用語集

Last-modified: 2022-02-13 (日) 16:25:28

ゲーム内用語

A~E

Anshin
Borderlands世界の巨大企業。
HP増加効果のあるシールドやHP回復の注射器、クイックチェンジシステム等はこの会社の製品。
前作ではHP吸収効果のあるグレネードMODを販売していたが、そちらは本作でMaliwanが担っている。どちらも名称はTransfusionなので、何かしらの買収がなされたと思われる。
武器は製造していないせいか、Pangolinと並んで若干影が薄い。ラジオCMも放送されていない。
3作目ではAnshinモチーフのキャラクタースキンに日の丸と鳥居が描かれている事からも、日本語の「安心」に由来する社名であると思われる。
Atlas
Borderlands世界の巨大企業。
Crimson Lanceの親会社であり、Dahl社とはパンドラにてVaultの奪い合いをしていた。
前作本編とDLC3にて派遣された私設軍隊Crimson Lanceが壊滅しパンドラから撤退したため、今作には装備品など関連事項は殆ど登場せず、各地に残る古い看板がその名残を匂わすだけである。
Badass
「凶悪な」「たちの悪い、でもかっこいい」といった意味合いを持つ英スラング。日本語で言えば「激アツ」「マジヤバ」等。
ほとんどのパンドラの攻撃的な物体には接頭詞Badassがつく可能性があり、そういった個体はおおむねカタくてヤバい。2週目以降でその性質は顕著。
Bandit
パンドラ原住民の大多数を占める悪党。
Dahl社がパンドラ開発のために連れ込んだ大量の犯罪者・技術者を撤退の際に野放しにした事で生まれた存在なので、一般住民と比べて数が圧倒的に多い。
この中にはDoc Mercyのように高い学歴を持った者や全員イカレてるものの元技術者や科学者もいるためか本作では装備品の生産もしている。
マガジンを2本挿しにするサブマシンガンやスネイルマガジンを使う拳銃、ベルトリンクされた弾薬を使うアサルトライフル等、装弾数を強調するデザインの銃器を生産している。
頭の悪さのせいか、Bandit製の装備品名はだいたい綴りが間違っていたり、口語的になっている。
ルーツがルーツだけに、武器を作っているメーカーとしては唯一ラジオCMを放送していない。奴等に主義主張は不要なのだ。
BFF
Best friends foreverの略。「親友」をさらに強めた英語のスラング。MordecaiやDLC1のShade登場デモで見られる。妄想とヨダレにまみれたShade氏をBFF宣言されるのは微妙な気分になるが。
ちなみに、Gaigeにはデストラップにシールドを持たせることのできる「ベストフレンド」というスキルツリーがあるが、これの英語名も「Best friends forever」。
Crawmerax the Invincible
前作DLC3に登場したInvincibleの元祖。通称:エビ。
Armored Craw Worm/Craw Maggot/Green Craw Wormという小物を引き連れている。
正攻法で真正面から挑んでも返り討ちに遭う羽目になるが、今作のInvincibleと同様、特定の安置が存在するため一方的に倒す事ができた。
Crawmeraxの原形である雑魚Larva Crab Worm自体が今作には登場しないが、一部に名前のみ登場。
「クローメラックスなんざ小指一本で倒しちまった。楽勝だぜ」「じいちゃんはクラブウォームを食った」と豪語するSanctuary Citizenがいるほか、稀にMichael Mamarilの口からも名前が出る。
Crimson Lance
前作に登場したAtlas社の私兵部隊。Rolandは元エリート兵士。
前作DLC3で壊滅し、残党は労働者らと一緒に置き去りにされた為Crimson RaidersやBanditに参加している。
Badass Marauderや、Crimson Raidersのアーマーを纏ったBanditはそういった人々。
Crimson Raiders
Rolandの率いるレジスタンス組織。Sanctuaryを拠点としてHandsome Jackの支配に抵抗している。
Jackからの呼称の一例は「SanctuaryのBandit諸君」。元がライバル企業Dahlの社員であったこともあってか、Jackにとっては何にしても根絶やしにせねばならない存在である。
シンボルマークはCrimson Lanceのシンボルを上下逆にし、Vaultマークを重ねた物。

Common
装備の等級の一つ。表記色は
白は装備の等級で最低を意味し、拾わなかった物はエリア移動で消滅する。
性能では最低だが、「一般的」の通り別に使い物にならないわけではない。
特に、2周目の40Lv前後からはレベルが1~2上昇するたびに装備を一新する必要があるほど性能がインフレするため、レベルの低いレア装備よりも(間に合わせではあるものの)コモン装備の方が優れているという場面もままある。
また、広義での「Common」はLegendaryやUnique以外の通常のランダム生成で出現する装備全てを指す場合もある。
Dahl
Borderlands世界の巨大企業。主人公の一人Axtonは、Dahl私設軍の元兵士。
元々のパンドラ開拓の主力企業であり、採掘船Sanctuaryは各地に埋蔵されているクリスタルを求めてPandoraへやってきた。
長期にわたって各地の開拓・開発を手掛けており、地名や施設名、緑のゴミ箱などにその名残が見られる。
しかしAtlas社との対立が激化し、Dahl社の手により偶然発見されたVaultの存在が宇宙中に広まる頃にはDahl社はAtlasに敗北する形で撤退。
各地に野放しになっているBanditは、Dahl社がその際に置き去りにした作業員や技術者、無給労働を課せられていた犯罪者達の成れの果てだという。
また、パンドラのVault研究に最初に着手していたのもこの会社であり、その研究者の1人がPatricia Tannisである。
…以上の解説が本作内でされるが、前作の設定と矛盾する点が多い。とはいえ深く考えない方が吉。前作未プレイでどうしても気になる人はこちら等を参照。
装備の特性としては、銃が全てズーム時に2点~バーストモードになる機能を備えている。
ラジオCMでは堅実さと信頼性の高さを売りに、“プロ”向けのビジネスユースモデルとして売り込んでいる。

Epic
装備の等級の一つ。Rare以上Legendary以下、表記色は、通称「紫」。
普通にゲームを進めるのなら、このクラスの武器があれば憂いは無いだろう。モノによってはレベルが7くらい上の敵とも互角にやりあえる。

Eridian
かつてパンドラで文明を築いていた異星人。
現在では滅んでおり、自らの姿を模したと思われる石像やGuardian(前作に登場したVaultを守る種族)、明滅する石で作られた遺跡、イリジウムやSiren等のテクノロジー、そしてVaultが残るだけである。
今作から登場するレリック(Relic)は彼らが遺した物の一つであり、生産者ロゴがEridianとなっている。
また、前作に登場した彼らの武器は今作には登場せず、代わってその技術転用と思われるE-Tech武器が登場する。

