防衛隊のために作られた【武器名】。
工房の技術の粋を集め、これまでに
ない高性能を実現するに至った。
MHW:Iで2019年12月のアップデートから新たに追加された派生の一つ。
概要
- 一体何のための派生なのかといえば、新米ハンター応援企画の一環。
防具の方ならMHW:I発売と同時に配布されたガーディアンシリーズが該当し、
武器に関しても鉱石武器の強化素材が配布されているのだが、
さらに追加で用意されたのがこれである。
- 製作に必要な素材は鉄鉱石一つ。
これは鉱石派生も同じだが、なんとそれだけで下位最終レベルの攻撃力に
初期段階のバゼル武器並みの爆破属性が付く。
公式では★3くらいまでであれば進行可能な性能を持つと言われていたがそれどころではなく、
生産時点で上位まで使えるレベルの性能である。- 強化に関しても
ストーリー中に必ず狩猟するモンスターのクエスト達成時に確定で入手できる素材1個のみ
を使用して強化していくため、
ストーリーを進行するだけで確実に強化出来るようになっている。
MHFの課金武器に似た強化方式を彷彿とさせることだろう。- ちなみに、MHWorldを最初期からやっている人だと恐ろしいことになる。
というのも、βテストにおけるクリア記念のアイテムセットには、
防衛隊派生に使う蛮顎竜の鱗と不滅の龍鱗の素材が1つ入っている。
そのため、それを使えば下位なら開始直後から、上位はリオレイア亜種狩猟後から、
いきなりそのランク帯最高峰の性能の武器を使えてしまうことになる。
最悪ゼニーに物を言わせて強化を巻き戻せば数の問題も気にならないため、
一時的にだが、ゲームバランスには著しい影響が出ることになる。
捕獲クエストではうっかり倒してしまうことも多発する。
下位に関しては、このアイテムセットを持っていなかったとしても
アンジャナフとは古代樹の森における最序盤の探索で出会えてしまう上
実力的に狩猟が困難だとしても落とし物で素材を入手できるため、
結局の所最序盤からランク帯最強の武器を使えてしまうことに変わりはない。
- ちなみに、MHWorldを最初期からやっている人だと恐ろしいことになる。
- 強化に関しても
- MHWストーリーでの上位ネルギガンテ討伐後に最終強化が可能。その性能はというと、
上位ランク最高峰の攻撃力に加えてMRの武器とも見劣りしないほどに高い爆破属性を持つ。
そのうえ、近接武器は素で長大な白ゲージを持ち、匠スキルで更に延長できる。
マスターランク最初の鉱石武器の攻撃力にバゼル武器最終段階の爆破属性が付いているような状態で、
これ一本で上位のストーリークリアどころかマスターランク序盤を越せるほどの性能を有する。
実際マスター序盤のレア9武器と比べても全く見劣りしないどころかほぼ上位互換に近い場合も多く、
明確に防衛隊以上と言える性能は最低でもレア10武器、即ちベリオロスを突破した辺りの段階を待つことになる*1。
- 下位・上位それぞれの最終強化の強さに目が行きやすいが、
その途中段階も時期を考えるといずれも超強力である。
例えばゾラ・マグダラオスの撃退後にその報酬の勇気の証1枚で防衛隊IIIが手に入るが、
ネルギガンテ武器の生産段階と同じ倍率190に200前後の属性値、長大な青ゲージを手に入れており、
下位終盤~上位序盤の武器として考えると当然ながら勝てる武器は皆無。
プレイヤーの力量によるが、ある程度慣れた者であれば
乱入してきたバゼルギウスを余裕で返り討ちにし護符爪を上位突入直後で早くも揃えてしまえる。
- この派生の追加により鉱石武器の強化素材パックの意義を疑いたくなってしまうが、
鉱石派生はあくまで通常の武器なので、
他の武器に派生したりマスターランク終盤まで使うことが可能。
また、そもそも素材自体はどんなものにも使えるので腐ることは決してない。
反面、防衛隊派生武器に関しては、マスターランクへの強化が存在しないという制限がある。
それゆえ上位までの攻略には非常に役に立つが、
上述通りマスターランク序盤は使えても、それ以降は流石に力不足になっていってしまう。
マスターランクの武器を作ると徐々にバトンタッチしていく事になる。
競合するというよりはそもそも活用のしどころが違うので存在意義がなくなるという話ではない。
アイスボーンを買わずにいつまでもワールド無印を遊んでるハンターは知らない。
- Steam版にも2019年12月6日から配信された。
マスターランク未解禁にもかかわらずマム武器よりも優秀な性能の武器をばら撒いたわけだが
2020年1月10日にはマスターランクが解禁されたので、そんなに時期は開かなかった。
性能
- 攻撃力倍率はどの武器種であっても固定であり
Iで130、IIで170、IIIで190、IVで210、Vで220となる。- I⇒IIがめざましい強化な一方IV⇒Vは大したことなく見えるが、
近接武器であればIVまでの長大な青ゲージの半分以上をそのまま白ゲージに変換した上で
倍率+10、となるなど、数値以上の強化を見せてもいる。
- I⇒IIがめざましい強化な一方IV⇒Vは大したことなく見えるが、
- 狩猟笛は空色と緑色の旋律。
ガンランスの砲撃は拡散で、強化するごとに砲撃レベルも上がる。
スラッシュアックスは強撃ビン、チャージアックスは榴弾ビン。
操虫棍の猟虫ボーナスはスピード強化。
ボウガン系の装填可能弾種および速射対応弾・特殊弾はガイラ〇〇・援撃と同じ。
弓のビンは接撃・強撃・麻痺と扱いやすいもの3種。
と、各々の武器種の特殊効果も使いやすいものが付与されている。
- 会心率は0%で、スロットはなし。
- レア度は7なので、カスタム強化が2回行える。
さっさとマスターランクに行きたい人のための武器なのに上位のカスタム強化をするのかと言われると謎だが。
一覧
- 外見は鉱石派生武器のベースが赤錆びたような外見。
形状は鉱石派生と異なる見た目のものが多く、機械系のベースが多い。
武器種 | 名前 | 型 |
---|---|---|
大剣 | 防衛隊炎刃型大剣 | ブレイズ型 |
太刀 | 防衛隊連刃式太刀 | 鋸刃型 |
片手剣 | 防衛隊戦斧型撃剣 | 手斧型 |
双剣 | 防衛隊機械式双鋸 | 鎖鋸型 |
ハンマー | 防衛隊鋼鉄製戦鎚 | 鬼鉄型 |
狩猟笛 | 防衛隊支援型大鼓 | 太鼓型 |
ランス | 防衛隊広刃型長槍 | 剣型 |
ガンランス | 防衛隊改良型銃槍 | 多刃型 |
スラッシュアックス | 防衛隊変形式剣斧 | 巨刃型 |
チャージアックス | 防衛隊合体式盾斧 | 方刃型 |
操虫棍 | 防衛隊両刃型操虫棍 | 両刃型 |
ライトボウガン | 防衛隊連装式軽弩 | 基本型 |
ヘビィボウガン | 防衛隊機関式重弩 | 基本型 |
弓 | 防衛隊迎撃用強弓 | 機械型 |
余談
- 攻略のスタートダッシュに最適な性能、生産素材が簡単、見た目が既存武器の色違い、全体的に赤錆色、
最終的には他武器に劣る性能に落ち着く…といった特徴は、
MHXXにて登場したエルダー武器を彷彿とさせる。