*フランドル (アルザス級設計案 n°1案) [#Title]
//艦名表記について、注意書き付に注意書きが記載してあるので、読んだうえで編集すること
&attachref(./Flandre.jpg,nolink);
//↑画像はゲーム内画像を使うこと。撮り方は注意書き付のテンプレを参照
#region(装甲厚の詳細)
&attachref(./Flandre 001.jpg,nolink);
#endregion
#fold(フランス共和国迷彩){{
#attachref(./フランドル003.jpg,nolink)
}}
#fold(冬の迷彩){{
&attachref(./フランドルW.jpg,nolink);
}}
#contents
*性能諸元 [#Ability]
&color(red){性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。};
&color(red){部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする};
・基本性能
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|7|~種別| &color(Red){プレミアム艦艇};|
|~艦種|[[戦艦]]|~派生元|-|
|~国家|[[フランス]]|~派生先|-|
|>|>|CENTER:SIZE(12):|LEFT:SIZE(12):|c
|~生存性|>|継戦能力| 75,400|
|~|>|装甲|19-430mm&br;・艦首・船尾 32-250mm&br;・対水雷防御 50mm&br;・上部構造 19-430mm&br;・砲郭 40-370mm&br;・主砲 85-430mm&br;・補助区画 20-32mm&br;・重要区画 40-370mm|
|~|対水雷防御|ダメージ低減| &color(red){''44%''};|
|~機動性|>|機関出力| 192,000馬力[hp]|
|~|>|最大速力| 33.5ノット[kt]|
|~|>|旋回半径| 910m|
|~|>|転舵所要時間| 15.1秒|
//艦体が1種類のみの場合、(A)の表記は不要で数値のみを記載、艦体欄には「-」
//プレミアム艦艇の派生元・派生先は「-」
&br;
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~隠蔽性|~ |~通常|~主砲発砲時|~火災発生時|~煙幕内からの主砲発砲時|
|~|海面発見距離|15.2km|17.5km|17.2km|13.9m|
|~|航空発見距離|12.1km|19.7km|15.1km|-|
//主砲発砲時の海面発見距離は最終状態(最終砲・最終射撃管制装置・最終船体)の素の主砲最大射程にする
&br;
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~射撃管制装置|~艦体|~モジュール|~主砲射程|~最大散布界|
|~|-|mod.1|17.5km|262m|
&br;
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~主砲|~艦体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~180度旋回|
|~|-|380mm/45 Mle 1935|3基×3門|HE弾 5,400(36%)&br;AP弾 11,900|30.5秒|36.0秒|
//主砲を装備していない場合、枠ごと削除
//ページの横幅に収まらない場合は口径の文字サイズを縮小 SIZE(11):
&br;
|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~副砲|~艦体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~射程|
|~|-|100mm/55 CAD Mle 1945&br;152mm/55 Mle 1936|14基×2門&br;3基×3門|HE弾 1,400(7%)&br;HE弾 2,200(12%)|3.0秒&br;12.0秒|6.8km&br;6.8km|
//副砲を装備していない場合、枠ごと削除
&br;
|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~対空砲|~艦体|~口径|~基数×門数|~秒間平均ダメージ|~射程|
|~|-|20mm/70 Mk20&br;40mm/56 Bofors Mk1&br;100mm/55 CAD Mle 1945&br;152mm/55 Mle 1936|6基×2門&br;6基×2門&br;14基×2門&br;3基×3門|37&br;68&br;207&br;25|2.0km&br;3.5km&br;5.0km&br;5.0km|
&br;
・アップグレード
|>|>|>|>|CENTER:60|c
