メレン

Last-modified: 2016-05-06 (金) 00:42:22

メレン

主人公である人形の少女"導き手"を補佐するUnlight世界の案内人。炎の聖女に仕える五人のアコライトの一人。
カードマジシャンであり、期待を裏切らずトランプを武器に戦う。
本来はメレンがダークルームの担当になる予定であった。ところが仮としてブラウを立たせていたところ、気付けばダークルーム=ブラウという印象が定着してしまい現在に至る。その結果、ルートを含めたアコライト三人衆の中でただ一人何もしていないため、何だかニートっぽい不憫な境遇に置かれていた。
今ではハロウィンなど特別な期間中に限りブラウからダークルームの案内人という立場を奪還しているようである。頑張れ。

 

距離を選ばずに戦える全距離型。中距離限定の防御技と近距離限定の攻撃技があり、どちらも非常に強力だが、基本は残り二つのスキルだけで立ち回れる。相手の苦手な距離で戦う方向に意識を持って行こう。
主力スキルが手札の影響をモロに受けるので手札は可能な限り多い方が望ましい。そのため安定して戦えるのはデュエル中盤以降となる。
序盤から出していくつもりなら前述の中距離防御技が重要になってくる。あるいはドロー系のスキルを持つ他のキャラで援護する手もある。どちらにせよ味方との連携を意識する必要があるだろう。

 

平均値で不足の無いステータス、全距離技のローボールとハイハンドによる安定した攻防、奇襲性&リターンの大きいジャックポット、かすり傷を即死に変えるギャンブル、強さの割に安価なコストと恵まれた性能をしている。欠点らしい欠点は無いだろう。
弱点はハンデス(手札破壊や奪取系のスキル)。防御にはさしたる影響がないが、攻撃面では一枚の不足が致命的となる。
また、移動フェイズで大量に移動を提出すると攻撃力が失われるので、先攻を取り辛いのも弱点と言えば弱点。同様の理由で防御フェイズにあまり盾カードを割けないのも穴になり得る。

 

ハイハンド

DEF/全/特2↑
DEF+対戦相手が提出したカードの枚数×2

  • 距離を選ばず使える防御技。対戦相手が提出したカード一枚毎にメレンの防御力が2ずつ上がる。シェリの「レッツナイフ」の防御版と言える。
  • 特2一枚でOKという比較的軽い条件が魅力的。とはいえ無駄遣いは良くない。相手キャラによって堅さがだいぶ変動する技なので使い所を見極めよう。
  • 攻撃スキルのカード要求枚数が多いキャラに対しては高い防御力を得られる。逆にカード一、二枚で高火力を得られるキャラやダイス火力を目的としない攻撃をするキャラに対してはやや頼りない。
 

ジャックポット

DEF/中/剣1↑銃1↑盾1↑
この戦闘で使用したカード枚数×2の分だけ新たにカードを引く

  • 中距離限定の防御技。大きなドロー効果のある珍しい技である。メレンが防御時に提出したカードの二倍の枚数をドローする。最低条件でも六枚引いてくる凄まじい交換比率を誇っている。
  • 説明にある"この戦闘で使用したカード"とはあくまでメレン側の事である。相手が使用したカード枚数は一切関係ない。
  • ドローのタイミングはダイスダメージ後。ダイスロールの結果メレンが死亡したとしてもドローは行われる。ただしダイスロール前に死亡する一部の攻撃に対しては不発してしまう。
  • 中距離限定なため狙って発動するのは少々難しい。また、単なるドロー技として使うならどちらでも構わないが、メレン単独で最大限のパフォーマンスを発揮するのは後攻の時である。5~7枚ほど提出して10~14枚も引けば後述のローボールの条件はほぼ確実に満たせるだろう。
  • 元手となる手札はあればあるだけ良い。この事から、他の能動的にドローできるキャラから中距離でメレンへ交代する戦術はとても有効である。
    • 同様に中距離を確保できるキャラと組ませて無理矢理ジャックポットを成功させる連携も大いにありである。
 

ローボ-ル

ATK/全/剣1↑銃1↑特1↑盾1↑移1↑
この戦闘で与えるダメージを+5する

  • 全距離発動可の攻撃技。追加ダメージ系。ダイスロールの結果に5のダメージを上乗せする。
  • 主力スキル。安定したダメージソースとして信頼できる。攻撃力補正の有無は気にならない性能であり、最終的な攻撃力が10程度であっても頼りになる。もちろん攻撃力を高めた分だけ破壊力は増していく。
  • 唯一にして最大の欠点はカード条件。すべての基本カードタイプ(剣、銃、特殊、盾、移動)を一枚ずつ必要とする。数値は1でも構わないのが救いだろうか。
    • 前述のジャックポットがこのスキルの大きな助けとなる。
  • 概要でも書いた通り、このスキルを意識すると移動、防御フェイズ共に隙が生まれる可能性が高い。特に先鋒、一人目だとそれが顕著である。ドローキャラと組ませる、ジャックポットを行う、最大手札が増えてから出す、移動力の高いキャラで先手を取るなど、手札の充実か味方との連携が可能な状態で表に出したい。
 

