Fiat 3000

Last-modified: 2019-08-01 (木) 08:26:26

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Tier 1 イタリア 軽戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)16/16/16
最高速度(km/h)24
本体価格(シルバー)0
派生元車輌

パッケージ

M14/41
E:270
S:4,100
FIAT 3000
E:0
S:0
FIAT 3000 DA 37/40
E:40
S:1,950
L6/40
E:270
S:3,800

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比旋回速度視認範囲
FIAT 3000FIAT 604Cannone da 37/20Fiat 3000Fiat 3000 mod.30120R.F.C.R.
635616/16/16265
10.8041280
Fiat 3000 da 37/40FIAT 604Cannone da 37/40Fiat 3000Fiat 3000 mod.30120R.F.C.R.
635616/16/16265
10.6841280
 

 
主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
Cannone da 37/20AP
APCR
HE
0
3G
6
29
46
18
30
30
36
27.27DPM2.00.50237+20
-10
Cannone da 37/40AP
AP
HE
7
3G
9
39
60
18
40
40
45
21.43DPM2.00.4268+20
-10

解説

  • 概要
    Tier1イタリア軽戦車
    外見からも分かるようにフランスのルノー FT-17軽戦車を元にフィアット社が開発し量産した軽戦車。
     
  • 火力
    • Cannone da 37/20
      初期砲。
      Tier1初期砲としては発射速度や精度は高めだが、そこまで褒めるべき砲ではない。
      早めにCannone da 37/40に移行しよう。
    • Cannone da 37/40
      無塗装の黒い砲身が目立つ、フィアット3000Bの史実砲。
      発射速度が低下しているものの、貫通力やダメージがわずかながらに向上している。
 
  • 装甲
    全周16mmとTier1としてはそこそこの装甲だが、頼れるものではない。
 
  • 機動性
    最高速24km/hはルノーFTよりはましだがやはり鈍足。
 
  • 総論
    基本的には最終砲が少し強いルノーといった感じの戦車。

史実

L5軽戦車

FIAT3000はイタリアの軽戦車である。

 

フランスのルノー FT-17軽戦車を元に開発され、1920年6月に試作車輌が完成。
1921年に「Carro d'assalto Fiat 3000 Mod.21(フィアット3000突撃戦車 1921年型)」として制式化、1923年に量産が開始された。生産数100輌。
1929年には改良型の「Carro d'assalto Fiat 3000 Mod.30(フィアット突撃戦車 1930年型)」の試作車輌が完成し、1930年に制式化された。生産数は52輌。
なお1921年型を「フィアット3000A」、1930年型を「フィアット3000B」と呼ぶ場合もある。

 

1921年型では空冷式の「SIA Mod.1918 6.5 mm 軽機関銃」を砲塔に2挺搭載していたが、1930年型では「ヴィッカース・テルニ M30 40口径37mm砲」を砲塔に1門搭載している。
この砲は1920年代後半に開発された対戦車砲で、初速640m/s、射距離100mで30度の傾斜装甲板に対し47mmの装甲貫徹力を持っていた。
この砲は後にM11/39やフィアット611装甲車にも搭載されている。

 

機動力については1921年型がエンジン出力45馬力~50馬力で路上最高速度21km/hだったものが、1930年型では63馬力~65馬力で最高24km/hに向上している。

 

ルノーFTとの違いとして、エンジンを横置きにし、車体後部の両側面に消音器が付いている(ルノーFTは車体後部の右側面のみ)。尾橇は1930年代後半には撤去された。

 

なお、1930年代後半に名称変更が行われ、6.5mm機関銃装備型はL5/21、37mm砲装備型はL5/30と呼ばれるようになった。
同時期にL5/21軽戦車90輌がSIA Mod.1918 6.5mm 軽機関銃から、フィアット レベリ M35 8mm重機関銃、またはブレダM38車載機関銃に換装されている。

 

第二次世界大戦時には既に旧式化しており、主に治安維持や要地警備に用いられていた。
しかし、1943年のシチリア島における戦いで使用されており、連合軍と砲火を交えている。

 

日本でも1930年代初期にFIAT3000Bを数輌輸入している。
同時期に輸入したルノー NC27軽戦車?やヴィッカース6トン戦車との比較検討用と考えられる。

 

参考

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