E-Tech
装備の等級の一つ。表記色はマゼンタ(ピンクと呼ばれることもあるが、ピンクは現在はDLCで追加されたセラフ装備を指すことが多い)。
イリジウムの力によってレーザーやプラズマを発射するようになった各種装備。1発あたりの消費弾数が2、弾速は基本的に遅め、マガジン装弾数や威力は高めといった特徴があるほか、跳弾、追尾、貫通など様々な特殊効果もある。
Dr.Zedから受けられるサイドミッション メディカル ミステリー では、E-Tech武器の製造ライセンスはHyperionが独占しているとの情報が聞ける。
なお、Jakobsを除く各社製のE-Techも出回っているが、これらは各社製の普通の銃のボディに、E-Tech機能を持つHyperion製の銃身が取り付けられた物である。
E-Tech銃の銃身に、必ずスタビライザー機構が見られるのはこの為。

F~J

Fyrestone
かつてBadlandsにあった街。前作では序盤の行動拠点となっていた。
前作と今作の間にHyperionに襲撃され、Dr.Zedを含む住民はSanctuaryへと逃げ込んだ。今のSanctuaryにもFyrestone出身者がいる様子。
今作では付近にイリジウム採掘施設が立ち並び水場はイリジウムで汚染されており、空き家にはJNK Loaderが住み着いている。かつての穏やかな雰囲気は無い。
Hyperion
Borderlands世界の巨大企業。Fast TravelやNew-U Station、Claptrapはこの会社の製品である。
また上空に浮かぶ母艦Moonbaseからマスドライバー(ムーンショット)で弾圧やローダーを加えてくるのもHyperionの所業。
あちこちにあるHyperion基地やそこに暮らすエンジニアの発言から察するに、もしHyperionが撤退したらDahl同様に社員は見捨てられる可能性大。
Dahlとどっこいなブラック企業なのは言うまでもないが、特にローダーに対しては「Thresherを殺したらそれを誇りに思える機能を追加する」と言っておきながら「感情の起伏は廃棄処分を招く」と言っており、色々な意味で機械に容赦がない。
今作ではそのオーナーHandsome Jackの野心により基本的に敵であるが、その製品は全て制限無く使用できるようになる。
チェックポイントやワープポータルもHyperion製。敵対してようが蘇生してくれるが、当然ながら所持金の何割をボッタくるあたり、かなりあくどい稼ぎ方をしている。
日本未発売である前作DLC4にて、反乱したClaptrapの製造工場の破壊・Claptrapの暴走停止をプレイヤー(RolandLilithなど)に依頼していた。
装備の特性としては銃器にスタビライザーが付いており、ズーム時の手ブレや腰ダメ精度、初弾の反動は悪いが撃ち続けると手ブレと反動が減り、腰ダメ精度も上昇する。
ラジオCMではJack本人による芝居気たっぷりのセールストークが流れるが、彼が語る英雄譚の実態を知るプレイヤーにとっては胡散臭い事甚だしい。
Jakobs
Borderlands世界の巨大企業。
DahlやHyperionほど銃器以外の製品は目立たないが、現実世界でも良く見る緑色の燃料タンクはこの会社の製品で、前作のDLC1では入植地として管理している島が存在し、それなりに規模の大きい企業のようだ。
木製の部品にクラシカルな装飾のついたリボルバー拳銃や中折れ式散弾銃等、さながら西部劇めいたデザインの銃器を生産している。
それらは一部を除いて無属性、セミオートで手動による高速連射が可能で、威力と反動が大きいという特性を持つ。
ラジオCMでは「1発で片がつかないのであれば、そのJakobsは紛い物だ」をキャッチコピーに、古き良きアメリカを思わせる静かで叙情的な語りが展開される。
前作DLC1で社員の97%が死傷したはずなのだが、何事も無かったかのように健在の模様。
そういうわけにいかなかったようで3では斜陽となり社是であった一撃必殺を捨てフルオート銃を製造、後継者探しに苦労している。

K~O

Legendary
装備の等級の一つ。最高級の装備で表記色はオレンジ。通称「レジェ」「レジェンダリ」。
Epicを超える基本性能に特殊性能、解説の赤文字(フレーバーテキスト)がつき、まさにLegend・伝説級の性能を持つ物が多い。
特定のボスが落とす物は「固有レジェンダリ」と呼ばれているが、武器チェストはもちろん、ほぼ全ての雑魚やロッカーからも極稀に手に入る可能性があり、スロットマシンの大当たり(Vaultマーク)からはほぼ全てのレジェンダリ武器の中からランダムに1つが排出される。
前作ではオレンジと呼ばれ、更に性能で3等級に分かれて武器名のオレンジ色の濃さが違っていたが、今作では性能の良し悪しはあるもののそういった区分は無くなった。
Maliwan
Borderlands世界の巨大企業。
出す装備全てが属性攻撃にまつわるものであり、銃は酸やスラグをもまき散らす、シールドはスパイクやノヴァを放つ、グレネードは血を吸って主人に届けると、いわゆるファンタジックな変態企業臭が強い。
しかし属性相性という点を除けば使いやすい武器が多く、特に1週目では頼れるダメージソースになるはず。
亀甲状の表面処理や円盤状のマガジンを使うサブマシンガン等、未来というかSFというかスター○ォーズ的な銃のデザインも特徴。
ラジオCMでは自社製品の持つエレメンタル機能はもちろん、美しさと芸術性という他社とは一風変わった観点からも売込みを行う。
Midget
なんだかよくわからない人型生命体。Midget(小型の、チビの)という名前通り非常に体が小さく、比較して頭が大きい。これがEridiumによるものか重力差によるものかどうかは不明*1
Banditに加わっているほかRatにもMidgetがおり、どちらもショットガンを撃っては転倒したりとあまり強くはない上にヘッドショットも簡単。ただしBadass種はそこそこ痛い。
Banditの中でも特にNomadはMidgetに対して愛憎入り混じった複雑な感情を抱いており、盾にMidgetを括り付けて人間の盾にしながら頻繁にプレイヤーを「Midget保護局だな!」と決めつけて銃撃してくる。
MIRVグレネード
投擲後、複数子弾に分裂するタイプのグレネード。多目標型。本作ではTorgue製グレネードMODとして登場。
MIRVは、Multiple Independently-targetable Reentry Vehicle(多個独立誘撃体)の略。
なお「再突入(Reentry)」は「地球大気から一度離れのちに大気に再突入する」という意味ため、厳密にはこれはMIRVではなくクラスター爆弾である。
New Haven
前作で中盤以降に拠点とされていた町。本作におけるSanctuaryのようなもの。
冒頭でその最期が明かされるHelena Pierceが治めていた。
前作から本作までの空白期間はCrimson Raidersの拠点があり、MarcusScooterも住んでいたが、Hyperionの襲撃により壊滅した。
New-U Station
セーブポイント及び復活ポイントとして機能する、各所に設置された人間再生端末。利用者の情報をバックアップし、死亡時にクローンを生成する仕組みらしい。復活時には、女性オペレーターが清々しい声音で激励または神経を逆撫でしてくれるサービスが付く。
だいたいの人間系ボスが復活するのは多分このため。
ちなみにHyperion社の製品であり、そのオーナーに敵対するプレイヤーキャラの面々がなぜ利用できるのかは不明。再生の仕組みについては「深く考えないことをお勧めします!」とのアナウンスがあるが、本件についてもそれと同様、あまり深く考えないようにしたい。ゲームですから。
一応、ストーリーを見れば、ある程度の時期までは泳がされていたことも推測できる。また、返り討ちにすることで使用料を稼いでいるらしいことをオペレーターも言っているので、大体はそこらへんが理由だろう。実際金の使い道はNew-Uの使用料がほとんどを占めるし。
人間再生システムの使用料はプレイヤーのLvに関係無く所持金の7%。所持金が少なくても復活できなくなる事は無い。
尚、没ボイスによるとCrimson Lanceのメンバーは既に登録を抹消していた模様で、プレイヤーに対してもJackの「そのうちお前の登録も消してやろう」というセリフが用意されている。Rolandが復活しなかったのはこのため。

