Omono

Last-modified: 2024-04-27 (土) 22:10:39

雄物型軽巡洋艦 雄物

雄物.jpg

装甲厚の詳細

雄物 001.jpg

観艦式迷彩

雄物 002.jpg

性能諸元

性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能

Tier6種別ツリー艦艇
艦種巡洋艦派生元五ヶ瀬
国家日本派生先四万十
生存性継戦能力(A) 27,500
(B) 32,200
装甲全体 10-76mm
・艦首・船尾 16mm
・上部構造 10-40mm
・砲郭 25mm
・主砲 16-50mm
・重要区画 16-76mm
対水雷防御ダメージ低減(A-B) 4%
機動性機関出力110,000馬力[hp]
最大速力33.0ノット[kt]
旋回半径740m
転舵所要時間(A) 12.4秒
(B) 8.8秒


隠蔽性 通常主砲発砲時火災発生時煙幕内からの主砲発砲時
海面発見距離11.9km13.5km13.9km5.7km
航空発見距離7.1km10.2km10.1km-


射撃管制装置艦体モジュール主砲射程最大散布界
A-Bmod.113.5km0m
mod.214.9km0m


主砲艦体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填180度旋回
A-B155mm/60 3rd Year Type4基×3門HE弾 2,650(10%)
AP弾 3,300
11.5秒18.0秒


副砲艦体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填射程
A-B100mm/65 Type98 連装 mod.A4基×2門HE弾 1,700(6%)2.9秒4.5km


魚雷艦体口径基数×門数(片舷)最大ダメージ(浸水)装填射程雷速発見
A-B610mm Type932基×4門(4門)20,96795秒13.0km57kt1.7km
610mm Type93(後期)85秒13.5km


対空砲艦体口径基数×門数秒間平均ダメージ射程
A25mm/60 Type96 単装32基×1門583.1km
100mm/65 Type98 連装 mod.A4基×2門835.0km
B25mm/60 Type96 単装6基×1門113.1km
25mm/60 Type96 3連装26基×3門159
100mm/65 Type98 連装 mod.A4基×2門835.0km



・アップグレード

スロット0スロット1スロット2スロット3スロット4
搭載可能アップグレード
1Main Battery Modification 2-min.png主砲改良2+20%:主砲旋回速度
Aiming Systems Modification 1-min.png照準システム改良1-7%:主砲弾の最大散布界
+20%:魚雷発射管旋回速度
+5%:副砲最大射程
-5%:副砲弾の最大散布界
Secondary Battery Modification 2-min.png副砲改良2+20%:副砲最大射程
-20%:副砲弾の最大散布界
AirDefense 2_0.jpg対空砲改良2+20%:対空砲座の最大射程
2Damage Control System Modification 2-min.pngダメージコントロールシステム改良2-15%:消火時間
-15%:浸水復旧時間
Steering Gears Modification 2-min.png操舵装置改良2-20%:転舵所要時間
Propulsion Modification 2-min.png推力改良2-50%:最大出力への到達時間
3Concealment System Modification 1-min.png隠蔽システム改良1-10%:被発見距離:敵弾の散布界+5%
Steering Gears Modification 3-min.png操舵装置改良3-40%:転舵所要時間
-80%:操舵装置修理時間
Target Acquisition System Modification 1-min.png目標捕捉装置改良1+20%:最大視認距離
+20%:魚雷発見距離
+50%:敵艦強制発見距離

・開発ツリー

開発ツリー
軍艦名
(必要経験値/購入クレジット)
モジュールスロット
(必要経験値)
当艦モジュールスロット1
(42,000)
モジュールスロット2
(21,000)
モジュールスロット3
(21,000)
Shimanto
(210,000/18,000,000)


船体
Hull-min.pngOmono 船体B1,800,000
魚雷
Torpedoes-min.pngType 93225,000
射撃管制装置(照準装置)
Gun Fire Control System-min.pngType7 mod.2225,000

・消耗品

搭載可能 消耗品

搭載可能 消耗品

十字キー左
応急工作班I.png応急工作班無制限消耗品の動作時間:5 秒
消耗品の準備時間:60 秒
十字キー上
水中聴音I.png水中聴音3 回消耗品の動作時間:60 秒
消耗品の準備時間:110 秒
魚雷発見:-4.3 km
敵艦発見:-4.3 km
十字キー右
水上戦闘機I.png水上戦闘機3 回消耗品の動作時間:90 秒
消耗品の準備時間:80 秒
対空防御砲火.jpg対空防御放火2 回平均対空ダメージ:+200%
消耗品の動作時間:40 秒
消耗品の準備時間:150 秒

詳細は消耗品を参照

ゲーム内説明

「雄物(おもの)」は、6.1インチ(155 mm)三連装砲塔を4基搭載した本格的な軽巡洋艦の計画案で、潜水戦隊の旗艦として開発された大淀型巡洋艦の発展型として設計されました。原型艦とは異なり、船尾側格納庫を備えていなかったほか、カタパルトが中央部に移されており、2基の魚雷発射管の追加や対空兵装の強化が施されていました。
設計年:1944

