用語・略語

Last-modified: 2018-05-19 (土) 22:46:42

ここではゲーム内チャットやコミュニティ(このwikiを含む)で使用される用語・略語を解説しています。
空戦機動などのテクニックやゲーム内での戦術などは他のページでお願いします。
会話で出てきた略語などはWoTWikiの用語・略語ページに乗っている可能性が高いです。

あ行

エンテ型
J7W1震電等の浪漫溢れる外見が印象的な主翼の前方に前翼(カナード)を持つ固定翼機の設計である。
前翼機(ぜんよくき)、先尾翼機、カナード機もほぼ同じ意味。
エンテ型の単発プロペラ機は推進式がほとんどである。これはエンテ型の利点を活かすために牽引式よりも推進式が有利だからである。
このためにエンテ型と推進式が混同されることがあるが、別物なので注意。

か行

外装武器(Outboard weapon)
機体に直接取り付ける兵装の事。
WoWPでは機種により、装備なし外装機銃爆弾ロケットのいずれかを選択できる。
Outboard weapon
機首搭載武器(Cowling-mounted weapon)
Cowlong((航空機の)エンジンカバー、ノーズコーン等の機首部分)に搭載された兵装の事。
WoWPでは、一部の推進式レシプロ機や双発の重戦闘機やジェット機等のプロペラ回転半径内から射撃しない(同調装置が必要ない)機首部に搭載する機関銃/機銃等の機首部兵装に分類されている。
当Wikiで使われてる「機首搭載武器」は、戸田並みの超翻訳なのでWiki外で通じなくても恨まないように
軽戦闘機 (Light Fighter or Light weight Fighter)
比較的格闘性能が高くて格闘戦が得意で、敵との空戦が主目的な戦闘機。
または、技術上の限界で、あるいは経済的な限界、軍需生産の都合等により、性能を妥協して機体規模を縮小した戦闘機を指す。
元々、明確な区分はなく、国毎の航空機運用や設計思想で大きく異なる相対的な区別なので注意。
WoWPの場合、古いバージョンの戦闘機分類区分だったり、低Tierの軽快な(軽量)戦闘機の事をさして使われたりする。
略称は主にLF

さ行

軸内搭載武器 (Hub-mounted weapon)
所謂水冷式エンジンのシリンダーブロックの間に機銃を配置し、中空のプロペラシャフトを通して発砲するモーターカノン(仏:Moteur canon、英:Motor cannon=モーターキャノン、独:Motorkanone=モートルカノーネ)や、全く別機構や配置で同様に射撃できる機銃の事。
レシプロ動力式単発戦闘機の航空機関砲(場合によっては機関銃)の搭載方式による分類の一つ。
因みに空冷星型エンジンでは、構造上モーターカノンは搭載できない。
意外に思われるかもしれないが、フランスが、第一世界大戦の複葉機時代から実用化していた搭載方法で、20mm機銃どころか37mm機関砲を搭載する複葉機まで運用していた。
機体強度やエンジン出力が不十分で、武装強化が難しかった時期に各国が戦闘機に強力な機銃の搭載方法を模索していく過程で、フランスが売り込みを掛けて広めていった。
プロペラとの同調の問題をクリアした上で、機体の中心軸重心近くに重量物を置けるので運動性能も安定、命中精度も高い、とメリットが多い反面、エンジンや機銃の設計が大変になったり、エンジンの構造や機能が複雑になると大口径化や弾装の拡張が難しかったりと制限も多く、整備が大変な上に振動でトラブルが発生しやすかったりと、けっして信頼性の高い搭載方法ではなかった。
推進式/プッシャー式(Pusher configuration)
プロペラが機体後部に設置されている形式のことで、プロペラの回転によって生ずる空気の流れで機体を押し出す形になっている。
第一次大戦初期は、プロペラの回転域を通過させて前方に射撃する手段を持たなかったため、推進式の軍用機が多かったが、同調装置の登場で利点も薄くなり、次第に廃れていった。
牽引式にはない特殊な飛行特性と、前方視界が妨げられないこと、武装を機首に集中配置できるメリットがある。
デメリットは、これまた牽引式にない特殊な飛行特性と、搭乗員の死傷事故(不時着時に慣性のついたエンジンが機体を押しつぶす、脱出時にプロペラに巻き込まれる等)や、離着陸時のトラブル(主脚の構造や、タイヤが跳ね上げた石がプロペラを損傷する等)が起きやすい等がある。
よくJ7W1等のエンテ型(翼の形状)と混同される事があるので注意。
重戦闘機 (Heavy Fighter)
速度や上昇力を重視、あるいは攻撃機としての能力や長大な航続距離を実現するため、旋回性能等の敏捷性を捨て大型化した戦闘機の事。
厳密にいうと戦闘機の設計思想に関わる用語で、同じ単語でも時代の移り変わりと国毎で意味する所が違ってくる。
とても書き切れないので割愛。
WoWPでは、主に双発(双胴)戦闘機やジェット機(一部の単発レシプロ機)分類されている。
爆弾やロケット弾を搭載出来るマルチロールの特性を併せ持っている。
戦闘機 (Fighter)
敵機への攻撃と味方機の護衛を主任務とし、上昇力と加速力に秀でた、比較的小型の軍用航空機。
WoWPでは、制空戦を中心に活躍する単発単座(一部に双発、複座機あり)の航空機のカテゴリーになっている。
双発
エンジンを二つ搭載している事。レシプロ機の場合は、プロペラが二つある。