P~T

Pandora
Borderlandsシリーズの舞台となる開拓惑星。他の惑星にも「犯罪者と怪物の星」という評判が広まる程の劣悪な環境。
中年のDr.Zedが「生まれ育ったFyrestone」と発言しているので、初期の入植から数十年以上経っていると思われる。
鉱山開発によってそこらじゅうゴミの山ができるほどに栄えていたようだが、ゲーム開始時には既に大多数の企業が開発を中止・撤退し、ほぼHyperion社が占有している
しかしVaultの噂を信じて(あるいはそうJackに思い込まされて)、数多くのVaultハンターがこの星を訪れている。
Pangolin
Borderlands世界の巨大企業。
シールドやクラスMOD等の開発のみに留まっている点でAnshinとの共通点を見せるが、こちらはシールドの容量拡大に強い拘りを感じさせる品揃えとなっている。
特にシールド容量がべらぼうに大きい代わりに最大ヘルスが減少するTurtle ShieldはAnshinのそれと好対照と言えよう。
社名のPangolinとは、ロゴ上のシルエットにもなっている穿山甲(センザンコウ)の意。

Pearlescent
装備の等級の一つ。表記色は水色(シアン)。パールセント、通称「パール」「シアン」「真珠武器」。
レジェンダリを超える最上位という位置付けではあるが、使い勝手が必ずしもそれに見合う訳ではない。
2013年4月現在、8種の武器のみ実装されており、DLC「Ultimate Vault Hunter アップグレードパック」を適用した3周目でのみ手に入る。
ちなみに前作でのドロップ率は極めて低く、数百時間をプレー済のヘビーユーザーですら一度も見た事がないというのも珍しい話ではない上、PS3日本語版に至っては万が一入手出来ても(現在でも放置されている)バグにより保存出来ず消滅してしまうという文字通り幻の武器だった。今回は条件さえ揃えば入手はさほど困難ではない様子。
Promethea
Borderlands世界に存在する星。Pandora以上に環境の劣悪な星らしい。
前作DLC3のT-Bone JunctionでのAtlas社のアナウンスに名が出ていたほか、今作でも「Prometheaの方がマシね」と発言するSanctuary市民がいる。
Rabid Skag/Rabid Stalker
SkagおよびStalkerの亜種の一つ。Rabidは「過激な」「凶暴な」「猛烈な」などの意。多くの初見プレイヤーをNew-U送りにしたであろう、ザコのレベルを逸脱した危険度を誇る敵。
行動パターンは単純で、こちらに高速で詰め寄り、狂ったように近接攻撃を連打してくるのみ。Psychoと同じと言えばそれまでだが、耐久力がケタ違いで、攻撃頻度もRabidの名に相応しい。特異点グレなどで足止めして撃ち殺すか、回復できる近接装備でダメージ勝負を挑むか、自分なりに対策を持っておかないと、出くわすたびに地面に這うことになる。
ちなみに「Rabit」(ウサギな)「Rapid」(敏捷な)Skag/Stalkerではない。

Rare
装備の等級の一つ。Uncommon以上Epic以下、表記色は、通称「青」「レア」。
全体的な性能がUncommon(緑)よりも一回り上といった性能で、それとは性能の違いが実感できる。
同レベルの相手なら完全に優位に立ちまわれるはず。エレメンタル効果によっては5レベル上の敵でもやりあえる。
S&S Munitions
Borderlands世界の巨大企業。
前作にて装弾数が多過ぎてレアリティの色がオーバーフローするバグを孕んだ自動拳銃「Thanatos」を作っていた会社だが、本作には登場しない。しかし本作でその理由が特に語られる事はない。
性能特性はBanditとVladofに引き継がれている。

Seraph
DLCにて追加された装備の等級の一つ。表記色はピンク、通称「セラフ」「ピンク」。
DLC1、DLC2の裏ボスを倒した際にドロップする「セラフクリスタル」と引き換えに専用の交換所で手に入る。
特殊性能(フレーバーテキスト)付きでUniqueとE-techを足したような性能。セラフクリスタルと同じピンク色の見た目をしている。
個体や戦法にも因るが、使いこなせばLegendary以上の性能を引き出す事もできる(かも)。
Seraphとは「熾天使(してんし)」という天使の位階のひとつだが、それらしい描写はゲーム中ではなく関連性は不明で、何を指すかは今のところ謎。DLCには必ず登場しており、交換の際に意味深な発言があることから、今後のDLCにてシナリオに関わる可能性もあるかも知れない。

