世界にある<竜剣>のうちの一本で、魔導師メルクリウスの手で作られた黒色の剣。
その力で魔なるを破る、人の世を守る剣。
メルクリウスの親友アロケイオスを喰らい、魂を得た北の黒龍の屍骸から誕生した。
<黒龍の剣>に選ばれた人間は<光の黒龍>と呼ばれ、魔族から人々を救う英雄として後の世でも崇められている。
ゲーム中で明らかになっている歴代の<光の黒龍>は、ギゴール・イドセンコとプトレメウス=レピドゥス。
最後の<光の黒龍>であるプトレメウスがルシーヌに喰われた為に、<黒龍の剣>もルシーヌの中に取り込まれ、それ以降人の世に現出していない。
主人公(<私>)が王の支配から逃れる為、プトレメウスの魂から彼の意思を込めた<オレニア大公家の指輪>を貰い、<黒龍の剣>を手にする。
その後は<銀竜の剣>に代わり、地上に降りた主人公の内にあるルシーヌの暴走を抑える役目をしている。