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ゲーム用語/つなぎ

Last-modified: 2019-08-20 (火) 19:33:20

概要 Edit

  • ある物と別の物の間を連結するためのもの、という意味の単語。
    漢字で書くと意外と難しく、「繋ぎ」という字になる。
  • ゲーム用語としてのつなぎとは、ゲーム攻略段階にある特定の装備や特殊能力などを手に入れるまでに、
    それまでの間を耐え抜くための一時的な装備や能力などを指すことが多い。

モンスターハンターシリーズにおけるつなぎ Edit

  • モンスターハンターシリーズにおける"つなぎ"は、
    前述の通り「攻略において特定の段階に到達するまでの装備」を指す事が殆どである。
    本シリーズは原則として、モンスターを倒してその素材で装備を作るという構図になっており、
    大体の場合は攻略を進める事で出現する新たなモンスターの装備の方が、
    それまでの装備よりも強力に設定されている事が多い(無論例外も多数ある)。
  • プレイヤーの心理としては、
    そのような強力な装備を最初から用意(使用)したいと思うものであるが、それらに必要な素材が手に入るモンスターは、最序盤からは戦えない。
    また、最序盤の貧弱な装備のままでは手強いモンスターとの戦闘は非常に厳しいものとなりがちである。
    そこで、基本的に最終目的の装備を入手するためには、
    まずは貧弱な初期装備でも十分戦っていける弱いモンスターを狩猟し、その素材で初期よりやや強い武具を作成し、その武具でまたもうワンランク上のモンスターを…
    …という繰り返しを行うことになる。
    こうして自身の装備を強くしていき、最終的には欲しかった装備の素材が入手できるモンスターを倒し、
    目的の装備が完成される、という流れである。
    その最終目的である装備にたどり着くまでに作った装備たちが、モンハンで言う「つなぎ」ということになる。
  • このようなスタイルはRPGなど数多くのゲームにて用いられている。
    モンスターハンターシリーズでこの点が強調されやすい理由としては、
    本シリーズでは俗に言うメインモンスター(とその装備)が早い段階から公表され注目される事、及びシリーズの知名度及びプレイヤー人口の多さから、発売直後に強力な装備の存在が明らかにされ注目を集める事などが挙げられるだろう。メインモンスター素材の装備は大抵不遇なのもモンハンの伝統だが。
  • メインシリーズにおいては「つなぎ」という言葉が頻繁に使われるのは、
    多くの場合ラスボスクリア、HR解放後までとなる。
    というのも、この段階まで達すればイベントクエストなどを除き、
    あらゆるモンスターの装備が作れるようになるため、
    いわゆる強装備を作るのにシステム上の制約が生じなくなるからである。
    無論、プレイスタイルによってはエンディングを見た時点でゲームを止めるという可能性もあり、
    その場合は"つなぎ"がつなぎではなく終生の装備となりうるのだが、MHシリーズにおいては「ストーリークリアが狩猟生活のスタートライン」というプレイヤーが多数であり、エンディング到達が最終目標となることは少ない。
  • 攻略する上で支障をきたさなければ"つなぎ"となる装備は正直何でもいいのだが、
    基本的にはどのシリーズにおいても、上手い具合に攻略に便利な装備が途中途中に配置されており、
    それを活用すると攻略が楽になる場合が多くなる。
    例えば、製作難易度や作製可能時期の割に他の装備よりもステータスが若干優れていたり、
    性能は平凡ながら圧倒的に作成難度が低いもの、攻略上避けられない特定のボスに対し有効なものなどである。
    また、スロット数や斬れ味などの観点からスキル自由度に富んだものに関しても好まれやすい。
    コミュニティ上ではそれらを"つなぎ"と称する事が多い。
    • 性能が幾ら優れていても、作製可能時期が遅いとつなぎとしては役立たずである。
      他方、同じ攻略段階で作成の難度が高い場合は、つなぎとしては扱いづらいという声と、
      優秀なので苦労しても作るべきであるという声に割れやすい。
      本シリーズは装備作成に何かとが絡みやすいため、
      つなぎを作るために攻略が止まるのはある意味本末転倒。自分の素材入手状況(入手運)なども鑑みて作るか別の装備にするか決めるとよい。
    • 鉱石素材や中型モンスター素材を用いた武器はこの特徴を備えたものが多く、
      その中でも優秀で長く使えるような一部の武器には特別な愛着を持つハンターもいる。
      「つなぎ」として名を馳せたがゆえに後のシリーズでも続投希望する武器として名前が挙がることも。
      チェーンブレイドペングルスカイザーといった武器にお世話になったハンターは多いだろう。
    • 防具の方では、汎用性に富んだ一式装備テンプレ装備などがつなぎとして利用されやすい傾向にある。
      攻略段階では様々なタイプのモンスターと戦うことが想定できるため、
      使い回しがきく防具が好まれやすいというわけである。
      もちろん、製作難易度などでの好まれやすさに関しては武器と共通している。
  • つなぎの宿命として、基本的には上位互換を入手したら装備ボックスの中で埃を被る運命にある。
    また、上述したように強装備に注目が行きやすい本シリーズにおいては、
    攻略サイトなどですらも、それら強装備以外は目も向けられない
    (要するにそれ以外は作らなくても良いと受け取られかねない)ケースが多々見られる。
    本wikiの各項目においても、最終装備の候補としてラスボス
    から作られた武器防具の名前がズラリと並ぶことも少なくないが、
