【グレートオーラス】

概要

DQ4などに登場するモンスター。立派な手足を持ち、2足歩行する青いセイウチの魔物。
色違いに【トドマン】と【シーライオン】がいる。
名前の由来は英語でセイウチを意味する「walrus（ウォルラス）」から。直訳すると、「偉大なセイウチ」になる。
しかし、英語名はNES版ではGreat Ohrusと綴りが違う。DS版ではGreatが省かれてWar-rusになっており、おそらくはWar（戦争）とwalrusの合成語。
　
なお、色違いモンスターたちの名前の元である「トド」「アシカ」には、現実には唇から飛び出るような大きなキバはない。このモンスターの元であるセイウチは立派なキバが飛び出している。
FC版DQ4の公式ガイドブックなどではこの系統はトドマン属となっているが、デザイン的にはこのモンスター＝セイウチが正しいのでなんだかなぁである。

DQ4

【ガーデンブルグ】周辺や、【ガーデンブルグ南東の洞窟】によく3体で出現する。
リメイク版を含めて、海上や【滝の流れる洞窟】など水に関係ある場所には出現しない。
　
デカい図体の通り、攻撃パターンは搦め手一切なしで通常攻撃オンリーの脳筋仕様。
攻撃力は同時期の連中よりやや高い程度で痛恨の一撃もないので事故死のリスクはほとんどないが、ときどき2回攻撃してくるのでその点には注意。
周囲には全体攻撃が強烈な【ドラゴニット】や【ベレス】、【アイスコンドル】など難敵が多いので、それほど印象には残らない。
グループで現れるので、確実に効く【バギ系】を中心に攻めるとよい。【ヒャド系】以外は概ね有効。
ラリホーが効きやすいので、ミネアがいると無力化してくれやすい。
HPもベレス以下で見た目ほど高くはない、というかはるかに手前で遭遇する下位種より2割も低いので、よほど低レベルで出会わない限り苦戦することはあまりないだろう。
　
落とすアイテムは【せいぎのそろばん】。
【トルネコ】と体格が似ているからだろうか。
　
【格闘場】では【ブラッドソード】・【ダゴン】との三つ巴試合で参戦。
コイツの攻撃力はこの中で最も高いが、攻撃回数が不安定なためぶっちぎりで高いHP300を持つダゴンを削り切れないことが多い。
ブラッドソードの援護がないと苦しいので、このカードならダゴンが妥当だろう。オッズもダゴンと同等なので尚更。

ジョーカー3

自然系Bランク。野生にはいないが一般配合で作成可能。
特性は【メガボディ】、【ミラクルボディ】、【ギロギロ】、【AI1～2回行動】。
＋25で【ひんしでかいしん】、＋50で【かいしんでやすい】、＋100で【いきなりバイキルト】。
【ギガボディ】化で【攻撃力ギャンブル】、【超ギガボディ】化で【ライトメタルボディ】を習得。
スキルは【氷の息吹】。
　
グレートオーラス×【クラーゴン】で【ポセイドン】が、また【凶シーライオン】と配合することで【凶グレートオーラス】ができる。

ジョーカー3プロ

【神獣界】で超ギガボディ化した野生の個体が出現するようになった。
合体特技は【宇宙のきせき】、合体特性は【超タフガイ】。

バトルロード2

第六章から登場。
ステータスはHP：866　ちから：100　かしこさ：25　みのまもり：32　すばやさ：17。
使える技は「ナックルスタンプ」と「アイスブレス」。
前者は太い腕で殴りかかり、敵1体を攻撃。会心の一撃が出やすい強力な技だ。
後者は氷の息を吐いて敵全体を攻撃。威力ははっきり言って低い。
　
氷と風に強いものの、打撃が弱点という致命的な欠点を持つため、敵の攻撃を呼びやすく、大きなダメージを受けやすい。その他状態異常の弱点も多いため、役に立たない。
僧侶と組むと、アイスブレスが【バギマ】になるが、賢さが低いためダメージが少ない。よほどの事が無い限り他の職業で使ったほうがいい。