た行

同調機銃/機関砲 (Synchronized machine gun)
Synchronized machine gun=プロペラ回転半径内から射撃するために、自らプロペラを破壊しないように射撃をプロペラの回転に合わせる連動装置が組み込まれた機銃/機関砲のこと。
レシプロ動力式単発戦闘機の航空機関砲(場合によっては機関銃)の搭載方式による分類の一つ。
機体の前にプロペラのある牽引式の航空機で、飛行性能を犠牲にせずに中心軸に機銃を置いて前方射撃出来るメリット。プロペラの間から射撃するために発射速度が抑えられてしまう、プロペラを射貫する等の重大事故を起こす危険性がある等のデメリットがある。
空軍史に歴史的大影響を与えたシステムで、この搭載方法が、戦闘機という運用思想や数々の空戦戦術の基礎を確立させた撃墜王達を誕生させる切欠になった。
実際、非常に簡単な機械的な同調装置の実用化が、第一次世界大戦の「フォッカーの懲罰」と呼ばれるドイツ軍の圧倒的な制空権確保という空軍史上の転換点になり、また、プロペラが後ろにある推進式プロペラ機が衰退して、WoWPに登場する航空機の殆どが該当する牽引式プロペラ機が隆盛を極める一因にもなっている。
因みにプロペラの回転半径内から前方射撃する特殊な複葉機を最初に実用化したのはフランス。
フランス方式は、機械的な同調装置が上手く作動しないならプロペラの裏側に鉄板を貼り付けてプロペラに当たる銃弾は弾いて撃つ! 兆弾はエンジンや操縦席周りを防弾して防ぐ! プロペラが緩んだら、また嵌めなおせばいいじゃない! という非常に豪快で革命的な方式でもあった。

な行

は行

フラップ
高揚力装置(こうようりょくそうち)。飛行機の揚力を増大させるための装置の事。
本来は、主翼の断面を変化させて揚力と抗力を増大させ、より少ない速度で離着陸出来るようにするための補助装置。
必要時に主翼から展開させるタイプのものが多い。
最初の頃は、あくまで離着陸の補助装置だったフラップをパイロットが手動で操作していたが、飛行状態に応じて最適なフラップ角を選択する必要があるため、熟練パイロット以外には操作が困難だった。
後に空中戦の為に旋回時に最適な角度を取る「空戦フラップ」が開発されていったが、手動な点と熟練が必要な点は、変わらなかった。
=「自動空戦フラップ
プロペラ
原動機から出力される回転力を推進力へと変換するための装置で、揚力を得るための複数枚のブレード(羽根)、ブレードを支持するとともにシャフトからの出力を伝えるハブ、その他の部品によって構成される。
プロペラ機の命ともいえる部分。
WoWPの中でも、木製から金属製へ、枚数が2枚から3枚、4枚から6枚と増えたり、二重反転プロペラになったりと、技術革新の流れを垣間見ることが出来る。
因みに、プロペラがある機体をプロペラ機と呼ぶ。
一般的に、プロペラの回転によって生ずる空気の流れが、機体を「引っ張る」形になる牽引式(トラクター式)が主流で、特に言及しない限り牽引式のものを指すようになっている。
プロペラを回す原動力が、レシプロエンジンの場合は、レシプロ機。ターボプロップエンジンの場合は、ターボプロップ機とも呼ばれる。
ヘッドオン
敵機と正対して接近している状態。
火器の命中率は高い状態ではあるが、それは相手も同じである。
自身よりも高火力、高HPの敵機に対して行えば当然、自機が撃墜されるだけである。
初心者が自身よりも強力な敵機にヘッドオンして撃墜されるシーンを頻繁に見る。
敵機が自身よりも強力であるなら、ヘッドオンを回避して敵機の後方へ回り込む機動を取ったほうがいい。
戦闘機で重戦闘機や地上攻撃機にヘッドオンをかけるのは正直、自殺行為以外何物でもない。
まぁ往々にしてそのような敵機は優速で、そのまま飛び去って距離を取ってから反転し、再度攻撃してくるのだが。

