四万十型軽巡洋艦 四万十
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
Tier | 7 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | 雄物 |
国家 | 日本 | 派生先 | 高梁 |
生存性 | 継戦能力 | (A) 40,100 (B) 44,500 | |
装甲 | 全体 13-140mm ・艦首・船尾 25mm ・上部構造 13-100mm ・砲郭 25mm ・主砲 25-90mm ・重要区画 35-140mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (A-B) 13% | |
機動性 | 機関出力 | 152,000馬力[hp] | |
最大速力 | 34.5ノット[kt] | ||
旋回半径 | 830m | ||
転舵所要時間 | (A) 11.3秒 (B) 8.1秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 12.2km | 13.9km | 14.2km | 5.8km | |
航空発見距離 | 7.3km | 10.3km | 10.3km | - |
射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A-B | mod.1 | 13.9km | 0m | |
mod.2 | 15.3km | 0m |
主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 150mm/60 5th year Type | 5基×3門 | HE弾 2,650(10%) AP弾 3,100 | 15.0秒 | 6.0秒 |
副砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 100mm/60 Type 98 | 4基×2門 | HE弾 1,700(6%) | 2.9秒 | 5.0km |
魚雷 | 艦体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ(浸水) | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 610mm Type 93 | 4基×3門(6門) | 20,967 | 120秒 | 13.5km | 57kt | 1.7km | |
610mm Type93(後期) | 105秒 | 14.0km |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
A | 25mm/60 Type 96 MOD.1 25mm/60 Type 96 連装 | 12基×1門 8基×2門 | 22 40 | 3.1km | |
100mm/60 Type 98 | 4基×2門 | 83 | 5.0km | ||
150mm/60 5th year Type | 5基×3門 | 78 | 6.0km | ||
B | 25mm/60 Type96 25mm/60 Type96 3連装 | 8基×1門 16基×3門 | 14 98 | 3.1km | |
100mm/60 Type 98 | 4基×2門 | 83 | 5.0km | ||
150mm/60 5th year Type | 5基×3門 | 78 | 6.0km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ | ○ | ○ | ○ |
1 | 主砲改良2 | +20%:主砲旋回速度 | |
照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | ||
副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | ||
対空砲改良2 | +20%:対空砲座の最大射程 | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 | |
操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | ||
