また地下へ降りました。先程も言いましたが、向かいの白いエレベーターが動くようにならないと、完全な密室状態。ここでの目的は、動力源を稼働させる事です。
まずはエレベーターから降り、左側を見ます。すると、小さな玉の入った5つの杯が。この形、本で見た覚えがありませんか?
はい、<ドュエの宝石>の本の終盤に描かれていた<ドュエの聖杯>です。つまり、杯の色が宝石の色という事ですね。
取り敢えずは、色の並びと玉の数をメモしておきしょう。
向こうには別の部屋がありますが、ここの部屋を物色してからにします。
このように、聖杯の反対側に更に下へ降りるはしごがありますのでね。
降りて逆を向くと、左にテーブルと棚があります。
テーブルの上には、Book15 <五つの塔>の本とBook17 リカルドがマンテア公に宛てた報告書。
扉が付いた棚の下段の左側に、Book16 <魔族>に関する本があります。ここは見落としやすいので注意ですよ。
そして、棚の扉は鍵が掛かっていて開きません。
降りた右側には、BASEMENT NORTHにあったものと同じ動力源が。これが動くと、エレベーターが動くという事ですね。
ただし、またスライドスイッチが3つ。今度は、何がヒントになるんでしょうか?
おっと、動力源の左側に謎の張り紙がありますね。この3人の名前、ついさっき見ませんでしたか?はい、<五つの塔>の本に登場した魔法使いの名前です。
文中で、魔法使い5人が横一列に並んだ5つの塔に住んだ事が書いてありましたね?つまり、張り紙の3人がどの塔に住んだのか、それが動力源のスライドスイッチのカギになります。
では、<五つの塔>の本の文章を分析してみましょう。
- エウメノスとケウロスは、隣同士。
- アルノトスは、ケウロスから塔一つ隔てた。
- メルゴロスとエウメノス、どちらがタイロンの左に住んだのかは、はっきりしない。
- メルゴロスとケウロスは、一番離れた。
まずは4.から、メルゴロスとケウロスが両端になるのが分かります。そして1.から、ケウロスの隣にエウメノスがきますね。
仮に、ケウロスが左端、メルゴロスが右端だとすると、ケウロスの右にエウメノスがきます。そうなると、3.でタイロンの左に住んだのはエウメノス……かと思いきや。
このままでいくと、残ったアルノトスはタイロンとメルゴロスの間になります。すると、アルノトスはケウロスと塔二つ隔てる事になってしまい、2.の条件に合いません。
× ケウロス エウメノス タイロン アルノトス メルゴロス
という事で、最初の前提を反対にしてみます。
メルゴロスを左端、ケウロスを右端にすると、ケウロスの左にエウメノスがきます。3.からタイロンの左はメルゴロスになり、残ったアルノトスは真ん中になります。
これだと、アルノトスは右端のケウロスと塔一つ隔てる形になりますね。
◎ メルゴロス タイロン アルノトス エウメノス ケウロス
魔法使いの並びが分かれば、スライドスイッチの位置を解くのはもう簡単です。
縦に並んだ名前がそれぞれのスイッチを指しますので、書かれている魔法使いが住んだ位置に、スイッチを動かせばいいのです。正しければ、上に赤いランプが点きますよ。
そして左のレバーを上げ、黄色いランプが点けばOK!これで、エレベーターが動くようになりました。
動力源の右には、月のマークがついている扉らしきものがありますが、今はどうにもなりません。
では、保留にしていた隣の部屋に行ってみましょう。
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