ま行

マルチロール機/戦闘機(Multirole Fighters)
何でも出来る多目的戦闘機の事マルチロール自体、本来は、第二次大戦以降の概念
第二次大戦的に表現するなら、制空権を確保できない状況下でも作戦可能な(少なくとも避退は可能な)戦闘爆撃機運用できる機体ジャンルになる。
バージョンアップで、対地攻撃兵装を併用できる戦闘機と、併用できない戦闘機に分けられた関係上、史実では爆弾懸架装置を装備して戦闘爆撃機運用されていた戦闘機(例えば日本機等)が爆装出来なくなっている。
WoWPでは、爆弾やロケット弾を搭載出来る=Multiroleとしている様で、対地攻撃もできる特性をもった戦闘機という位置づけになっている。
なので、ゲーム内の重戦闘機の性能表にも小さくマルチロールと表記されている。

や行

翼端武器(Outboard weapon)
正確には、懸架装置等で機体の外(Outboard=「船または航空機の中央線から離れて位置する」「機体の外」という意味)に取り付けられた爆弾やロケット弾、ガンポッドなどの外付けの外部兵装の事。
当Wikiで使われてる「翼端機銃」は、戸田並みの超翻訳なのでWiki外で通じなくても恨まないように
WoWPでは、爆弾やロケット弾の重量物を搭載すると、速度や運動性にペナルティが発生するようになっている。一応、投下/射出すれば重量が減って、速度や運動性が回復する(懸架装置、発射管等のパーツの重量分は低下したままという説もある)。
Outboard weapon
翼内武器(Wing-mounted weapon)
プロペラの回転半径外の主翼の中に搭載された機銃/機関砲の事。
プロペラと同調する必要がないので、発射速度の制限も無くなり、弾倉の拡張も容易で、連装機銃や、大口径の機関砲を搭載できる搭載方法。
その代わり、翼の強度が必要だったり、重心から離れた場所に重量物を設置するせいで機体の運動性が低下したりと問題もある。
どうしても交差弾道になるため着弾が集中しにくいので、けっして命中精度は高くなかった。
WoWPでも、20mm以上のいかれた大口径機銃が搭載されている場所でもある。

ら行

レシプロエンジン
レシプロエンジンとは、所謂往復動機関あるいはピストンエンジン・ピストン機関とも呼ばれる熱機関の一形式の事。
乗り物の動力源としては最も一般的なもので、他に発電機やポンプなどの定置動力にも用いられる。
因みに、レシプロエンジンを搭載したプロペラ機の事をレシプロ機と呼ぶ。

わ行

A-G

Buff
Nerfの対義語。強化されること。
⇔Nerf
Bf***
本来、「Bf」という表記は、バイエルン航空機製造(Die Bayerische Flugzeugwerke 、BFW)製の航空機を意味する。
一部のメッサーシュミット社(メッサーシュミット航空機製造工場(Flugz-eugbau Messerschmitt))製のドイツの航空機の名称にも使用されている。
元々別の会社だった所を政策的な理由で、バイエルン航空機製造の実績不足な設計チームを解散させ、メッサーシュミット社の設計チームがそのまま移籍するという条件でメッサーシュミット社を吸収合併して、大戦初期に活躍した航空機を多く世に出した。1938年に株式会社メッサーシュミット (Messerschmitt AG) として独立した経緯から、どの時期に設計製造されていたかで表記にブレが存在してる。
それにともない、大戦中の公文書等では、バイエリッシュ・フルークツォイクヴェルケを表す Bf という会社の記号は、メッサーシュミットを表す Me に変更されている。
特にバイエルン航空機製造時代に製造された「Bf109」等は、「Me109」と表記される事もある。
現場の兵士達は、以前とかわらず Bf と呼んでいたとする証言もあり、どちらも間違いではない。