推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 | ||
3 | 隠蔽システム改良1 | -10%:被発見距離:敵弾の散布界+5% | |
操舵装置改良3 | -40%:転舵所要時間 -80%:操舵装置修理時間 | ||
目標捕捉装置改良1 | +20%:最大視認距離 +20%:魚雷発見距離 +50%:敵艦強制発見距離 | ||
4 | 主砲改良3 | -12%:主砲装填時間 -13%:主砲旋回速度 | |
魚雷発射管改良3 | -15%:魚雷発射管装填時間 +50%:魚雷発射管の損傷(機能停止)の発生率 | ||
射撃管制装置改良2 | +5%:主砲最大射程 -3%:主砲の散布界 | ||
副砲改良3 | -20%:副砲装填時間 | ||
対空砲改良3 | +25%:平均対空ダメージ |
・開発ツリー
軍艦名 (必要経験値/購入クレジット) | モジュールスロット (必要経験値) |
当艦 | ━ | モジュールスロット1 (60,000) | ━ | モジュールスロット2 (80,000) | ━ | モジュールスロット3 (100,000) | ━ | Takahashi (300,000/25,000,000) |
船体 | ||
---|---|---|
Shimanto 船体B | 3,600,000 | |
魚雷 | ||
Type 93 | 450,000 | |
射撃管制装置(照準装置) | ||
Type8 mod.2 | 450,000 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
---|---|---|---|
応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:5 秒 消耗品の準備時間:60 秒 | |
十字キー上 | |||
水中聴音 | 3 回 | 消耗品の動作時間:60 秒 消耗品の準備時間:110 秒 魚雷発見:-4.3 km 敵艦発見:-4.3 km | |
十字キー右 | |||
水上戦闘機 | 3 回 | 消耗品の動作時間:90 秒 消耗品の準備時間:80 秒 | |
対空防御放火 | 2 回 | 平均対空ダメージ:+200% 消耗品の動作時間:40 秒 消耗品の準備時間:150 秒 | |
十字キー下 | |||
修理班 | 2 回 | 消耗品の動作時間:28 秒 消耗品の準備時間:80 秒 回復:0.5% HP/秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
最上型巡洋艦を発展させた防空巡洋艦の計画案で、主砲として1944年に作られた5.9インチ(150mm)両用砲を採用しています。この主砲と3.9インチ(100mm)対空砲を搭載することにより、アメリカの艦載機と陸上機に対する優れた対処能力を発揮できるようになっていました。
設計年:1944
解説
- 概要
日本第2ツリーのTier7軽巡洋艦。
- 抗堪性
HP44,500と前級より12,000増え、同格重巡と肩を並べる豊富なHPを誇っている(最上より5,400高い)
ただし、装甲は軽巡らしく薄く、後述の機動性も相まって戦艦に目をつけられると大きな痛手を食らいやすい。
主砲周りは32mm以上の装甲帯があるので防御姿勢であれば大抵のAP弾を弾き返せる可能性がある。
具体的には、356mm以下の戦艦砲はある程度防げる可能性があるが、380mmを超えてくる砲はもろに刺さってくる。
同格戦艦はドイツ戦艦Odin及びBrandenburg以外の主砲が問答無用で全部刺さることを意味している。
撃たれない立ち回り、あるいは撃たれても痛くない立ち回りを意識しよう。
HP自体は高いので1回のミスでHPが吹き飛んでもまだ何とか修理班である程度取返しが付くことがある。
良隠蔽・快足・強力な魚雷を兼ね備えた本艦は浮いていれば出来る仕事はあるのでHPが減っても諦めずに勝利に貢献しよう。
- 主砲
最上や愛宕といった同格の日巡とほぼ同じ射程。ただし、彼らとは違いHE弾に貫通優遇があるため、30mmまでの装甲を貫通可能である。
このため、巡洋戦艦、重巡、格下戦艦あたりにはほぼ全弾が貫通するのでかなりの脅威となり得る。
その一方で弾道は最上や前級の搭載していた155mm砲よりゆるふわである。感覚的には、ドイツtier5のNürnbergと同じような感じと言えば伝わるだろうか。
