年表

Last-modified: 2022-01-26 (水) 17:40:14
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アップデート、調整、メタシーン、大会シーンなど、DBFZに関する主な出来事を時系列順に並べたページです。

 

注:メタシーンに関してはプロシーン、一般、それぞれの立ち位置で印象も変わると思います。正確性を求めすぎず、備忘録程度と捉えて下さい。また大会日程は現地時間で表記しています。


2017年

 

6月12日 正式公開
マイクロソフトカンファレンス「Xbox E3 ブリーフィング」にて、新作格闘ゲーム「ドラゴンボール ファイターズ(Dragon Ball FighterZ)」が正式に公開される。

 

7月14日~16日 EVO2017
『ドラゴンボール ファイターズ』の試遊台が10台登場。
ブースは大盛況で各台に長蛇の列が形成された。
様々な格ゲータイトルで名を馳せる強豪プレイヤー同士のドリームマッチが数々実現し、中には格ゲー界隈のレジェンド同士であるウメハラとオオヌキによる悟空vsベジータの図といった格ゲーファンであればニヤリとせずにはいられないワンシーンも。

 

9月16日~18日 クローズドβテスト
PS4とXboxOneの両機種にてDLC版を予約購入した者限定のクローズドβテストが実施された。
この時点でオン対戦が解禁されていたこともあって有志の手で既に高い次元にまで攻略が進み、とりわけセルのポテンシャルの高さは大きく話題となった。

2018年

 

1月13日~19日 オープンβテスト
無料で開催されたオープンβテストということもあってか連日数多くのユーザーが殺到し、サーバー負荷による処理落ちが頻発していた(勿論サーバーへの負荷テストも兼ねているため、開発の狙い通りではあるのだが)

国内ではGO1、かずのこといったプロゲーマーが既に頭角を現しており、二人ともに配信しながらオン対戦をしていたがほとんど負けなしの強さを誇っていた。
この時点ではオン対戦のマッチング機能が完全なランダムであったため二人の直接対決が実現する機会はほとんどなかったが、数回の対戦でヒットのポテンシャルを十分に発揮したかずのこが僅かに勝ち越していた。

 

2月1日 DBFZ発売!!

ドラゴンボールファイターズ発売!!
初月売上は国内約8万本、全世界200万本以上の出荷という絶好調な滑り出しとなった。

発売直後の一般メタシーンとしては超べジータのグミ撃ちアシストが猛威をふるう。グミ撃ちアシ擦りに負けた人が超べジータを採用するサイクルで増え続け、超べジータは共通システムと言われるほど蔓延する。
直接戦闘員はまずセルが台頭。リーチが長い通常技や優秀なかめはめ波で立ち回りが強く、アシストなしでガンガン崩せるJMと下段の択一や繋がりやすいコンボパーツの豊富さで人気を得る。
この頃から「セルベジ」と呼ばれる鉄板編成が流行り、セルだらけの現状をセルゲームと称される。

 

その後、従来の強みであるコンボ火力やリーチの長い通常技に加え、飛び道具まで無効化するアーマーを持つ5Hやノーゲージ必殺技でありながらヘルズフラッシュ最大出力と同等のダウン状況に持ち込めていたL版ダイナマイトドライバーを備えていた人造人間16号の凄まじい攻撃力が周知された事により、古来から自然と動物と16号を愛する者達が急増。

 

まだ、孫悟飯(青年期)も従来通りの高性能な通常技に加え、H版マシンガンキックを駆使した脱出困難な固めと空中版アルティメットバックナックルで固定ダウンを奪えていた事で今とは比べものにならない攻撃性能を持っており、
特にH版マシンガンキックを駆使した連係が背が高いキャラクターに無類の強さを誇ったため、前述したセルや人造人間16号に相性で有利に戦えるキャラクターとして人気を博した。

海外ではその扱いやすさからか、ゴクウブラックが人気を集めた。

 

