今作に登場する主要なNPCたちの説明(アルファベット順)
リンク先にネタバレを含む詳細あり
Borderlands 2からの登場人物 
エリー (Ellie) 
スクーターの妹にしてモクシーの娘。趣味はハグと殺人。本人の発言によれば体重は130kg超え。
かつてはサンクチュアリで暮らしていたが、今はザ・ダストで自分のキャッチ・ア・ライドの店を開いている。
彼女の容姿を馬鹿にすると、スクーターに自販機に縛り付けられて焼き殺されるらしく、The Dustには本当にそんな死体が転がっている。
明るく人当たりは良いが、言動を見る限りかなりしたたかである。さすがモクシーの娘。
ハンサム ジャック (Handsome Jack) 
今作の悪役。ハイペリオン社のオーナーで、物語当初はパンドラの英雄ということになっている。
一見紳士然としており、言動も紳士的であるように見せかけているが、端々に元Dahl社員であるBanditらとVaultを狙うHunterへの憎悪が伺える。
ちなみにパッと見では分かり辛いが彼の顔は仮面であり、また左右の目の色が違うヘテロクロミアでもある。
その理由は彼の仮面の下にある。
シェリフ(Sheriff) 
そのJackを愛している一途でけなげな一輪の花。
LynchwoodのEridium採掘施設とLynchwoodの施設整備を一手に引き受けている。
思考がHyperionに近く、大量の規則を作っては破ったやつを片っ端から撃ち殺すというやり方で統治している。
前日談である続編においてPCとして登場。当時から無法者を撃ち殺すのが大好きな無法者だったらしい。
マイケル(Michael Mamaril) 
リアルに実在した前作ボーダーランズの大ファン。
癌により22歳という若さでこの世を去るが、彼の友人とGearBoxの計らいでゲームに登場した。
10%の確率でサンクチュアリの各所に現れ、レア度が青以上の装備をプレゼントしてくれる。
サー ハマーロック (Sir Hammerlock) 
自称紳士の動物学者。Thresherに片腕と片足を食われて義手と義足を付けている。
Pandoraの原生動物に関する著書を完成させたがっており、それらに関するミッションを依頼される。
序盤こそClaptrapに苦言を呈す常識人のようにも見えるが、のちのミッションではそうとは言えなくなってくる。
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タイニー ティナ (Tiny Tina) 
13歳の爆弾魔少女。爆薬のエキスパート。
子供っぽい陽気な言動の合間から頻繁に狂気が見え隠れする危険人物。
いくつかのサブクエストで、彼女の爆弾魔となったルーツを知ることが出来る。
国内外でも人気のキャラで、DLC2にも登場するほか、DLC4ではメインの案内役を務める。
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DLC1「キャプテン・スカーレットと海賊の秘宝」 
シェード(Shade) 
オアシスで最初に遭遇するNPC。いやにデカいメガネとむき出しの歯ぐきが目につく。
陽気な人物だが、実は深刻な脱水症状で強いせん妄状態にあり、オアシスの「住人たち」を自作しては話しかけている。
キャプテン・スカーレット(Captain Scarlett) 
Captain Bladeの遺した秘宝を探す女海賊。サバサバとした女傑だが、やってることは非常にえげつない。
かつてRoscoeというペットを飼っていたが、秘宝の守護者であるリヴァイアサンに食べられてしまったそうだ。
ハーバート (Herbert) 
元はキャプテン・スカーレット率いる海賊団の一員だったが、とある理由でスカーレットに追い出された。
言動がScooter並に聞き苦しく、童貞をこじらせたまま妖精と化したオッサンのようで非常にキモい。
彼の住む小屋の内装は必見である。
キャプテン・ブレイド(Captain Blade) 
通称「泣く子も黙るCaptain Blade」。砂の海にその名を轟かせた伝説の海賊。故人。
彼のアイテムを探すサイドミッションが複数あり、発見時のエコーログから、彼の意外な人柄を垣間見ることができる。
彼の遺したアイテムは、いずれも尖った性能に「~の呪い」というデメリットを兼ね備えている。
DLC2「Mr.Torgueのキラー トーナメント」 
ミスター・トーグ(Mr.Torgue) 
Torgue社の創設者であり、社の銃に使われている技術は彼の発明。爆発マニアの演出家。暑苦しい筋肉モリモリマッチョマンの変態社長。
意外と知的で繊細。『感受性が豊かなのは、性格の欠点じゃねえんだ!』とは本人の談。
あまりにも暴言を吐くため、株主から専用の検閲器を取り付けさせられているらしい。(HHP2では社長の座を追われているが社長職にこだわりは無いらしく、広報として"今まで通りに"働いている)
彼の思想は、ラジオCMにおける発言「Pandoraに住む生物の97%は爆発してない!?そりゃいけねえ!今すぐTorgueの武器を買え!」に集約されている。
彼自身はパンドラの衛星軌道上の宇宙船「スペース・トラック」におり、ECHOを用いてDLC2の冒頭からプレイヤーの案内役と実況を務める。
HHP2にて彼のばあちゃんが登場。ありがたい話を沢山聞かせてくれる。
ばあちゃんによれば両親は彼が幼い頃にイリジウム鉱山の爆発事故で死亡。それが元で「爆発を極める」と決心し、後の発明に繋がった。(両親の死後、ばあちゃんに育てられたがかなり過酷な極貧生活だった模様。本人達は全く意に介していないが...)
