった。
      ちなみに、これはイブシマキヒコ討伐までに作成できる唯一のRARE7装備である。
      (HR8でクエストが解禁されるモンスターから素材を入手してもハンター・オトモ共に装備の生産はできないため)

MHR:Sにおける処遇

  • 大型拡張コンテンツかつ続編のMHR:Sでは、百竜夜行の新規展開がストップ。
    その影響でなんとマスターランク強化先が実装されていない
    つまり、完全なる戦力外通告を食らっている状況であり、MR帯での使い道は皆無に等しい。
    アップデートによる強化段階の追加を望む声もあったが、
    結局最終アップデートとなるVer.16を経ても放置されたままとなってしまった。
  • 今作では通常武器に『百竜装飾品』という、百竜スキルに似た追加ボーナスを自由に付け替えられるようになっているので、
    これが百竜夜行要素の代替に近い。
    MR相当の強化先が無い以上、百竜装飾品やVer.12.0で追加された新要素『傀異錬成』にも非対応のままであり、
    百竜武器が他武器に勝るオリジナル要素は着彩変更と狩猟笛の旋律変更のみとなってしまっている。
    • MHR:Sではほぼ全ての武器が最高レアまで強化でき、
      多少弱くても愛と工夫で最後まで使っていける程度の性能は確保されている。
      見た目が好きな弱武器の救済や、選択肢の薄い属性の補強といった役割での百竜武器は不要になったのかも知れない。
    • 身も蓋もないことを言えば、MRになって武器の数も激増しているため、
      「強すぎず弱すぎず」のバランス調整があまりにも困難になっていることから、実装が見送られた可能性も高い。
  • 百竜武器の目玉要素である外装変更だが、武器本体がMR入りできていないからか
    MHR:Sで新規追加された分のデザインには対応していない。
    さらにVer.12.0以降は、MHW:Iにあった要素の重ね着武器が全デザイン分実装され、
    百竜武器の取り柄がまた一つ失われてしまった。
    • せめてもの慰めか、生産リストには百竜武器の外見も名を連ねている。……のだが、
      着彩設定には対応しておらず、単に赤色のカムラノ武器としてしか使えない

余談

  • カムラ派生武器の色違いで赤く着彩された部分の色が変更可能なのは前述の通りだが、
    刃の部分の色がカムラ派生武器とは違う*3ので色の変更のみではカムラ派生武器と全く同じ見た目にはできない。
  • ギルドカードの装備の項目に着彩設定は反映されるが外装変更は反映されない。

関連項目

システム/百竜強化 - 強化の詳細はこちら
システム/百竜夜行 - 素材の入手元
武器/カムラノ武器
武器/赤龍武器 - 任意のカスタマイズができる武器の先輩。こっちは百竜弓のようにほぼ全ての武器を食いつくした
武器/天廊武器 - 任意のカスタマイズができる武器の開祖。その紆余曲折は拡張性の存在意義を静かに訴え続けた。
システム/重ね着装備 - 外装変更に類似する過去作要素「武器の重ね着」


*1 ボウガンは5つ、弓は6つ
*2 拡散のみLv4
*3 カムラ派生武器はほのかに緑色を帯びているのに対し、百竜武器は灰色