Koenig

Last-modified: 2023-06-21 (水) 16:42:41

ケーニヒ級戦艦

Konig.jpg

性能諸元

性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能

Tier4種別ツリー艦艇
艦種戦艦派生元Kaiser
国家ドイツ派生先Bayern
生存性継戦能力(A) 40,700
(B) 47,100
装甲13-356mm
・防郭 0-1mm
・艦首・艦尾 0-1mm
・砲郭 0-1mm
・装甲甲板 0-1mm
対水雷防御ダメージ低減(A) 22%
(B) 0%
機動性機関出力前期 0,000馬力[hp]
後期 63,000馬力[hp]
最大速力前期 21.6ノット[kt]
後期 24.0ノット[kt]
旋回半径620m
転舵所要時間(A) 20.8秒
(B) 15.5秒


隠蔽性 通常主砲発砲時火災発生時煙幕内からの主砲発砲時
海面発見距離13.4km15.3km15.4km10.2km
航空発見距離10.7km0.0km13.7km-


射撃管制装置艦体モジュール主砲射程最大散布界
A-Bmod.113.9km0m
Typ4 mod.215.3km0m


主砲艦体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填180度旋回
A305mm L/50 Drh LC/19115基×2門HE弾 3400(22%)
AP弾 8000
26.0秒60.0秒
B305mm5基×2門HE弾 3500(23%)
AP弾 8100
26.0秒60.0秒


副砲艦体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填射程
A88mm L/45 MPL C/13
150mm L/45 MPL C/06
6基×1門
14基×1門
HE弾 1000(4%)
AP弾 3700
4秒
8.6秒
4.5km
4.5km
B0mm基×門HE弾 00(0%)0.0秒0.0km


対空砲艦体口径基数×門数秒間平均ダメージ射程
A0.0mm基×門00.0km
B0.0mm基×門00.0km


・アップグレード

スロット0スロット1スロット2スロット3スロット4
搭載可能アップグレード
1Main Battery Modification 2-min.png主砲改良2+15%:主砲旋回速度
+5%:主砲装填時間
Aiming Systems Modification 1-min.png照準システム改良1-7%:主砲弾の最大散布界
+20%:魚雷発射管旋回速度
+5%:副砲最大射程
-5%:副砲弾の最大散布界
Secondary Battery Modification 2-min.png副砲改良2+20%:副砲最大射程
-20%:副砲弾の最大散布界

・開発ツリー

開発ツリー
軍艦名
(必要経験値/購入クレジット)
モジュールスロット
(必要経験値)
当艦モジュールスロット1
(11,000)
モジュールスロット2
(16,500)
モジュールスロット3
(27,500)
Bayern
(55,000/-)
 
船体
Hull-min.pngKonig船体B100,000
主機(エンジン)
Engine-min.png推力63,000馬力12,500
射撃管制装置(照準装置)
Gun Fire Control System-min.png照準装置 Typ4 mod.212,500

・消耗品

搭載可能 消耗品

搭載可能 消耗品

十字キー左
応急工作班I.png応急工作班無制限消耗品の動作時間:15 秒
消耗品の準備時間:80 秒
十字キー上
修理班I.png修理班3 回消耗品の動作時間:28 秒
消耗品の準備時間:80 秒
回復:232 HP/秒
十字キー右
強化型副砲照準器2 回副砲の安定性:+100%
副砲の散布界:-50%
消耗品の動作時間:30秒
消耗品の準備時間:180秒

詳細は消耗品を参照

ゲーム内説明

ケーニヒ級戦艦は、カイザー級戦艦の発展型であり、極めて強力な装甲という前級の特長を引き継いでいました。主砲配置の合理化が図られたことにより、片舷側に全主砲を指向することが可能でした。
就役:1914
同型艦数:4

解説

  • 概要
    ドイツティア4戦艦。
    シルエットから分かるように「カイザー級」の発展型で、名実ともにドイツ弩級戦艦の決定版である。
    仮想敵イギリスが投入した超弩級戦艦「オライオン級」に対抗するべく建造された。
     
  • 抗堪性
    前級に引き続き、最大350mmという驚異的な厚さの舷側装甲を備えている。
    防郭を守るドイツ特有の亀甲式二重装甲も健在であり、その垂直防御力はTier6の長門コロラドすら上回るような恐るべき頑強さを発揮する。
    Tier4ということもあり、まだまだ小口径砲の艦が多いため非常に頼りになるはずだ。
    たとえ40.6cm砲をもってしても、この艦の防郭を貫徹するのは決して簡単なことではないだろう。
    中央甲板装甲も厚め、雷撃に弱いのも他のドイツ戦艦と同じだ。
    また、比較的小ぶりな艦のためHPは控えめであり、最終改装後でも47,100ポイントとなる。
    最近のTier5は40.6cm砲を搭載したMutsuWest Virginiaなどが追加されたことにより、38.1~40.6cm砲を持つ格上戦艦に出くわすことが多い。
    船体を斜めにすれば、きちんと敵APを弾いてくれるので、回避行動は怠らないように。
     
