天使襲来

Last-modified: 2024-04-05 (金) 14:49:14
帝都へ向かう天使軍が冒険者ギルドへと迫っていた。
冒険者たちは逃げることなくこれを迎え撃った。
通常魔性宿った伝説恐ろしい壊れた
推奨LvLv78Lv126Lv168Lv???Lv???Lv
攻略LvLv86Lv138Lv185Lv???Lv???Lv
階層数4F
探索判定回数
(1階あたり)
踏破前:18回 踏破後:6回(4F以外)・12回(4F)
進行(踏破前)240秒270秒320秒390秒540秒
進行(踏破後)180秒202.5秒240秒292.5秒405秒
探索時間(踏破前)04:48:0005:24:0006:24:0007:48:0010:48:00
探索時間(踏破後)01:30:00
(5400秒)
01:41:15
(6075秒)
02:00:00
(7200秒)
02:26:15
(8775秒)
03:22:30
(12150秒)

※時短無し・探索時間等倍での数値

出現モンスター

1Fフロアボス

迷宮称号のエンジェル×2
+ランダムな基本編成

2Fフロアボス

迷宮称号のエンジェルナイト×2
+ランダムな基本編成

3Fフロアボス

迷宮称号のアークエンジェル×2
+ランダムな基本編成

◆ダンジョンボス

敵はいずれも迷宮称号

レアアイテム

ダンジョン内イベント

入り口

戦いの舞台は悲鳴から始まった。

飛来する天使の群れを冒険者たちは待ち構えていたが、天使は冒険者に目をくれる事もなく町の人々へ襲い掛かった。

目に入った者を端から襲っている様子であり、そこには無言で人を襲う天使がいた。

2F

天使の数は多く機動力も上だ。

包囲されると冒険者側が不利になるだろう。

しかし天使の行動は統一されておらず、バラバラに人を襲い続けていた。

整った顔立ちで何の表情も見せずに人を襲い続ける天使の姿は、寒気がするような恐怖と同時に例えようのない怒りを冒険者たちに湧き上がらせた。

3F

天使たちは端から人間を襲い、冒険者たちも端から天使を狩る、戦場は泥沼の戦いとなっていた。

4F

天使たちに統率された動きが見えるようになっていた。

近くに指揮官がいるのかもしれない。

周囲を見回すと、一際輝く天使を見つけた。

冒険者たちは互いの合図も必要なく、その天使を標的と定めた。

ダンジョンボス戦前

輝く天使は二体いた。

冒険者たちはその天使に見覚えがあった。

帝都で大陸統一が宣言された時に舞台に降りてきた天使である。

二体の天使に近づくと冒険者たちは肌に張り付くような威圧感を感じた。

その感覚は冒険者たちに一つの確信を与えた。

神魔だ。

それも二体。

二体同時に神魔を相手にする。

緊張感ゆえか、はたまた高揚感によるものか冒険者たちの心は警笛を鳴らすように高鳴った。

ダンジョンボス戦前

神魔ヴァーチャーは翼を引き裂かれ地に落ちた。

神魔ヴァーチャー:
『オオ、オオオ!
 御し難し、救い難し!

 他者を欺くは魔の如し!
 貪り喰らうは獣の如し!

 自ら創り、自ら裁くか!

 御し難し、救い難し…!
 オオ、オォォォ…… 』

神魔ヴァーチャーは叫びながら滅んだ。

冒険の手記(全11)

ある町人の手記1

この街には恐ろしい冒険者ギルドがある。

それは語るのも恐ろしい。

みんな暗黙の了解で口を閉ざしている。

ある町人の手記2

最初は普通の冒険者ギルドだった。

初々しい冒険者たちが町の周辺の魔物を退治してくれた。

ギルドのマスターになったのは元宿屋の主人だ。

彼には損な役回りを押し付けてしまったという思いもあり、みんなで応援する気持ちもあった。

町長も積極的に手を貸していたそうだ。

ある町人の手記3

異変を感じたのは女の子が魔獣を連れてきた頃からだ。

その魔獣を見て町の人はみんな怯えていた。

女の子が言うにはその魔獣は賢くて人間にも慣れているから決して襲わないと言っていた。

でも見たんだ。

冒険者の魔法使いの青年が襲われているのを……

ある町人の手記4

それから町を様々な種族の亜人が歩くようになった。

冒険者とすぐ分かるからある程度の対応の仕方は分かるけれど、それでもやっぱり恐ろしかった。

その数はどんどん増えていったから…

ある町人の手記5

ある日、町の娘が悲鳴をあげて逃げてきた。

例の冒険者ギルドに人食いの化け猫が出入りしているというのだ。

冗談じゃない。

冒険者なら何かあった時でも対処できるかもしれないけれど、一般人は襲われたら終わりだ。

もう我慢ならなかった。

文句を言おうと勇気を出して冒険者たちの酒場に向かった。

そこには大男がいた。

角が生えていた。

金棒を持っていた。

鬼だ。

冗談じゃない。

一目散に逃げ帰った。

ある町人の手記6

ある噂が広まっていた。

この町に伝説の吸血鬼【暗黒卿】がいるという…

町をいくつも滅ぼしている伝説の怪物だ。

そんな大物が何でこんな小さな町に?

皆まず疑ったのが、あの冒険者ギルドだ。

でも沈黙していたよ。

具体的な被害は出ていないから…

ある町人の手記7

ドラゴンを退治して帝国に表彰されたらしい。

でもそれをはね退けて帝国にケンカを売ったらしい。

そしてこの町に帝国軍が攻めてきた。

もう引っ越そう。

もう生きていけそうにない。

でもやっぱり実害は特に無いんだよな…

冒険者ギルドのある町ならこれが普通であって私が怖がりなだけだろうか。

ある町人の手記8

もはや町長も何も言えなくなっているのだろう。

触れてはならないのだ。

冒険者が100人も居たらこんな町、簡単に…

ある町人の手記9

子供たちの間に恐ろしい遊びが流行っていた。

冒険者ギルドのドアをノックしてすぐに走って逃げる、というイタズラだ。

そしてどんな生物が出てくるか賭けているのだ。

看板娘のお姉さんならアタリで番犬ならハズレだという。

しかし、あれを番犬と呼べる子供の感性が分からない。

あれは絶対に犬じゃない…

ある町人の手記10

大陸統一を掲げた帝国軍が攻めてきた!

冗談じゃない、逆らう気なんか無いよ。

でも冒険者が数人で蹴散らした…

この町、本当に滅ぼされるんじゃないか…?

ある町人の手記11

天使が襲ってきた!

今度は本物だ!

本物の襲撃だ!

本当に、人が、襲われた。

ついに実害が出た…

でも、冒険者たちが助けてくれた。

彼らは我々を守ってくれた。

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