Singularityグレネード
起爆後に周囲の敵を引き寄せてから爆発するタイプのグレネード。日本語版TIPSでは特異点型グレネードと呼ばれている。プレイヤー間の通称には「吸引グレネード」などがある。
物陰や上階の敵を引きずり出したり、引き寄せた複数の敵に範囲攻撃を浴びせたりと、単発のダメージ源に止まらない使い道がある。大型の敵やThresher系など、引き寄せが効かない敵もいるが、何かと使い勝手がいいため、MIRVと並んでよく使われる。
引き寄せ効果を活用したい場合は投擲タイプも重要になるため、狙った場所へ投げ込みにくいRubberizedタイプ、Homingタイプは避けたい。また、起爆時間が短いほど使い勝手は良い。
COOP時は味方が狙っていた敵も移動させてしまうため、あまり使い過ぎると味方にとってストレスになりがち。なので、別のタイプのグレネードも用意しておくとベスト。
なお、Singularityの直訳は「特異点」だが、性質的にはGravitational-singularity(重力特異点)を指すと思われる。
この語の性質を簡単にいうと「ある一点から周囲の空間が無限につねり上げられていく状態」。つまりブラックホール。
Tediore
Borderlands世界の巨大企業。
リロードが早い、というか銃そのものを投げて爆発させて新しい銃を手元に転送するという斬新なリロード方法の銃器を生産している。
デザインは如何にも工業製品と言った直線的かつシンプルな作り。
残弾がある状態でリロードすると残弾分の威力を上乗せする事ができるので、表記威力以上のDPSを生み出す事もできるが、
リロードした時点で弾倉内の残弾をすべて消費してしまうため、特に弾倉が大きい銃で多用すると弾薬の枯渇を招くので注意。
ちなみにこのリロード銃で敵に一定以上のダメージを与えるチャレンジがある。
Tediore製のシールドには付加効果が付かないのも特徴で、シンプルなアイテムしか現れない最序盤では、医療自販機にTediore製のシールドのみが並んでいる所も拝める。
ラジオCMでは扱いの容易さとコストパフォーマンスを押し出してファミリー層向けに売り込んでおり、『Tedioreさん』なる女性を軸として通販番組そのものの寸劇が展開される。
Torgue
_人人人人人人人_
> 男性ホルモン <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
Borderlands世界の巨大企業。爆発以外は頭にない創業者・Mr.Torgueご本人がPandora(上空)にいらっしゃる。
主催するアリーナの参加者を募るためだけに、アリーナの周りにTorgue社製武器とTorgue社員をばらまき、3日で社員の半数を死亡させるという豪快すぎる企業。
チェッカー柄の丸いパーツが特徴の銃器を作っており、製作する全ての装備が何らかの形で爆発する。
銃器を作ればエクスプローシブorロケット発射筒、シールドはスパイクかノヴァ、グレネードは多弾頭と非常にわかりやすいラインナップ。
ラジオCMでは社長であるMr.Torgue本人による自社製品への愛に溢れた熱いトークが流れるが、あまりにソウルフルで率直な内容故にCMの前後へ「Torgue社の公式見解ではありません」という旨のアナウンスが挟まる事も。
DLC2やDLC4ではそのTorgue本人がこれでもかと筋肉を見せつけ、あれこれと馬鹿騒ぎを引き起こす。
ちなみにDLC2ではTorgue専用の自販機もあり、言うことが一々物騒な上、上述AAのように「だんせいほるもーん!」と叫んだりする。

U~Z

Uncommon
装備の等級の一つ。Common以上Rare以下、表記色は、通称「緑」。
Common装備よりも何かしらの性能が一回り上、もしくは光学照準器が付いた程度の性能。単に白物より高く売れるモノと思っておけば間違いない。
それなりのFPSの腕前やBorderlandsへの知識があれば、とりあえずメインを進めるならこの程度でも充分通用する。
また、広義ではLegendaryやUnique等の通常のランダム生成で出現する装備以外を指す場合もある。
Underdome
前作時代にMoxxiが主催していたアリーナ。2の時点では既にJackにより破壊されている。
前作のDLC2は金庫機能とこの施設でのバトルのみを収録した物で極めて大味、1・2周目併せてたった2ポイントのスキルポイント以外に大した報酬もなく、経験値も得られないため物足りなさの否めない内容だった。
今作でもDLC2はアリーナにまつわる物というアナウンスを聞いて、一部のプレーヤーは戦々恐々としたものである。
※前作のアリーナは一旦始めると1~3時間は休憩無しでやらなければいけない代物だった

Unique
装備品における等級のこと。狭義ではその中でも赤文字がつく装備品のこと。
表記色はマゼンタ。主に特定のミッションの報酬として手に入る。
RareEpic装備と配色は同じだが、特殊性能と赤文字(フレーバーテキスト)つきでその性能は別物である。Rubiなどの一部の装備は、キャラを問わず攻略の定番アイテムになっている。
UVHモード実装前は、ミッション報酬Uniqueを当時の最高レベル(50)で入手するため、TVHモードクリアまでは該当ミッションを受注せずに温存する事が推奨されていた。
また、HiveCobraなど、並のLegendary以上に入手困難な代物も数多く存在する。

Vault
かつてPandoraに住み、滅んだ異星人Eridianが残したと言われる宝物庫のような存在。
前作ではPandoraにはただ一つのような表現をされていたが、今作では複数の存在が明らかとなっている。
また、Vaultとは呼ばれていないが、前作にて別の星でAtlas社が異星人の遺跡にて高い技術を手に入れたというような表現があり、ロストテクノロジーの発掘は夢物語というわけでもないようだ。
語源は同スペルの「貯蔵庫」と言う意味の英単語。また、Vaultのシンボルマークはもう一つの意味「アーチ型構造」から。
Vladof
Borderlands世界の巨大企業。AKやSVD、F1グレネード等、現実世界の東側の武器をモチーフとした装備を生産しており、上位のモデルには鎌と槌のシンボルマークも付く。
ランチャー以外の全ての銃器がフルオートという特性を持ち、アサルトライフル用の銃身に至ってはガトリング式である(ただしガトリングガンはアメリカの発明品なんですけどその辺は大丈夫なんですかね)。
ランチャーは一定確率(体感3割ほど)で弾を消費しないという特徴を持ち、The Shamと広範囲爆風のE-Techランチャーで無限ランチャーを生む事もできる。
ラジオCMでは力強い男性の演説が流れ、どことなく共産圏の雰囲気を漂わせる内容となっている。