|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット0|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット1|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット2|BGCOLOR(#aaccaa):スロット3|BGCOLOR(#aaccaa):スロット4|h
||○|○|○|○|
//アップグレードとは、主砲改良~など、初期状態で搭載できるものを指す
//搭載できないスロットは○だけを消す
//スロット0~4の意味はアップグレードのページを参照
#region(搭載可能アップグレード)
|BGCOLOR(#eeaaaa):1|&attachref(アップグレード/Main Battery Modification 2-min.png,nolink,30%);|主砲改良2|+15%:主砲旋回速度&br;&color(Red){+5%};:主砲装填時間|
|~|&attachref(アップグレード/Aiming Systems Modification 1-min.png,nolink,30%);|照準システム改良1|-7%:主砲弾の最大散布界&br;+20%:魚雷発射管旋回速度&br;+5%:副砲最大射程&br;-5%:副砲弾の最大散布界|
|~|&attachref(アップグレード/Secondary Battery Modification 2-min.png,nolink,30%);|副砲改良2|+20%:副砲最大射程&br;-20%:副砲弾の最大散布界|
|~|&attachref(アップグレード/AirDefense 2_0.jpg,nolink,30%);|対空砲改良2|+20%:対空砲座の最大射程|
|~|&attachref(アップグレード/Armament Durability Modification 1.jpg,nolink,around,63%);|兵装耐久力強化|+50%:主砲の抗堪性&br;+50%:副砲の抗堪性&br;+50%:対空砲座の抗堪性&br;&color(Red){-5%};:最大HP|
|BGCOLOR(#eeaaaa):2|&attachref(アップグレード/Damage Control System Modification 2-min.png,nolink,30%);|ダメージコントロールシステム改良2|-15%:消火時間&br;-15%:浸水復旧時間|
|~|&attachref(アップグレード/Steering Gears Modification 2-min.png,nolink,30%);|操舵装置改良2|-20%:転舵所要時間|
|~|&attachref(アップグレード/Propulsion Modification 2-min.png,nolink,30%);|推力改良2|-50%:最大出力への到達時間|
|BGCOLOR(#aaccaa):3|&attachref(アップグレード/Target Acquisition System Modification 1-min.png,nolink,30%);|目標捕捉装置改良1|+20%:最大視認距離&br;+20%:魚雷発見距離&br;+50%:敵艦強制発見距離|
|BGCOLOR(#aaccaa):4|&attachref(アップグレード/Main Battery Modification 3-min.png,nolink,30%);|主砲改良3|-12%:主砲装填時間&br;&color(Red){-13%};:主砲旋回速度|
|~|&attachref(アップグレード/Secondary Battery Modification 3-min.png,nolink,30%);|副砲改良3|-20%:副砲装填時間|
|~|&attachref(アップグレード/AirDefense 2_0.jpg,nolink,30%);|対空砲改良3|+25%:平均対空ダメージ|
//その艦で搭載できないアップグレードは項目ごと消す
#endregion
・消耗品
#region(搭載可能 消耗品)
搭載可能 消耗品
|CENTER:||CENTER:||c
|>|>|>|CENTER:~十字キー左|
|&attachref(消耗品/応急工作班I.png,nolink,50%);|応急工作班| 無制限 |消耗品の動作時間:15 秒&br;消耗品の準備時間:80秒|
|>|>|>|CENTER:~十字キー上|
|&attachref(消耗品/修理班I.png,nolink,50%);|修理班|3回|回復:+376(0.5%)HP/秒&br;消耗品の動作時間:28 秒&br;消耗品の準備時間:80 秒|
|>|>|>|CENTER:~十字キー右|
|&attachref(消耗品/強化型副砲照準器.png,nolink,60%);|強化型副砲照準器|3 回|副砲の安定性:+100%&br;副砲の散布界:-50%&br;消耗品の動作時間:30秒&br;消耗品の準備時間:160秒|