プロシーンでは大阪に拠点を置くサイクロプスアスリートゲーミング(CAG)所属のGO1氏が圧倒的な強さを見せており、オンライン・オフライン・野試合・大会に至るまで誇張なしの無双状態。
更に関東に遠征し、βテストで鎬を削ったかずのこ氏と配信上で15試合先取の格付け勝負を行ったところ、なんと15-5という大差をつけてGO1氏が勝利。それまでは現実的に考えて不可能と思われていた「ドラゴンラッシュを見てから相殺」を筆頭とした数々のスーパープレイを連発するGO1氏の試合内容は多くの視聴者に衝撃を与え、国内最強プレイヤーとして誰もが認める所となる。
そのGO1氏がセル・ゴクウブラック・ベジータ(超サイヤ人)・孫悟飯(青年期)などを使用していた事も、これらのキャラクターの使用率・人気を後押しする形となった。

 

一方で北米ではSonicFox氏がゴクウブラック/ヒット/人造人間16号のチームを使用して圧倒的な強さを見せていた。
更に「ベジータ(超サイヤ人)が強いとは思わない。彼を使ってる人はチームの枠を一つ無駄にしてる」「Vegeta is suck(ベジータはカス)」とTwitter上で発言するなど超ベジータブームに真っ向から反発し、競技シーンに一石を投じた。

 

そしてGO1氏がベジータ(超サイヤ人)を誰より高いレベルで使いこなしていたこともあり、「GO1とSonicFoxはどちらが強いのか?」「GO1のベジータはSonicFoxに通用するのか?」といった注目の視線が世界中から集まることとなった。

 

2月24日 MixUpNight #378
関西・東海勢の強豪がひしめく激戦となったが、ここでもGO1選手が優勝。
更に優勝後のコメントを求められたGO1選手は配信中のカメラに向かって「次はお前だ…SonicFox!」と北米のDBFZ王者に対して宣戦布告し、世界中から大きな反響を呼んだ。

 

2月24~25日 Winter Brawl 12
SonicFox選手が1on1部門、2on2部門で2冠を達成。
更に、1on1で優勝を決めた直後に実況・解説の席からマイクを奪ったSonicFox選手は「ゴーイチ、お前はもう死んでいる!(元ネタはもちろん、「北斗の拳」を代表する決め台詞)」と、直前のMixUpNightでのGO1氏に対して全面的に受けて立つ発言で応戦。
かくして日本の絶対王者vs北米の絶対王者の因縁は生まれ、まさに「リアル神と神」と言わんばかりのこの構図はDBFZプロシーンを大きく盛り上げていく事となる。

 

3月16日~18日 FINALROUND 2018
北米で開催された大規模大会「FINALROUND21」にてGO1vsSonicFoxの直接対決が実現。
大会前に実施された10試合先取のエキシビジョンマッチでは、GO1選手の強靭な防御テクニック・青年悟飯とセルの固めの持続力にベジータ(超サイヤ人)のZアシストを駆使した一方的なガード崩しを取り込んだ強力なオフェンスでほぼほぼ一方的な試合運びとなり、10-4でGO1選手が勝利。
大会本試合ではGO1選手が同じプロゲーミングチーム所属のどぐら選手に敗れ波乱を感じさせるものの、決勝戦ではウィナーズ残留のSonicFox選手vsルーザーズを勝ち上がってきたGO1選手となった。決勝ではGO1選手が3-0のスコアで瞬く間に勝利し、SonicFox選手をルーザーズに落とし再試合となる。リセット後の試合ではGO1選手への戦法に対応したSonicFox選手が反撃を開始し接戦となるが、最後は3-2のスコアでGO1選手が見事勝利した。

 

3月28日 ブロリー、バーダック参戦

この頃より、魔人ブウ(純粋)の人類絶滅攻撃を駆使して一度のコンボ中に複数回同じキャラクターで超必殺技を組み込むテクニック(所謂インチキ)が周知される事となる。
当初は魔人ブウ(純粋)を組んでいる時のみ可能なテクニックと思われていたが、後に組み合わせによって様々なキャラクターがインチキができる事が判明。この事でシナジー要素・チームメイトの選び方として「インチキができるかどうか」が大きく重要視されるようになった。
特にベジータ(超サイヤ人)のZアシストを駆使してベジアシ召喚>ずらし超必殺技>ベジアシで拘束中に再度超必殺技~といったコンボが様々なキャラクターに対応したため、ベジアシの評価がますます上昇する形となった。