ギャンブル

ATK/近/無1↑無1↑無1↑
この戦闘で与えるダメージが1のとき、対戦相手は即死する

  • 近距離限定の攻撃技。最終的に与えるダメージが1の場合、エターナルフォースブリザード! 相手は死ぬ。
  • カード条件は無のみ。しかしダメージを与えなければ意味がないうえに近距離限定なので、実質的には剣カードが必須である。
  • 大切なのは"この戦闘で与えるダメージが1のとき"ということ。アンライトではダメージ計算に様々な要素が絡むが、この技で即死になるのは、その計算の結果最終的に与えるダメージが1に決定された時である。
    • 例えば前述のローボールと同時発動した場合。このときダイスロールの結果が1ダメージであっても、ローボールの5ダメージ分を追加した結果与えるダメージが6となるなら、ギャンブルによる即死は起こらない。逆に相手の防御ダイスが4上回って防御成功しても、5ダメージ追加して最終的な結果が1ダメージとなるなら相手は即死する。
    • 状態異常の影響も受ける。例えば恐怖であれば、通常時なら2あるいは3ダメージ与える結果が出た場合、それが半減されて1ダメージとなるため即死する。一方で対になるバーサークは、それ単体ではどうやっても1ダメージという結果にはならないため、ギャンブルは確定失敗する。
  • ジャックポット以上に狙うのが難しくリターンの大きい技。言ってしまえば天にすべてを任せる運技に限りなく近い。状況次第では積極的に狙うのも良いが、基本はおまけ程度に捉えておこう。きっとその内思いもよらないタイミングで成功するはずだ。
    • 絶体絶命な状態からこれが連続成功して逆転勝利! というのも実は無い話ではない。そんな時は対戦相手にちょっと申し訳ないが、運の良さとメレンに感謝しよう。勝ちは勝ちである!
 

イベントカード

何でも良い。メレン以外のキャラに合わせよう。
それでも特別どれが良いのか挙げるなら、おすすめは特殊か移動。
特殊ならハイハンドとローボールの両立が比較的やりやすい。初期の手札枚数でもぎりぎり戦える公算が高い。
移動はデュエル終盤、最大手札が増えて来た時に真価を発揮する。可能な限り移動を出して、先攻でローボールを叩き込むのである。半ば防御を捨てた考え方だが、先に相手を倒してしまえば防御フェイズなんて来ないのだ。

 

当然だがチャンス3はとても相性が良い。メレンを主力に据えるなら武器よりも優先してコストを割きたいところだ。
あとコストではなくリアルマネーがかさむが、特殊1/移動1のような複合イベントカードを用意できるならそれが一番良い。

 

組み合わせキャラクター

何はともあれ手札枚数に頭を悩ませる御仁である。そのため他のキャラ以上にドロースキル持ちの有用性が高い。元の手札が多ければジャックポットのリターンも激増するため尚更だ。
ベリンダビアギッテメリーなどは開幕から手札を増やしつつチェンジできるので大変都合がよろしい。
なお、レオンは毎度のごとくレオンである。相手を麻痺にしつつ中距離を取り、反撃の狼煙で手札を増やし、ジャックポットという流れはもはや芸術。相変わらず名サポーターだ。

 

ジャックポットにこだわるなら無理矢理中距離にする技を持つキャラがいると良い。
距離固定チェンジの代表格といえばアスラの烈風であろう。また燕飛で討ち漏らしたが手傷を負わせた相手には、ローボールの追加ダメージが光る。
中距離を取るにはややコツがいるが、コッブのアシッドイーターも良い技だ。アスラの烈風に比べて後攻も取りやすい。ベガーズバンケットとローボールの相性も良好である。
上記の二人は素晴らしいのだが、どちらも特殊を必要とするという欠点がある。その点有利なのはセルファースだ。盾を一枚だけ出せば、相手が距離変動技を使わない限り中距離を維持できる。メレンと比べて単純火力に優れているところも高評価であろう。地味にイベントカードの白(チャンス)枠が二つあるのも嬉しい。

 

アスラとコッブで少し触れたが、メレンのローボールは残りHPの少ないキャラにトドメを刺す時も重宝する技である。なので手札が少ない序盤から先駆けとして相手全体のHPを削っていけるキャラがいると、メレンはフィニッシャーとして活躍できる。
アリアーヌはとりあえず一当てするのに優秀なキャラである。併せて妹のポレットで更なる全体攻撃力を得るのも良いだろう。
がんがん攻めるならイヴリンが良い。場合によっては懶惰の墓標からメレンを安全に出す手もある。相手から奪ったカードがあれば素の攻撃力を高めたローボールをお見舞いできる。
堅実に削るならブロウニングなんかもおすすめ。戦況によっては彼をフィニッシャーに据えるという選択もある。

 

メレンを主軸に、という話とは趣を違えるが、ジャックポットの手札激増を当てにする構成も挙げておく。ドロー技あるいは中距離維持(麻痺でも可)技持ち、メレン、複雑な手札を必要とするキャラという構成だ。
わかりやすいのはディノ。メレン以上に条件が難しくリターンの大きい派手な必殺技を持つキャラだ。メレンともう一人が全力で彼を支援する形になる。
他にもレタシェリイデリハ等、手札の多さが直に破壊力へと繋がるキャラと組ませると良いだろう。