コロラド級戦艦

性能諸元
・基本性能
Tier | 6 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 戦艦 | 派生元 | New Mexico |
国家 | アメリカ | 派生先 | Iowa |
生存性 | 継戦能力 | (A) 49,000 (B) 59,300 | |
装甲 | 6mm-457mm ・防郭 ├(A) 45mm-343mm └(B) 85mm-343mm ・艦首/艦尾 25mm ・砲郭 13mm-25mm ・装甲甲板 13mm-89mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (A) 37% (B) 42% | |
機動性 | 最大速力 | (初期) 18.6ノット[kt] (後期) 21.0ノット[kt] | |
旋回半径 | 640m | ||
転舵所要時間 | (A) 20.8秒 (B) 16.1秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 14.8km | 0.0km | 16.8km | 14.3km | |
航空発見距離 | 11.8km | 0.0km | 14.8km | - |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A-B | mod.1 | 15.0km | 0m | |
mod.2 | 16.5km | 0m |
主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 406mm Mk5 | 4基×2門 | HE弾 5700(36%) AP弾 12400 | 30.0秒 | 45.0秒 |
副砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
A | 127mm Mk19 mod.6 127mm Mk7 | 8基×1門 10基×1門 | HE弾 1800(9%) HE弾 1800(6%) | 4.5秒 7.0秒 | 5.0km 5.0km | |
B | 127mm Mk19 mod.6 127mm Mk7 | 8基×1門 8基×1門 | HE弾 1800(9%) HE弾 1800(6%) | 4.5秒 7.0秒 | 5.0km 5.0km |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
A | 20mm Oerlikon Mk4 28mm/75 Mk2 mod.2 | 38基×1門 6基×4門 | 137 41 | 2.0km 3.1km | |
127mm/25 Mk19 mod.6 | 8基×1門 | 58 | 4.2km | ||
B | 20mm Oerlikon Mk4 | 37基×1門 | 137 | 2.0km | |
40mm Bofors Mk1 40mm Bofors Mk2 | 3基×2門 8基×4門 | 34 127 | 3.5km | ||
127mm/25 Mk19 mod.6 | 8基×1門 | 58 | 4.2km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ | ○ | ○ |
1 | ![]() | 主砲改良2 | +15%:主砲旋回速度 +5%:主砲装填時間 |
![]() | 副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | |
2 | ![]() | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 |
![]() | 操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | |
![]() | 推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 | |
3 | ![]() | 目標捕捉装置改良1 | +20%:最大視認距離 +20%:魚雷発見距離 +50%:敵艦強制発見距離 |
・開発ツリー
軍艦名 (必要経験値/購入クレジット) | モジュールスロット (必要経験値) |
当艦 | ━ | モジュールスロット1 (42,000) | ━ | モジュールスロット2 (63,000) | ━ | モジュールスロット3 (105,000) | ━ | Iowa (210,000/18,000,000) |