 

5月4日 KSB2018(日本・大阪)
大阪にて開催された、比較的歴史の長い大規模大会。
古くからの格闘ゲーマーである有志の好意によって開催されている大会であることもあって選手の待遇が良い大会として有名だが、皮肉にもそれが仇となったのか参加者による大会当日のドタキャン・無断キャンセルなどが後を絶たなかったことで物議を醸しだした。

ベスト8全員が大将に超べジータを採用していたことでも有名。まるでベジータのバーゲンセールだな…
発売以来無双中のGO1選手はセル/バーダック/ベジータ(超サイヤ人)のチームを使用し、ここでも優勝。絶対王者の貫禄を見せつけた。

 

5月9日 キャラ調整アプデver1.08

DBFZにおいて初めてのキャラ調整アプデ。
まずベジアシのガード硬直が減少し、ガード硬直を超ダやリフでキャンセル可能に。この調整によってベジアシを駆使した固め連携はほぼほぼ使用不可となった。この調整を機にベジータ(超サイヤ人)の代理となるチームメイト探しに難航するプレイヤーが続出したことは、俗に「ベジータショック」などと呼ばれている。
他には青飯、16号のメテオ超必でない技の固定ダウンが削除されるなど、一部使用率上位組キャラの壊れ部分にメスが入ったものの、アッパー調整は皆無で大半はバグ取りが中心の調整であった。
最弱クラスだったフリーザにも調整が入る等の前告知がされていたことが下位キャラ強化の期待を大きくしてしまい、結果として肩透かしからの不満を産む形となってしまった。
が、共通システムとまで形容されるほど蔓延していたベジータ(超サイヤ人)の使用率が下がった事で様々なキャラクターがアシスト要員として日の目を見るようになり、結果的には良調整であったと評するプレイヤーも少なくない。

5月25~27日 Combo Breaker 2018(アメリカ)
先の調整でベジータアシストの攻め継続の能力が下がったことでGO1選手の絶対王政が崩れようとしていた時代であるが、それでもなおGO1選手はその圧倒的な地力を持って他選手を寄せ付けない強さを発揮していた。

決勝ではやはりと言うべきか、SonicFox選手が立ちふさがる。
SonicFox選手はそれまで使用していたチームを一新し、セル/魔人ブウ(純粋)/ゴテンクス といったチームで本大会に参加。
ビームアシ、ベジータアシといった立ち回り補強の役目を担うキャラクターが特にいないものの、一度相手を捕まえてから繰り広げられる豊富かつ一方的なガード崩しが強みとなるこのチームでGO1選手の持ち味である強靭な防御を貫く作戦に打って出ていた。

この作戦、そしてそれまでは使用人口が少なく注目度の高いキャラクターとは言えなかったゴテンクスが大きく機能し、ウィナーズファイナル・グランドファイナル共にGO1選手を圧倒。
こうして絶対王者・GO1選手の牙城を世界で初めて崩してみせる快挙を成し遂げたのはSonicFox選手となった。

 

5月31日 ザマス(合体)、ベジット(SSGSS)参戦

 

6月29日~7月1日 CEO(アメリカ・フロリダ)
DBFZワールドツアー2018-2019における7つのサーガイベントの第一戦。
ここでもGO1選手・SonicFox選手が参加し、どちらの選手が優勝するかに注目の視線が集まっていた。
が、ここでかずのこ選手が前述した両名を下した上で優勝。ワールドツアー決勝大会参加資格である一星球をゲットする。
本大会にてかずのこ選手は魔人ブウ(純粋)/孫悟飯(青年期)/ヤムチャ といったチームを使用していた。このチームは所謂「インチキ」によるコンボダメージの上乗せが他に有力候補とされるチームと比べて欠けており、更にそれまではさっぱり注目されていなかったヤムチャをチームに組んでいた事から他のプロに辛辣な意見を投げかけられる事もあった。
が、蓋を開いてみれば魔人ブウ(純粋)のアシストを絡めた強烈な攻め、孫悟飯(青年期)の攻守ともにバランスの取れた立ち回り、そしてヤムチャの高性能なZアシストをフル活用した上でラス1からでも狼牙風風拳・閃を駆使することによる高い逆転力といった、それぞれのキャラクターの強みが発揮される計算し尽くされた戦術を披露。
世界最強候補のプレイヤー2名を倒した上で優勝するというこれ以上ない結果で、自身のチームのポテンシャルを証明する形となった。

