パイロット
- 白銀武 ※UG前と比べてSPが変化しています。
SP:集中, 1, 加速, 6, 熱血, 14, ひらめき, 17, 機先, 22, 気迫, 30 - 社霞
SP:偵察, 1, 感応, 1, 狙撃, 11, 献身, 17, 絆, 24, 再動, 40 - 鑑純夏
SP:愛, 1, 堅牢, 8, 気合, 13, 見極め, 19, 必中, 25, 瞑想, 45
アップグレード
運用
まず最初に重要な注意点として凄乃皇四型はアップグレード前と比べて上位互換の機体ではないという特徴がある。
完全なリアル系だったアップグレード前とは違い、こちらは射撃型スーパー系と言わんばかりの全く別物の性能の機体に変化する。
機体だけでなくパイロットの方も変化しており、武の能力が格闘射撃両立型から射撃特化型に、SPも勇気が気迫に変更になっている。
またサポートパイロットも二名追加されている。
そのため文字通り完全に運用方法そのものを別物に変えざるを得ないだろう。
アップグレードで似たような変化を遂げるオーディアンやGP03とは違ってパーツ分離がないので、元のリアル系の性能に戻す事はできない。
また、パーツ数減少に合わせてコストも増えるため、凄乃皇四型の項目で言う事ではないかもしれないがアップグレードをしないという選択肢もある。
その本機の機体能力はパーツスロット1、コスト4の機体ならではの圧巻のスペックを誇っている。
特殊能力のラザフォード場によってビーム兵器は3000、それ以外の攻撃も1000とかなりの軽減が見込める。
しかもこのラザフォード場、消費ENこそ2倍になるものの隣接する味方にも同様の効果が発生する*1。
自機だけではなく周囲の機体までカチカチにできるこの機体はまさに要塞としか言いようがない。
また、ALMランチャーでビーム兵器のダメージを更に軽減出来る重金属雲も付与可能というおまけ付き。
そのため対ビーム攻撃にはこれ以上にないほどの防御力を誇る。
遠距離主体かつ回避が期待できないステータスでありながら、遠距離絶対撃墜するマンの巨神兵を真正面から叩き伏せられるほど。
そして攻撃面では多彩な射撃武器、威力は低いが貫属性がある自動反撃技の重力偏差、二種のMAP兵器とよりどりみどり。
最大火力がMAP兵器なので少々使いづらいが、他機体の準必殺技や強敵雑魚に切るような威力の攻撃をMSのビームライフルと同じ感覚で撃てるのも強い。
しかもこの馬鹿げた火力にも関わらず、武ちゃんはなんと覚悟持ちなので瀕死時はとんでもない火力になる。
……とはいえ本機は他の覚悟持ちよりロマン寄りではあるが(後述)
だが、本機はそのとんでもない強さと引き換えに、ENが減れば減るほどそれに合わせて武装や運動性、移動力が減少していくというデメリットがある。
EN自体は高く、かつENを消費する武器は自動反撃の重力偏差と最強武器の荷電粒子砲程度だが、ラザフォード場のEN消費もそれなりに高く、敵から狙われればそれだけ継戦能力が落ちていく。
接近戦を挑まれると重力偏差の自動反撃で更に消費が増える。
武器の弾数は非常に多いものの、結果的に長期戦は苦手である。
半分を切った所で能力低下が起きるので注意しよう。
完全に底を尽くと移動力が1になり補給機まで戻るのも一苦労になるので、早めの補給を心がけておきたい。
詳細は下記に記載するが、弱体化を気にする場合はEN30%以下からの制限が非常に大きいので、できる限り30%を切らないように維持する事。
ちなみに具体的な弱体化量については
| 移動力 | 運動性(無改造時) | 使用不可*2 | |
| 基本 | 4 | 65 | 制限なし |
| EN50%以下 | 3(-1) | 60(-5) | 荷電粒子砲 |
| EN40%以下 | 3(-1) | 55(-10) | 2700mm電磁投射砲 |
| EN30%以下 | 2(-2) | 50(-15) | 散弾式広域制圧弾頭 120mm電磁投射砲 広域ラザフォード場(特殊能力) |
| EN20%以下 | 2(-2) | 45(-20) | 重力偏差(自動反撃) |
| EN10%以下 | 1(-3) | 40(-25) | バンカーバスター ラザフォード場(特殊能力) |
となっている。
EN消費が激しい運用方法(突っ込ませるor荷電粒子砲使用)を行うならパーツで補いたい。
また、最悪の状況に備えて純夏の瞑想分のSPは残しておく方がいいだろう。
……実はENが底を尽いた時でも使える通常弾頭とチェーンガンが通常武器というくらいには優秀な性能をしているのと、非MAP兵器としては最強威力であるバンカーバスターは実はEN10%以下でなければ使用可能と他武器と比べて制限がかなり緩めなので、完全な置物になる事はあまりなかったりする。
運動性の低下に伴う命中率をどうにかすれば固定砲台としての運用は出来なくもないので、ENが無くなっても諦めないようにしよう。
むしろEN消費する事をあえて考慮に入れず、上記3武器を主軸に戦うのも戦略としては普通に強い。
先述した武ちゃんの覚悟だが、実はこちらも少々問題を抱えている。
というのも本機の元から高い殲滅火力、スーパー系相応の装甲+軽減フィールドであるラザフォード場という二つの要素が重なった結果、文字通り狙わなければ発動しない……というか発動する前にマップクリアになるという状態になっており、覚悟持ちの中でもトップクラスに発動しづらいユニットになっている。
ボスや特殊ボスの攻撃が直撃すればワンチャン発動可能だが、ボス戦前に事前に準備するのはかなり難易度が高い。
Ver13.1.0で武器の弾数が総合的に半減~3分の1程度に大幅減少の調整を受けた。
とはいえ先述した通りラザフォード場によるEN減少で定期的に補給が必要な機体だったので、短期決戦用の機体として運用するなら実はそこまで弱体化にはなっていない。
しいて言うなら電磁速射砲・電磁投射砲が雑魚相手に使いにくくなった&補給を無視して通常弾頭による置物戦法がやりづらくなった程度か。
パーツ
スロットは1個。
EN面の強化か装甲の強化で突っ込ませるか、命中率の強化でSPの無駄遣いを押さえるかはお好みで。
空Bだがホバー持ちなのでEN管理さえちゃんとすればそこまで移動には困らない。
備考
- 原作では基地防衛線時に集中攻撃を受け、その修復等で武装や艤装の取り付け、調整が間に合わない不完全版ともいえる状態での出撃となった。しかしロボダン版ではページ名の通りIF設定である完全装備版なので安心しよう。
- ちなみにもし原作通りの不完全版で来た場合は、120mm電磁速射砲と2700mm電磁投射砲が消失、チェーンガンの威力が大幅に減少、場合によってはラザフォード場も弱体化する事になるため、完全装備版での実装はやむなしといったところかもしれない。