船体 | ||
---|---|---|
![]() | Colorado 船体 B | 1,800,000 |
主機(エンジン) | ||
![]() | 推力28,900馬力 | 225,000 |
射撃管制装置(照準装置) | ||
![]() | 照準装置 Mk.6 mod.2 | 225,000 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
---|---|---|---|
![]() | 応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:20秒 消耗品の準備時間:80秒 |
十字キー上 | |||
![]() | 修理班 | 3回 | 消耗品の動作時間:28秒 消耗品の準備時間:80秒 回復:0.66% HP/秒 |
十字キー右(いずれか選択) | |||
![]() | 水上戦闘機 | (B)3回 | 消耗品の動作時間:90秒 消耗品の準備時間:180秒 HP:x 秒間平均ダメージ:42 |
![]() | 着弾観測機 | 3回 | 消耗品の動作時間:30秒 消耗品の準備時間:200秒 動作中の自艦の砲安定性:+10% |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
コロラド級戦艦は、重要区画に対し集中的に重装甲を施した、いわゆる「標準型戦艦」の最終形です。前級との大きな違いは、406mm主砲の採用と斬新な対水雷防御です。速力の点においては、同時代の他の戦艦に比べて劣っていました。
就役:1923
同型艦数:4
解説
- 概要
アメリカのTier6戦艦。史実においては4番艦のウェスト・バージニアを除いて大規模な改修が行われなかったため、数値的には前Tierのニューメキシコ最終船体に劣る部分もあることで、コロラドという艦の評価を難しくしている。
しかし16インチの主砲はTier6以上の戦艦に安定して打撃を与える事ができ、その威力を実感できるはずである。
- 対艦
連装4基、計8門の16インチ砲を装備。前Tierと比べて砲が減り弾速も低下してしまったが、主砲は大型化し威力と貫徹力は向上している。
射程も最終状態で17.0kmと前級より伸びた。しかしアメリカ戦艦は日本戦艦と比較して遠距離では精度(散布界)が極端に落ちる。アップグレードで精度が補えないことも相まって、射程は射撃機会を増やすものと割り切り、少なくとも本来の射程くらいまでは敵に接近したほうが良い。
そのほか同格の16インチ砲艦と比較した場合、照準速度は最優秀である。HE弾は日戦に対し威力で劣るが発火率で勝っている。頭を向けた格上戦艦にはこちらを使っていく場合が有効となるだろう。
また初速が速いため約10km以内ならAP弾より着弾が早い。誤差程度ではあるが近距離で駆逐艦などに撃つ際は留意すること。
副砲は対空火力の充実と引き換えにニューメキシコと比較すると後期船体では数が減る。
- 生存性
後期船体で59300となりTier6戦艦では平均的な耐久。
ただし艦上構造物の多さからHE弾のダメージを貰いやすいという弱点はこれまでどおりのため、複数の巡洋艦から集中攻撃を受けるとかなりの被害を被ってしまう。
修理班は他の戦艦よりも回復量が多いという特徴を持っており、的確な回復が出来ればかなりの生存性を発揮することができるだろう。*1
装甲に関してはバイタル防御に関しては長門とほぼ同等であるが、多重装甲に近い構造の長門と比べ舷側の装甲に厚みがあるため、貫通ダメは長門より貰いにくい。マッチングする艦の砲が巨大化したために抜かれやすくなっているが、船体がコンパクトなので長門と比べて被弾面積は少なく、舵を駆使してHPの低さはここでカバーしたい。
ターゲットを引き付けるのは戦艦の仕事の一つだが、自分しか的がいない状況は避けたい。
- 機動性
操舵性能は悪化しており、速度も21ノット据え置きであるため、対敵姿勢の制御や魚雷の回避は難しくなっている。転舵の判断や針路決定は慎重かつ迅速に行い、自分の仕事を見定めよう。
とは言え旋回半径の小ささは維持しているので、舵が利き始めれば姿勢制御は速い。早めの状況判断で対処しよう。戦艦砲に対しては装甲ではなくこの小回りの利く舵で回避するのがいいかもしれない。アップグレードの操舵装置改良2も効果的に機能するのでオススメだ。