  • 主砲
    連装砲塔5基・計10門の30.5cm砲を備える。精度を表すσ値は1.8と平均的な数値。
    この「前級と同じ主砲」というのが一つのネックとなる。AP弾ダメージが8100と同格ではワースト2位の数値。
    ライバル艦の性能も上がってきており、またマッチング帯に38.1~40.6cm砲を持つ強力な戦艦がズラリと並ぶ中、弩級戦艦としての本艦の主砲に見劣り感は否めない。
    いくら弾の初速が優れているといえども貫通力は物足りず、弾の質量ゆえに1発のダメージは相対的に小さくなる。
    HE弾の着火力は22~23%と相変わらず低いままだが、手数が多いのでそれなりに火をつけることは可能だ。
    配置は艦の前後に背負式砲塔を置く標準的なスタイルとなった。すべての砲塔が艦の中心線上に揃えられたことで、前級に比べて取り回しは劇的に改善しているが後部砲塔の射角が悪い。
    第4砲塔は艦を35度ほど傾けないと前方に撃てない為、防御姿勢との両立が不可能になっている。このため他の4基を使って戦う事を主眼におくのが良いだろう。
    射撃管制装置を改良すれば射程は15.3kmまで延びるが、同格に比べ短い。
    また砲塔旋回速度が60秒と極めて劣悪で転舵に全く追いつかない。
    可能な限り艦長スキルで旋回速度にテコ入れをしておき、接近戦はなるべく避ける方が賢明と言えよう。
  • 副砲
    射程4.5kmで合計22門と他国の戦艦よりは充実しているが、まだまだ射程不足で頼りになるとは言い難い。
    射程に入りさえすれば頼りになるものの、主砲の砲塔旋回速度が遅いせいで接近戦が不得手な本艦でこれを頼みとするのは危険である。
    ドイツ戦艦特有の強力な副砲が本領発揮するのはTier7のBismarckからとなる。
  • 対空
    同格のプレミアム戦艦テキサスにはかなわないが、通常ツリー戦艦では同格最強の対空性能を備えている(ただし最終船体)。
    敵編隊の全滅は難しくとも、きちんと優先目標指定を行うことで相当数の敵機を撃墜でき、間違いなくチーム全体に貢献できる。
    艦長スキルを取得すれば、状況によっては撃墜数2桁を稼ぐことも珍しくない。
    さらに、対空火力の大半を大口径砲で賄っているので、艦長スキルとも相性がいい。
    旗と艦長スキルも合わせれば最大ダメージは200を超える。対空アップグレードも併せて防空仕様に育て上げれば、Tier4だと舐めてかかる敵空母への強力な対抗手段となりうる。
    戦艦であるゆえ挙動が重く、魚雷にも弱いため、雷撃機の接近には十分注意しよう。
  • 機動力
    機関改装後で63,000馬力という史実よりも大幅に強化された蒸気タービンを装備し、最終的には速力24.0ノットを発揮できる。
    速さを売りとする名前のよく似た同格戦艦には到底及ばないものの、戦艦としては比較的充実した機動性が確保されている。移動にストレスを感じることは少ないだろう。
    前級よりも少し船体が長くなって排水量が増加したため、旋回半径は20mほど大きくなっているが、むしろティア帯を考えれば良好といえる。
    艦の反応は決して機敏ではないが、魚雷攻撃を回避できる可能性は十分にある。
  • 隠蔽性
    戦艦一般としては優れた部類に入る。改装後の最大射程よりも被発見距離は短く、相手に気づかれないまま自分の有効射程内に誘い込める。
    程々の距離を維持すれば、発砲直後以外は相手に見つかっていない状態で安全にリロードすることも可能だ。
    とはいえ、駆逐艦が偵察していれば簡単に見つかってしまうのが戦艦の宿命。周囲の警戒を怠らず、ミニマップを常に確認すること。
     
