概要
DQ7とキャラバンハートに登場する【ダーマ大神官】の少女。
【転職】や【転身】などを行ってくれる。
英語版での名前はPS版DQ7ではFosse、3DS版DQ7以降ではJacqueline。ダーマの大神官の名が(Jack of all tradesから)Jackに統一された関係で、その女性版の名がついた。
初出のDQ7では過去ダーマ編のみという比較的序盤の短い期間にしか登場しない上に仲間にもならないのだが(戦闘には加わってくれる)、キャラクターとしての人気は高く、それゆえかキャラバンハートでも登場を果たした。
デザインはDQ7では濃紺のおさげだったが、CHでは青髪のロングヘアー、DQ7リメイク以降は紺色のおさげである。
DQ7リメイクにあたりデザインが変わった…と思われる事が多いが、CH版の水色髪イラストは当時公式イラストのなかった彼女をドット絵を元に描いた際、ヴェールを髪と勘違いしたものであり、CHゲーム内でもそこまで明るい色ではない。
証拠としてCH発売後に刊行された小説版DQ7(新書版)の新規イラストでもここはヴェールで髪はおさげに描かれている。
なお、DQ11の【ベロニカ】は【とこしえのぼうし】と【とこしえの法衣】によって彼女のコスプレができる。
DQ7
過去のダーマシナリオに登場する重要人物。
まだかなり幼い身でありながら、ダーマ神殿の大神官の職を務めている。
だが、神殿に攻め込んできた魔物に捕まり【牢獄へ続く洞窟】の奥深くに幽閉されてしまっていた。
主人公たちはダーマ解放を目指す【カシム】らと共に彼女の救出に向かうことになる。
大神官の役職に就いているだけあって幼いながらもその実力は確かなもので、強敵だった【イノップ】&【ゴンズ】が【アントリア】から授かっていた力をいとも簡単に封じてしまう。
牢獄から解放されたあとは、親衛隊の生き残りを募り自らダーマ奪還へと動き出す。
魔物に乗っ取られたダーマ神殿に乗り込む際にはNPC扱いで戦闘に加勢してくれ、そのまま魔物たちの主であるアントリアとの戦いにも参戦。非常に頼りになる活躍を見せてくれる。
戦闘では通常攻撃の他に【ヒャダルコ】と【ベホイミ】の呪文を使いこなす。そして通常攻撃で普通に育てていた場合の主人公を上回るほどのダメージを叩き出す。
ザコとの戦闘においてはヒャダルコの威力がこの時点では非常に高く、ボス戦では強力な攻撃のダメージを肩代わりしてくれつつベホイミで回復までしてくれるためとても助かる。
ダーマNPC勢では間違いなく最強。
この辺の活躍は、流石に大神官の面目躍如といったところだろう。
ダーマの大神官=おっさんと勝手に想像していたらまさかの幼女だったことに驚いた人がほとんどだろう。
ちなみにドット絵で見る限り【ガボ】よりも背が低く、かなり小柄なことがわかる。
ガボでさえも、初見時に「あんな小さな子を閉じ込めるなんて!ところでフォズ大神官はどこだ?」という始末。
子どもとは思えないほどのしっかり者で、神官たちからの人望も厚い。
過去のダーマ神殿のとある本棚からは、彼女のブロマイドが見つかったりもする。
なおガボは彼女のことをいたく気に入っており、現代のダーマ神殿で転職しようとすると駄々をこねる。
ダーマ編クリア後は過去のダーマ神殿にて大神官としての仕事をこなす。
しかしいざ話しかけてみると、無駄話は一切せず他人行儀でいかにもマニュアル通りといった仕事ぶり。
共に死闘をくぐり抜けたにも関わらず、久しぶりに会いに来た主人公たちとの再会を喜びもせずただ黙々と仕事をこなす。その姿に「戦いのときの方が生き生きしていた」と感じるプレイヤーは少なくないだろう。
また、【山肌の集落】にいる囚人の格好をした男からは、実はフォズは大人顔負けのとてつもない【がんこもの】で、自分の意見を曲げる事は絶対にないという性格の話が聞ける。
が、リメイク版の追加シナリオではファンの反感を買うからか、その設定はなかったことにされているようだ。
リメイク版
味方キャラクターのグラフィックも表示されるようになったリメイク版では、戦闘時には【けんじゃのつえ】を携えて戦闘に参加。
通常攻撃は杖で殴る……のではなく、杖の先から青白く光る光弾を飛ばして攻撃するという一風変わった、そして神官職らしいものとなっている。
仲間になる時期の関係上、フォズはカシムや【フーラル】よりも攻撃力が高く設定されているのだが、腕力に依らないであろうこの攻撃方法ならダメージに関しては納得も行くというものだろう。言ってみれば、過去作における【りりょくのつえ】のシステムに近い演出かもしれない。
特殊会心(16分の1の確率で攻撃力の約2.5倍のダメージ)も発生するため、運が良いと200以上のダメージを連発してアントリアを瞬殺してしまうことも。
ちなみに会心の一撃の際には光弾は飛ばさず、光った杖を構えたままその場でくるりと一回転する。
するとそれだけで敵には会心のエフェクトが発生し、大ダメージを与える仕様になっている。
また、就いている職業によって味方キャラクターのグラフィックが変化するようになったリメイク版では、マリベルの【賢者】の衣装の帽子の部分がフォズのそれと良く似たデザインになっている。
配信石版【幼き大神官の思い出】では、【メルビン】と意外な接点があることが語られている。
このとき、フォズの依頼を断り続けると泣いてしまう。
アントリアとの戦いでは大活躍してくれた彼女も世界一高い塔では力不足感が否めない。
そんな彼女より弱いカシムとどうやって最上階まで行くつもりだったのだろうか…?