また主砲の旋回性能が劇的に改善しており、基本特性や艦長スキル次第で最大転舵に追従する。
このため回避を行う事による火力の低下が起こりづらく、旋回半径の小ささと合わせて避けながら戦うという戦術が可能になった。
ここまでくれば米戦艦の足の遅さには慣れたものだろうが、慢心せずしっかりと心がけていきたい。
(豆知識)
しかし速度が変わらないのに機動力に違和感を感じる事があるかもしれない。実はコロラドの弱点に加減速性能の悪さがある。ピストン運動などの戦術を取る場合には頭に入れておこう。
- 対空
ここからの対空火力は米戦艦の本領である。
3.5km圏内の火力は前Tierから倍以上に増加し、近距離では更に火器が増え同格の長門を圧倒している。
会敵する空母の性能強化を考慮しても頼れる対空値である。
舵の効きは前Tierから悪化しているので雷撃機には充分な回避行動を要するが、戦艦としては比較的サイズが小さいのと上位Tierと比較すれば若干ながら操舵性は良好なので充分に躱しうる。
空母側としても対空火力の充実した米戦艦にはあまり近寄りたくないだろう。
- 総評
遠距離戦闘能力が日本戦艦と比較すると低く速力も向上しないという欠点もあるが、
なんだかんだ言っても16inch砲級戦艦であり、距離を詰めれば精度の悪さは補えるため火力は十分。回避性能は同格戦艦の中で最も良く、頼れる対空砲火を持つため味方にとっては頼りになる存在だ。おススメの交戦距離は対巡洋艦で10-13km。艦上構造物の多さからHE弾のダメージが蓄積することを考慮すると、King George Vとの相性はかなり悪い。HEスパムの餌食とならないよう、位置取りには注意するように。
これまでの米戦艦と同様、中近距離戦を心がけること。回避を怠らず、孤立しないよう心がけること。自分一人でなんとかするのではなく味方と共に戦うことを意識すれば、そんなに苦労しないだろう。
史実
テネシー級戦艦の改良型として1917年海軍整備計画において建造された。
一番艦コロラド、二番艦メリーランド、三番艦ワシントン、四番艦ウェストバージニアの4隻が計画された。
元々は仮想敵国である日本の35.6㎝砲に対抗するために建造したのだが、日本の長門型が41㎝連装砲を搭載したため、こちらも急遽40.6㎝連装砲に換装した。主砲は換えたが、装甲などは対35.6㎝砲のままであった。ただ、それでもニューメキシコ級よりは強力であり、アメリカの戦艦「ビッグファイブ」と呼ばれた。
第一次世界大戦中に4隻の建造が計画されていたが、ワシントン海軍軍縮条約により三番艦ワシントンはキャンセルとなり、海没処分となった。このため実際に建造されたのは3隻にとどまる。
戦間期においては、1937年に女性初の大西洋横断飛行を成功させたことで有名なアメリア・イアハートの遭難に際して、コロラドが救難捜索活動に参加している。
第二次世界大戦では、真珠湾攻撃によってメリーランドとウェストバージニアが損傷。特にウェストバージニアは爆弾2発(いずれも不発)、魚雷7発を食らったため損傷激しく港内で大破着底してしまう。しかしながらこの時コロラドは西海岸にいたため被害を免れ、唯一移動可能な戦艦となった。軽傷で済んだメリーランド共々、太平洋戦争初期には貴重な戦艦戦力として各地を転戦することになる。1944年にウェストバージニアの修理&魔改造完了。レイテ沖海戦ではメリーランドとウェストバージニアがスリガオ海峡に突入した西村艦隊(旗艦山城)と交戦。新型のMk8射撃管制レーダーを搭載したウェストバージニアは12斉射中3斉射で砲撃命中、それ以外の斉射も全て夾叉という恐ろしい命中精度でもって西村艦隊をほぼ全滅させた。
その他、サイパン、硫黄島、沖縄戦などの激戦地での地上砲撃支援を実施。沖縄戦の最中、やけくそ気味に出撃してきた日本海軍最後の希望大和の迎撃のためにコロラド級含む戦艦部隊が相手するというロマンあふれる計画があったが、ご存知の通り実際に相手したのは航空部隊であった。
コロラド級3隻は全て大戦を生き残り、3隻ともスクラップ売却処分となった。
小ネタ
上記の通り、コロラド級戦艦は長門型戦艦に対抗するために上記の主砲塔、Mark 1 1921年型 16インチ(45口径)砲に設計変更されたものの、装甲防御力は従来型から据え置きであった。とはいえ元のテネシー級の時点で14インチ砲艦としてはかなりの重装甲が施されており、舷側の装甲厚は長門型のそれよりも分厚いものだった。
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