|>|>|>|CENTER:~十字キー下|
|&attachref(消耗品/エンジンブーストI.png,nolink,50%);|エンジンブースト|2 回|最大速度:+8%&br;消耗品の動作時間:180 秒&br;消耗品の準備時間:180 秒|
詳細は[[消耗品]]を参照
#endregion
//搭載できない物の行は削除してください。
//x の箇所は艦やTierによって違うので各艦ごとに変更してください。
//修理班の毎秒回復量もごく一部の艦では違う可能性があるので、念のため確認してください
//同じ種類の消耗品でも艦によって十字キーの上下左右どのキーに割り当てられるか異なる可能性があるので注意してください
//艦体によって搭載の可不可がかわるものは、右端列(数値表示列)に搭載できる艦体のアルファベットを記入してください
**ゲーム内説明 [#Explain]
フランドルはアルザス級戦艦の計画案のひとつです。主砲を三連砲塔とし、対空兵装の配置も異なっていました。
設計年:1952
**解説 [#Manual]
-''概要''
[[フランス]]ティア7プレミアム戦艦。
2022年4月11日以降から始まる((期間は5月16日まで))「フランドルの獅子」キャンペーンの報酬艦艇である。((開始その日から課金ですっ飛ばして入手も可能だがその場合、27,500ダブロンも消費する。))
-''抗堪性''
各国のTier7戦艦トップのHPをもち、その数値は[[あの紅茶の国のレジェンダリー戦艦>Conqueror]]をも上回る。フランス戦艦の中では例外的。
ただし殆ど32mm装甲なので重巡HEや大和型APが痛い。
水雷防御が50mmと他のフランス戦艦より厚い、%%ただし、PC版よりも修理班の回数が1回増えた代わりに魚雷の威力低減率が32%((PC版は修理班回数2回、魚雷の威力低減率44%))と他国より少し高い程度の値に落ち着いている。%%
2023年5月中旬のアップデートで水雷防御率が''44%''と向上、全戦艦で最上位クラスであり被雷への強さはピカイチ。
-''主砲''
同格[[Richelieu]]と同スペックの主砲を&color(Silver){フランス戦艦にしては珍しくオードソックスな};3基x3門構成で搭載している。射程はリシュリューよりもやや短いが、それでも同格では優秀な部類。
門数は1門増えているが、装填時間が30.5秒へ伸びてしまっている。((2023/11/6のアップデートで32秒から30.5秒へ短縮された))
全門射撃時の射角は前方が36°、後方が30°と引き撃ち時の姿勢が若干良い。
前述の通りHPが非常に多いため、フランス戦艦艦長限定のスキル「メガロマニア」でHPの低下と引き換えに装填時間を補うのも良いだろう((火災対策に極めて有効な「消防士」や主砲精度を向上させる「マークスマンシップ」などのスキルとトレードオフとなることに注意。))。
-''副砲''
射程は6.8km((主砲と同じくアップデートで強化された。))とドイツ戦艦並とまではいかないものの長めの部類。射程はUG・艦長スキル込みで最大10kmを超える距離まで伸ばすことができる。
大量の100mm砲を搭載しているため、射程内であれば着火に期待できる。また、リシュリュー級とは異なり152mm砲が全て中心線上に配置されている。
精度も優秀でドイツの巡洋戦艦ツリー艦艇と同等のものを有している為、思い切って副砲特化仕様で戦うのも一興。((2023/11/6のアップデートで副砲精度と100mm砲の火災発生率が強化された))
片側23門のHE弾幕は火災の期待も大きく接近戦は可能な限り避けたい相手といえる。
ただし、''100mm砲には貫通力に優遇がない''ため''T7以上の駆逐艦の船体を貫通できない。''見た目の割に駆逐艦への火力が出にくいことは頭に入れておこう。また、''T7以上の戦艦の上部構造も貫通できない''ため、同格以上の戦艦に対しては文字通り着火専用である。
-''対空火力''
本艦の売り。レジェンダリー艦艇も羨む長距離対空砲の爆発数10。
中・短距離がイマイチなので個艦防御としては不安があるが、Tier7艦載機にもかなり対抗できるだろう。%%HEで壊されていなければ%%
-''機動性''
戦艦の素の速度としては最速クラスの33.5ノットを発揮できる。
PC版と違い''エンジンブーストを搭載している''。
速度旗とEmile Guepratte艦長との組み合わせで最大19%の39.8ノット、流石に[[Champagne]]には及ばないがそれでも40ノット近い速度を3分間縦横無尽に駆け巡れるのでフランス戦艦お得意の高速移動で有利なポジションを取り、敵の側面にAP弾をお見舞いするなり、危険と判断したら撤退して生存を図るなど戦術の幅は広い。また、速度低下と引き換えに主砲の火力と取り回しを改善する艦長スキル「徹甲旋回」との相性が良い。
舵や旋回半径は上述の速度を踏まえると悪くないといった程度。
-''隠蔽性''
