フリードリヒ

Last-modified: 2016-01-31 (日) 14:56:55

フリードリヒ

二刀流のレジメント。ベルンハルトの双子の弟。額に傷のあるお茶目な方のおっさんがフリードリヒ。
兄とは正反対に明るく面倒見の良い性格。レジメントのムードメイカーでもあったとか。
ファンからの愛称および蔑称は『フリなんとかさん』。そういった扱いを受けるのは、彼の性能がぶっちゃけ悲惨ロマン狙い過ぎたことに由来する。

 

HP,ATK,DEFすべてが平均的でバランスの良いステータスを持つ。
彼の特徴は自らのステータスを増加させる「ATK+」「DEF+」の使い手であること。
強化したステータスでもって殴り合いをするのが基本戦術となる。(微妙な点その1)
ただし強化値はそんなに高くないし、効果ターン数も長くない。(微妙な点その2)
なので二つのステータスが強化された状態でのみ使える二回攻撃が最終的に狙うところになる。(微妙な点その3)
可能なら倒れる際に相手のATKとDEFを3下げる置き土産も成功させたい。(微妙すぎる点その4)

 

……つまるところ通常状態では地味すぎるし、セールスポイントは実戦的とは言い難い成功率なのが問題なのだ。
さらには最後に追加される技が死に際の駄賃にしては弱過ぎるという追い打ちがかかっている。
プレイヤーの嘆きが大きかったためか、運営による調整の手も及んだ。が、その内容は『L5をコストダウン、L4と同じ16に!』。違うそうじゃない
ただレアカードではかなりの性能を誇る強キャラの一人。
R3で「一閃」と「十閃」が同時発動可能に、R5で「修羅の構え」が超高性能になっている。ロマンを実現しやすくなりつつも、理不尽ではない強さと経緯ゆえに良キャラとの呼び声も高い(あくまでR3~の話である)。

 

ちなみに異名の『TheGambit』とは『序盤の手』のこと。戦士であることを踏まえると『切り込み隊長』、あるいは『捨て駒』、新撰組風だと『死番』といった意味合いになる。ポーンを犠牲にして後の展開を有利にする、チェスの同名の戦術が有名である。

 

一閃

ATK/全/移1↑
攻撃終了後に「ATK+3」(3ターン)

  • びっくりするほどシンプルな効果。付加されるのは攻撃後なので、更新しない場合は実質2ターン分しか恩恵を受けられない。
  • 条件は移動1なので攻撃カードがなくても発動できる。あまり活用する機会はないが、攻撃したくない時や手札に盾と移動しかない時などは便利。
  • 後述の「十閃」と比べると後攻の時に使った方がお得感があるかもしれない。
 

十閃

ATK/近・中/剣3↑銃3↑移0=
対戦相手に1ダメージ
攻撃終了後に「DEF+3」(3ターン)

  • 主力技になり得る。間接的に防御技と考えることもできる。こちらは「一閃」と違い、先攻で使えば丸々3ターン分の恩恵を受けられる。なので先攻を取れた時は「一閃」よりも優先したい。
    • 「一閃」のATK+3があると思いの外火力を出せたりもする(ATK20とか)。そこそこの火力と直接ダメージ一点、DEF+3を3ターン延長という状況に持って行けると意外な強さを見せてくれる。
  • ただし、とにかく攻めあるのみという時はこれを捨てることも選択肢に入れていい。「一閃」と「百閃」でゴリ押しした方が有効な場合もあるのだ。「じゃあフリードリヒじゃなくてもいいんじゃね?」と思った君。正論なら何を言ってもいいわけじゃないぞ!
  • 移動が1以上あると発動できない条件を持つ。つまり「一閃」と同時には使えない。泣けてくる悲しい仕様である。
    • あるいは愛を持ってR3まで育てよう。必ず応えてくれるはずだ。
 

百閃

ATK/近/剣6↑銃0=移0=
ATK+5
自身のATKとDEFが共に増加しているとき、ダイスを2回振る

  • とてもシンプルな第一効果と凶悪な第二効果を持つ。Unlightロマン技界の一角。
  • 剣6という条件の割に補正は低い。「一閃」込みだと結構な火力を期待できるので、「百閃」をする前に一手間かけておこう。
    • この場合のL5における最低火力は8+3+6+5で22。悪くはないが手間を考えると後+3は欲しい。二回攻撃を狙うなら尚更だ。装備で補うかイベントカードで火力増強したい。
      • ちなみにR2だと「一閃」のEx化によりそのまま+4されて26が最低火力になる。
  • 条件に銃0以下と移動0以下を含んでいる。つまり「一閃」「十閃」と同時発動できないのはもちろんのこと、不要なカードを捨てづらい仕様である。やっぱり泣けてくる。
 

修羅の構え

DEF/全/特3↑
HPが0以下になったとき、対戦相手を「ATK-3」「DEF-3」(3ターン)

  • 暗に公式も認めた産廃技。技一つ追加されるのにコストが増えないというある意味伝説を生み出した。
  • 何がそんなにダメなのかというと、技条件が特3↑と重く、命と引き換えなのに効果は軽く、それなのにカットインが悲しくなるほど『修羅の構え』らしくて逆に泣けてくるのだ。
  • Ex化するとこれまでの使えなさが嘘のように超高性能化する。具体的には自分のHPが4以下になる時HPを3回復し、相手に「ATK・DEF-7&MOV-1」を与えるというもの。R5までの道のりは遠く、またコストが28と高いが、彼への愛があるならぜひ育て上げる事をおすすめする。
 

イベントカード

移動力が重要なので移動1、あるいは大量に必要となる剣3がマッチする。
もしロマン(二回攻撃)「百閃」に執着するなら相手の防御技を防ぐためカース3を検討してもいいだろう。

 

イベントカードではなく装備の話になってしまうが、スキルカード「呪印」の使用を考えるのもいい。
たった1ターン増えるだけでも二度振り「百閃」は格段に狙いやすくなる。
元々のコストが低いのでコスト上昇のデメリットも無視しやすい。

 

組み合わせキャラクター

癖はないが、ただのコスト削減要員で終わらせたくないなら活躍の場を整えてあげよう。
具体的には回復してくれる者、相手を「麻痺」「MOV-」にする者、近距離を維持しやすい者等がいると良い。またフリードリヒは高DEFキャラクターには歯が立たないので、直接ダメージに長ける者や高DEFをものともしない者は半ば必須と言える。
安定のレオンルディアや、ウォーケンリュカカレンベルクシャーロットあたりは外れが無い。特にリュカの「夢幻」は「修羅の構え」よりよっぽどフリードリヒの命を有効活用してくれる。
単体戦力の高さを買ってマルセウスもいいだろう。

 

双子の兄ベルンハルトとの相性は良好。
イベントカードは完全に共用できるし、いまいちな「修羅の構え」も彼ならちゃんと活用してくれる。
またアインとも噛み合う。
ベルンハルト同様イベントカードに無駄がないし、「13の眼」はフリードリヒの苦手な相手に効果が高い。
意外なところではシラーリーと組むのも悪くない。
イベントカードもそうだが、フリードリヒのロマンを後押ししてくれる唯一のキャラである。