【コイン】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:25:43

概要

硬貨のこと。DQシリーズではDQ4より【カジノ】でのみ使用できる通貨相当のものとして登場した。
後に【おさかなコイン】【迷宮コイン】といったコインが登場している。また海外版【DRAGON QUEST】では貨幣である【ゴールド】をgold coinと呼んでいる。
以下、ここではカジノのコインについて解説する。
 
カジノではゴールドをそのまま賭け金にはできず、コイン売り場でゴールドをコインに交換し、これを賭けてカジノのゲームに挑戦し、カジノの景品はこれを通貨単位として交換してもらえる。
ただしコインをゴールドへ再換金はできないので、カジノを利用する場合はその時点での手持ちのお金と相談して購入しよう。
シリーズによっては、コインはカジノで購入する以外にも何らかのイベントで入手できる場合もある。
 
DQ7以前のオリジナル版やPS版DQ4ではカジノに行かないと所持枚数を確認できないが、PS2版DQ5以降の作品では【つよさ】コマンドで「ぜんいん」にカーソルを合わせると、いつでもコインの所持枚数を確認できる仕様になった。

DQ4

カジノ初登場の本作では【章】によって販売価格が異なっている。
第二章では1枚10G、第三章では1枚200G、第五章では1枚20Gとなっている。
またコイン購入時のバグを利用した【838861枚】技が有名だろう。
 
第五章では【ブランカへの洞窟】通行時にランダムで「1000人目の通行者」としてコイン100枚(NES版のみ2000枚)が一度だけ貰える。
 
FC版【公式ガイドブック】下巻のアイテム大図鑑には、カジノ景品の項の最後に【カジノのコイン】という名称でイラストが載っている。ゲームの仕様上、他の掲載アイテムと異なり、コレだけが「キャラごとの持ち物一覧の中に名前が並ぶという事が無い」という意味で少々特殊な記載内容である。

リメイク版

【モンスターずかん】を完成させたときにも貰える仕様が追加された。
また上述のバグ「838861枚技」はもちろん修正されて実行不可能になった。

DQ5

販売価格は1枚20G。
今作で初登場した 【スライムレース】は、もちろん普通にコインを賭けて遊ぶ以外には、なんとコインを一切賭けずにレースをただで見物できるシステムまで導入され、仕組みが結構凝られている。
 
【タイムアタック】ではそもそもカジノの利用こそ行わない場合が多いと思われるが、低レベルクリアでは【メタルキングのけん】の入手に全力を注ぐプレイヤーも存在する。

DQ6

販売価格は1枚20G。
今作から複数の場所にカジノが存在するようになったが、コインは全店共通で使用可能。
しかし、今作ではあまり目立った活躍は見込まれない。

DQ7

販売価格は1枚20G。
今作で初登場した【ラッキーパネル】は、他のカジノのゲームとはコインの使用方法と趣向が異なる。
従来通りコインを「賭ける」のではなく、それぞれのテーブルで決められたコイン枚数を「消費」して挑戦し、アイテムの獲得を狙う。いわゆる、コインを「仮の挑戦券」として使用するシステムみたいな感じである。
必要枚数のコインを消費するので使用したコインが手元に戻ってこないデメリットこそあるが、その代わり一度に消費するコインの枚数が多い程レアアイテムや強力な装備品を入手できる可能性がある。
序盤の難関とされる【過去の世界】【旅の宿】では【ダーマ神殿】へ赴く前に【ゾンビキラー】を狙ってカジノヘ入り浸るプレイヤーも数多い。
一応補足すると、過去の旅の宿のラッキーパネルの景品にはゾンビキラーは無いので、入り浸っても永遠に手に入らない点には注意。

DQ8

販売価格は1枚20G。
今作で初登場した【ビンゴ】は、序盤から【錬金】に利用できたりと強力な装備品を入手するのに使用される。
ただしシナリオ序盤で【パルミド】のカジノで稼いで早期に【プラチナヘッド】【ルーンスタッフ】を入手しようとしている場合、【教会】【ホイミン】の前を往復し、トライ&エラーを繰り返すしかない。
 