遠距離で巡洋艦に当てることはなかなか難しく、動きの鈍重な戦艦には割と当てられる。
ただし、Nürnbergのように装填時間が短いわけではなく、重巡並の装填時間であるため積極的に主砲でダメージを稼ぐには中距離での戦いが必要となる。
なお、本艦から狂ったように主砲旋回が早くなる。駆逐艦より高速に主砲が回転するため、アップグレードで主砲改良3を積んでもデメリットを全く気にする必要がないのは大きな利点。
また、一番砲塔以外が全周砲塔であるため、撃ちたいときに砲が明後日を向いているという前級までのもどかしさはない。
ただし、後述の機動性を考えれば敵から見えてる状況で主砲を躊躇なく打ち続けることは悪手である*1。
AP弾についてはあまり使うことは無いと思われる。というのも、HE弾とのダメージがさして変わらないからということと、日軽巡ツリー全般に当てはまることではあるが、AP弾の貫通力が極端に低いからである。
10km離れた時点で100mmを下回る貫通力となっている。あまり弾種の切り替えを考える必要は薄いかもしれない。
σ値は2.0と同格の鈴谷より良くなっており、良好な精度になっている。
射角が前方よりも後方に対しての方が広く、主砲が全周砲塔なのもあって引き撃ちを得意としている。
- 魚雷
前級より発射できる魚雷門数が増え片舷6門(1つの魚雷発射管につき3射線)射出できる。
前級同様、魚雷信管作動距離が通常魚雷より長く、近距離で敵艦に当てようとすると、通常魚雷の感覚とは異なり、確実性が比較的薄いことは留意すべきか。
また、雷速が遅く被発見距離が長いことから、リアクションタイムが長く、当てづらい。
幸いにも装填時間は蔵王ほどは長くないため、置き魚雷として使うまたは中距離戦における一攫千金を狙うには十分実用的である。
撃てる門数が前級から増えたことを活かして柔軟な運用をすることで、前級ではできなかった命中コースに乗った敵を逃さない雷撃も可能である。
威力は同国同格駆逐艦である陽炎のように2万を超えるダメージを誇り、当たればどの船だろうと大きな痛手を与えられる。
また、射程が14kmと長く、日重巡ツリーとは異なって射角が極めて広いため、転舵しながら左右両舷でばらまく事も容易く使い勝手が良い。
- 対空
射程が他国よりも長く、Tier7~8米英軽巡と同等。ちなみに次級以降は伸びないため、射程が明確な強みとなるのはツリーで本艦のみである。
本艦の主砲は両用砲である。ということは、もうお分かりだろう。日巡長らくの悩みのタネ、ズバリ対空性能が比較にならないほど強くなっている*2。
特に遠距離対空がずば抜けて強く、爆風の嵐で格下空母の艦載機などまるで寄せ付けないこともある。
更に対空防御放火も搭載可能なため、一時的にトップクラスの強力な対空網を展開可能である。
ただし、過信は禁物。いくら対空が高かろうが単艦じゃどうにもならないこともある。
遠距離対空で防空の傘の外側を作り、内側を他の艦に埋めてもらうような防空圏の作り方を意識しよう。
- 機動性
本艦の欠点中の欠点である。軽巡とは思えないかなりもっさりとした動きである(最上の機動性が羨ましい)。
具体的には吾妻やCongressのような大型巡洋艦に近い操作性で加速が非常に鈍い。
特にA船体では11.3秒と軽巡とは思えないほど舵が重い。早いことB船体に改修することをお勧めする。
更に悪いことには旋回半径も大きいため、魚雷事故や転舵中に戦艦から破壊的一撃なんてことも起こりやすい。
射線管理、危機管理、回避行動の基本を忘れずに、バイタルを抜かれないように立ち回ろう。
幸いにも、速力は34.5ノットと遅くない。なんなら、むしろ早い方である。
舵を切って躱すより、ソ連艦Dmitri Donskoiのように少し曲げつつも加減速を活かして回避する方がやりやすい。
鈍い加速性能を補うためにスロット2は転舵ではなく推力にする方が比較的オススメである。
- 隠蔽性
隠蔽性能は10km台、特化で9km台とまずまずといったところ。
同格には、最上を始めとする日巡やボルチモア級、クリーブランド級、タウン級など本艦より隠蔽に優れ、かつ砲戦能力が高い敵がたくさんいる。
あまり序盤のうちから前に出すぎると嬲り殺される可能性がある。
対空被発見距離も長いため、機動性の低めの本艦は序盤は後方にいても良いかもしれない*3。
- 総評
