Tier 6 ドイツ 中戦車 
スペック 
HP | 610 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 75/62/40 |
最高速度(km/h) | 60 |
重量/最大積載量(t) | 35.49/36.6 |
本体価格(シルバー) | 920,000 |
修理費(シルバー) |
戦車パッケージ 
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
┏ | ━ | ━ | Tiger (P) (45,100/1,395,000) | |||
VK 30.01 P (26,235/920,000) | ┳ | VK 3001 (P)c (22,990/119,100) | ┻ | Typ 100 (33,690/142,050) | ||
┗ | VK 3001 (P)b (15,990/64,200) |
詳細 
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
VK 3001 (P)a | 2x Porsche Typ 100 | 7,5 cm Kw.K. 40 L/48 | VK 30.01 (P) | Porsche Typ 100 | 610 | 310 | |||||||
420 | AP APCR HE | 110 158 38 | 110 110 175 | 78 | 70 7G 38 | 15.0 2.29 0.38 | 28 | 80/80/80 | 33 | 350 | |||
VK 3001 (P)c | 2x Porsche Typ 100/1 | 7,5 cm Kw.K. 42 L/70 | VK 30.01 (P) verstärkteketten | VK 30.01 (P) Krupp Turm | 710 | 415 | |||||||
600 | AP APCR HE | 150 194 38 | 135 135 175 | 60 | 109 7G 98 | 13.04 2.29 0.34 | 28 | 100/80/80 | 28 | 370 | |||
VK 3001 (P)b | 2x Porsche Typ 100 | 10.5 cm KwK 42 L/28 | VK 30.01 (P) verstärkteketten | VK 30.01 (P) Krupp Turm | 710 | 415 | |||||||
420 | AP HEAT HE | 64 104 53 | 350 350 410 | 28 | 120 10G 128 | 7.50 2.29 0.55 | 28 | 100/80/80 | 28 | 370 | |||
Typ 100 | 2x Porsche Typ 100/3 | 8,8 cm Kw.K. 36 L/56 | VK 30.01 (P) verstärkteketten | VK 30.01 (P) Krupp Turm | 710 | 710 | |||||||
670 | AP APCR HE | 145 194 44 | 220 220 270 | 50 | 252 8G 252 | 8.69 2.29 0.38 | 28 | 100/80/80 | 28 | 370 |
解説 
- 概要
アップデートImperial Steelで追加されたTier6のドイツ中戦車。ポルシェ戦車の系譜の最初の車両である。
本車両はカテゴリーこそ中戦車だが、Tiger (P)を上回るほど大柄な車体に、単発火力の高い砲を搭載でき、重厚感のある操縦フィーリングもあって乗り味は重戦車に近い。
ただし、その大きさに応じて隠蔽率もまた重戦車並に低く、耐久値は同格中戦車のうち最も低くなっている。
その他、初期足回りが劣悪で、乗り出しが辛い。
- 火力
初期主砲では貫通力、攻撃力ともに不足しているため、同格同士での撃ち合いでもやや不利を強いられる。
機動力の低さは、立ち回りで多少は補えるが、主砲だけはどうしようもないので、もし未開発ならフリー経験値を投入することを勧める。
Tier5まで強力だった10榴は敵の装甲厚の増加で前Tierのような大ダメージは期待しにくい。
最終砲候補は、7.5 cm KwK 42 L/70と上述の8.8cm KwK36 L/56。一長一短なので好みで選ぼう。- 7.5 cm KwK 42 L/70
8.8cmに比べると発射速度、貫通力、精度に優れる。
だが、攻撃力が8.8cmの半分強のみでTier6戦車としては物足りず、発射速度が同格の他の戦車に比べてわずかに劣る。
また、単発威力差が響き、DPMは8.8cmに負けている。
威力よりも手数で攻めたい人向け。 - 8.8 cm KwK 36 L/56
多くのドイツ戦車で採用されている為、もし他戦車で開発済みなら速やかに開発できる。
尤もTiger (P)へ進む場合必須ではないので、無理に開発する必要はないだろう。
単発ダメージが220とTier6中戦車で最高となり、DPMも7.5 cm砲を上回る。