 

7月20~22日 VS Fighting2018(イギリス・バーミンガム)
SonicFox選手が優勝。二星球獲得。
SonicFox選手はまたしてもチームを一新し、バーダック/ザマス(合体)/人造人間16号 を使用。
余りの癖の強さに使用人口が少ないザマスを使用することに注目の視線が集まったが、結果として主な勝因はバーダックのポテンシャルの高さとSonicFox選手の16号力の高さであったと評する声も少なくない。

 

8月3日~5日 EVO2018(アメリカ・ラスベガス)
世界最大級の格闘ゲーム大会。
DBFZへは2500人以上がエントリー。EVO2018で最も参加者数の多い種目となり、配信視聴者も20000人を超えるという記録的な盛り上がりとなった。
桁違いの参戦者の中からファイナルまで勝ち上がったのはGO1選手とSonicFox選手。ここまでDBFZ大会シーンを観てきたファンにはもはやお約束の対戦カード。発売以来幾度も大会で当たり、戦う度にお互い強くなる様はまるで「リアル悟空VSリアルベジータ」との声も。
試合は3-0、0-3、3-0という流れを掴んだ者が一気に押し切るという怒涛の展開で見事SonicFox選手が優勝。DBFZ史最初のEVO覇者という名誉と15,474ドル(171万円※)の賞金を獲得した。

※当日のドル円相場111円

 

8月8日 キャラ調整アプデver1.11

第二回キャラ調整。前回(5月)とは異なり強化と弱体が入り乱れる大きな調整となった。
全体的な方向としては、使えない、使いにくいと言われていたアシストの多くにヒットストップ増加、受け身不能時間増加などの強化が入り、アシスト格差が緩和された。
単体として最も大きな変更を受けたのはセル。L攻撃とジャンプM攻撃の発生が遅くなる弱体化を受け、五分状況、立ち回り、崩しに大きな影を落とす羽目に。これを機に発売から一時代を築いたセルベジコンビの使い手が減少していった。

 

8月9日 孫悟空(黒髪)、ベジータ(黒髪)参戦

 

8月31日~9月2日 Ultimate Fighting Arena 2018(フランス・パリ)
GO1選手が優勝。三星球獲得。また、GO1選手と決勝の対戦相手であったHookGangGod選手がセルを先鋒に据えたチームを使っていたため、弱体化されたセルの評価が若干見直されるきっかけにもなった。

 

9月27日 Switch版発売!!
他機種版から半年遅れてswitch版ドラゴンボールファイターズ発売!
追加の一切ない後発マルチという圧倒的不利な条件ながら好調な売上をみせる。特に国内ではPS4版が累計約10万本に対しswitch版8万本突破※とハードのメインターゲットである少年層への強さを発揮する形となった。

※2019年1月31日電撃オンラインソフト販売ランキング推定累計販売数より

 

9月27日 クウラ、17号参戦

 

10月6日~7日 Thunderstruck 2018(メキシコ・モンテレイ)
HookGangGod選手が優勝。四星球獲得。

 

10月13日~14日 South East Asia Major 2018(シンガポール・マリーナ地区)
かずのこ選手が優勝。五星球獲得。

 

