ジュリア=ルシーヌの側に仕えていた妖精。ルシーヌの守人で、主人公(<私>)でいうミシェルの存在に当たる。
Book18でエルネストが「ガブリエル様」と呼んでいるところから、ルシーヌの側近にはそれなりの地位が与えられている模様。
ジュリア消滅後は<聖域>に戻り、ルナイアの出自を探りに手紙を送ってきたギュスターヴへ、可能な範囲で事情を語り、ルナイアへの関与に警告を与えた(Book21より)。
ギュスターヴとプトレメウスへ、ルナイアがジュリアとプトレメウスの子供でない事、銀竜(妖精)と黒龍(人)両方の血を引く存在が、地上の何処かにいる事を伝えている。
<ルシーヌの記憶>が戻った主人公は、ミシェルと共に、その人物もしくは子孫を探しに外界へ出て行く事になる。