代わりに発射速度、貫通力、精度が下がる。
だが、遠距離や格上相手では正面からの貫通は困難なので、課金弾は多目に積むのを推奨する。
ただし、課金弾を使用しても貫通力の伸びはそこまで大きくなく、じっくりと弱点を狙い撃ちしたり、相手の側背面への回り込みが求められる。
この主砲をうまく使えたら、他の2つの独Tier6中戦車と差別化できる。
同じ砲を装備できるVK 36.01 (H)に比べると機動力に恵まれている分、砲との相性は良いと言える。
- 7.5 cm KwK 42 L/70
- 装甲
- 車体
正面、側背面ともTier6中戦車の中ではバランスの取れた装甲を持つが垂直装甲なので格下相手でも抜かれてしまう。
基本は真正面を向いて投影面積を減らすか、飛び出し撃ちを使って車体露出時間を短くするのがベターだろう。
更に大きな車体から被弾し易く、遮蔽も得にくいので位置取りに気をつけよう。 - 砲塔
改良砲塔は車体よりも厚め。また防楯は二重装甲になっておりスペック以上に防御性能が高い。
当たった場所が良いと格上の弾も弾いてくれることがある。
敵と相対する時はできるだけ砲塔のみ出すようにし、併せて20度程度よそ見を行うとよい。
尚、砲塔が車体前方寄りについている為、遮蔽からの飛び出し撃ちはやりやすい車両である。
- 車体
- 機動性
一言でいえば直線番長。
上位エンジンに換装すると、加速性能が大幅に改善される。
MTらしい速度で、敵戦車を追い回すことも可能である。
但し、直進時の速度に対して大型な車体と履帯の旋回性はやや悪い。
旋回時の減速がかなり悪い車両なので、機敏な蛇行運動で自走榴弾を避ける様な運用は難しい。
また、砲塔の旋回も中戦車としては遅めになっており、
超信地旋回が可能とはいえ機動力を活かした接近戦には余り向いていない。
- 総論
攻撃力と射撃精度・防御力・機動力のバランスが良く、大きな欠点の無い使いやすい中戦車となっている。
砲塔が前にあり飛び出し撃ちで有利な上に、俯角も広いため地形対応力も良好な車両である。
8.8cm砲の貫通力や耐久値に少々不安があるため、最前線で正面切って重戦車と撃ち合いするのは愚策。
良好な機動性を活かして臨機応変に陣地転換し、側背面から攻撃を加えていくのがよいだろう。
史実 
1937年1月より始まったPz.Kpfw.IVの後継車両である30t級新型歩兵支援戦車の開発は1940年には33t級新型重戦車へと開発を変更する事となった。
開発コードVK 30.01はヘンシェル社以外にポルシェ、MAN社、ダイムラー・ベンツ社が開発に参加。
1939年9月5日、チーフエンジニアであるカール・ラーベを中心にポルシェ初の戦車となるVK 30.01(P)(社内呼称はLeopard又はPorsche Type 100)が設計された。
元々は局所防衛の為に7.5cm KwK37 L/24または10.5cm KwK42 L/28をクルップ社の砲塔に装備する予定であったが8.8cm FlaK 36から戦車砲に改良された8.8cm KwK 36 L/56へと変更される事になる。
1941年4月にはクルップ社に8.8cm KwK 36 L/56を装備した6砲塔が発注される予定であったが、生産はされていない。
砲塔の形は後のPz.Kpfw.VI TigerやPz.Kpfw. VI Tiger (P)に似た形であった。
30t級戦車の重量から従来の機械式変速機では信頼性が無いと考えたポルシェ博士は当時としては画期的なシステムであるガソリン=電気駆動式を試みた。
Porsche Typ 100と呼ばれる2基の空冷エンジンにオーストリアのシュタイアー社製の電気式トランスミッションを組み合わせたものだった。
理論上はエンジンを最適回転数で回しながらモーターに入る電流を調整することで、無段階変速とスムーズな操行が可能になるというものだったが、巨大なエンジンと巨大なモーターが必要となる為、当時の技術力では小型化しつつ、故障を減らす事は出来なかった。
1941年2月14日、1両ないし2両の砲塔の無い車体だけのプロトタイプがオーストリアのニーベルンゲン製作所で完成した。
当時としては高度なガソリン=電気駆動システムは非常に故障は多かったが、時速は60km/hを達成する高機動を見せつけたが、100kmを走行するのに170ℓのガソリンを消費する程燃費が悪かった。
空冷エンジンが不調だった為、Porsche Typ 200と呼ばれるディーゼルエンジンの設計・生産も検討されたが、計画は中止となった。
テストは1942年5月まで続けられたが、これと並行して36t級新型重戦車であるVK 36.01が兵器局より開発が打診されており、ヘンシェル社はVK 36.01へと計画を移し事実上、VK 30.01の開発は中止となった。
ポルシェはVK 30.01(P)を拡大する事で45t級重戦車VK 45.01(P)を開発する方針を採った。
尚、プロトタイプは戦車回収車(Panzertransporter Porsche 142)として利用された。
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