11月24日~25日 ドラゴンボールファイターズワールドツアー サーガ6 ジャパンラウンド(日本・東京)
かずのこ選手が優勝。六星球獲得。
決勝ではGO1氏と同じCAGに所属している若手プロゲーマーのフェンリっち選手が対戦相手となる(GO1氏は本大会では実況席に招待され解説を務めていた)。
かずのこ選手が既に先の大会でボールを複数入手している事もあってか観客席では未だボールの獲得に至っていないフェンリっち選手を応援する空気が漂い、かずのこ選手は自身の本拠地である東京で開催された大会でありながら「アウェーの洗礼」に苛まれる事態となる。
が、大会での勝負強さに定評があるかずのこ選手は一切の動揺を見せることなく、ゴテンクス/孫悟飯(青年期)/ヤムチャといった一つの完成形と評されるチームのポテンシャルを最大限引き出し、フェンリっち選手を圧倒し勝利を収めた。
試合終了後、会場は半ばお通夜ムードと化していたがここでまさかの出来事が起こる。
なんとかずのこ選手は優勝インタビューの場で予てより交際していた女性と入籍した事を発表し、続けて「愛する女性の前で負ける訳にはいかなかった」といったコメントを残した。会場は一転してかずのこ選手を祝福するムードに包まれ、大団円で幕を閉じた。

 

11月28日 キャラ調整アプデver1.13

第三回キャラ調整アプデ。
タイミング的にワールドツアー決勝が2ヶ月後に控えている状況での大幅変更となったため、プロシーンを蔑ろにしているのではないかとネット上で物議を醸した。

 

システム変更としてアシスト呼び出し可能時間がZチェンジ可能タイミングと統一され、ガード硬直終了後や起き上がり直後などにアシストを呼べなくなった。
この影響でリバサ無敵技+アシストでフォローや相手の技を喰らいにくいZアシストで暴れるといった強ムーブに若干の是正がされたものの、単純に動きが制限される調整に窮屈さを感じるユーザーも多く批判的意見も多く目立った。
特にベジータ(超サイヤ人)はこのシステム変更が大きな痛手となり、その影響の大きさは予てよりベジータ(超サイヤ人)を愛用し続けていたGO1氏ですらチーム変更を余儀なくされてしまったほど。

 

キャラ調整の目玉は猛威をふるっていたバーダック、16号、ゴテンクスの3ゲージ~起き攻めの弱体化。上記キャラの起き攻めを含めたメテオの凄まじい期待値が減り、親の顔より見たメテオ時代の節目をむかえる。
この変更は試合展開の形成にも大きな影響を与えた。
調整以前はメテオ起き攻め拒否に使うことを余儀なくされていたスパキンは抱えておく必要性が減少。そしてメテオから簡単に逆転できなくなったため、三人揃って戦う時間帯の重要性が高まる。これを受けて1人も落ちてない状況や早めの倒しきりスパキン発動が有効となり、特に2ヶ月後のワールドツアー予選、決勝大会では早い時間帯でのスパキン発動を重視する傾向が顕著に見られることとなった。

 

また、魔人ブウ(純粋)を筆頭に連続ガードの上から完全二択を仕掛ける連係が全体的にマイルド化し、どこかでZリフレクトなどによる逆二択への読み合いに勝つ必要がある方針に。
が、その方針での調整を免れているキャラクターとして、よりによって前verの時点で最上位クラスと目されていたゴテンクスがいたことで槍玉に挙げられるようになる。
後述するスーパーゴーストカミカゼアタックが手付かずであったこともあり、本verは誰もが認める最強キャラクターとしてゴテンクスの名が挙がるようになった。

 

調整後のメタシーンとしてはまずゴテンクスのスーパーゴーストカミカゼアタックを駆使した起き攻め・セットプレーが周知され、猛威を振るい始める。
それへの対抗馬として大きく強化されたピッコロの名が挙がるように。画面端での強制交代>魔空包囲弾によるスーパーゴーストカミカゼアタックと互角以上に強力なセットプレーを有し、更に極めて高性能なJLが空中戦を主体とするゴテンクスの立ち回りに刺さるなどの理由でゴテンクスキラーとして注目された。

 

プレイヤーに強制交代からのF式を仕掛けるガード崩しの連係が周知されていったことで、16号やセルと言った背が高く空中で使用できる無敵技を持たないキャラクターの肩身が狭くなり始める。
また、バーダックは背が高いキャラクターのみならずかなり多くのキャラクターを相手にJLでF式を絡めた崩し択を仕掛ることができ、更にアシストさえあればどちらの択が通っても比較的容易に端を維持しつつ強制交代にまで持ち込み攻めをループできたため、セットプレー要員としてバーダックの評価が再上昇。

