10年前に暗黒卿に滅ぼされたサウスロードの町は当時のまま廃墟となっている。
通常 | 魔性 | 宿った | 伝説 | 恐ろしい | 壊れた | |
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推奨Lv | Lv77 | Lv124 | Lv165 | Lv??? | Lv??? | Lv |
攻略Lv | Lv77 | Lv124 | Lv166 | Lv??? | Lv??? | Lv |
階層数 | 1F | |||||
探索判定回数 (1階あたり) | 踏破前:90回 踏破後:60回 | |||||
進行(踏破前) | 240秒 | 270秒 | 320秒 | 390秒 | 540秒 | |
進行(踏破後) | 180秒 | 202.5秒 | 240秒 | 292.5秒 | 405秒 | |
探索時間(踏破前) | 06:00:00 | 06:45:00 | 08:00:00 | 09:45:00 | 13:30:00 | |
探索時間(踏破後) | 03:00:00 (10800秒) | 03:22:30 (12150秒) | 04:00:00 (14400秒) | 04:52:30 (17550秒) | 06:45:00 (24300秒) |
※時短無し・探索時間等倍での数値
出現モンスター
- 道中出現
- ボスのみ出現
ボス戦自体が存在しない
レアアイテム
ダンジョン内イベント
廃墟となったサウスロードの町には魔物や亡霊が出るという。
魔物を警戒しながらの徒歩での探索は時間が掛かるため一度で全てを調べることは出来ないだろう。
冒険者たちは今回の探索ルートを定めて調査を開始した。
冒険者たちは目的の区域の探索を終えた。
途中、見つけたものはどれほど役にたつだろうか。
収穫が無ければこの探索をまだ続ける事になるだろう。
冒険の手記(全16)
その神は人の王となり
剣を振るいて人を救うた
かつて大いなる神々の戦いがあった
その戦いにより世界は一度、滅びを迎えた
大地は水と火と風に焼かれ人を守る国はなくなった
生き残ったわずかな者も徘徊する魔物に襲われ数を減らした
個の力だけで生きる世界では人はあまりに弱かった
亜人には神が居た
守護する神に守られて
亜人たちは生き延びた
しかし、人を守る神は居なかった
星を統治する神を失い
弱き神だけが生き残った世界
その行く末を定めるため神々は集まった
ある神は言った「星の全てを支配できぬなら
世界を小さくすればよい
他種族を全て滅ぼし
小さな国を世界とせよ」
ある神は言った「己が力が足りぬなら
民の力を使えばよい
王となりて民を御し
法ある国を世界とせよ」
ある神は言った「審判は続いている
最後に残りし神となり
塔を登れば力得る
定め通りの世界とせよ」
集まった神々には世界にふさわしい種を選ぶ義務があった
しかし、一人の神が言った
「偽りの神を作った文明は滅んだ
この世界はもう我々のものではない今、この世界に生きる者たち
彼らに何の罪があろうかこの世界に必要ないのは
我ら神魔の方であろう自らの役目の終わりを知る
それが我らの最後の役目もはや神魔は不要なり
この争いに終止符を」
他の神々はその言葉に同意しなかった
「この世界は新しき者のもの
それには大いに同意しようだが過ちは繰り返される
旧人類は滅びの文明を作った
生き残らせてはいけない種星の未来に遺恨を残すな
この星に生きる新たな種を選定せよ
それが我らの正しき役目」
他の神の同意を得られなかった神は
一人、神の役目を放棄し
人の王となり神と戦う道を選んだ
その王の名は アーサー といった
土地もなく国もなく
流浪の民を率いる王
その戦いはただ生存のため
生きるための逃亡戦
組織された騎士たちは
地位も名誉も勝利もなく
ただ仲間を守るために戦った
やがて人の王の戦いに
同意する神も現れた
やさしき巨人
高貴な弓使い
北の剣聖
……
神の役目を放棄するその意志を組む神は増えていった
人の王は聖剣を振るい
神々と戦った
王がひとたび剣を振るえば光の斬撃が敵を切り裂いた
輝く聖剣を手に持つ王の勇姿は味方を鼓舞し、敵を慄かせた
多くの神が王の力を恐れる中
正面から打ち合う神がいた
その神は槍を振るいエルフを守護する神であり
人の王と幾度も戦った
人の王は最後には
槍の名手と相打った
その戦いは壮絶を極め大地は大きく抉り取られ
聖剣だけが残された
人の王が消えた後
王の事など無かったかのように
神々は戦いを続けた
神々にその意志は引き継がれなかった
人は再び、守られぬ種となった
しかし、王の残した騎士たちは
生きるために戦い続けた
王に戦う力を教えられた騎士たちは文明を失うと同時に力を失っていた
人々の唯一の力となった
また、ある神たちは人を襲わなくなっていた
また、ある亜人たちは人に友好的に接するようになっていた
こうして
世界の滅びの大戦後
多くの種が滅んだ動乱の中…
人はわずかに生き残った
神の座を降りて人の王となった
かの王がいなければ
今、人は生き残っていなかっただろう
そう締め括られるこの物語は英雄譚として人々に好まれ
長らく語り継がれている
特に、人の王の聖剣とエルフの守護神の魔槍
これらは今も何処かにあると言われており
伝説の武器を求める冒険心をくすぐるため、冒険者には愛読者が多い