  • 総論
    文字どおり「帝政ドイツ弩級戦艦の集大成」である。
    前級の抱えていた欠点が顕著に改善され、また長所と短所が明快なため、操艦の面白さを存分に堪能することができる。
    防戦重視の性能でありながら、手数の多さと類まれな砲精度により、攻撃面でも応分の威力を発揮する。
    カイザーに泣かされたプレイヤーも少なくないと思われるが、これまでの経験が十分に報われて余りある価値を、本艦はプレイヤーに対して提供するだろう。
    旧性能ドイツ戦艦の締めくくりにふさわしい、まさに名艦であると断言できる。
    主砲の貫通力不足と砲塔旋回の遅さから、本領発揮は熟練者ということになるが、驚異的な船体の頑強さを信頼して、初心者でも間違いなく楽しめるはずだ。
    史実とは一味違った、いかつい鋭角的な艦容も魅力の一つである。1920~30年代に行われる架空の近代化改装を想定したもので、鋭く尖った艦首と煙突が際立ち、全体としてはスマートな印象にまとまっている。後部マストに翻るハーケンクロイツが、ひときわ美しく勇壮に映える。
    WGのモデリングに対する思い入れが読み取れるような洗練されたデザインだ。
    すべての戦艦プレイヤーに自信を持って推薦できる、絶妙なバランス感覚に恵まれた優秀艦である。

史実

第一次世界大戦時の帝政ドイツを代表する大型の弩級戦艦。
老朽化していた前弩級戦艦「ブランデンブルク級」の代替として、1911~12年度の帝国海軍計画で計4隻の建造が認可された。国際情勢を反映して突貫工事で建造が進められ、開戦後まもなく全艦就役した。
当時、仮想敵のイギリス海軍ではフィッシャー提督の指導の下、「オライオン級」を筆頭とする34.3cm砲を搭載した超弩級戦艦が投入されていた。これら英戦艦への対抗策として「カイザー級」の設計に大幅な手直しを加えたのが本級である。主砲は同一径のものを搭載したためカテゴリーとしては“弩級戦艦”に留まるが、多量の炸薬を用いて高い初速を稼ぐことにより、イギリスの超弩級戦艦に匹敵する貫通力を手にしていた。また、前級と比較して全主砲を艦の中心線上に配置し、射界を拡大しているのが重要な改良点である。
最大排水量28,000トン。艦ごとに機関方式が異なるが、それぞれ41,400~46,200馬力の蒸気タービンを装備し、三軸推進で最大20.0~21.3ノットを発揮した。航続距離は12ノット巡航で約8,000海里を想定している。燃費向上のために低速巡航用のディーゼル機関を搭載する計画もあったが、当時の技術では開発が難しく途中で取り下げられた。
本級の建造中、急速に英独両国間の緊張が増したため、最終公試は省略され、開戦後1ヵ月で全4隻が就役し第3戦艦隊を形成した。本級は海軍史に名高い「ユトランド沖大海戦」で主要な役割を果たし、かなりの損傷を被ったものの全艦が生き残っている。その後1917年9~10月には、ロシア占領下のリガ湾にある島々を制圧する「アルビオン作戦」にも貢献した。
戦争終結後、他の残存ドイツ艦艇と同様に回航先のスカパ・フロー湾で抑留されたが、協商国に賠償として引き渡されるのを拒み、他の艦艇とともに英雄的な自沈を敢行した。
「太く短い一生」を送った名艦と言えよう。
本艦が壮絶な最期を遂げた翌日、ドイツは屈辱的なヴェルサイユ条約に調印した。

小ネタ

この艦には、WGデザインチームによるちょっとしたイタズラが仕込まれている。
くまなく全体を調べないと分からないが、艦の一角に「とんでもないもの」が存在する。あえて答えは述べないので、本艦を手に入れたプレイヤーは是非とも探してみてほしい。きっと見つけた人をニヤリとさせてくれる面白い仕掛けだ。
このような楽しいギミックを用意してくれたデザイナーに感謝する。恐らく本艦に特別な思い入れがあるのだろう。
 
なお、ゲーム上では金剛(Kongo)と間違えやすいため注意。
ご丁寧にも同艦種で、ティアまで同じである。

コメント欄

  • 砲精度悪くない?すごいバラける -- 2021-03-08 (月) 14:42:19
    • ドイツ戦艦は他国と比べると精度悪いね。でも俺はドイツ戦艦に乗りすぎてドイツ戦艦の精度がデフォルトになった。日本戦艦(大和は別)の縦散布よりは全然マシ -- 2021-03-08 (月) 17:14:37
      • 申し訳ないが、ドイツ戦艦の精度が日本戦艦のものよりマシに見えるのはかなりの重症と診ざるを得ないぞ。 -- 2022-04-05 (火) 23:02:27