解説

  • 概要
    日本第2ツリーのTier6軽巡洋艦。
  • 抗堪性
    HPが上昇していること以外は前ティアからほとんど変化がない。同格の巡洋艦と比べても32,000台の軽巡がちらほら存在するため、ひどく劣っていたり優れていたりするということはない。
    装甲は艦首艦尾と側面が16mm、船体甲板が25mmで構成されていて脆弱な部類である。主砲口径234mm以上のAP弾に角度関係なく大ダメージをもらう可能性があるため、できるだけ回避したいところである。参考までに、マッチする主砲口径234mmを超える艦は全ての戦艦及び重巡洋艦チェシャー、283mm以上の口径の主砲を搭載する大型巡洋艦(例:シュペー、トゥーロン)
    VPは比較的コンパクトだが決して低くなく、装甲自体も76mmと頼れない。
     
  • 主砲
    旧式の152mm連装砲が155mm三連装砲に更新され、弾道や斉射火力が大幅に改善している。とはいえ悲惨な性能が他国並みのまともな性能になったという程度のものなので過信は禁物。弾道はアメリカ軽巡洋艦と比べて低く、ソ連軽巡洋艦と比べて高い。また、初速は速いが遠距離になるに連れて減衰が比較的大きいのが特徴。
    重巡ツリーtier7に据えられている鈴谷が本艦と同じ155mm砲を積んでることがあるが、そちらと比較してHEのダメージが50下げられている。また、火災発生率も1%下げられている。
    地味な強みとして、口径3mmの差で通常のTier7以下の6インチ砲HE弾では貫通できない26mmの装甲にダメージを出せるという特徴がある。
     
  • 魚雷
    前ティアと同じ4連装発射管で装填時間も同じ。射程・威力が向上し、雷速・被発見距離が悪化している。参考までに、艦長スキルで威力を上げると最大射程での一本あたりの最大ダメージは26,000超えとなり、艦長スキルで最大まで雷速を上げた場合は74.5ノットとなる*1
    Gokaseは両舷に指向可能な4連装発射管を2基持ち片舷8射線を有していたが、本艦では4連装発射管両舷に1基ずつ設置するレイアウトになっている。このため片舷射線は4本に半減し、代わりに射角は広がっている。片舷射線が半減したことで大量の魚雷をばらまいてまぐれあたりを狙う戦法はやりにくくなっている。雷速・被発見距離が同時に悪化したことで命中率は確実に悪化しているのでそれを補う工夫が必要。同格比では強力な魚雷であることは確かだが、前Tierまでと使い勝手が大きく変わっているため慣れるまでは扱いにくさを感じるだろう。
    本艦以降、淀にいたるこの軽巡ツリーはイギリス巡洋戦艦ツリー同様魚雷が有効になるまでの距離が長くなる。仮にも、接近戦となった場合、通常の魚雷の感覚で射出すると折角の高威力も水の泡となる。つまり、接近戦での確実性が他の魚雷搭載艦より低くなっている。置き魚雷として使う、あるいは中距離での破壊的一撃を狙うのであれば、淀に至るまでに本艦で慣れておこう。
    性能や発射管のレイアウトの変化のため全体的に前Tierまでとは異なる使用感の魚雷になっているので運用法の見直しが必要。
     
  • 対空火力
    中・短距離対空砲しか持たなかった前ティアまでと異なり、中距離対空砲がなく長・短距離対空砲のみという構成になっている。同格巡洋艦の中でも長距離対空砲は強力な部類であり、艦隊防空にも貢献できる。
    中距離対空砲が存在しないことにより個艦防空力はあまり高くないので孤立し過ぎないようにしよう。
     
  • 機動性
    最高速力は前ティアの37.5ノットから大幅に低下し33ノットになっている。次ティアでは速力は上昇に転じるため、本艦が日軽巡ツリー中最鈍足となってしまっている。
    同格全体で見れば特別な鈍足というわけではないが、漫然と前ティアと同じ感覚で移動していると必要な時に戦線に到着が間に合わないようなことが起きうるので注意が必要。

    旋回半径は日巡らしく劣悪(流石にソ連艦のような酷さではないが…)で、転舵所要時間も前ティアから悪化している。スペック的にはSeattleDes Moinesに近い。
     
  • 隠蔽性
    素で11.9km、隠蔽特化で9.4kmとかなり良好。これより優秀な同格巡洋艦もいるため過信はできない。
     
  • 総評
    装甲の薄さ、比較的重めな機動性、同格巡洋艦に比して長い装填時間と155mmという口径からくる一撃の軽さは、近距離での撃ち合いの弱さを体現している。しかし、比較的高い対空能力、一撃の重い長射程魚雷、ある程度良好な隠蔽性という同格には得難い強みも持っている。並の軽巡として扱えば二流、重巡として扱えば三流という扱いづらさはあるが、適切な危機管理、回避を怠らなければ、相応の結果を出してくれる。魚雷のアドバンテージを活かし、主砲火力の軽さをどう補うかによって本艦の善し悪しはきっとかなり変わるはずだ。