50音

イリジウム
Pandoraにおいて、前作の終盤でVaultを開いた頃から各地で採掘される様になった紫色の鉱石。
前作のストーリーに深く関わっていた古代文明生物エリディアン(Eridian)に由来したネーミングであるため、本来の発音は「エリディウム」に近い。
詳しくは誤訳。とはいえ現実のイリジウムもスペルがほとんど同じIridiumなため、パロディが過ぎたというべきか。
なお、前作の会話によると現実世界のイリジウムも産出されていたようだ。
エコー(Echo)
Borderlands世界で普及している通信システム、及びその受信用の端末機器。プレーヤーのHUDもこの端末により表示されている。
要塞の中や地底の奥深くでも通信機さえあれば音声会話程度なら滞りなく行えるほどの性能があるが、P2Pはサポートしていないようで、基地局が止められると使えなくなるという欠点も持つ。
現実のインターネットのように個人単位で配信を行う事も出来、Patricia Tannisはこの受信機の録音機能で日記を付け、それを癇癪で捨て歩くのが趣味となっている。
端末はDahl社の物。エコーシムという、端末を利用したゲームソフトのような物もある様子。
エレメンタル
ボーダーランズ2における5+1の属性の事。詳しくは→エレメンタル
やはりこれもどういう理屈でただの銃弾にエレメンタル効果をつけているのか深く考えない方がいいだろう。特にスラグ。
ともあれ、この効果がついた武器は(特にエレメンタル効果大やスプラッシュがついたものは)大きなダメージソースになりうる。
例えばエレメンタル大・スプラッシュ効果がついた属性つきピストルは弱点の敵に対しては無属性ショットガンよりも効率よく敵を殺せる。
同じように爆発属性がついたショットガンは盾があろうが装甲があろうが直撃+着弾時の爆風で敵をしこたま傷つける。
属性弱点を突いていない場合でも無・爆属性以外は一定確率で継続してダメージを与えることができる(スラグ中だとさらに増大する)。
オーバーライド
スキルのカテゴリの一つ。通常の近接攻撃を特殊効果のある攻撃に置き換えるもの。ゲーム中の表記は「近接オーバーライド」など。
該当スキルはMAYAの「スコーン」、Salvadorの「フィストフル オブ ハート」、Zer0の「エグゼキュート」、Gaigeの「ウィズ クローズ」、Kriegの「ヘルファイヤー ハリトーシス」。
オーバーライド(Override)はプログラミング用語で「上書き、置き換え、上乗せ」といった意味。
キルスキル
敵を倒すことで効果が発動するスキルの事。Axtonの「メタルストーム」やZeroの「キラー」等。
Buildに組み込む事で雑魚多数との戦闘では戦闘力が上がる反面、ボスとのタイマンだと死にスキルとなる。
また、キルスキルと表記されていなくても、オーバーキルダメージ(トドメを刺した際の余剰ダメージ)を攻撃の強化やライフ回復に転換したり、倒した敵を爆発させて周辺にダメージを与えたりといった「実質キルスキル」も多い。
サンキュ!
「Thank you」を気さくな調子で発音したもの。とある奇特な人物の望みを叶えると聞ける。
死に様を見るとかなり危ない…というか声帯なんて有って無い状態で発言しているのだが、深く考えないようにしよう。
シールドリチャージ ディレイ
シールドの性能の一つ。消耗したシールドが回復を始めるまでの秒数。シールドにダメージを受けたあと、さらなるダメージを受けずにこの秒数が経過すると、シールドの回復が始まる。
シールドリチャージ レート
シールドの性能の一つ。ディレイ経過後の、1秒あたりのシールド回復量。1秒ごとに回復するのではなく、1秒間でこの値だけ回復する。
ジャイロジェット弾
Torgue社の特許技術。Torgue社のピストル、アサルトライフル、ショットガンから放たれる弾丸のタイプで、発射直後の弾速が遅く、一定距離飛翔した後で加速する性質を持つ。また、着弾時に爆発して追加のスプラッシュ攻撃を発生させる。
つまりは現実のロケットランチャーそのもの(射出時は炸薬の衝撃のみで撃つためどんどん遅くなり、噴出器に着火すると猛スピードで飛翔する)。
照準が安定する
武器につく特殊効果。射撃時の反動が小さくなり照準が跳ね上がりにくくなる。また精度の回復も上がる。(詳しくは精度の項目を参照)
スパイク
スパイクシールド装備中に、近接攻撃に対して自動的に発生する反撃。回数制限はないが、シールド消滅中は発生しない。
レジェンダリシールドのImpalerやセラフシールドのAntagonistでは、射撃に対してもホーミングスパイクを射出して反撃する。
スポーンポイント
ファストトラベルステーションのファストトラベル機能を取り払ったような形をした装置で、マップの各所に設置されている。
死亡してNew-U Stationの機能で復活すると、チームが最後に起動したスポーンポイントから再開することになる。
スポーンポイントは接近するだけで起動できる。起動するとゲームデータが自動でセーブされるときに表示されるVaultのシンボルが画面に表示される。

スタン
仰け反り効果のこと。短い時間敵を行動不能にする。Loaderの部位を破壊する、ノックバックさせる、またはクリティカル等で大きなダメージを与えると引き起こすことができる。Ultimate Badass Loader等の非常に高いスタン耐性を持つ敵も存在する。
スラグ
通常Slagといえば鉱滓(こうさい)のことだが、ここではHyperion社がEridiumを精製する過程で産出するらしい謎物質を指す。
濃い紫色をしており、これを一定量浴びせられるとスラグ化という現象が起き、エレメンタル銃弾によるダメージやエレメンタル効果による継続ダメージが倍増する。
さらに浴び続けると肉体にスラグが馴染んでしまい、スラグ液を噴射するようになったり死亡時に害のないスラグ爆発を起こすことがある。
Hyperion社はこれによる変異実験を野生動物や人体で試行しているらしく、Wildlife Exploitation Preserve(原住生物保護観察区)では原住生物や原住住民にスラグを投与して実験しているさまが伺える。
敵の耐久力が上がる2週目(TVH)・3週目(UVH)ではスラグ化からのエレメンタル攻撃が必須になっている。
スラグダメージ
Amplifyシールドの機能で発生するダメージ。シールドがフルチャージ状態のとき、シールド消耗と引き換えに銃撃に上乗せされるダメージだが、なぜか実態とも英語の原文とも関係のない「スラグ」の語が付いている。
スラグ属性のエレメンタルダメージとは違い、敵をスラグ状態にする効果はない。ついでにスラグ効果にダメージはない。誤訳も参照のこと。
プレイヤー間の通称としては「アンプダメージ」がある。
精度
武器の性能の一つ。発射された弾丸が照準の中心へ正確に飛ぶ度合い。スナイパーライフルでは全体に高く、サブマシンガンでは全体に低い。
0~100と数字表記されるが、0の場合全方位に散ると言うわけではない。
詳しくはこちら
また、ショットガンを腰ダメ撃ちする際の拡散範囲はその範囲に全弾がバラけると言う事ではなく、その範囲に射撃の中心軸がぶれ、ショットガン固有の拡散率は変わらないという特性を持つ。
銃を発射すると精度が一時的に下がり、拡散範囲が広くなる。時間経過とともに回復して元の精度に戻る。この回復速度をゲーム内では「精度の回復」と表記している。精度の回復を待たずに連射すると精度は一定値まで下がり続ける。この下限をゲーム内では「精度最大値」と表記している。
Hyperion社製の銃はこの精度変化が反転した特性を持っており、初射は明後日の方向に飛び撃ちっぱなしで精度が向上し、時間経過とともに低下する。まるでローダーだ。
宝箱
広義ではアクションで弾薬やドルなどを提供する箱のことだが、狭義の宝箱はその中でも武器や装備、レリックを提供する大きな宝箱を指す。
宝箱は大きく分けて「円形の箱(無銘)」「縦置きの箱(Hyperion社製)」「横置きの箱(Dahl社製)」「トイレ・ボンネット(Bandit製)」があり、それぞれに赤とそれ以外の色が存在する。
赤い箱は中身が良質(紫~黄)である場合もあるが、そうでない色は青が精々でおおむね白~緑の装備品を提供する。
いずれもダンジョン内部に設置され、より最深部であればあるほど、特にボスが守っている箱ほどいいものが出やすい。
例外はHyperion社の宝箱で、道中のあちこちに配置されているためこれはどちらかというとEngineerなどに武器を提供するための箱と思われる。
大体の宝箱はゲームをいったん終了すると未開封の状態で配置されなおすので、装備の吟味のためにひたすら箱を開けていく自発的チャレンジが存在する。
戦って生き延びろ!
Fight For Your Life。前作から存在するシステムで、ライフが0になった時に死亡するまでの猶予状態。名前が長いので当wiki等では単にダウンと呼ばれる事が多い。
この状態では、射撃や近接での攻撃は可能だが、基本的にアクションスキルやグレネードは使用できず、移動は低速で這うことになる。Axtonのドゥ オア ダイ、Salvadorのダウン ノット アウトなど、この状態での戦闘能力を強化・改善するスキルもある。
タイムアップまで敵の攻撃で死亡することは無いが、ギブアップする、エリア外に転落・離脱する、または車両(味方の車両も含む)に轢かれる事で死亡する。
ゲージがなくなる前に自分または自分の召喚物が敵を倒す、またはチームメンバーから蘇生を受けることで、シールドが全回復、ライフが一定量回復した状態で復活する。この復活をセカンドウインドと呼ぶ。蘇生処置中はカウントダウンが停止する。
セカンドウインドを得ると、しばらくの間「戦って生き延びろ!」状態になった時に、死亡までの猶予時間が短くなるペナルティを負う。短時間にダウン→復活を繰り返すと、やがて猶予時間が一瞬で終わるようになる。
パンドラにも衛星があり、かなり原始的な衛星なのか割れ目から発光している。この衛星を月(Moon)と呼んでいる。
ただしゲーム内のセリフで見られる「月」はHyperion社の月開発拠点(MoonBase)を含める場合がほとんど。

