Tier 2 アメリカ 中戦車
スペック
HP | 155 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 22/22/22 |
最高速度(km/h) | 40 |
重量/最大積載量(t) | 11.88/15.6 |
本体価格(シルバー) | 3,500 |
修理費(シルバー) |
戦車パッケージ
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
┏ | M2 Medium (1,140/31,000) | |||||||
T2 Medium (120/3,500) | ━ | T2E2 (0/2,200) | ┳ | T2E4 (225/3,550) | ━ | T2E5 Medium (665/12,550) | ┛ | |
┗ | T2E3 (225/3,950) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
T2 Medium | Liberty | 37 mm Semiautomatic Gun M1924 | T2E1 | T2T1 | 155 | 265 | |||||||
330 | AP APCR HE | 33 53 19 | 30 30 36 | 110 | 0 2G 8 | 36.59 1.70 0.5-0.51 | 39.25 | 22/22/22 | 35.75 | 300 | |||
T2E2 | Liberty | 37 mm Browning Semiautomatic Gun | T2E1 | T2T1 | 155 | 325 | |||||||
330 | AP APCR HE | 39 63 19 | 30 30 36 | 110 | 0 2G 8 | 36.59 1.70 0.46 | 39.25 | 22/22/22 | 35.75 | 300 | |||
T2E4 | Liberty | 37 mm Browning Semiautomatic Gun | T2E4 | T2T2 | 170 | 325 | |||||||
330 | AP APCR HE | 39 63 19 | 30 30 36 | 110 | 0 2G 8 | 36.59 1.70 0.46 | 41 | 25/25/25 | 37.5 | 320 | |||
T2E3 | Liberty | 20 mm Hispano-Suiza Birgikt Gun | T2E4 | T2T2 | 170 | 325 | |||||||
330 | AP APCR | 30 41 | 12 12 | 1200 | 3 1G | 102.27 1.70 0.50 | 41 | 25/25/25 | 37.5 | 320 | |||
T2E5 Medium | Wright Continental R-975C2 | 37 mm Gun M5 | T2E4 | T2T2 | 170 | 615 | |||||||
340 | AP APCR HE | 48 70 19 | 40 40 50 | 103 | 18 2G 10 | 26.09 1.70 0.46 | 41 | 25/25/25 | 37.5 | 320 |
解説
- 概要
Tier2アメリカ中戦車。
中戦車とはいえ、性能が同Tier帯の軽戦車より優れているわけではない。
全体的にこれといった特徴が無い戦車である。
…視認範囲の広さを除けば。
Tier4で400m*1という異常な視認範囲の広さを誇ったT40が310mに弱体化された今、この車両だけはTier不相応な視認範囲であると言える。
無線範囲も広いので、味方との連携がカギとなるだろう。
- 主砲
T1 Cunninghamから引き継いだ砲に加えて改良砲塔で37mm Gun M-5が搭載可能になる。
精度はそれほど向上していないが、貫通力が上がって対処できる敵が大幅に増える。
- 装甲
車体・砲塔ともに22mmに留まっている。
それでも機関砲程度なら、昼飯でかなり防ぐ事が出来るだろう。
- 機動性
最高速度は40km/hどまりであるものの、三倍近い出力のエンジンが支える機動性能は良好。
Tier1との違いを実感できるはずだ。
- 無線機
このクラスでは最も長い通信範囲を持つSCR 506を搭載可能で、中戦車ルートならばTier7のT20まで上級無線機として使い続けることができる。
史実
T2試作中戦車はジェームス・カニンガム・モーター社が開発した、イギリスのVickers Medium Mk.I?も参考とした、T1 Cunninghamベースのアメリカ陸軍の試作中戦車で、G4T-1の開発コードが与えらていました。
車体と砲塔は圧延鋼板のリベット接合構造で装甲厚は車体前面19mm、側面12.7mm、砲塔前側面19mmあり、車体前部が機関室、中央から後部が戦闘室で、戦闘室には上部構造物と砲塔が搭載されていました。
上部構造物左に操縦室、右に固定武装として53口径37mm戦車砲M5と7.62mm機関銃M1919A4がM3E1連動砲架に同軸装備されましたが、実用試験中に車体固定砲の操作に問題があることが判明し、1931年の改修で撤去しています。 また、M1919A4はボールマウント銃架に装着してそのまま残し、対空用としてM1919A4機銃を追加しました。
砲塔は手動全周旋回式で、主砲として50口径47mm半自動式戦車砲、同軸機銃として12.7mm重機関銃M2がM4連動砲架に装着されています。
エンジンはこの頃のアメリカ軍の主流である、リバティー水冷12気筒ガソリンエンジン(317馬力)、トランスミッションはセレクティブ・コック式で、最大時速は40.2km/hでした。
1両が試作され、1930年12月から1932年1月まで技術試験と部隊実用試験が行われ、テストの結果、車体前部にエンジンを搭載した関係で、側面に開口した乗員用換気口から履帯の巻き上げた砂が大量に入り込むことや、サスペンションの構造上の問題で走行中の動揺が大きいといった問題が判明し、部隊での評判も芳しくなく、量産されなかったと記録されています。