「Mr.Torgue」は本名。ファミリーネームは「Flexington」、ミドルネームは死んだ祖父の名をもらい「High Five」という。(ちなみに、祖父から武器について教わってなければ今のTorgue社は無かったらしい)
また、DLC4に登場するボードゲームを、Vault Hunterの面々とを楽しむことをとても大事にしていて、彼らだけが本当の友人であると考えているらしい。
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ピストン(Piston) 
トーナメントの参加者で現在第一位の男。ガチムチの肉体を露出した屈強な様子をしている。
「スポンサーが居ないと参加できない」という本大会において、プレイヤーのスポンサーを買って出る。
インタビュアーから詐欺・イカサマの疑いをかけられるが真相の程は……?
フライボーイ(Fly Boy) 
Badassランキング二位のBuzzard乗り。Moxxiによれば「ピチピチの16歳」。
厨二病を患っていて言う事がイチイチ痛い。
モーターママ(Motor Mama) 
Badassランキング三位で食人趣味のある殺人鬼。超肥満体でありバイクと重火器を駆使して戦う。
親しげな口調で通信してくるが、自分の子供やMoxxiのガールフレンドも喰ったとのこと。
パイロ ピート(Pyro Pete) 
Baddassランキング四位でBeatDownで酒場を経営するバンディット。
Mr.Torgueとの通信では、彼の弱い立場が窺われる一幕も。
見た目もEngineerなため、実はTorgue社員なのかもしれない。
DLC2ストーリーミッション終了後、パワーアップを遂げてレイドボスとして帰ってくる。
DLC3「Sir Hammerlockと行くハンティング紀行」 
プロフェッサー ナカヤマ (Professor Nakayama) 
ストーリーに文字通り“絡んで”くるハイペリオン社の教授、自称「Pandora 史上、最強最悪の悪者」。
Jackに対して異常な 愛情 敬意を抱いてる様子がサイドミッション中から判明する。
予期せぬアクシデントで宇宙船が墜落し、辺境の沼地で孤独をこじらせてしまったようだ。
とはいえ着の身着のままで村に漂着し、Hyperionの援助がない中でクローン技術を推進しようとするなど才能と情熱は本物。
DLC4「Tiny Tinaとドラゴンの城塞」 
ミスター・トーグ(Mr.Torgue) 
なんと仮想世界とはいえご本人が登場。やっぱりムキムキマッチョマンの変態である。
チープ スタリオン(Butt stallion) 
本編序盤で、Jackが通信中に言及する「ダイアモンドの馬」の名前。生きた馬だがたまたまダイアモンドでできているとのこと。
……という、日本ではよく分からないネタ*1を持つ名前だけのキャラだったが、DLC4では晴れて重要NPCに昇格した。
ちなみにstallion(種馬)だがDLC4での大役は……。Tinaのセンスが光る、というかティアラでキメているが、オスだろお前。
日本語版での名前は、Jackが一旦は「チープインパクト」(実在の競走馬「ディープインパクト」のパロディ)と名付けようとして改めたもの。英語名の「Butt stallion」のbuttは「お尻」「お邪魔虫」といった意味(ぶつかる、頭で押す・角で突く等の意も有る)。汚い言葉遣いを嫌うJackらしい「お上品」なプレイヤーへの罵りが込められている。どっちにしろオスじゃねえかお前。
前作・Borderlandsからの登場人物 
エンジェル(Angel) 
前作でもプレイヤーのナビを勤めた人物。
要所要所で女性のビジョンとして現れ、打倒Jackを目指すプレイヤーのナビゲートを行う謎の存在。
パンドラの軌道上を周回するハイペリオンの衛星のAIを自称しているが、その正体は不明。
ブリック (Brick) 
前作のプレイヤーキャラ。マッチョな大男。
以前はクリムゾン・レイダースの一員だったが、今は離反しているらしい。
クラップトラップ (Claptrap) 
前作から登場する、ハイペリオン社製のヘルパーロボット。正式表記はCL4P-TP。
CL4P-TP系列の最後の1体であり、イエローの彼はBorderlandsのマスコット的存在でもある。
非常にお喋りで喋ってない時はない。デカい口は叩くがそれは無理やりそういう風にプログラミングされているからだとか。
本人は臆病かつ尊大で、モンスター相手には逃げ回るかゴミ箱のフリをしてやり過ごす。一方で主人公を見つけたときは命の恩人ということで相当恩に着せまくる。