もっとも、NPCはHPが非常に高く設定されてるので時間はかかるが倒れずに到着することはできそうだが……。
が、そんな細かいことよりもフォズとまた一緒に戦えるということが彼女のファン(とガボ)にとっては何より重要な事である。
石版に記されているプロフィールは「出身地:うみべ かたがき:いもうと 性格:ずのうめいせき」。
パーティキャラでもない彼女の個別ストーリーが真っ先に配信されたのはやはり彼女の人気がデカイのだろう。
妹とあるが、今のところ彼女の家族や血筋については全くの謎であり、ゲーム中でも姉が出てきたりする事はない。
そして性格も、上述の頑固者ではなく頭脳明晰となっている。……というより泣き虫では?
リイマジンド
CV:高橋李依(【ミレッカ】と兼任)
立場や活躍シーンは概ねオリジナル版と変わらず。
ただし、NPCとしての加入タイミングがイノップ&ゴンズを倒した直後へと早められ、【神殿への地下道】でも一緒に戦ってくれるようになった。
戦闘においてはヒャダルコやベホイミによる援護もありがたいが、より心強いのは【バースト】。
僧侶の職業とくせいである【神域の奇跡】により、味方の蘇生まで行ってくれる。
アントリアの【念じボール】で不慮の事故が発生しても安心だ。
ヒャダルコについては氷属性耐性持ちが多めであるものの、高確率で暴走するため、最低限のダメージソースにはなってくれる。
一方、今作ではアントリアが氷属性弱点となったため、あちらには高いダメージを期待できるようになった。
装備している武器は【しゅくふくの杖】に代わり、通常攻撃は普通に杖で殴るモーションに変更された。
カシムより神官長のことを伝えられた際は
「神官長…… 世話をかけました。
今は どうか 安らかに。
と哀悼の意を見せ、仲間会話でも彼のことに触れるセリフが追加されている。
神殿への地下道・コロシアムに到着後は、「大神官の役目を果たす」という言葉通り、【転職】も行ってくれるようになった。
ただし、急ごしらえのため、就けるのは基本職のみ。
それでも、ダーマ編クリア前に転職が解禁されるのはありがたいため、有効に活用したい。
転職に関しては時を超えたサポートの発端を担うこととなった。
アントリアを倒した後に話しかけると、「大神官の手で守りつなぐべしと、先代より託されたダーマ神殿の秘宝」として、【ふしぎな石版・黄】を渡してくれる。
その際、主人公一行が「異なる時代を巡り歩いていること」について言及し、同行するうちに彼らが「重大な使命を果たすため、遠い未来からやって来たこと」に気付いたと語る。
そして、現代に戻った際は、当代のダーマ大神官に「われらは 時をかける 旅人。 大神官フォズの名のもとに ダーマの神器を たくされし者なり」と伝えるよう頼んだ。
現代に戻って以降の詳細は【ダーマの水晶】にて。
なお、現代でミレッカに会った後に再度フォズに話しかけても、特に専用の会話イベントは発生しない。
小説版
こちらでは元は前のダーマ神官が拾ったみなしごで、その正体は不明だが、ただの人間ではなかったようである。
小説版においてダーマ神殿における転職はフォズの秘められた力を用いて「人間の潜在能力を引き出し、変質させる」ことで行われるという設定。
その力はアントリアをして化物と言わしめる程だったという。
また、盲目である代わりに魔力が見え、素性を知らないはずのガボを「オオカミに見える」と言っている。
なお、新書版の挿絵を担当した鳥居大介が描くフォズは可愛いとの評判。
キャラバンハート
DQ7での人気もあってか、キャラバンハートにも登場。
キーファと同じく異世界からやってきた。
作中でキーファ(当時10歳)のことを「坊や」と言っているので、年齢は11~2歳といったところか。
この時はまだ修行中の身であるらしく人間キャラを転職させることはできないが、自身の修行を兼ねて【ハートゲッター】によって得た心を使っての「【転身】」をしてくれる。
いたストSP
台詞やイベントは無いが、ダーマ神殿マップの背景でフォズらしき人物の姿が確認できる。
ライバルズ
第6弾カードパック「小さな希望のシンフォニー」にて、「フォズ大神官」名義で実装。
僧侶専用のレジェンドレア。CVは高橋 李依。
3/2/3 冒険者
自分のターン終了時、味方リーダーのテンションスキルをランダムな別の職業のものに変更した後テンション+2
生存し続ける限り、テンションを大幅に上げ続ける効果が非常に強力なユニット。