等級
色分けされた、各種アイテムのレア度(希少価値)や強弱の指標。

コモン < アンコモン < レア < エピック < レジェンダリ

また、この基本的な等級の他に、ユニークE-Techセラフパールシェントがある。
詳しくは上記リンクより各項目、よくある質問を参照。
頭震病(とうしんびょう)
頭痛と頭の震え、吃音を主症状とするらしい病気。PandoraにおいてはJackがイリジウムの採掘を始めた頃から問題視され始めたもので、前作にはこの病名は存在しない。
作中の台詞などから、病因はその採掘の振動によるものと思われるが、OverlookのKarimaのセリフでは、イリジウム鉱山から排出される、イリジウムを含む蒸気が原因とのこと。或いはこれらの複合なのかもしれない。
不治の病というわけではなく、サイドミッションOverlook を救え:メディスンマンでは、治療薬は流通していることが分かる。
なお、当のHyperionからの薬の支給は何と2年に一度1ビン(最近は2ビンになった)だけ。それも治療薬ではなく、単なる頭痛薬のアスピリン。
なお、Overlookでは住民の大半が罹患しており、みな家で伏せっているという設定。その割に酒場は健全そうな人でごった返していたり、住人のDaveは(おそらくHyperionから薬を横流しにされているのだろう)健全なくせに薬を要求する。
他の村でも住民が扉から出てこないのでそれまでといえばそれまでなのだが…。
同性愛
Pandoraでは一般的らしい事象。サイドミッションストーカーズで、Hammerlockが男性NPCのTaggartを「恋人」(英語版でも「Boyfriend」)と呼ぶのが代表的な例。ほか、ドクターの注文で拾うエコーに頭震病の夫をかばう男性が登場したり、DLC2では同性愛者からサイドミッションを受けたり、Moxxiに女性の恋人が複数いたことが聞けたりと、ちょこちょこと事例がある。
いずれもそれを隠し立てしたり、周りにも取り沙汰するような雰囲気はなく、同性愛が一般化していることが窺える。
ナチョス
Tannisのラジオ放送や、最終決戦前のEllieからの通信で言及される食物。トウモロコシ粉で作るトルティーヤ・チップスに溶かしたチーズをかけ、トウガラシのスライスやチリソースで煮た挽き肉をトッピングしたもの。
ピザ同様「うまいもの」の代名詞として使われている。
件のEllieからの通信は、「土産はJackの首だけでいいぜ!」とプレイヤーを激励するScooterを、「頭蓋骨でボウルを作って、ナチョスを食べる気なのよ~」とちゃかす内容。Scooterは否定しない。
ノヴァ
ノヴァシールドが消滅したときに発生する範囲攻撃。一度発生したあとは、シールドがフルまで回復しないと次のノヴァは発生しない。
レジェンダリシールドのFlame of the Firehawkで発生するノヴァはシールドが切れている間持続する。
パッシブスキル
常時効果を得られるスキルの事。
Axtonの「ヘルシー」やGaigeの「ポーテントポニー」等が該当する。
キルスキル群と比べると効果は控えめだが、キルスキルは雑魚を倒す必要があるためシチュエーションに拠らない恩恵にあずかれる。
発射速度
武器の性能の一つ。連射力を指し、高いほど高速で連射できる。弾速(発射された弾丸が飛ぶ速度)とは別物。
スキル等で高めればDPSアップを期待できるが、精度の低下が早まり、反動の発生間隔も短くなることから、高速連射には命中率を低下させる側面もあることに注意。ただし連射で精度が高まり反動も小さめなHyperion銃では、このデメリットは小さい。
なお、一部スキルの説明文で「射撃レート」とあるのもこれのこと。ちなみに英語では「Fire rate」。Frと略されることもある。
反動
武器の性能の一つで、スペックに表記のない隠しパラメータ。撃った際の反動を指す。「リコイル」(Recoil)とも。Jakobsの武器全般や、単発ダメージの高い武器は反動も大きい傾向にある。
反動の大きい武器は、撃つと照準が大きく跳ね上がり、そのまま連射しても命中は期待できない。この照準の跳ね上がりを手動で補正することを、FPS用語で「リコイルコントロール」(リココン)と呼ぶ。
ピザ
現実にもあるあのピザ。
パンドラでは主に開発の手抜きでそれはもう非常な敬意を払われて扱われており、Moxxi手製(と思われる)ピザが世界中に流通し、しかも氷洞の最中、アスファルトの上にむき出しで置かれたピザですら匂いを嗅げば耐えがたい誘惑をもたらすものらしい。
もちろんというかなんというかプレイヤーはモノを食べないので味の描写はないが、見た目にもパンドラでは希少であろう魚を使用していることが表面の魚の骨から想像でき、あのCraptrapがわざわざ取り寄せることからその風味は非常に広く知れ渡っているものと思われる。
鉄と屑とゴミしかないパンドラでは遠目から見ておけば数少ない人間的なグッズである。
ムーンショット
パンドラと月の間に浮かぶHyperion社の衛星に装備されたマスドライバー。
ガイドビーコンさえあれば数メートル~数十メートル程度の誤差でコンテナやLoader等の数十トンのもの質量の物資を投下する事ができる。
砲撃も可能であり、パンドラの住民が表立ってHyperion社に立ち向かえない要因の一つでもある。
浮上前のSanctuaryが砲撃に晒されないのは街全体をシールドで守っているからである。浮上前なら、月の衛星からの砲撃をシールドで防ぐ様子を見る事ができる。
リロードグレネード(リログレ)
Tedior武器のリロード時に発生する、武器を前方に投擲する(ロケランでは武器そのものを射出する)アクションの通称。投げられた武器自体に攻撃判定があり、マガジン内の残弾数が多いほどダメージが高くなる。
以前は投げた武器の残弾すべてにThe Beeの効果が乗ったため、SMGのBabyMakerなどが短時間に大ダメージを稼ぐ手段として使われた。現在は乗らなくなったが、Zer0のデセプションを解除せずに攻撃できるなど、渋い使いどころがある。
レイドボス
Terramorphous the Invincibleを始めとする各種裏ボスの事。本作では名前にthe Invincible(=無敵の)とついている場合が多い。
火力もさることながらむちゃくちゃな耐久力を誇り、シールド持ちともなれば削ったそばからシールドが回復していくので弾薬切れになることが多い。
Borderlandsに限らず、レイドボスと呼ばれるものはソロ向けではなく、多人数での挑戦を推奨されたボスを指す。そのためサイドミッションで撃破を要請してくるNPCが「仲間を呼んだ方が良いかも知れないぞ!」などと警告してくる場合はレイドボスが存在する。
ソロでの撃破は普通に挑むなら、こちらが7~10レベル差をつけてようやく撃破できる程の強敵である。同レベル帯での撃破は一部の極まったプレイヤー向けであり、各ボス特化のキャラ・スキル構成・装備・戦法などを駆使してやっと達成できると思った方が良い程困難で、ソロで倒せないのは半ば当たり前であり嘆くのは間違いかも知れない。
レティクル
別名クロスヘア。画面中央に鎮座する十字のことで照準の目安に使う。
銃の精度が高いと中央に小さく寄り、低いと大きく広がる。
銃弾の拡散範囲の目安としても使うことができる。
ロイドダメージ
Maylayシールドがシールド消滅中に近接攻撃に付加するボーナスダメージ。「ロイド」(Roid)は筋肉増強剤としての「ステロイド」(Steroid)の略称・俗称。
また、Maylayシールドを使用中に敵を倒すチャレンジの名称は「ロイド レイジ」だが、これはステロイド使用者が発作的に襲われる暴力衝動を指す言葉。

