概要 
ボーダーランズ2における5+1の属性の事。ここでは無属性も属性の1つとして扱う。
属性の相性により与えるダメージ・受けるダメージに差異があり、難易度の変化によって倍率が増減する。
また、耐性を持つ敵も存在するため、敵を撃った際にRESISTの文字が見えたら他の属性の武器へ切り替えなければ苦戦する羽目になる。
エレメンタルの種類 
ファイアー、ショック、コロッシブ、エクスプローシブ、スラグの5種類に加えて「無」属性が存在する。
各エレメンタルの概要は以下の通り。名前の表示色はゲーム中のものに対応している。
- ファイヤー
- 炎熱を帯びた攻撃。生物(ライフゲージが赤色)に高ダメージを与える。シールドと装甲には効きが悪い。
また、継続ダメージを与えるステータス効果「炎上」を付加することがある。
- ショック
- 電撃を帯びた攻撃。シールド(ライフゲージの上の青色ゲージ)を持つ敵に高ダメージを与える。シールドゲージが0になると生身または装甲属性に移行する。シールドを破った際の余剰ダメージはそのままライフに向かう。シールドを手早く剥がせるほか、生身と装甲にも100%のダメージが通る。
また、継続ダメージを与えるステータス効果「感電」を付加することがある。
- コロッシブ
- 酸を浴びせる攻撃。装甲を持つ敵(ライフゲージが黄色)に高ダメージを与える。生身とシールドには効きが悪い。
また、継続ダメージを与えるステータス効果「腐食」を付加することがある。
- エクスプローシブ
- 爆発を起こす攻撃。爆発のダメージが上乗せされるため銃の表記以上のダメージが出るほか、直撃しなくてもダメージを与えられることがある。シールドに効きが悪いが、生身と装甲には100%のダメージが出る。
- スラグ
- ゲーム中の物質「スラグ」を浴びせる攻撃。敵を一定時間「スラグ化」する(スラグで覆う)効果がある。スラグ化した敵には、他の属性(無属性も含む)の攻撃のダメージが増加する。
COOPにおいてもその効果は適用され、仲間のうち1人でもスラグをばら撒いていれば残りのメンバー全員が恩恵を受ける事になる。
- 無属性
- 上記5つのエレメンタルを持たない攻撃。装甲に効きが悪いが、生身とシールドには100%のダメージが出る。
無属性の場合、同タイプの属性付きよりも基本ダメージが2割程度高く、他に劣るわけではない。
近接攻撃のダメージは武器の属性に関わらず全て無属性になる。
厳密には無属性という名の属性であり、無属性によるダメージを軽減させるレリックも存在する。(ただし誤訳があるため注意)
エレメンタルステータス効果 
ファイヤー・ショック・コロッシブ属性の継続ダメージとスラグ化を指す。エレメンタル効果、ステータス効果とも呼ばれる。
スラグ化以外は一定の制限はあるものの重ね掛けが可能。異なる種類のステータス効果を重ね掛けすることもできる。
敵のレベルが自分より高い程発生率が低くなり、逆に敵のレベルが自分より低い程発生率が高くなる。*1
一部のボスは受けているステータス効果を一定時間毎に消去する能力を持っている。
- 炎上
- ファイヤー属性の継続ダメージ。「着火」と訳されている事もあるが意味は同じ。
ファイヤー属性の攻撃や、Axtonのニューク、Gaigeのエレクトリカル バーンからも引き起こされる。
5秒間に15回のダメージが与えられる。
- 感電
- ショック属性の継続ダメージ。主にショック属性の攻撃から引き起こされる。
継続時間は最も短く、2秒間に6回のダメージが与えられる。
一度の効果発生で武器表示の2倍程度しか与えられない為、総ダメージは控え目になる事が多い。
- 腐食
- コロッシブ属性の継続ダメージ。主にコロッシブ属性の攻撃や、一部の生物の近接攻撃から引き起こされる。
継続時間は最も長く、8秒間に24回のダメージが与えられる。
自分が受けるとシールドのリチャージをなかなか開始できない。
Caustic Cavernsの酸の池や、Master Geeの手下のワームを倒した後に発生する泉によるダメージは腐食とは扱いが異なる為、
コロッシブ耐性や「コロッシブ ダメージが無効になる。」と書かれたシールドでは防ぐことが出来ない。
- スラグ化
