スペック解説について
ハンガー画面において右側に表示されている数値についての説明を記述する(説明が必要とも思えないが)。
Ver2.0.5以降は下画像の赤枠あたりをクリックすると表示が切り替わる。
火力や爆弾・ロケット弾、耐久性などもクリックすると詳細が表示される。
小数点以下は四捨五入されている部分もあるので、正確な数値は公式HPの機体紹介を参照されたい。
(公式HPの機体情報の書式は古く、最適速度は下限や上限が書かれていなかったり、数値が若干違ったりする)
個々のパーツに付いての詳しい解説や検証などは当該ページ参照。
・機体・エンジン
・武装
・塗装
・消耗品
・拡張パーツ
火力
搭載している機関銃や機関砲の火力の指標。旋回機銃の火力も計算に含まれる。
秒間ダメージ(DPS)、射程、精度が関わっている。
爆弾やロケット弾は計算に含まれない。
上から武装名、損害合計(武装の秒間ダメージの合計値)、最適距離(有効射程)。
爆弾・ロケット弾
搭載している爆弾やロケット弾の総合火力。
ダメージと補給時間が関係する。
補給時間は全消費後、リロードにかかる時間(秒)。
ロケット弾のほうには最適距離も書かれているが、これは自爆する距離。
正確なところは分からないが、察するに「この数値+-25%」が自爆する距離になっていると思われる。
耐久性
機体の頑丈さの指数。
機体の耐久値、部位破損と火災への係数が関係する。
要するに数値が多ければ頑丈。
- HP
機体の耐久値。そのまんまヒットポイント。
ゼロになると撃墜されたことになる。多ければ多いほど撃墜され難い。
機体(Airframe)を換装したり、拡張パーツ(の追加効果)で向上する。
- ダメージ耐久力
ダメージ耐性。
高ければダメージを受け難い。
- 耐火性
火災に対する耐性。
火災発生率に絡むのか、火災ダメージに絡むのか、あるいは両方に絡むのか、全く不明である。
対気速度
総合的な速度の目安。計算式は不明。
速度や加速性能、ブーストの効率が関係する。
数値が多ければ多いほど速い。
- 巡航速度, km/h
"最低最適高度"から"最高最適高度"の間における、水平飛行時の巡航速度。
- ブースト時スピード, km/h
"最低最適高度"から"最高最適高度"の間における、水平飛行時の最高速度。
雑にグラフ化するとこういうグラフが出来上がる。
"最低最適高度"が0m、"最高最適高度"が1000mの機体を例にすると、高度0mから1000mまでの間は水平飛行時にブーストを使うことにより、この最高速度を出し得る。ただし、ブースト可能時間の短い機体では最高速度に達しないこともある。
「水平飛行時、ブーストを使った」場合の最高速度であり、後述する"急降下制限速度, km/h"とは異なる。
- ブースト時間, 秒
ブースト可能時間。秒。
- 急降下制限速度, km/h
最大降下速度。
地面の方向に向かって飛ぶと重力によって加速するため、水平飛行よりも速度が出る。
増速していくと速度表示が白色から黄色、赤色に変化する。黄色から赤色にかけて、機動性が悪化する。
(速度表示が白色の状態であれば速度に関わらず機動性は悪化しない。悪化するのは黄色か赤色のときだけ)
ダメージを受けたり空中分解して即死、などという仕組みはないので安心されたい。
機動性
機体の総合的な機動性の数値。計算式は不明。
360度旋回平均所要時間, 秒とロール率, 度/秒が関係する。
- 360度旋回平均所要時間, 秒
360度の旋回に要する平均秒数。
数値が低ければ低いほど旋回が早い。
自機より旋回性能の高い敵機にドッグファイトを仕掛けると大体負ける。
速度表示と高度表示が白色の時に限り、この数値で旋回することができる。
(実際はこれより僅かに短い時間で旋回できる※)
速度表示や高度表示が黄色のときは、この数値より旋回に時間がかかる(要するに機動性が悪化する)。
フラップを使用するとより素早く旋回することができるが、速度が低下するので注意。
(なお、フラップは初期設定では、全力旋回時には自動的に使用される)