テンションスキルを変更する効果によって僧侶の回復スキルを利用できなくなってしまう側面を持っているが、汎用性の高い戦士や魔法使いのスキルが抽選されれば強力。
そもそも何が選択されようとテンションの加速自体がスキルブーストと好相性なため、除去を強要させるだけのパワーがあった。
結果として回復コンボ以外を軸とした多くの僧侶デッキで採用された。
実装当初はHPが4だったが、MPを1増やすまほうのせいすいの実装等も相まって、フォズが除去できず延々とアドバンテージを稼がれる事態が多発したためにHP3に下方修正された。
ライバルズエース
真2弾カードパック「そして伝説は高らかに」にて「ダーマの神官フォズ」実装。今度は占い師専用のレジェンドレア。
2/2/2 冒険者 熟練度(0)
召喚時:ランダムな3種類の職業から1つを選んでその職業のカード1枚を手札に加える
③+2枚 ⑤加えたカードのコスト-2
今回はテンションスキルを変えないので気軽に使うことが出来る。
加わるカードは職業はある程度選べるもののそれ以外は完全にランダム。故にパワーの低いカードや【コイン】関連などの使えないコンボパーツを引くことも。
その一方で【はやてのリング】など無限の勝ち筋を掴める可能性もあるので、なるべく熟練度を高めて効果をパワーアップさせてから使いたい。
選ぶ職業としてはシナジーがある可能性が高い占い師、外れの少ない盗賊、強力なカードが多い魔剣士などが優先か。
ウォーク
DQ7コラボでは神殿共々一切登場が無かったが、その後の2021年7月の「魔法戦士の光と影」で初登場。
こちらでもダーマ神殿の大神官で、このイベントより実装されたダーマの試練(高位上級職)にもかかわる。
以降も特級職の紹介やこころ道の試練を担当、上級職イベントに関わった人員の斡旋や非常時の相談役など、顔を見る機会は多い。
メインストーリーでは11章から登場。
大魔王の復活を予想し、対抗できる力となるよう高位の職業を育成していたところを狙われたという。
DQ7での経験もあってモンスターに狙われたのが初めてではなかった事や、自分たちが狙われる事をあらかじめ予想していたからか、襲われた後も冷静だった。おそらく7本編より少し後のフォズなのだろう。
11章10話で神殿を氷漬けにして奪った【スノーエルダー】から奪い返すため、助っ人として加わる。
バトル開始時にダメージを1/4に軽減するバリアを張り、ベホイミやいやしのかぜで回復してくれる。
バリアは5ターンで消えてしまうが、そうなるとスノーエルダーは全て即死級の威力になるので、そこまでに倒せるようにしたい。
DQ7ReWalk イベント
2026年3月26日に実装された第3章のダーマ神殿編にて、本編の時間軸の彼女が登場。原作同様透明な牢獄に囚われており、救出後は落ち込みながらもプレイヤー達に神殿の奪還を依頼する。
事態の解決後、プレイヤーと【スラミチ】を初めて会った気がしないと述べている。プレイヤー達から【四精霊】(に化けた黒幕)に異世界から導かれた事、過去の冒険の出来事を説明されると納得し、闇の脅威に対抗する準備を進め、ときが来たら皆と共に戦うと約束した。
5章の魔空間の神殿編Bルートでは四精霊の力を借り、後述の装備を身につけて約束通り合流。
連戦で疲弊した一行を再起させ、魔王を倒したあとは再び四精霊によって元の世界に送り返された。
5章開始と同日に「祝福の大神官装備ふくびき」も登場。彼女が登場する回復スキル「ダーマの祈り」が備わった「ダーマの神杖」や、防具の「ダーマの法冠」「ダーマの法衣(上・下)」が登場している。
防具のデザインはウォークの大神官のデザインを元にしているが、そちらもフォズ大神官の衣装デザインに寄せたものとなっており、コスプレ装備の一種に近い。
公式サイト
ドラクエの【公式サイト】においては2003年の「パルプン大陸」時代より、キャラバンハートの発売に合わせてフォズの占いコーナーが開設された。
以降、次代の「天空の城下町」終了までの約6年の間、コーナーを替えながら占い役を務めた。
- パルプン大陸
占いの町 「フォズフォーチュン」モンスター占い(2003年3月14日~10月2日)
占いの町 「フォズフォーチュン」スライム占い(2003年10月3日~2004年9月5日) - 天空の城下町
「占いの館」 モンスター占い(2004年9月14日~2009年3月2日)