Tier 8 ソ連 駆逐戦車(プレミアム)
スペック
車体装甲厚(mm) | 100/100/60 |
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最高速度(km/h) | 40 |
マッチング範囲(戦闘Tier) | 8~10 |
本体価格(ゴールド) | 10,500 |
シルバーボーナス(%) | 50 |
経験値ボーナス(%) | 15 |
搭乗員経験値ボーナス(%) | 無し |
パッケージ
Bizon T-103 12,600G |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 旋回速度 | 視認範囲 | |||||
Bizon T-103 | MN-1 | 130 mm B-13 | Bizon T-103 | Bizon T-103 | 1,250 | 10RKM | |
900 | 30 | 220/145/60 | 730 | ||||
14.29 | 15 | 380 |
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
130 mm B-13 | AP AP HE | 910 12G 978 | 258 307 65 | 440 440 580 | 5.45 | 2,398 | 2.30 | 0.36 | 50 | +30 -8 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier8のソ連課金駆逐戦車。
T-100重戦車に130 mm B-13艦砲を載せた計画案*1である。
駆逐戦車ではあるが、全周旋回砲塔・それなりの装甲・低隠蔽を兼ね備えている為、性能的には重戦車に近い。
ちなみに、ソ連駆逐戦車としては初の全周旋回砲塔を持つ車輌である。 - 火力
俯角は-8°とそれなりの値で、仰角は+30°と十二分。ソ連車輌としては地形対応力が高いと言える。- 130 mm B-13
Object 103の史実砲。SU-100Yのものと同一のはずだが、こちらの方が性能が高い。あちらとは異なり課金弾は貫通力を向上させたAPとなっている。
単発火力やDPM、精度は同格駆逐戦車の中では平均的。貫通力は標準化の大きいAPであることを考えると十分な値となっている。ただし、弾速はその分やや遅め(870m/s)である。
- 130 mm B-13
- 装甲
HPは1,250と重戦車や重駆逐程高いわけでは無いが、普通の駆逐戦車に比べると高め。- 砲塔
220mmの装甲に傾斜が加わり、概ね260mm程度と硬い。防盾は中央付近の厚い部分が260mm、外側の薄い部分が230mmとなっている。防盾脇の所は220mmがほぼ垂直なので弱点と言う程の薄さでは無いが課金弾には貫通されうる。
頭上の機銃塔は60mmと非常に薄い弱点。 - 車体
砲塔の硬さとは裏腹に頼りない。
砲基部垂直部が100mm、機銃塔が60mm、傾斜の緩い車体上部が100mm、傾斜の鋭い車体上部と下部が45mmで、概ね100~130mm程度になっている。
側面は全面100mmなのである意味正面よりも硬いが、丸くなった砲基部がどうしても垂直に晒されてしまうため、豚飯はやりづらい。
- 砲塔
- 機動性
最高速度や出力重量比は駆逐戦車として平均~やや下程度。
車体の旋回速度もそれなりだが、全周砲塔を持つ駆逐戦車の例に漏れず、砲塔の旋回速度がかなり遅い点には要注意。 - その他
視認範囲は380mと駆逐戦車としてはまずまずの数値だが、肝心の隠蔽性能が非常に悪い。
文字通り重戦車と同レベルの隠蔽しかなく、車輌自体も大柄である為、このTier帯ではいとも容易く発見されてしまうだろう。 - 総論
上記の通り、分類上は駆逐戦車だが実際の性能はほとんど重戦車。
最低限の移動はできる足回りに全周旋回の砲塔、そこそこある俯角と精度など射撃位置の自由度は駆逐戦車としては高い。
なお砲塔は硬いほうだが、全面的に信頼できるほど硬くはない。
M26 Pershingのようなハルダウン型中戦車の動きを参考に立ち回りを考えていこう。
Bizon T-103
パッケージ
T-103 12,500G |
解説
T-103のHero版。
積まれた土嚢が空間装甲として機能している以外にT-103との性能差異はない。
史実
Объект 103はT-100重戦車を基に設計された沿岸防衛用重戦車の計画である。
T-100の副砲塔を撤去し、回転砲塔に1935年型130mm B-13海軍砲と7,62mmDT機関銃3丁を装備し、敵のトーチカや船舶を砲撃するように企図された。
重量は58トン、乗員は8名。装甲はT-100重戦車と同じ60mm。
エンジンも計画ではT-100と同じGAM-34BT 4ストロークV型12気筒液冷ガソリン(850hp/1,850rpm)であり、舗装路では35.7km/hで走行する事ができた。
サスペンションも計画通りT-100を流用していたならば内蔵板バネ式のはずである。(ただし実現するならばSU-100Yと同じくトーションバー式に改良する可能性もあり、これがゲームでトーションバーサスペンションとなっている理由かもしれない)
ゲームとかなり性能が異なるのは、計画段階で中止されたので基本仕様は単に「T-100に回転砲塔付きの130mm砲を搭載する」程度で、装甲などは詰められて無かった可能性もある。当然ながら正式採用されていないので「T-」は付かない。
なお、Object 103と言う名称だが、Objectの工場番号が振られる前のプロジェクトであり、担当はレニングラードのキーロフ第185工場(SU-5を作った所)で、Object 100系のウラル貨車工場とは関係が無い。
コメント
- 位置取りだけで運命が180度変わってしまう、車体隠せないと終わり -- 2019-09-12 (木) 12:50:37
- オール金弾で行ってもお釣りが出るくらい優秀 -- 2020-03-27 (金) 21:14:18
- 今更使い始めたけど強いな、地形も味方したけどチーフテン完封できた。というか初心者は130PMで突撃するよりこっち乗って頭出ししたほうが使いやすいんじゃないかな? -- 2020-05-16 (土) 12:14:43
- こいつどう見てもHTだから駆逐と思って接近戦仕掛けたら返り討ちされるぞ -- 2020-05-16 (土) 21:02:54
- 砲性能はティア8随一と言っていい。口径の割に装填は早いと言える。攻撃性能は高い…のだが。乗る前に予想したよりも防御面に不安がある。いくら何でも脆すぎる車体と、それに伴う自走耐性の低さ。頭は固いといえ前線を張るには心許なく、巨大なタレットリングが露出し、低い障害物では隠せない為格下相手でも油断出来ない。遠間でやるにしても、巨大すぎるせいで茂みを噛ますことが難しく隠蔽率が意味を成さない。低い弾速も相まって接近したくなるが、前述の弱点が交戦距離を定めにくくさせる。ヘイトと隠蔽管理が出来るようになる前のビギナーさんなら、セール時に買っても良いが、テクニックに自信があるなら130PMやスコGのが稼ぎやすいだろう。 -- 2021-11-03 (水) 10:31:31