【タイムマスター】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:22:36

概要

DQ7で初登場し、その後モンスターズシリーズに登場した魔法使い系モンスター。
緑のローブに黒いマントの邪悪な魔法使いで、色違いに【まかいぐんし】【ダークビショップ】(PS版7では同色)、【スカイシーカー】【じごくのしきょう】が、星ドラではアッガラーという新たな色違いのボスがいる。
 
イルルカやスーパーライトでの説明文によると、時間にはうるさいらしい。
どことなく【ヘルジャスティス】【ジャスティス兄】あたりに似ている。

DQ7

【リートルード】編の【ボス級モンスター】。時の流れを我が物にしようと目論み、【ときのすな】を使って過去リートルードの時間を橋の開通式の前日で止めていた。
英語版での名前はPS版ではTimeSage、3DS版ではTime Being。
 
戦闘では使い魔の【マキマキ】2匹を連れており、【イオラ】【メラミ】といった強力な攻撃呪文で攻撃し、【マジックバリア】【まぶしいひかり】で防御してくる、なかなかいやらしいボス。ウルフデビルに続きこいつも岩石系に強耐性を持つため【せいけんづき】も使えない。
だが、こいつよりもマキマキのほうがいやらしく、時の砂で時間を戻してくるので、運が悪いと戦闘が長引いてしまうことがある。
単純に威力の高い魔法攻撃は連発されると脅威だが、リートルードの防具屋にはこれを使えといわんばかりに魔法ダメージを軽減できる【まほうの法衣】が売られている。
【ルカニ】が無耐性で、休みも強耐性止まりのため、オリジナル・リメイク共にマジックバリアで弱体化されない【ひゃくれつなめ】に弱い。
また、どちらを最後に倒しても【ふしぎな石版黄】を落とすが、マキマキを後に倒した場合、モンスター図鑑のタイムマスターのページで「落としたアイテム」が埋まらなくなってしまう。そのためまずはマキマキから片付けるのが得策。
戦闘終了後、彼の計画の要でもあった時の砂を入手できる。
 
タイムマスターという名前や、「時の流れを我がものにしようとする邪悪な魔法使い」という設定は、中盤のボスにはもったいないスケールの大きさであり、その点ではものすごい大物。
しかし、こいつの死に際のセリフは、自分の計画の要をわざわざ説明して自爆するというもの。
そのときの台詞が

「し しまったぁ! 余計なこと言うんじゃなかったぁ!」 

である。とても大物とは思えない。もっとも、彼の色違いも大体こんなキャラ付けだが。

ジョーカー2プロ

ジョーカー2プロフェッショナルで再登場。物質系のSランクに位置し、サイズは1枠。
【なげきのぼうれい】【なぞのしんかん】2体ずつの4体配合で生まれるが、野生のものが遺跡地下に出現するので、スカウトした方が早い。
また、この野生のタイムマスターはDQ7と全く同じ特技を使用してくる。
特筆すべきは1枠でありながらAI1~3回行動という点。
また、【いきなりピオラ】【いきなりインテ】の特性を持ち、素の賢さが非常に高いため、ブレイクやコツこそ無いが高火力の呪文で猛攻を仕掛けることができる。
ただし、賢さ以外はFランクモンスターもびっくりの低能力で、【しょうひMP×2】も持っているため、調子に乗っているとHPもMPもすぐに尽きる。
ちなみに数値は
HP600、MP660(実質330)、攻撃力410、守備力420、すばやさ540、かしこさ1000。
 
手数が多い反動とはいえ、これはあんまりである。

【デンタザウルス】との配合で【バラモス】が、【デスピサロ】との配合で【大魔王デスタムーア】が作れる。
スキルは【メラ&ドルマ】。なお、呪文詠唱時のモーションは「タイム」の名の通り時計のエフェクトが入る独特なものとなっている。
通常攻撃の演出はやたらと俊敏なのでスカウトする場合は【ギガ・マホトラ】でも使ってMPを切らしてやれば、呪文特技の演出を完全に無くして戦闘時間を大幅に短縮できる。

テリワン3D

引き続き登場。系統とランクが変わり、悪魔系のAランク。
配合方法は前作と同じだが前作と違って野生には出てこないので、仲間にするには配合で作るか、他国マスターからスカウトするか、タマゴから孵すか。
入手はかなり面倒になっているが、Aランクに下がっているので前作から連れて来ることは可能。入手だけならこれが一番手っ取り早い。
 
