概要
【ナドラガンド】の5つの領界のひとつで、【氷の領界】の次に主人公が訪れることになる。フィールドBGMはDQ9の【洞窟のワルツ】。
守護する【神獣】は【ワギ】の眷属である【神獣パチャティカ】。
一面闇に覆われ、竜の爪のような地形がところどころに見られるほか、毒の胞子を撒く植物がそこらじゅうに生えており、村の人々によると、この毒に触れた者は体を蝕まれ遠からず死に至るという。
氷の領界以上に人の領分とは言い難い場所だが、唯一存在するカーラモーラ村では細々と竜族が暮らしている。
何故か【エステラ】を始めとした教団の者がこの毒で重篤になる描写は無い。主人公が受けても【毒】状態になることさえ無く、10ダメージを受けるだけで済む。乗り込む前にあらかじめワクチン接種のようなものを受けたのだろうか?
また、トビホネウオと呼ばれる骨だけの魚が宙を泳いでいるが、カーラモーラ村の酒場でストーリーを進める前に客に話しかけると、これをつまみにしていることがわかる。
食べるところがなさそうだが唐揚げにでもしているのだろうか。
と思ったが、酒場の客ダアムの話をよく聞くと
ここいらの 名物といやぁ 岩にこびりついたキノコの 刺身か くたくたに煮込んだネズミが オススメだね。
真っ暗な空の下 毒だらけの空気を 吸いながら トビホネウオの群れが 泳ぐさまをながめて ネズミのくたくた煮込みを 食べる!
ういーっ ヒック。 それに 毒コケ酒がありゃ サイコーさ! あんたも ちょいと 食べてきなよ!
となっているので、食べているわけではなさそうだ。
ボスを倒さなくても2つめのフィールドマップへ行くことができるため複垢キャラでも早期に参加でき、フィールドの保護色もないため初見でも【キラキラ】を発見しやすく、レベル93なら雑魚モンスターに追い回されることもほとんどなく、逃げることのできないマップもキラキラのない【冥闇の聖塔】のみなのでマラソンランナーにとっては随分優しい作りとなっている。というより前が大変すぎた。
なお劣悪すぎる環境で生育できないのか【天竜草】・【巨竜樹の枝】は出現しない。
マラソンをする上での環境面はかなり良好であるが、収入の大半が【ナドラダイト鉱石】に依存しているため良くも悪くもこの相場の影響を極めて受けやすい側面を持っているのが難点と言える。
古くから竜族が栄えた地域だったとされる【炎の領界】とは離れた位置にある事からも分かるように、神話の時代ではナドラガンドの中でも辺境に位置する地域だったようで、この一帯には当時は「カーラ郷」(カーラモーラ村の前身と思われる)と言う村があっただけだったようだ。