[[Richelieu]]より少し悪化している。Tier7戦艦としてはやや悪い部類だが他の艦と大きな差があるわけではない。
//最良で12.7kmまで縮まる。
-''総評''
従来のフランス戦艦とは''少し異なる。''というのも、従来のフランス艦は船体性能の欠点をエンジンブースト等の豊富な消耗品と機動力によって補うという性格であったが、本艦は一般的な消耗品と主砲配置、平均以上の機動性と向上した体力、良好な射程、射角により万人受けする非常に扱い易い性能から更に''エンジンブーストを所持している。''
しかしながら肝心の攻撃力に関しては、射角の良さ以外抜きん出た性能を持っているわけではないので補い難い。
以上のように従来と異なるコンセプトを持つフランス戦艦であるが、基本的な立ち回り自体は大きく変わらない。足を活かして敵艦隊の側面を常に確保するように展開しつつ、戦場を駆け回るイメージで良いだろう。但し、他国同様に消耗品でのゴリ押しやごまかしは通じないため、その点は気をつけたい。
**史実 [#History]
本艦は計画艦であるため、史実においては建造されていない。
#region(史実背景)
本艦は本来、[[アルザス(Alsace)>Alsace]]級3番艦として計画されていた(その他に1番艦[[アルザス(Alsace)>Alsace]]、2番艦[[ノルマンディー(Normandie)>Normandie]]、4番艦[[ブルゴーニュ(Bourgogne)>Bourgogne]]が候補として有力だった)。
計画された背景に、ドイツのZ計画における[[H級戦艦>Friedrich Der Grosse]]が56,000t級だったり、イタリアの[[ヴィットリオ・ヴェネト>Vittorio Veneto]][[級戦艦>Roma]](リットリオ級とも)が建造開始されたこともあったため、フランスはこれらに対抗して[[リシュリュー>Richelieu]][[級>Jean Bart]]の発展型としての新規格戦艦、[[アルザス(Alsace)>Alsace]][[級>Bourgogne]]の計画をスタート。計画の中で以下の装備3案が有力視された。
|~装備案|~第1案|~第2案|~第3案|
|~|380mm45口径M1935三連装砲&br;152mm55口径M1930三連装砲&br;100mm連装高角砲&br;37mm機関砲&br;25mm機銃|406mm三連装砲&br;152mm55口径M1930三連装砲&br;100mm連装高角砲&br;37mm機関砲&br;25mm機銃|380mm45口径M1935四連装砲&br;152mm55口径M1930三連装砲&br;100mm連装高角砲&br;37mm機関砲&br;25mm機銃|
上記3つの案のうち、第1案と第2案の三連装砲の作製の経験が乏しいことや上記の計画背景から時間もかけられなかったため、第3案の[[リシュリュー>Richelieu]]砲を3基載せた案がおそらく現実的に採用された...だろうと考えられている。ゲームでは[[アルザス>Alsace]]の装備は第3案に準じて実装され、一方のフランドルは第1案の三連装砲が作製できたという仮定を元に実装された。しかし、いずれにしても早々にフランスは降伏してしまったため、同じく[[リシュリュー>Richelieu]][[級>Jean Bart]]の改良型である[[ガスコーニュ>Gascogne]]級と共に幻となってしまった。
ちなみに、Tier5[[ノルマンディー>Normandie]]級にも同名艦が計画され、奇しくも同じ3番艦として建造開始した...が途中で中止が決まったため、残念ながらフランドルという艦は最終的にどちらも進水しなかった。
#endregion
**小ネタ [#Digression]
#region(艦名の由来)
本艦の名前の由来は「フランドル」地方。現代のオランダ南部・ベルギー西部・フランス北部に跨る、歴史的な地域に由来する名前である。地図上ではフランスの北東に位置し、北は北海に面する。地理的には北海とスヘルデ河、アルトア丘陵に囲まれるが、昔から羊毛の生産地でありそれを元にした毛織物の生産が盛んであった。11世紀以降にイングランド産の羊毛を原料とすることで毛織物産業が一気に栄えた。歴史的にはローマ時代にはローマ帝国属州のベルギカ(ベルギーの名前の由来でもある)に属したが5世紀以降はフランク人が支配し、フランク王国内のフランドル伯領となった。1328年に王国の重税に反発した商工業者に対する弾圧を逃れ、この地の毛織物業者が英国に逃亡。後に英国で毛織物産業が盛んになるきっかけを作った。また百年戦争直前には毛織物を通じて絆が強くなった英国と同盟するという動きが持ちあがり、フランスから強く警戒されている。この事からもわかる通りフランドル地方は英国の影響が強く、フランス国内にあっても英仏の係争地であった(結局1339年には百年戦争が勃発。この地域も要因の1つであった)。1384年にフランドル伯が死去、娘であるマルグリットはブルゴーニュ公フィリップ(豪胆王)と結婚。フランドル地方もブルゴーニュ公の支配地域に組み込まれると、ブルゴーニュ公はフランドル地域の持つ英国とのコネクションに目をつけ、ヴァロワ朝フランスに対抗するようになる。