モヤシ過ぎてかわいそうだと思われたのかHPが1130と大幅に上昇し、更に特性から「いきなりピオラ」「しょうひMP×2」が消え、代わりに【ドルマ系のコツ】【ときどき赤い霧】が入った。
今作は究極配合で【こうどう はやい】付加や「AI行動回数増加」ができるので、どちらかをつけてひたすら呪文攻撃をさせるべき。
全体的に梃入れが入った関係で1枠の魔法系としてはなかなか強いモンスターとなった。
赤い霧で斬撃を抑制できるのも利点だが、こいつ自身はメタル系が苦手なので、味方の【かぶとわり】【まじんぎり】を妨害しかねないデメリットにも注意したい。魔神攻撃持ちなら斬撃封じでも気にならないのでできればそういったモンスターと組もう。
 
また、デスタムーアが第一形態(老人)、第二形態(魔人)、第三形態(顔面)まで全て登場した関係上配合ルートが変わっていることに注意。

なお、今作ではこいつはバラモスの素材にはならない。
 
マヒが弱点であるものの、眠りと混乱は半減、マインド無効と、1枠にしては状態異常耐性も高い。他にもメラ系とヒャド系は無効化できる。
しかし相変わらず賢さ以外はびっくりの低能力である。長時間生き残らせる為には【みがわり】などは必須だろう。スキルは変わらず「メラ&ドルマ」。
ターンさえ回ってきてしまえば3枠顔負けの呪文特技をぶっぱなす恐ろしい姿を見る事が出来る。その為、対戦で見かける赤い霧パーティでは【メタルキング】と共に採用されている姿をよく見かけた。 
「タイムマスター」という名前なのだから、「ときどき赤い霧」よりも「ときどきリバース」とかの方が合っている気がするが……。

イルルカ

配合での作り方が【なぞのしんかん】【じごくのメンドーサ】が2体ずつの4体配合に変わった。
配合で作るのは相変わらず面倒だが、前作から【引越しアプリ】で連れて来たり、【錬金カギ】の世界でスカウトする事でも入手可能。
配合先は変わらず、デスタムーア第二形態の素材になるのみ。
【新生配合】【いきなりインテ】【メガボディ】化で【いきなり赤い霧】【ギガボディ】化で【先手ハンター】を習得。

DQM3

悪魔系Cランク。
【ひとつめピエロ】【ネクロバルサ】の特殊配合で生み出すことができる。
 
特性は【闇のコツ】【ピンチで魔力暴走】(Lv20)、【いきなりインテ】(40)、【1~3回行動】(Lサイズ)、【マジシャンズハイ】(Lサイズ)、【超魔獣キラー】(Lサイズ・レベル60)。
所持スキルは【エスパー】
 
【ふうらいスライム】との特殊配合で【スカイシーカー】が生まれる。
【ネンガル】【ナイトキング】【パンドラボックス】との四体配合で【オルゴ・デミーラ】が生まれる。

ウォーク

DQ7イベントでは影も形も無かったが、それから1年後の2022年3月10日からの2.5周年イベントで登場。
同じく7出身の【バリクナジャ】と共謀して主人公などから旅の記憶を奪って破壊していた。聞いても無いのに自分の手の内をペラペラ喋ってしまうのは変わっていない。
1章3話でボスとして登場し、その後は強敵モンスターとして登場する。最も有効なのはドルマ系で、次いでヒャド系が有効。ジバリア、ギラ、デイン系は耐性持ち。
 
クエスト時は単体だが、強敵時は【ひとつめピエロ】【プリーストナイト】を伴って登場する。マキマキの代わりか。
ひとつめピエロはマホカンタを、プリーストナイトはザオラルを使ってくる。ドルモーアなどの呪文は避け、プリーストナイトから倒すべき。
こいつ自身はメラゾーマやイオナズンなどの強力な呪文による攻撃が主体だが、バイシオンやまもりのたてなどのバフを入れると時間を進めて効果が切れるのを速めてくる。
また、時を止めて1人を【石化】させてくる事もある。「時間を進める」には状態異常を速める効果もあるが、その対象は石化しかないのでバフには頼らないこと。
ある程度HPを減らすと4からカウントダウンを始め、0になると戦闘開始時に逆戻りさせてくるので、それまでには倒し切ること。
ちなみに状態異常ではプリーストナイト共々【ぱふぱふ】などで魅了が効いてしまう。
 
こころは紫色でコストは120。
HP、MP、攻撃魔力が高く、グレードSではそれらすべてが100を超える。
高グレードでは特にヒャド系、次いでデイン系の呪文ダメージを増加し、メラ系に耐性を持つ。
グレードSでは時間関係なのか【ピオリム】【ボミオス】と速さにかかわる呪文2つを覚える。