一周旋回時間表/コメントあたりも参考にされたい。
例えば、「360度旋回平均所要時間 10.8秒」と書かれているP-80AとSeafangは共に、垂直ループを行うと9.3秒でループを完了する(水平から機首上げのみを行い、再び水平になるまでの時間)。
- ロール率, 度/秒
横転率。
機体をロール(横回転)させた際、1秒で何度傾斜するかの値。
この数値が高ければ旋回に入る際の横転が早いので有利になる。
- 最低最適速度, km/h
機動性を最大限発揮できる速度の下限値。
この数値を下回ると機動性が悪化し、下がれば下がるほど悪化具合が酷くなる。
- 最高最適速度, km/h
機動性を最大限発揮できる速度の上限値。
この数値を上回ると機動性が悪化し、上がれば上がるほど悪化具合が酷くなる。
- 失速速度, km/h
失速速度。
減速していくと速度表示が白色から黄色、赤色に変化する。黄色から赤色にかけて、機動性が悪化する。赤色になると一切の機体制御が効かなくなる。
上昇していく敵機を追撃すると失速したところを逆に攻撃され、一方的かつ容易に撃墜されるので注意。
低空で失速すると回復する前に墜落することもある。
高高度性能
高度性能。
後述する最低最適高度, mと最高最適高度, m、実用上昇限度が関係する。
- 最低最適高度, m
速度や機動性を完全に発揮できる高度域の下限値。
爆撃機を除いて全て0mに設定されている。
- 最高最適高度, m
速度や機動性を完全に発揮できる高度域の上限値。
前述の"最低最適高度, m"から、この"最高最適高度, m"の間は、速度性能や機動性能が最大限発揮できる。
この"最高最適高度, m"より上へ上昇していくと、上昇した分だけ速度性能や機動性能が発揮できなくなる。
この高度を超えている場合、速度表示が白色であっても機動性は低下している。
一部の「最高最適高度の高い機体」が高度を上げて逃げていくのを追撃すると、こちらが先に失速したり機動性の悪い状態に陥る。まだ機動できる敵機が反転攻撃してくると、こちらは回避もできず一方的に撃墜される。- 最適高度を外れている場合の具体例(旋回性能)
A6M3 (exp.)の場合、360度旋回平均所要時間は8.2秒、最適高度は0-800m、最適速度は132-396km/h。
360度ループにかかる時間は、
最適高度の範囲内である高度0-800mでは6.9~7.0秒、
最適高度を超える高度1000mで行った場合は7.3~7.4秒に悪化する。 - 最適高度を外れている場合の具体例(速度性能)
A6M3 (exp.)の場合、最適高度は0-800m、巡航速度は330km/h。
最適高度の範囲内である高度0-800mでは巡航速度は330km/h、ブースト6秒で481km/hまで加速する。
最適高度を超える高度1000mでは巡航速度は313km/hに落ち、ブースト6秒で444km/hまでしか加速しない。
高度2000mでは巡航速度は247km/h、ブースト6秒で295km/h、と劇的に悪化する。
- 最適高度を外れている場合の具体例(旋回性能)
- 実用上昇限度, m
上昇限度。
これ以上の高度では水平飛行すら覚束ない。
- 上昇率, m/秒
上昇率。
1秒間に何メートル上昇できるかの数値。
高ければ高いほど素早く上昇できる。
常にこの上昇率で上昇できるわけではない。低速度であれば当然、上昇も鈍る。
P-51DにAircraft PolishつけてEngine Guru IIを取得している場合、Sea levelはノーマル568km/hだが613km/hまで増える(計算上では607.76km/hだが)。
Best Altitudeは710km/hだが760km/hまで増える(計算上では759.7km/h)。
いずれもオーバーヒート0からブーストし続けて達成できる速度。
ちなみにMaximum Dive Speedは一切増えない。まぁこっちは機体強度絡みの設定だろう。 -- 2016-06-17 (金) 00:28:25