史実

艦歴

WG創作艦。史実において巡洋艦の開発はマル6巡が具体性の無いまま中止となっているため、マル5の改阿賀野型が最後の計画艦だった。
雄物はマル4丙型巡洋艦である大淀に酷似していることから、大淀と何かしらの関係がある船として想定しているのかもしれないが、かといって最も似ている艦橋でも完全に一致する点はなく飽くまでも「似ている」の範疇。実は製作済みの大淀からの流用、或いは逆に今後製作するかもしれない大淀への流用、という可能性は低そうだ。とは言え実装に向けて準備した資料の活用はあったかもしれない。
大淀は潜水戦隊旗艦用だったため当初の要求では12.7cm高角砲が主砲だった。ただ駆逐艦にも対抗できない火力を不安視して余っていた最上型の15.5cm砲を載せ建造に至る。船後部は全て水上機運用設備に使い主砲は艦首2基6門だけだった。阿賀野とは設計者が同じためか共通点が多い。
雄物はそんな大淀に似ながらも後部側にも主砲を搭載している。潜水戦隊を率いるには重武装だし、水上機搭載能力も低い。潜水隊旗艦という目的は放棄しているのかもしれない。速力も抑えめで駆逐艦先導でも無さそうとなるといよいよ目的が気になるところ。

大淀との比較

omono.webp

小ネタ

艦名の由来

 本艦の艦名の由来であろう「雄物川」は奥羽山脈から日本海へそそぐ、秋田県を流れる一級河川である。元々は「仙北川」「秋田川」などと呼ばれ、古くから物資輸送に使われていた。ところが江戸時代になって年貢米やら衣類等、貢ぎ物を運ぶことが多くなった事から「御貢川(おものがわ)」「雄物川(おものがわ)」などと呼ばれるように。明治以降になってから名前というか漢字が統一され「雄物川(おものがわ)」となった。それにしても、なぜこのツリーの艦艇の名称が5500トン軽巡などの実在艦艇ではなく、わざわざ艦艇の名前に使われたことのない川ばかりを使っているのか謎である。*2

モデリングについて

高角砲は史実で大淀が装備したものと同じ。防循が砲塔型を前半分にしたような形状のA型改1タイプ。WoWsでは白龍が搭載するだけで、他では砲塔式が多用されていたり砲架A型が使われているから珍しい存在。さらに雄物は新規モデル、これにより白龍が使っていたものも更新された。
 
艦橋両ウィングに設置されているドデカい双眼鏡と装置は魚雷用の発射指揮盤。よく見ると双眼鏡には接眼レンズが4つ付いているが、べつに二人顔を寄せて使用するのではなく一人用。接眼レンズを回転させて2種の倍率に対応する構造となっている(顕微鏡の仕組みに近い)。このような双眼鏡はリボルバー双眼鏡などと言い、日本においては東郷平八郎提督らが使用し日本海海戦を勝利に導いたことで知られているが、当時…と言うか今でも珍しい種類で、この指揮盤にしても戦中建造艦の少数が搭載しただけなのでWGのチョイスが謎である。

コメント欄

  • 雄♂物 -- 2024-04-07 (日) 16:04:31
  • 面白いコメントがでた所で感想を書くとこのルートで1番キツい気がする、このルートの売りも魚雷も射角は良くなったものの片舷にしか撃てなくなり取り回しが悪く、まだ対空も良いとは言えない。その他、砲、機動性、船体の防御性能がことごとく平均以下。五ヶ瀬の優秀さが嘘のようだ。 -- 2024-04-07 (日) 20:42:51
    • 御物も上の木もかわいそうだからやめて差し上げろ… -- 2024-04-08 (月) 13:41:42
      • ( ´・ω・`) -- 2024-04-09 (火) 19:51:14
    • 偶数Tierなんてそんなもんよ -- 2024-04-08 (月) 18:02:25
    • 愛宕艦長だったらクソ強だろ 立派な雄物があっても禿は誰も好かんだろ 愛宕なら雄物使えたんだろうが禿の雄物はただの汚物  -- 2024-04-10 (水) 05:50:40
      • 口は悪いが上手いな、座布団一枚! -- 2024-04-10 (水) 12:53:24
      • つまり愛宕姉さんには雄物がついてる…? -- 2024-04-27 (土) 22:10:39

*1 艦長やインスピレーションの関係上この2つは両立できない。
*2 なお、天龍、球磨を含む日本軽巡ツリーに属する艦艇、及び十勝の名前の由来となった川が、全て一級河川である共通点はある。実在艦の名前の由来となった川も酒匂川(二級河川)を除き全て一級河川であるため、理にはかなっているかもしれない。