概要
ボタンを入力しなくても自動的に移動し続けてくれる機能。
ナンバリングではDQ3から空飛ぶ乗り物で登場したが、地上におけるオートランは本作が初登場となり、後にスマホ版DQ8、DQ11(3DS版除く)にも導入された。
フィールドの3D化により移動時間が長くなるのに伴い増加するプレイヤー側の操作負担を軽減するのを主目的として他RPGでも導入されている作品は多い。
オートランに対応したボタン/キーを押すとオートラン開始という吹き出しと共に、キャラクターの向いている方向に自動的に走り続けるようになる。解除するにはもう1度同じ操作をするか、キャラの向いている方向と逆方向側に移動入力をする。機種によってはキャンセルボタンでも可。
オートラン中は方向転換がしにくくなるので、モンスターなどの障害物が多い場所では引っかかったり戦闘になる恐れがある。戦闘になった場合はその時点でオートランが解除される。しかし戦闘中でも使用可能ではある。
オートランはあくまで単純な移動を行う操作の負担を軽減するための機能であり、モンスターを避けながら移動などの複雑な操作をするには人力で操作するしかない。そこまで自動化してしまうともはや【BOT】と同然になってしまうので当然ではあるが。
なお壁等の障害物にぶつかってもオートランが解除される事はないため、オートランをしたまま離席したり寝落ちしたりするとそのうち壁にぶち当たり、壁際でぷるぷるしている一見怪しいキャラがいる状態になってしまう。
ちなみにオートランに対応した操作をし続けると【ドルボード】に搭乗する事が出来る。
類似機能に【ついていく】があり、これもオートランにかなり近い性質があると言える。
戦闘中でも有効な為、敵の攻撃を回避しつつコマンド入力を行う際には必須の機能だが、行動後も有効のままだと不必要な場所まで走って行ってしまうので注意が必要。