コミュニティ用語

英数

2周目
1周目のエンディングを迎えたあとで選択できるようになるTrue Vault Hunter Modeの事。
前作ではそんな大層な名前はなく、普通に「Playthrough 2」という表記であり、海外掲示板を中心に見られるPT2という略記はこれを指す。
2.5周目
2周目でThe Warriorを倒してEDを迎えた状態の事。ほぼ全ての敵が自分(ホスト)に合わせたレベルかそれ以上にまで引き上げられ、そのドロップはもちろん、ミッションレベルや報酬もレベルアップする。
下記の3周目が追加されるまでは、前作共々「2.5周目からが本番」と言われた。

27歳
Mayaさんの事。ゲーム中に拾えるエコーより。公式プロフィールでは25歳となっているものの、日本語版での誤訳や誤植ではなく、英語版のエコーでも27歳との発言がある。
しかしAngel曰く最新の記録で4年前のものであるMaya関連のエコーで赤ん坊の頃に預けられたはずの彼女が「この27年間~」と発言しており、文面通りに受け取ると30歳を越えてしまう。
MoxxiといいTinaといいパンドラには年増or老け顔しかいないのか…
ちなみに前作のプレイアブルキャラであるセイレーンLilithは当時23~24歳。
3周目
2013/04/02のアップデートにより追加されたUltimate Vault Hunterモードの事。
今までとは違い念願の「進行状況リセット」が実装された事により1人のキャラで3周目の最初から何度でもやり直せる。
2.5周目との違いは、「敵Lvは参加者の最大Lvに準拠」「敵をスラグ化させた時のダメージが3倍(2周目までは2倍)に」など。
Alignment Class Mod
アライメントClass Mod。DLC4にて追加されたClass Modの総称。配布イベントではB&B Class Modと呼ばれている。
道徳上の「善/中立/悪」と、倫理上の「秩序/中立/混沌」の傾向を示す組み合わせにより性能が変化し、キャラクターの称号も変化する。
BAR
クリーグのスキル、バズ アックス ランペイジの略。
CC
Legendaryショットガン「Conferance Call」の事。
当初はショットガンの散弾全てにアンプシールドの増幅効果が乗る仕様であり、同じくLegendaryのアンプシールド「The Bee」との組み合わせが凶悪且つ人気だった事から「BeeCC」「BCC」などとセットで呼ばれていた。
DoT
Damage on Timeの略。時間経過とともにじわじわとダメージを与え続ける攻撃の総称。逆にじわじわ回復するものはHoT(Heal on Time)と呼ばれる。一定時間ごとに連続で発生するダメージまたは回復効果のひとつひとつをtickと呼ぶ。tickは単位としても扱う。よく間違った用法としてDoTダメージと言われる事があるがDの部分がDamageの略なのでダメージが二重にかかる事になり、頭痛が痛いや音速のソニックみたいな恥ずかしい厨二構文になってしまうので注意しよう。
DPS
Damage Per Second(秒間あたりのダメージ)。武器の性能の指標となる数値。
一発あたりのダメージは高いが連射性能が低い銃と、連射速度は速いが一発あたりのダメージが低い銃などを比較するのに使う。
リロードを考えない場合:DPS=ダメージ*発射速度
リロードを含めた場合:DPS=(ダメージ*マガジンサイズ)/(マガジンサイズ/発射速度+リロード速度)
参考:Wikia:BL2wiki:DPSDPS計算ページ
Drunk
よっぱらい状態。Grog Nozzle装備中に、数秒間装備者の視界が揺れ、発射速度と精度が低下し、同時発射数が5発増加する状態の事。
武器を持ち替えても効果が持続するため、ホーミングする武器や攻撃範囲の広いロケットランチャー等と組み合わせると強力。
Farming/Farm
農場、畑の意味。転じて、特定のボスがドロップするレジェンダリー装備などを厳選するという意味。
ハクスラ要素がある本作では、レジェンダリー武器においても数値や属性が一定ではないため、人によってはよりよい装備を求めて何度もボスを倒すことになる。
FFYL
Fight For Your Life の略。ダウン状態を指す。
日本語では「戦って生き延びろ!」
FoF、FotF
ユニークシールドのFlame of the Firehawkの略。
Hack and Slash
ハック&スラッシュ、通称ハクスラ。Borderlandsシリーズが採用しているゲームスタイルの一つ。
「ダンジョンへ行く」「敵を倒す」「宝物を手に入れる」「自身を強化する」この4つだけを基本とし、それを繰り返すゲームを指す。
ストーリーや世界観はほのめかされる程度で、もちろんミニゲームやムービーシーンは無いか限りなく低予算で、恋愛システムや乳揺れや萌え要素といったユーザーに媚びたものは稀*2であり、とにかく上述4つの要素をとことん突き詰めたスタイルが特徴。
多かれ少なかれ「敵を倒すゲーム」には上記の要素のうちいくつかがつきものなので、誤用されやすい語でもある。
「D&D」「Wizardry」「Rogue*3」などが有名で、他の有名な作品では「Diablo」シリーズや「TitanQuest」等、見下ろし型RPGがほとんど。
FPSでは「DeadIsland」や「Hellgate;London」程度。初代Borderlandsがいかに意欲的な作品であったかわかるだろう?
Hate
ヘイト。敵AIが攻撃目標を選ぶ際のバロメータ。狙われ易さと考えてよい。
敵を攻撃する、視界に姿を露呈する等で上昇すると思われるが、近くのプレイヤーには目も暮れずわざわざ遠くのプレイヤーへまっしぐらに向かう敵もおり、細かい設定は不明。
また視界にない場合ヘイトの移り変わりが激しく、逃げた途端さっきまで共闘していた暴走GoliathとBanditが撃ち合いを始めることもしばしばある。
とはいえ、狙われたくない場合は大人しく距離を取った方がよい。
Nerf
ナーフ。ゲームバランス修正のためにアイテムやスキルの効果が弱体化修正されること。対義語はBuff。
Borderlands2では初期に猛威を振るったThe BeeがNerfされた。
名前の由来は同名の、アメリカでは大人気の銃型おもちゃ(トイガン)から。こっちのNerfを用いたFPSゲームもあるらしい…。
OP
OverPower。DLC・UVH アップグレードパック 2適用下で開放されるレベルキャップが72、そこから更に+8まで可能なやり込み要素。厳密にはレベルアップではなくスキルポイントも得られないが、装備と敵は比例して強くなる。