    これらを裸一貫或いは初期装備で作れるということは相当の剛の者でもない限りは困難であり、
    それらを作るための装備、つまり繋ぎの重要性は言うまでもない。
  • また、特に武器に多いが、
    "つなぎ"とされる武器と、いわゆる最終装備とされる武器の性能差が本当に極僅かしかなく、
    コンマ1秒を争うTAでも無ければ狩猟タイムに影響を齎さないものも少なくない。
    MH3Gにおけるタルタロスボルボダンガー欲獄等や、MH4Gのアーティラート等が有名だろうか。
    これらの武器は本当の僅差もしくは相手が悪すぎて最終武器になり損ねたとさえ言われる程であり、
    タイムアタックや効率重視の狩猟等でなければラストまで難なく使えるクラスの逸品である。
    その最終装備との作成難度差が大きい場合、
    これらを使い続けるという選択肢は十分あり得るものとなっている。
  • もし装備の性能を事前に調べてプレイする場合は、単に最終性能だけで比べるのではなく、
    「いつから、どれだけ長く使えるか」もきちんと予測した上で、攻略用の武器を選ぶようにしたい。
    プレイスタイルによっては、最終装備よりも攻略用装備の方が長い付き合いになることも少なくないのだから。
  • 派生作品の一つ、MHFにおいては、メインシリーズでは長らく用いられてこなかった
    従来装備を超える性能の装備追加」がアップデートで追加されている。
    厳密に完全上位互換かと言われると怪しいが、
    サービス黎明期の2008年の時点でそのような装備が後付けで追加されている。
    それから10年以上、このような展開が続いているため、
    本作における基本原則としては「現存する全ての装備が(次のコンテンツの)つなぎ」である。
    これは2015年時点のMHFにおける文字通り最強の武器群であったG級進化武器について、
    運営側が「当面の間は最強」と定義付けしており、
    その3年後、それに新たな「最強」となる強化段階を追加した事などからも明確である。
    • ただし一方で「労力をかけて作成した最先端の装備がアップデートで即座に型落ちとなる」
      という事象に忌避感を抱くプレイヤーも極めて多いため、
      最先端装備が完全なつなぎと化すまでのインターバルは非常に長く取られる傾向にはある。
      例えば前述した「従来装備を超える段階」が明確に示されたのは2009年の剛種武器実装であるが、
      それから「次の段階」と言えるG級武器が追加されたのは4年後の2013年であり、
      その「次の段階」と言える辿異武器が追加されたのはそこから更に3年後の2016年である。
      特に剛種武器はそういう点での批判の声も少なくなかったためか、
      「従来装備を完全に超える物」の追加については、相当なインターバルを持って検討・実施される事が伺える。
    • また、MHF-Z時点でのプレイヤーコミュニティにおける「つなぎ」は、
      いわゆる「最終装備」までの途中段階の装備を指すというよりは、
      主要ランクへ到達するまでに便利な装備を指す場合が多い。
      これは本作の「最終装備」が、いずれも俗に言うエンドコンテンツの産物であり、
      それらに取り組まずに遊んでいるプレイヤーも数多く存在するためである。
    • また、新コンテンツ、新モンスター導入の際に、
      ある装備がつなぎのような印象を受ける告知がされることもある。
      例えば昨今では新モンスター実装前週に
      「討伐の備え」というイベントが開催されるのが定番となっており、
      そこでは当該モンスターの対策として特定の武具が紹介され、作成支援クエストも配信される。
      だが、これはあくまで「対策」であり、
      そのモンスターで作れる装備がそれを上回るということはない。
      一方、MHFからMHF-Gへの移行時(前述したG級装備実装時)には、
      新コンテンツ「G級」への対策として従前の最高ランクの装備作成が公式から推奨されていた
      だがこちらは(開発側の想定としては)文字通り従前の装備をつなぎとして扱うものであり、
      その是非、及び実態との乖離も含めかなりの議論が巻き起こる事になった。
      MHF-GからMHF-Zへの移行(前述した辿異装備実装)の際には、このような告知は行われなかった。
  • メインシリーズにおいては従来はアップデートによる装備追加は実施されてこなかったため、
    MHFのような事象が起こる事は長らくなかった。
    イベントクエストで追加される武器がこれに該当しないこともないが、
    それについても基本的に発売直後時点で暴露される場合が殆どであった。
    アップデート形式でそれが実施された(これによって一部の最終装備が繋ぎと化したと認識された)
    のは2018年時点ではモンスターハンター:ワールドのみとなっている。
    前述の通りMHFなどオンラインゲームではよくある事であるが、
    メインシリーズにおいては前例が無かったため受け取り方が人によって様々であり、
    ムービング・ゴールポスト方式*1であると批判する声も見られる。

その他の意味での「つなぎ」 Edit

  • 装備だけでなく、ハンターやモンスターが行う攻撃についても「つなぎ」という言葉が使われることがある。
    例えば、ハンターで言うのならば大剣の強溜め斬りを繰り出したくても、それ単品で出すことはできない。
    そこで、強溜めの前にはなぎ払いやキック→横殴りを行う必要がある。
    この場合、前に行ったなぎ払いやキック→横殴りの動作が「つなぎ」と呼ばれることになる。

関連項目 Edit

モンハン用語/一発生産
モンハン用語/スキル自由度
モンハン用語/製作難易度






*1 既に決まったルールを後から変更し、一方の有利になるよう改悪することを揶揄するスラング。