【スフィーダのたて】

Last-modified: 2024-03-30 (土) 16:27:51

DQ6

守備力65、かっこよさ35、ヒャド系、吹雪系の呪文・特技によって受けるダメージを30ポイント軽減する耐性を持つ盾。
スフィーダは『Sfida』だとすればイタリア語で挑戦という意味なので、直訳すれば挑戦の盾といった意味になる…のだが、SFC版の【公式ガイドブック】下巻のアイテムの章にある英語名欄には『SHIELD OF SUFIEDA』とある。
ちなみに『Sufieda』は中央アジアに実在する人名であり、本作の他の伝説の武具にも人名がつけられていることから、こちらの意味だろう。
 
【ラミアスのつるぎ】【オルゴーのよろい】【セバスのかぶと】と並ぶ伝説の武具の一つ。
理由は不明だが、【主人公(DQ6)】だけが装備できる。
後の時代に存在する【てんくうのたて】とデザインが非常に似通っており、強い関係性が示唆されるが、公式からは【ロトのたて】のような明言はされていない。
レイドックの南西にある難解な謎だらけの【不思議な洞窟】の最奥に隠されている。
この洞窟の謎を解くヒントは世界のあちこちにいる人々から断片的に聞くことできる。
SFC版では主人公だけが習得できる【おもいだす】系の特技が、DS版では【仲間会話】、スマホ版ではスクショ機能が最大限発揮される場面だろう。
 
普通にプレイしていれば、入手できるのは海底神殿攻略後になるのだが、謎解きの答えさえ知っていれば、【マーメイドハープ】入手前に手に入れることさえ可能。
だが低レベルで不思議な洞窟に挑んでも、【ドラゴンソルジャー】あたりに返り討ちにされるのがオチ。
そんなこんなで2周目以降であっても入手は遅くなりやすい。
 
インパスを用いると、SFC版では【十字架】のような印が、DS版では『交差する剣』の印が刻まれている(DQ8以降、宗教的配慮のために十字架の扱いが変更されたため)ことが確認できる。
 
伝説の盾の名に恥じず、ヒャド系、吹雪系の呪文・特技によって受けるダメージを軽減する強力な耐性を持つ。
スフィーダの盾の耐性は、オルゴーの鎧のそれと対になっており、互いの弱点を補い合っている。
 
また、戦闘中に道具としても使用でき、【マホターン】の効果がある。とは言え、天空の盾の【マホカンタ】と比べると使い勝手は微妙。
マホターン自体の使い勝手の悪さに加え、DQ6では転職次第で誰でもマホカンタが習得できること、呪文対策として新たに【マジックバリア】が導入されたこと、ラミアスの剣の【バイキルト】が便利すぎて霞んで見えることが原因だろうか。
 
しかし、他の三つの伝説の装備が【おしゃれなかじや】でたたき直してもらえるのに対し、なぜかこのスフィーダの盾だけはたたき直してもらうことができない。
その一方で、【オーガシールド】をたたき直してもらうと、伝説の装備でもないのにかっこよさだけでなく守備力も上がり(+48→+65)、どういうわけか【インパス】で表示される説明がスフィーダの盾と同じものになる。
 
これはインパスの現象から推測するに、二つの盾の間で何かの入れ違いが起きてしまったという説が強い。
実際、現状でのたたき直し込みの伝説の装備セットが+215であり、メタルキングの装備セットの守備力が+255なので、もう少し強化されてもおかしくない数値である。
【メタルキングのたて】との守備力差が5しかないので、メタル装備を上回らないようにする調整の結果…という見方もあるが、ラミアスの剣は叩きなおす事で余裕で【メタルキングのけん】を上回っているので考えにくい。
 
DS版では、オーガシールドの守備力が上がるのはそのままだが、インパスの説明は修正された。
そしてスフィーダの盾はというと、たたき直せないままだった。
さらに不幸なことに、DS版ではゲーム内でもアイテムにイラストが導入されており、おしゃれな鍛冶屋でたたき直してもらった装備品はキラキラ光り輝くようになる。
つまり、伝説の装備の中でスフィーダの盾だけは輝くことができないのだ。
 
バグ自体には確実に気付いていたはずで、オルゴーの鎧の方のバグはちゃんと修正されたのに、スフィーダの盾はといえば逆にますます扱いが悪くなってしまった。
せめてカッコよさが上がるだけでも良いからたたき直すことができれば、光り輝くこともできたのに…。
 
上述の様に、SFC版のデザインはこの時点で既にかなり天空の盾に近い形状をしている。
……だからおしゃれな鍛冶屋でたたき直してもらう必要はないとか言う話でもないのだろうが。
DS版では、他の装備品が天空の装備に近づいたのとは対照的にこちらは逆にパーツの一部が少々違った方向へとデザインを変更されてしまった。
どちらかと言えば、SFC版の時のデザインの方がより天空の盾には近かっただろう。
 
なお【ベストドレッサーコンテスト】で他の伝説の武具と一緒に装備した際のコーディネートボーナスは+15。
これ自体のかっこよさはそこそこ高いものの、この程度のボーナスポイントでは到底最高ランクは勝ち抜けない。
伝説の、という肩書が付く武器防具を揃えてのコーディネートにこの程度の評価をすることに、審査員のセンスのなさを感じるプレイヤーもいるかもしれない。
まあこのストーリー上必ず手に入れなければならない装備シリーズで簡単に勝ち抜けてしまったら、このイベントの面白みがなくなってしまうため妥当ではあるが。
ちなみに、仮にこの盾が上述の叩き直したオーガシールドと同じかっこよさ(+50)だったとしたら、【デセオのパス】とコーディネートボーナス込みで305に達するので、
素のかっこよさが55以上(クリアレベル帯でスーパースターマスターの主人公なら到達可能)で優勝できる計算になる。おしい。

DQMSL

DQ6コラボイベントで入手可能な一品物の盾。
ウェイト5で、装備すると防御力が85上がる。
固有効果は「ヒャド耐性を2ランクアップ」。
強化することで防御力が+2ずつ増えていき、+7まで強化すると固有効果に「ヒャド系ダメージ60%軽減」が追加される。

ウォーク

2023年5月27日開始の「伝説のラミアスのつるぎ装備ふくびき」で、他の装備とともに登場。
自身にまもりのたてと呪文耐性上昇の効果の「伝説のかがやき」、及び【マホターン】を修得する。
マホターンはダークペルシャのSのこころのものと同一で、自身だけでなく他人にもかけられる点でミラーシールドよりも汎用性が高い。ただしマホトーンで封じられるのが欠点。
この他、ムドーに対する特効やイオ系、斬撃ダメージの上昇、イオ、ヒャド系への耐性などがつく。