彼の誕生日ミッションの内容は必見。(一部の人間の心を抉る様な余りのひどさに)
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クレイジー アール (Crazy Earl) 
酒とSkag肉が好物の狂人。今作ではサンクチュアリに移住し、SDUの販売をしてくれる。
前作にいたペットのスクラッピィ(Skag)とははぐれてしまったらしいが、真相は前作プレイヤーのみぞ知る。
ドクター ゼッド (Dr. Zed) 
メディカル系自販機を管理する無免許医。サンクチュアリに血塗られた医院を構える。
前作の後もBadlandsのFyrestoneで病院を続けていたが、ハイペリオン社に追われてサンクチュアリに移住した。
余談だがドクターネッド(Dr. Ned)という双子の弟がいる。(本人の変装という噂もある)
Tedの事は禁句。
ヘレナ ピアース(Helena Pierce) 
前作の拠点となった、New HAVENという町の知事だった女性。今作ではエコーログでのみ登場。
Skagに襲われた傷が原因で醜い顔になってしまった。
序盤に受けられるクエストで彼女のその後を知ることが出来る。
リリス (Lilith) 
前作のプレイヤーキャラの一人。セイレーン。
ハイペリオン社の公式発表ではすでに死亡しているらしい。
マッド モクシー (Mad Moxxi) 
サンクチュアリなど、複数の地域に店を構える酒場のママ。
バイセクシャルで数多くの男(に加え女)と遍歴を持ち、さらに子沢山。レディに年齢を聞くのは失礼だ!
どうやら有力なBanditやその他とも体を許しているらしく、作中ではバビロンの大淫婦ばりに肉体交友関係を持つ。
ハンサムジャックに追われる前は地下コロシアムを主催しており、前作のDLC2の舞台でもあった。
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マーカス キンケイド (Marcus Kincaid) 
武器・弾丸系の自販機を管理する武器商人。サンクチュアリに生きた的付きの射撃場が併設された店舗を構える。OPなどの語り部を務めるのも恒例。
武器を売る相手を選ばず、バンディットであろうが、通りすがりの観光者であろうが売りつける。
どころか自分でも自慢の銃を片手に"仕入れ"に行っているらしい。ある意味で本作の黒幕。
New Havenを追われた後、サンクチュアリに移住した。ケチでがめつく、かなりあくどく稼いでいるようだ。
ミスター・ブレイク(Mister Blake) 
ハイペリオン社副社長。ファーストネームはJeffrey。
前作のDLC4「Claptrap's New Robot Revolution」に登場した人物で、今作はエコーログでのみ登場。
※このDLC4の日本版は2019年以降に次世代機で出た版のソフトにのみ収録されている。
いまいち得体のしれない人物ではあるが、暗殺者を差し向けられた人物に予め逃亡を促すなど、少なくともジャックよりは良識があるようだ。
モーデカイ (Mordecai) 
前作のプレイヤーキャラの一人。飲んだくれ。
相棒のBloodwing(鳥)は天然記念物で、ハイペリオン社から懸けられた賞金は60億ドル。
ちなみにモーデカイ本人の懸賞金はたったの20ドル。その割に彼が初登場するマップでは非常に強力な援護をしてくれる。
パトリシア タニス (Patricia Tannis) 
パラノイア気味のVault研究者。元はダール社の研究チームに所属していた。
人見知りが激しく、面と向かって会話するだけでも嘔吐したり鼻血を噴出すらしい。住人の多いサンクチュアリには居たくて居るわけではないようだ。
ローランド (Roland) 
前作のプレイヤーキャラの一人。元クリムゾン・ランス。
アトラス社に見捨てられた旧クリムゾン・ランスの残党と組み、クリムゾン・レイダースを結成、そのリーダーとなっている。
スクーター (Scooter) 
サンクチュアリに住むメカニック。車両生成端末Catch-A-Rideを一手に管理する一流の技術者だが、修理工風の油臭い格好をしている。
女好きを自称するがその手のセンスが全くなく、告白するたびにフラれている。あげくに親戚にまで色目を使い警戒される有様。ちなみにモクシーの息子。
前作では足が悪く車椅子に乗っていたが、治ったのか今作では普通に立って歩いている。
英語音声でのキャッチ・ア・ラーイド!のノリは必聴。