またイベントでは【竜骨の迷宮】のイベントをクリアして【ベルガラック】のカジノを再開させたときと、【赤い空】後に同じくベルガラックに現れる【大王イカ】を倒すとコインを貰える。
前者は必須ではないものサブイベントを期間内にクリアすれば必ず入手できるが、後者は見逃しやすい。

DQ10オフライン

カジノのコインは、販売価格1枚20G。ただし購入できるのは最大1000枚まで。
20000枚貯めるとVIPライセンスを入手でき、より高レートのゲームができる。

DQ10オンライン

カジノコインチケットとの交換でも入手可能。
オンライン版のコイン全般についてはこちらを参照。

DQ11

販売価格は1枚20G。
【買い物できない】を設定していても、コインは例外らしく普通に購入可能。
【グロッタの町】のモンスターカジノではタダで貰えるが、モンスターカジノで得たコインは【妖魔軍王ブギー】を倒すと幻となって消滅してしまう。
 
【黄金城】【天空魔城】【ネルセンの迷宮】のスロットマシンからも入手できる。
このスロットマシンは【スロットマジーン】を筆頭に【トラップモンスター】が紛れているので【インパス】の呪文を併用しながら調べるのを推奨する。

トルネコ3(PS2版)

販売価格は1枚20G。
【体重じまん大会】みたいにコインを使用しないゲームや【福引き】が登場したりと、通常プレイ中はあまりコインは利用されない。
強いて挙げるとしてもレアアイテムの【値切りの指輪】に利用されるくらいだろうか。
 
しかし【バリナボチャレンジモード】では話は別となる。
1回の冒険失敗が命取りなこのモードでは純粋に【ゴールド】を稼ぐ理由でカジノで大量のコインを稼ぐのに利用される。
カジノの景品内にある【火薬壺】が2000Gとかなり高額で売却できるので、コインを貯めては火薬壺と交換してお店に売却…という作業を繰り返してお金を稼いでいく。
その資金と鍛え上げたい装備品を手に【トルネコ】【ポポロ】【鍛冶屋】【合成屋】をひたすらに往復することになる。
上述の「バリナボチャレンジモード」がいかに難しいかの詳細は是非ともリンクから参照して欲しい。

GBA版

カセットの容量が原因でカジノの施設が【モンスター闘技場】しか存在しなくなった理由で、ますます利用されなくなった。

ライバルズ

第8弾カードパック「一攫千金!カジノパラダイス」にて新登場した効果、GETにて入手可能なトークンカード。
ちなみにコインをGETする時はスロットが当たる演出が入る(揃う絵柄もGETする量に応じて変わる)。

コスト0
味方1体のBETを発動させる

大半のBET能力持ちカードは自前でGETできるが、他のカードでGETしたコインをBETしても効果は発動する。
つまり「即座にBETを発動させる」か「終盤で他のBET能力を使用するのに温存する」かの駆け引きの選択が生じる。
他にも原作通り「【◯◯の交換所】」(◯◯は職業名)というカードで他のカードとの交換も可能。
また低コストの特技という点を活かして【さそりばち】等の使用回数シナジーに絡ませることもできる。
ただしBET対象が存在しないと使用できないので、手札溢れには注意。
また【マデサゴーラ】【冥王ネルゲル】の効果で得られ、味方全体のBETを発動させる「スペシャルコイン」も存在し、こちらは対象がいなくても使用できる。

商品化

DQ4に合わせて発売された商品「道具箱」において、1ゴールドコインと【ちいさなメダル】と3点セットで消しゴムとして立体化された。
これが初の公式立体化で、デザインは【公式ガイドブック】のものと同じ。
このコインには月の、小さなメダルには星の模様が彫刻されているが、1ゴールドコインに太陽の模様は無い…だからどうということはないが。