 

18号がメテオ超必で固定ダウンを奪ってから調整前のバーダック顔負けのセットプレイを仕掛ける事ができたが、その操作難度やZアシストのクセの強さで日の目を浴びることは少なかった。

 

12月15日~16日 CouchWarriors Crossup2018(オーストラリア・コーバーグノース)
かずのこ選手が優勝。七星球獲得。

2019年

 

1月26日~27日 ワールドツアー2018-2019決勝大会「Red Bull Final Summoning」(アメリカ・サンフランシスコ)
半年にわたって行われた7つのサーガ大会の優勝者7名+本選前日の最終予選トーナメント優勝者1名の計8名の戦士達が繰り広げるDBFZ史上最大の大会!
…なのだが、先の7大会中4大会でかずのこ選手が優勝したため、この時点で枠が4つ残っている展開に。

 

これに対して運営は、最終予選トーナメントを1日で一気に4回行う&重複エントリーOk!というルールで決行。
これにより予選大会は体力勝負の過酷な耐久レースと化し、すべての予選を通して9時間を越える大熱戦となった。
ドラマだらけ、良試合連発の4つの激戦を制し翌日の本選トーナメントに進出を果たしたのは、CAG所属プロゲーマーであるどぐら氏とフェンリっち氏、アマチュアの金デヴ氏とバンババン氏となり、なんと4名ともが日本人選手。日本国内、とりわけCAGのレベルの高さを改めて世界に知らしめる形となった。

一夜明け、いよいよ本選スタート。一回戦から優勝候補の一角であるSonicFox選手がアマチュアのバンババン選手に敗れるなど、波乱のスタートで盛り上がる。

 

ウィナーズファイナルでは11月28日におけるバランス調整で元より使用したチームが追い風を受ける形となったこともあり最も勢いに乗っているDBFZプレイヤーと呼べるかずのこ選手vs同様のバランス調整で元より使用していたチームが大幅に下方修正される形となったため、新たに構成したチームを2か月余りで仕上げたGO1選手という組み合わせに。
ピッコロ/バーダック/孫悟空(超サイヤ人)といったチームを組み、持ち前の操作技術や空対空のテクニックでピッコロのポテンシャルを限界以上にまで引き出したプレイで怒涛の攻めを仕掛けたGO1選手は、1-2のスコアで優勢な流れに持ち込む。
が、ここで本領を発揮したかずのこ選手が正確無比な先読みでGO1選手の戦術に対応し、逆転勝利。GO1選手はルーザーズ行きとなる。

 

再びGO1選手がルーザーズを勝ち上がりかずのこ選手とのリベンジマッチとなる…かと思いきや、ここでまたしても大衆の予想が裏切られる展開に。
CAG所属のプロゲーマー・フェンリっち選手が同ゲーミングチーム所属の先輩にあたるどぐら選手、GO1選手に勝利するという番狂わせを演じ、グランドファイナルへと進出するのだった。

 

締めのグランドファイナルはワールドツアーで計4つのドラゴンボールを獲得し優勝候補筆頭としてその名を轟かせていたかずのこ選手vs4度目の予選トーナメントで辛くも本選への出場権を手にし、本選1回戦でかずのこ選手に敗れたもののルーザーズを勝ち上がってきたフェンリっち選手という組み合わせに。
現在となってはさほど評価が高いチームとは言えないセル/バーダック/ベジータ(超サイヤ人)のチームを使用するフェンリっち選手であったが、驚異的な反応速度とコンボ精度で試合のペースを掴み、3-2で勝利。かずのこ選手をルーザーズに引きずりおろすことに成功した。
リセット後も勢いに乗ったまま勝利へと迫るが、最後はかずのこ選手が持ち前の勝負強さで流れを断ち切り1-3で見事勝利。
長きにわたって繰り広げられたシーズン1の戦いは、かずのこ選手の優勝で幕を閉じた。

 

