Tier 6 ドイツ 中戦車
スペック
車体
HP | 795 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 60/40/50 |
最高速度(km/h) | 56 |
重量/最大積載量(t) | 31.93/33.0 |
本体価格(シルバー) | 910,000 |
修理費(シルバー) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
初期状態 | Daimler-Benz MB 503 | 7.5 cm KwK 40 L/48 | VK 30.01 (D) | Pz.Kpfw. III/IV Ausf. B | 795 | 310 | |||||||
580 | AP APCR HE | 110 158 38 | 110 110 175 | 120 | 70 7G 38 | 13.95 2.29 0.38 | 34 | 50/30/30 | 35 | 350 | |||
7.5 cm KwK 42 L/70開発時 | Maybach HL 230 TRM P30 | 7.5 cm KwK 42 L/70 | VK 30.01 (D) verstärkteketten | VK 30.01 (D) | 875 | 710 | |||||||
870 | AP APCR HE | 150 194 38 | 135 135 175 | 79 | 109 7G 98 | 13.64 2.29 0.34 | 40 | 80/45/45 | 40 | 370 |
外観
解説
機動力に優れたTier6ドイツ中戦車。
- 砲
- 7.5 cm KwK 40 L/48
Pz.Kpfw. III/IVより引き続き使用する初期砲。
性能は前身から変わっていないが、Tierが上がった分敵も強化されているので相対的に厳しい性能となっている。
特にTier6からはマッチング幅が上に広がるため、前身以上に格上の敵が強くなる。使う期間も長いため、厳しいと感じたら、フリー経験値を使ったりCo-op戦で稼ぐなども視野に入れよう。 - 7,5 cm KwK 42 L/70
Tier6中戦車の主砲として標準的な性能を持つ。
同等の75mm砲を装備するVK 30.02 (M)やCromwellに対して精度で勝る代わりに発射速度が劣る。
そのため、DPMがT-34-85とどっこいどっこいであり、攻撃能力は同格中戦車のなかで中の下といったところ。
圧倒的攻撃力で人気の105mm榴弾砲や、高貫通の76mmなど囲まれて必要十分ながら見劣りした前身のL/48と比べ、高精度なだけでなく貫通力にも優れる。また、俯角が向上しているため、射撃機会を逸しにくい。
- 7.5 cm KwK 40 L/48
- 防御
Pz.Kpfw. III/IVから引き続き車体重視。
総合的な防御性能は同格中戦車のなかでも悪くないが、それらと同様にTier5とあまり変わらない厚みなので、貫通力が大きく伸びた同格以上の砲撃は通常弾も防げないということは意識しよう。- 車体
傾斜装甲を備え、T-34-85の正面装甲を強化したような構成。前面の装甲厚は前身と変わらず、側面は前身より薄いが、Tier6中戦車としては標準的な厚みを持ち、傾斜を加味すればT-34-85とともに同格では比較的良好である。 - 砲塔
改良砲塔に変えれば外見も様変わりし、前面80mmに改善される。
Tier5中戦車にも抜かれるので安心できる物ではないが、10榴に正面から貫通される危険が減るのは大きな改善。
ただし、側面45mmは同格中戦車で最も薄い。
- 車体
- 機動力
初期状態の機動力は平凡。加速力はそこそこあるが砲塔・車体共に旋回性能が不足気味。ただし比較的早期に改良型のエンジン、履帯、砲塔を開発できるので機動力の強化は素早く進んでいく。
特に砲塔の次に開発できる最終エンジンは870馬力という高馬力で、抜群の加速力を発揮する。
最終的にはPz.Kpfw. III/IVを超える加速力とT-34-85と並ぶ高い車体旋回速度を備え、かなり優秀な機動力を持つ。
- 索敵能力
前身から一転して良好。視認距離は横並びな同格中戦車で高い側の370m、通信範囲は引き続きドイツ車標準の710mを備えている。
- 総論
Pz.Kpfw. III/IVの砲塔旋回速度と引き換えに多数の不満点を改善したような性能を持つ。
機動力を長所とする他は、索敵・防御力ともに中程度といった所だが、その代わりに短所の攻撃能力も問題は火力だけで貫通・精度は上位、砲塔旋回速度も充分なため、極端に辛い部分がなく扱いやすい、中戦車らしい中戦車となっている。
史実
1938年、第二次世界大戦開戦前に既にPz.Kpfw.III及びPz.Kpfw.IVの統一が予定されていた。
ダイムラー・ベンツ社はVK 20.01(D)の試作車両の開発を始めたが、バルバロッサ作戦で赤軍の装備していた中戦車T-34はドイツ軍に衝撃を与えた。
この経緯からダイムラー・ベンツ社のVK 20.01(D)は30t級戦車として開発コードVK 30.01へと設計変更を行う事となった。
同時にヘンシェル社、ポルシェ、MAN社にも開発が打診された。
1941年の3月と10月には各社の試作車両が出来上がっていたが、MAN社とダイムラー・ベンツ社は古典的なドイツ戦車だったらしく特に目立った所はなかったという。
そして1941年11月25日、後に戦車委員会と呼ばれる事になる調査団はT-34の評価をハインツ・グデーリアン将軍に提出し、その優れた設計思想に兵器局はダイムラー・ベンツ社とMAN社に1942年4月20日のヒトラーの誕生日までに30-35t級新型中戦車VK 30.02の設計が発注された。
これによってVK 30.01はVK 30.02 (D)に移る事になり、VK 30.01の開発は中止となった。
コメント
- 乗る人を選ばない良い戦車です。活躍は乗り手次第ですね。 -- 2018-11-25 (日) 21:18:05
- 三優等GET!視界と隠蔽を伸ばした軽戦車寄り運用がオススメ(ボトムで効力射取りつつ観測2400取れた時は笑っちゃった)。おフランス軽戦車相手だったらスモウもいいぞ!(格上なら相打ちも視野に入れつつ) -- 2021-05-22 (土) 20:04:25
- 仕様の変化で「高速駆逐中戦車」みたいな、すごく独特の強さを持ちつつ弱点の少ない戦車に変化したかも? -- 2021-06-01 (火) 20:04:37
- ごめんなさい「高速駆逐偵察中戦車」でした。但しNDKは禁忌。 -- 2021-06-01 (火) 20:31:20
- 仕様の変化なんてあったか? -- 2021-06-04 (金) 15:13:44
- 砲塔旋回がバフされたんじゃなかったっけ?随分と前の話だけれど。 -- 2021-06-04 (金) 18:55:52
- 走攻守が高レベルで使いやすい -- 2021-08-28 (土) 00:07:31
- 照準拡散ガバガバ過ぎてびっくりするわ、NDKは至近距離以外無理だね。それ以外は機動性良し、DPM良し、隠蔽良しですごく使いやすい。 -- 2023-04-15 (土) 13:17:00
- ガンレイ積むだけでも気休めにはなるよ。これ初心者のときにWoTで初めて優等2取った車輌だから思い入れはあるけどここまでガバガバだとね…。当時は気のせいかなって思ってたけど今は逆に気になる…(笑) -- 2023-04-17 (月) 22:19:04