ところがブルゴーニュ公の子孫であるシャルル(豪胆公)が死亡すると跡継ぎの男子が無く、その子マリーはハプスブルグ家(神聖ローマ帝国)に嫁いだためハプスブルグ領となる。マリーの子フィリップはスペイン王女ファナと結婚したので、その子カルロス1世はスペイン王であると同時にこの地も継承することになった。このカルロス1世こそが後にライバルのフランソワ1世と神聖ローマ帝国の皇帝の位を争い、1519年に神聖ローマ帝国(ドイツ)皇帝カール5世として戴冠する人物である(カール5世については記載しているとスペースが足りないのでここでは割愛する)。カール5世の引退の後にはハプスブルグ家がオーストリア・ハプスブルグ家とスペイン・ハプスブルグ家に分割、フランドル地方は隣接するネーデルランドと共にスペイン・ハプスブルグ家の所領となった。フランドル地方は伝統的にカトリックが根強く、ネーデルランドで新教徒がスペイン・ハプスブルグ家に対して独立戦争(80年戦争)を起こすが、それには加わらなかった(参考までに、この独立戦争は最終的に1648年に承認され「ネーデルランド連邦共和国(オランダ)」が誕生する。しかし南ネーデルランドではカトリック勢力が盛り返し、スペイン・ハプスブルグ家に留まった)。ナポレオン時代にはフランスに属するも、ナポレオン没落後はウィーン会議によりオランダに合併される。19世紀に入るとオランダの一部であったベルギーがベルギー王国として独立(1830年)、この時にフランドル地方は北部はベルギー領、南部はフランス領、残った部分がオランダ領という形に分割され、現代に至る。
#endregion
#region(フランダースの犬)
「フランダースの犬」は19世紀の英国女性作家であるウィーダが書いた児童文学である。舞台は19世紀のベルギー北部のフラーンデーレン(フランドル)地方。絵画をテーマとした貧しい少年と愛犬の絆を描いた悲劇として知られている。原作が書かれたのは1872年であるが、1908年に早くも日本語訳が登場している…とはいえ時代的に西洋人の名前はそのままで受け入れられ難いと考えたのか、舞台はそのままなのに登場人物はネロは清(きよし)、パトラッシュはブチ、アロアは綾子(あやこ)といった具合に日本名に置き換えられている。しかし日本人に最も影響を与えたのは書籍版では無く、1975年に世界名作劇場(放送当時の名称はカルピス漫画劇場)として放映されたテレビシリーズであろう。なお、ご当地であるベルギーでは英国人作家が書いた作品ということもあって知名度はイマイチである(最近は日本人観光客からの問い合わせが多く、観光用の銅像等も建てられている模様)。テレビシリーズ化された作品ではあっても、原作を描いたのは英国の作家であるため登場人物の描写には容赦が無く、作中の主人公ネロの祖父はナポレオン戦争で兵士として従軍した結果片足に障害を抱えていたり、金の巻き毛に血色の良い黒目がちなアロアの容姿にスペイン統治時代の混血の面影があったりと、当地の複雑な歴史的社会背景を踏まえたうえで視聴してはじめて判る暗い影が見て取れる。
#endregion
#region(ワーテルロー)
フランドル地方において最も著名な土地としては、1815年の「ワーテルローの戦い」で有名なワーテルローがある。現在はベルギーのブラバン・ワロン州に属し、地図上ではブリュッセルのすぐ南、ブレンラルーの北西に位置する。本項目では戦いの経緯や意義等については記載しないが、興味がある人は別途調べてみて欲しい。なお、厳密な意味ではワーテルローは戦場の地名では無く、イギリス軍の司令部のあった場所である。よって、戦場名で正しく言うのであれば「モン・サン・ジャンの戦い」または「ラ・ベル・アリアンスの戦い」というべきである。しかし、歴史は常に勝者が造る…イギリス軍の司令官ウェリントン公が自分の居た場所を元に「ワーテルローの戦い」と命名した結果、この戦いはこの名前で世に広く知られるようになる。
#endregion
#fold(副砲弾幕){{
フランドルは副砲の''投射量''という点では、あのシュリーフェン(弱体化前)をも凌駕する。具体的には、秋月の装填を3秒(160発/min)と考えると、約2秋月分の投射量がある。ただし貫通力は低いため、他の副砲戦艦のように、副砲のダメージで相手の体力を削るというような芸当はできず、あくまで着火に使うのがメインである。弾幕を形成できる船ではあるが、名前の由来は某弾幕ゲームのEXボスとは全く関係ない。
〈参考〉 各副砲戦艦の副砲投射量(片舷最大時)
・アトランティコ・・・98発/min
・ビスマルク・・・192発/min
・ブランデンブルク・・・228発/min
・ツィーテン・・・186発/min
・レパント・・・288発/min(弱体化前) 183発/min(弱体化後)
・シュリーフェン・・・265発/min(弱体化前) 215発/min(弱体化後)
・フランドル・・・325発/min
}}
*コメント欄 [#Comment]
#pcomment(./コメント,reply,10)