1月30日 バトルシステム調整アプデver1.14

発売一周年の節目に初の超大型バトルシステム調整が到来。
調整の意図する大きな軸としては5つ。

①防御的行動の強化
ガーキャン交代強化。スパキンをガーキャン発動可能に。バックステップの強化等が入り「ガード以外一切選択肢のない時間帯」というのがほとんど無くなった。DBFZといえば「長い時間固め続けられる息苦しさ」がある意味代名詞のようなものだったが、今回の調整でその方向性は緩和された。
ただしガーキャン交代はノーゲージでは出せない上に直接的なリターンはないといった特徴はこれまで通り。更にガーキャン交代をガードされた場合の硬直は増加し、読み切られた場合のリスクはますます増加。
以前とは違う攻守の読み合いとなっただけで、攻撃側が有利なバランスが覆ったわけではない。
②ループ性のある起き攻め、出現攻めの緩和
気力ゲージ消費技をヒットさせた後、一定の間は気力ゲージ増加にペナルティが発生するようになった。これによりver1.13で猛威を奮った魔空、ゴーストを起点とした攻めは以前同様のレシピが可能なものの、ヒットさせても気力ゲージを十分に回収できずループさせたり大ダメージを叩きだすのは難しくなった。また、3ゲージ〆後やバニッシュでコンボを〆た後のコンボもほぼ同様となる。
③チームメンバー選び幅の拡大
UZCを使わずに超必殺技を二回当てた場合の最低保証ダメージが3分の1になった(一部の複数回組み込めるよう意図的に設計された技には例外もある)。これにより調整以前は必須に近かった火力の底上げ(インチキ)要員が不要になった。
またメテオの最低ダメージ保証が増加。UZCが連続ヒットしやすくなり、空中ドラゴンラッシュがスライドダウン化したため比較的チーム構成を選ばずにコンボの締めに1-1-3(1人目1ゲージ>2人目1ゲージ>3人目メテオ)で火力を出せるようになった。
④試合時間の短縮
受けたダメージのうちの回復可能体力(青ゲージ)量が40%から30%?に変更され、Zチェンジやスパーキングを使用しても回復できる体力量が減少。更にH版必殺技やスパーキング発動中は相手に青ゲージを与えないといった要素も追加された。
これにより、単純に元ダメージ量が全体的に増加した上に青ゲージ回復のために時間を稼ぐ立ち回りを取る時間も少なくなったことで、全体的な試合時間は格段にテンポアップしている。
また、前述したガーキャン交代の強化により固めの拘束力が減っているのもポイント。
⑤逆転性の向上
上述したように前verまではZチェンジやアルティメットZチェンジを通す事で大きく有利となるバランスであったが、それが緩和されたことで結果として3vs2や多vs1の一方的に不利な戦力差が解消された。スパーキング発動中の与青ゲージ量減少により、ラス1でのスパーキング発動から相手チームの総体力を削りやすくなったのもポイント。
が、緩和されたとはいえ人数が減ると大きく戦力差が傾く事には変わりないので、一人になった方が有利となるような展開にはまずならない。
相変わらず先に人数を減らされた側は強気に攻めて逆転を狙う必要性が生まれてくるが、人数差で有利となった側も決して油断はできないといったバランスになったと言える。
 

1月31日 ジレン、ビーデル参戦

 

1月31日 デラックスパック(PS4)発売!

 

2月1日 発売一周年!!

全世界累計出荷本数400万本突破!
 

2月15日~17日EVO Japan 2019(日本・福岡)
DBFZはサイドイベント種目で大会開催。
開催2ヶ月前の時点でメインタイトルが決まっていない。やっと種目が決定するものの、ソフト販売本数で今世代機トップ1、2※となるスマブラSPとDBFZがメイン種目から外れたことなどが物議を醸した。
様々な情報や憶測が飛び交ったものの正確な理由は不明。どちらも大型IP・版権ものを取り扱う作品ということが何らかの難しい事情に繋がったのではないかと推測されている。
昨年の同大会が赤字であったこと、赤字を解消するために参加費を取ると景品表示法に接触して高額賞金がだせなくなること、開催に様々な企業が絡んでいることなど、要因は多岐に渡るものであり、事態は決して運営側の怠慢のみによって引き起こったものではない。この件で安易に運営を叩かないようここに注意喚起しておきたい。
実際に厳しい財政状況の中でも昨年同様参加費無料で賞金総額は倍の1000万円となり、国内のゲーミングシーンにとっては今後も大きな意味をもつ大会となる。
本選決勝ではプロゲーマーのフェンリっち選手vsアマチュアのマトイ選手といった関西勢同士かつCAGが毎週火曜日に開催する対戦会配信でもお馴染みの組み合わせとなり、フェンリっち選手が勝利。
なお、フェンリっち選手は並行して参加していたブレイブルー部門でも優勝し、2冠を達成。プロとしての貫禄を見せつける形となった。