雄物から一転して速力と砲塔旋回速度と魚雷基数が改善されストレスフリーな艦に仕上がっている。五ヶ瀬の頃の使用感が近いかもしれない。
ヤケクソ気味のOP魚雷と対空は健在であり、敵の進撃を防ぐのが得意。レジェンダリーレベルの魚雷射程のお陰で味方に対空の傘を提供するポジションから余裕で雷撃が可能である。
しかし、レスポンスタイムが長く真正面から投げるだけだと余裕でかわされるため、バカ正直に流すと敵に全弾回避されうる。
マップを把握して敵が通りそうなポジションを読んで隠ぺいを活かして置き魚雷するなどの知恵が求められる。
主砲の射角が後方に対しての方が広く、魚雷の射角が非常に広くて射程が長いので、天城のように基本的に引き撃ち姿勢で戦うのが良いだろう。
全周砲塔の強みもあって全門斉射をしやすく、左右に転舵しながら適時魚雷をばら撒いて牽制するのも効果的。下手に追いかけ回そう事なら手痛い反撃を受ける事になる。
砲火力が低い欠点は相変わらずである上に米(英)ソ軽巡がレーダーで敵DDを炙り出せるようになったため、消耗品も相対的に劣っている部分となってしまった。
対駆性能が低い分、それ以上の何かを魚雷と対空で味方にもたらす必要性があるだろう。
足は速いものの装甲が薄く、機動力に乏しいため発砲タイミングに悩まされる事も合わせると、やや経験者向けの艦かもしれない。
総じて突破された戦線を魚雷で抑えることを得意で積極的な攻撃や追撃は苦手とする、防御よりな船といえる。
史実
WGの創作艦。最上型によく似ており、これをベースにWGが想像したIFを加えた船だと思われる。艦橋は殆ど史実の最上、照準装置が91式高射装置であること以外は遮風板の形や光学装置が異なる程度の違いしかない。中央の機銃台形状ついては鈴谷型に準じているようにも見える。史実最上がそうであったように、3-4番主砲塔が船楼構造から切り離されていてこの点を見ても最上の資料をよく使いこんでいることが窺える。最上より綺麗な最上っぽい船とは
ここからお世話になるのが15cm両用砲だが元ネタは不明で、恐らくWG製。疾風の小ネタでも軽く触れている、陸軍が開発した五式15cm高射砲に関係ある砲なのかもしれない。この前身である三式12cm高射砲は海軍の89式高角砲を参考に作っているので、逆輸入ということになるのだろうか?陸海仲良し世界線・・・陸軍としては海軍の提案に賛成する
小ネタ
名前のモデルは高知県を流れる四万十川。
四万十川は、高知県の西部を流れる一級河川で渡川水系の本流。全長196km、流域面積2186km²。四国内で最長の川である。本流に大規模なダムが建設されていないことから「日本最後の清流」、また柿田川・長良川とともに「日本三大清流の一つ」と呼ばれる。名水百選、日本の秘境100選にも選ばれている。
「日本最後の清流」といえば「四万十川」を想起するほどに有名になっているが、河川法上では1928年から1994年まで「渡川(わたりがわ)」が正式名称だった。1896年(明治29年)の旧河川法により、1928年(昭和3年)11月1日に「渡川」を法律上の公式名称に採用。1964年(昭和39年)の新河川法でも「渡川」だったが、1994年(平成6年)7月25日に「四万十川」と改名されている。
コメント欄
- 鈴谷と比べると手数が少なくなってる代わりに砲と魚雷の取り回しが大幅に改善されてて抗堪性と対空が少し上がってる感じかな? 機動力や隠蔽はだいたい一緒だけど、貫通力優遇はあるんだろうか(鈴谷はハグロ艦長なら27mmまで抜ける=重巡にもHEが刺さる -- 2024-03-28 (木) 19:13:59
- 主砲射角が前方より後方に対しての方が良好かつ全周砲塔なので基本引き撃ちを推奨。装甲が32mm以上ある部分が大きめなので正面から遭遇した場合、防御姿勢なら縦抜きはされにくい。対空が非常に高いおかげで空母はあまり怖くなしい対空防御砲火も使える。魚雷の射界が異様に広いので左右両方ばらまくのも容易。と、鈴谷とは違う所がかなり多いね。射程に特化して走り回ってHEと魚雷で弾幕を張るのが良さそうかな? -- 2024-04-01 (月) 20:52:52
- 手抜きなのか仕様なのか、史実迷彩が単なる色違いのせいで無迷彩に見えて困る -- 2024-04-16 (火) 21:46:24
- 羽黒つけてもhe貫通が31.8mmなのが絶妙に惜しいなー、あと0.2mmの差が大きい。 -- 2024-04-19 (金) 21:07:37