- 主にスラグ属性の攻撃の後に一定確率で引き起こされるステータス効果。
無属性を含むスラグ属性"以外"の属性ダメージが増加する。他のステータス効果よりも武器に設定されている発生率が1.5倍高い。
ノーマルモード及びTVHモードは2倍、UVHモードは3倍に増加する。
UVHモードのみ、スラグ化した敵をスラグ属性で攻撃してもダメージは1.5倍に増加する。
スラグ化の重ね掛けは出来ず、追加発生するたび継続時間のカウントがリセットされる。
継続時間は標準でNormalモードとTVHモードでは8秒間、UVHモードでは15秒間持続する。
見た目に変化は無いがThe Warrior、BNK3Rにもスラグ化が有効。
スラグを無効化する敵 
Saturnなど一部のボスやConstructor系の敵、元からスラグ属性を帯びている敵など、スラグ化できない敵が存在する。Nomadの盾に縛り付けられたMidgetやSkagに乗っかったRatも何故かスラグを無効化する。
スラグを併用しての攻撃が大前提であるUVHモードでは特に脅威となるが、スラグの場合はRESISTの文字が出ないため、判別し辛い事もままある。
エレメンタルダメージの変化 
エレメンタル攻撃によって与えられるダメージ倍率は、敵のタイプによってはもちろん、難易度によっても変化する。
各属性のダメージ倍率表
- ノーマルモード
- 生身 シールド 装甲 スラグ化 無属性 1 1 0.8 ×2 ファイヤー 1.5 0.75 0.75 ×2 ショック 1 2 1 ×2 コロッシブ 0.9 0.75 1.5 ×2 エクスプローシブ 1 0.8 1 ×2 スラグ 1 1 1 1 - TVHモード
- 生身 シールド 装甲 スラグ化 無属性 1 1 0.8 ×2 ファイヤー 1.75 0.4 0.4 ×2 ショック 1 2.5 1 ×2 コロッシブ 0.6 0.4 1.75 ×2 エクスプローシブ 1 0.8 1 ×2 スラグ 1 1 1 1 - UVHモード
- 生身 シールド 装甲 スラグ化 無属性 1 1 0.8 ×3 ファイヤー 1.75 0.4 0.4 ×3 ショック 1 2.5 1 ×3 コロッシブ 0.6 0.4 1.75 ×3 エクスプローシブ 1 0.8 1 ×3 スラグ 1 1 1 1.5
- スラグ化によるダメージ補正は、敵本来の耐性特性によるダメージ補正を行った値に対してさらに乗算される。敵の耐性特性を上書きするものではない点に注意。
RESISTについて 
一部の敵はエレメンタルに特別な耐性を持つ。属性付きの武器で撃った際に、ダメージ表記と共にその属性の色でRESISTと文字が出るものが該当する。(スラグのみ、スラグ耐性持ちに撃ってもスラグ化しないだけでRESISTの文字は出ない)
単にシールドがあるからファイアーが効き難いといった強弱関係とは別に、個体特有の耐性を持っている。例えば炎を纏ったSkagは、生身でありながらファイアー属性の武器では僅かなダメージしか与えられず、炎上効果を無効化する。
ただし、エクスプローシブ属性に耐性を持つ敵は稀。(Southpaw Steam & Powerに現れるボスAssassin Wotなど)
属性無効&耐性シールドについて 
「ショック ダメージが無効になる」などの効果が付いたシールドが無効化するのはその属性のエレメンタルステータス効果(継続ダメージ)のみで、直撃ダメージまでは無効化できない。詳しくはこちら。
例えばファイヤー属性の銃で撃たれた場合、「ファイヤー ダメージが無効になる」シールドを装備していれば、炎上ダメージは無効化できるが、銃弾の直撃のダメージは軽減されることもなく通常通り受けてしまう。*2
銃弾だけではなく、コロッシブ属性におけるVarkidの吐く酸なども同様。
「エクスプローシブ ダメージに耐性がつく」と書かれているシールドは本来エクスプローシブ耐性が増加するものと思われるが、エクスプローシブ属性のダメージを軽減する効果は今のところ確認されていない。
ユニーク・レジェンド・セラフの各シールドに付与される可能性のある属性の一覧はこちら (リンク先の[+]をクリックで開閉)
ボーナスエクスプローシブダメージについて 
→ダメージへ移動