M14/41

Last-modified: 2019-08-01 (木) 08:30:16

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Tier 2 イタリア 中戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)30/25/25
最高速度(km/h)32
本体価格(シルバー)4,100
派生元車輌Fiat 3000

パッケージ

M15/42
E:1,230
S:45,400
M14/41
E:270
S:4,100
M13/40
E:250
S:1,960
M14/41 da 47/32
E:390
S:5,360

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
M14/41SPA 8TCannone da 37/40M13/40M14/41190R.F. 1 C.A.
12536 / [33.23]42/25/25310
9.021.2/1.3/2.430300
M13/40SPA 15TCannone da 37/40M14/41M14/41190R.F. 1 C.A.
14538 / [40.32]42/25/25310
10.441.1/1.2/2.230300
M14/41 da 47/32SPA 15TCannone da 47/32M14/41M14/41190R.F. 1 C.A.
14538 / [40.01]42/25/25310
10.361.1/1.2/2.230300

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
Cannone da 37/40AP
AP
HE
7
3G
9
39
60
18
40
40
45
27.271,0912.000.40
4.22
1.20
104+20
-10
0.40
3.97
1.20
Cannone da 47/32AP
HEAT
HE
20
4G
16
52
75
24
50
50
70
21.051,0532.000.43
4.27
1.81
87+20
-10

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    Tier2のイタリア中戦車
    大戦初期、フィアット社及びアンサルド社がM13/40を微改良した中戦車である。
     
  • 火力
    • Cannone da 37/40
      初期砲。Fiat 3000の最終砲。
      山なり弾道装填速度は2.21秒と速め、遠距離戦には向かないが中近距離での精度・ダメ-ジは良好。
      同ティア帯の撃ち合いでは大いに活躍できるが平均貫通力は39mmと低めなため格上車輌を相手にする場合は注意。
       
    • Cannone da 47/32
      最終砲。同格の中では貫通力に優れており、照準時間や精度もそれなりで優秀と言える。
      ただし、課金弾(HEAT)や榴弾の弾速はかなり遅くなる。
       
  • 装甲
    • 砲塔
      前面が42mmとTier2としてはかなり厚く、ハルダウンすれば機関砲は殆ど弾けるだろう。幸い、俯角は10度とかなり深くとれる。
      ほっぺも25mmだが角度がついており前面より更に跳弾を見込めるが、よそ見をすると傾斜が殺されて薄くなってしまう点には注意。
      前面を抜いて来る貫通力を持つ敵にはほっぺを撃たせる手もある。
       
    • 車体
      装甲厚自体はやや厚めの値で低貫通の機関砲程度なら防ぐこともあるが、見た目通りの垂直装甲であり頼れるものではない。
      ただ前面装甲は形が複雑なため、このTierの精度ならやや遠目から甘い場所に入った跳弾する事はある。この形状のため昼飯の角度はあまり信用できない。
      また、側面が25mmなので豚飯すれば硬い砲塔も相まってそれなりに弾けるのだが、形状が仇となり建物に隠れても垂直な部分が見えてしまう。
      とはいえ素直に出るよりは信頼できるだろう。貫通される可能性も加味して行う事。
       
  • 機動性
    最高速度・出力重量比・砲塔旋回速度のどれも低め。
    車体旋回速度は高めであるのが唯一の救い。
     
  • 総論
    イタリア中戦車最初の車輌。
    砲塔に防盾はついていないが丸みを帯びた形状をしておりハルダウンする事でけっこうはじける。
    足回りは前Tierより向上しているがまだ中戦車本来の動きをするにはまだ機動力が足りない。
    遮蔽物に隠れながら相手の発砲を見て顔だし発砲を心がけよう。
     

史実

M14/41中戦車は先に就役したM13/40中戦車の小改良型である。足回りはM13/40から変わっていないものの、車体はより良い装甲を備えるよう再設計されていた。
ただし、外観上の違いはラジエーターグリルのレイアウトが変更された程度でM13/40との見分けは殆ど付かない。

 

予てから懸案事項だった出力不足の対策として、新開発されたフィアットSPA社製15T-M41・4ストロークV型8気筒液冷ディーゼルエンジンが搭載され、125馬力だったM13/40から145馬力に出力が向上した。
更に、北アフリカ戦線での戦訓からエアフィルター等の砂漠用装備も標準装備される様になっていた。

 

M14/41は1941年から1942年にかけて生産され、終戦までにM13系列の車輌では最も数多い1103両が生産されていた。
生産した車輌は主に北アフリカ戦線に投入された他、イタリア国内にも本車両を装備した部隊が多数存在していた。
イタリア降伏後はドイツ軍や北イタリアのRSI軍が残存車輌を使用し、主に対パルチザン戦に用いられた。
また、北アフリカ戦線では連合国側のイギリス軍やオーストラリア軍が装甲戦力の不足を埋める為に他のイタリア軍戦車と同様に鹵獲・運用していた。

 

派生型としては、M14/41の車体を用いたセモヴェンテ da 90/53自走砲がある。
またM13/40と同じくセモヴェンテ da 75/18自走砲の車体としても利用された。

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