※格ゲー大会に準ずるジャンル内での販売本数ランキング

 

この頃より本作の仕様である「着地寸前の空中判定中のガードが地上ガードと同じ扱いになる(中段・下段の二択がかかる)」という性質を利用し、相手キャラの背丈を問わず強制交代からF式を絡めた一方的な二択を迫るセットプレイが開発・周知された事で特に画面端におけるセットプレイの期待値が爆発的に上昇。
とりわけ、F式非対応である事がアドバンテージであった座高の低いキャラクターの評価が相対的に下方となり、比較的容易に中下段の二択を仕掛けつつ高ダメージのコンボを決めた上でアシストさえあれば再度強制交代まで持ち込み攻めをループできる事が発覚したピッコロの評価は再上昇した。

3月16日~18日 FINALROUND 2019
GO1選手が優勝。今大会ではピッコロ/バーダック/孫悟空(超サイヤ人)のチームを使用。
前年度ツアーファイナルの時以上に磨きをかけたピッコロの活躍が光り、数々の強豪選手相手に一方的な試合運びで勝ち進む。
ウィナーズファイナル・グランドファイナル共にかずのこ選手との試合となったがこれをも退け、ウィナーズ残留のまま優勝という見事な結果を残した。
長らく優勝には至っていなかった絶対王者の帰還に会場は大盛り上がりし、「GO1!」コールが暫し鳴り響いた。

3月27日 キャラクターバランス調整アプデver1.15

非常に多くの調整が入った事で、操作感・ゲーム性・見た目が大幅に変化しほぼ別物のゲームとして生まれ変わった。
主な調整の方針としては、キャラクター単体でのコンボ性能が全体的に強化した点が挙げられる。
今verより、ほとんどのキャラクターの技に「発生を高速化」「復帰不能時間を延長」「ヒット効果がコンボを繋ぎやすいものに変更」「下吹っ飛ばし属性を消費した場合は地面でバウンドさせる(バウンドした所を拾い直せる)」「空中版の超必殺技を命中させた場合、地面に叩きつけるように」といった変更を加えられた。
これにより、Zアシストや画面端が絡むことなくド派手なコンボを決めやすくなり、コンボの自由度が大幅に増加。

3月29日~3月31日 NorCal Regionals 2019
大会の規定に則り、ver1.14(3月27日に実施されたアプデが入る直前のver)での開催となった。
決勝ではFINALROUND 2019の時と同じくGO1選手vsかずのこ選手となったが、またしてもウィナーズ残留のままGO1選手が優勝するという結果に。

 
 

編集・修正コメント欄

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・内容を反映させ次第、削除していきます
・編集や修正以外のコメントは削除することがありますのでご了承下さい

  • こんなページあったのか、まとまってていいね -- 2019-02-04 (月) 18:40:48
  • 立川さんについての記述がないのがなんだかなぁ……意図的に若手を排除してるのかしら -- 2019-02-22 (金) 00:48:04
  • 排除する云々はよくわからんけど触れられてないのが気に入らないなら自分で書いてもええんやで -- 2019-02-22 (金) 17:54:31
  • 明らかにGO1信者が編集してんのが笑える -- 2019-05-10 (金) 17:38:08
  • ソニフォ信者やかじゅ信者もどんどん編集していけ -- 2019-05-16 (木) 00:20:13
  • 変なのが沸いたせいで誰も編集しなくなっちまったじゃねえか -- 2019-05-28 (火) 08:03:15
  • GO1アンチ顔面界王拳で草 -- 2019-05-29 (水) 10:55:50