50音

エイム
狙いを付けること。本作のプレイヤー間では、銃のアイアンサイトやスコープを覗いて撃つことを指す場合も多く、同じ内容を指すのに「ズーム」や「ADS」(Aim Down Sight)といった表現も使われる。
吸引グレ
Singularityグレネード。ゲーム内では特異点グレネードと訳される。
金箱(Golden Chest)
Sanctuary中央の建物内に設置されている金色の宝箱。
開くためには金の鍵(GoldenKey)が必要で、これはSHIFTコードとして不定期に配布されている。
開くとプレイヤーレベルに合わせた装備が入手でき、レアリティがだいたい紫なので大幅な強化が見込める。
ただし内容物やメーカーはランダムで、Hyperionピストル3連続ということもありうるので開けるときはよく考えてからにしよう。
さらに出てくるアイテムは現在のアイテムの解禁度合にもよる。例えば初めてSanctuaryに来たあたりだとMODや火と爆以外の属性、ロケランなどは解禁されていないため出てこない。
武器の更新が重要となる2周目後半や、ミッションで行き詰まりを感じた時に利用すると良いだろう。
ちなみにLegendary(オレンジ)は出ない。
クナイ
Zer0のスキル、デス ブロッサムの事。アクションスキル発動中に強力なクナイを投げられる。

固有レジェ
固有レジェンダリ武器/装備。
特定のボス・ユニークボスに割り当てられたレジェンダリ武器/装備の事。固有と名付けられた経緯は不明。
固有とされるが、実際はあくまで「ある武器は○○が落とし易い」といった意味であり、そのボスだけしか落とさないという意味ではない
詳しくは レジェンダリ
プレーヤーキャラクターSalvadorの事。「サル」バドールより。
スピンバレル
アサルトライフルに付く可能性のある回転式のバレル。パーツのメーカーはVladofだがVladof社製以外のアサルトライフルにも付く可能性がある。トリガーを引き続けると発射速度が加速するものや、バースト射撃時に9発もの弾丸を発射するものがある。いずれのタイプも反動がほとんど無い。
ゼロ=サン
twetter小説「ニンジャスレイヤー」作中での敬称から。
日本人が首を傾げる様な勘違いニンジャ観という点だけではなく、作中における「ヒサツ・ワザ(必殺技)」めいたアクションスキルを持っていたり、ハイクを詠んだり、退廃しつつも個性豊かな(狂った)キャラクターで溢れる世界観など、共通点を見出すファンは多い。
ちなみに俳句に関しては季語がなければ俳句ではなく川柳となる。
ゾンビアタック
ひたすら死に戻りを繰り返しつつ硬い敵を地道に削って撃破するプレイスタイル。
仕様によりソロだと敵は回復してしまう状況が殆どなので無駄だが、COOPや画面分割なら敵は回復しないため有効である事も。
ちなみに本作ではリスポーン時にささやかながら弾薬が回復したりもする。
タゲ
ターゲット。ただし相手ではなく自分らの誰かが狙われている状況を指し、Hate(ヘイト)と似たような使い方をする。
「自分がタゲを取る」と言えば、自分が率先して前に出て先制攻撃をするなどして「自分を狙わせる」という意味になる。
シールドやヘルスが枯渇してすぐダウンしてしまいそうな味方を庇ったり、特定の敵を誘導するなど、ボイスチャットが可能な環境ならば使う機会があるはず。
Targetは英語だが、日本人以外にはまず通じない。AggroかHateで通じる。
タレットさん
タレットキャラの事。愛称というよりは蔑称や皮肉に近い。
前作のRolandのタレットはHPや弾薬をモリモリ回復する機能があり、
本人はオマケ扱いされていたために広く呼ばれていたが、今作のAxtonさんの場合そこまで影は薄くない。
とはいえタレット強化スキルが多いので、それを中心にスキルを組むとやっぱり(略)
手ブレ
銃を構えている際に照準が勝手に動き回ること。手ブレの大きさは精度と関連している。
基本的に精度の高い武器ほど手ブレは小さい。
Hyperion製の武器は表記精度の数値こそ高いものの、射撃前の精度が低く手ブレが大きい。連射して精度が高まると手ブレは小さくなっていく。(詳しくは精度の項目を参照)
裸シールド
The Rough Riderの事。シールド容量が0の為そう呼ばれる。
マラソン
EXPや良質のアイテムを求めて一定エリアを周回すること。本作に限った用語ではない。
ボスを求めて各地をFTで回る「ボスマラソン」など。
ムシキング
虫の王様 Vermivorous the Invincible の事。
元ネタはゲームメーカーSEGAがかつて斜陽から復活を果たすほどのヒットを飛ばしたトレーディングカードアーケードゲーム「甲虫王者ムシキング」。
虫MOD
各クラスの「Legendary Class Mod」の事。
Vermivorous the Invincibleの固有ドロップである事から。
稀に自販機や箱からも手に入り、DLC2の裏ボスPyro Pete the Ultra Invincibleからの出土報告も多いが、虫MODで概ね通じる。
他にも虫スキン・虫ヘッドがある。

*1 プレイヤーのジャンプ力から察するにパンドラは比較的低重力で、その場合人体はより背が高く伸びその分骨密度が低下して骨がもろくなるものと考えられている。
*2 ただしMoxxiの乳は揺れる
*3 本邦でいう「不思議なダンジョン」、狭義では初代トルネコ