H-N

Nerf
Buffの対義語。アップデートなどで弱体化されること。
元ネタはアメリカ発の子供向けトイガン。
⇔Buff

O-U

OP
OverPowerの略。Tierなどに対して強すぎること。
姉妹ゲームであるWorld of Tanksでは旧KVなどが代表的OPであった。
Outboard weapon
正確には、懸架装置等で機体の外(Outboard=「船または航空機の中央線から離れて位置する」「機体の外」という意味)に取り付けられた爆弾やロケット弾、ガンポッドなどの外付けの外部兵装の事。
当Wikiで使われてる「翼端機銃」は、戸田並みの超翻訳なのでWiki外で通じなくても恨まないように
WoWPでは機種により、装備なし外装機銃爆弾ロケットのいずれかを選択できる。
また、爆弾やロケット弾の重量物を搭載すると、速度や運動性にペナルティが発生するようになっている。一応、投下/射出すれば重量が減って、速度や運動性が回復する(懸架装置、発射管等のパーツの重量分は低下したままという説もある)。
外装武器翼端武器追加武装
Tier
軍用機のグレードのこと。階層。
Tierが上がるほど修理代が高くなり、収支が苦しくなる。
TeirではないしTiarではないしTilerでもTearでもない。

V-Z

WG、Wargaming、WGナス
ご存知WoWpや兄弟版の開発元のこと。
WGナスの由来は七英雄の首領ワグナス。
WoT
World of Tanks の略。Wargaming社が一躍有名になったヒットゲーム。
WoWP
World of Warplanes の略。本Wikiの対象のゲーム。
WoWS
World of Warshipsの略。Wargaming社が開発中の海戦版。

数字・記号

<o
敬礼に見えることから挨拶に使われる略語。「o7」「o>」などを使うユーザもいる。


コメント

  • WoTから直接持ってきたみたいなんで、そのままだった記述を消したり修正したりしました。まだ対人戦に出てないんだけど、飛行機乗りながらキーボードをたたくヒマがあるんだろうか? -- 2012-12-25 (火) 15:20:51
    • 正直言って格闘戦になったらない -- 2012-12-25 (火) 15:30:13
    • 戦車ですらだから・・・お察しだねw -- 2013-01-19 (土) 01:04:34
    • 慣れないうちは自分に降りかかる火の粉を払うのに精一杯で味方を見る余裕すらないのにキーボードを叩く暇なんて・・・・ -- 2013-01-21 (月) 22:14:40
  • 一度全部消して一から追加していきたいと思うんだがどうだろう? -- 2013-02-27 (水) 13:05:19
    • 別に良いと思う、ただ正式版がきてからのほうがいいかもね -- 2013-02-27 (水) 17:06:20
  • Flankってここに載ってるけど、Flankって四式戦疾風の連合軍側のコードネームだね。外人さんがチャットで使うかどうかは分からないけど -- 2013-04-08 (月) 17:11:56
    • あっ、間違えてた。コードネームはFrankだった -- 2013-04-08 (月) 17:12:43
      • A6M5とかA7Mとか言うより呼び易いし、コードネームが通称になるかもしれないな -- 2013-04-30 (火) 17:26:07
      • 呼び方で日本人がどうかわかりそうだなw -- 2013-06-24 (月) 23:37:15
  • 巴戦ってなに? -- 2013-10-28 (月) 14:50:05
    • このゲーム専用用語ではないし、そんなに調べるのが難しいのかと思って調べてみた。 WEB検索では確かに勝敗決定方法の方が多く出るし、簡単な一般の辞書にも書いてないようだが、 検索かければdogfightという答えにたどり着けるとしか思えない。それにここで質問する意図も不明。 -- 2013-10-28 (月) 16:33:52
      • 「ともえ」と読めなかったのでは -- 2014-11-29 (土) 19:42:47
  • 用語略語ページ綺麗に整頓して頂きありがとうございます -- 2014-06-01 (日) 23:00:07