【愛のムチ】

Last-modified: 2022-12-24 (土) 01:59:51

概要

DQ8で初登場した攻撃用の【とくぎ】
名前の通り、ムチ系の武器を装備しているときに使用できる。
後述の通り初登場のDQ8と、DQ9以降では効果が大きく異なる。
 
「愛の鞭」という言葉は、愛するがゆえに厳しく接することの喩えとして使われる言葉で、かつて教育現場で鞭が体罰の道具として使用されていたことに由来する。
また、SMプレーにおいてS(サド)側の人間がM(マゾ)側の人間をムチ打つ行為をさして愛の鞭と呼ぶ場合もあり、攻撃アクションで高らかに笑うのは明らかにそれを意識したものになっている。
DQ10オンラインではイベント戦闘のみであるが、そっちの方向に進んだ【愛憎のムチ】が登場した。

DQ8

ゼシカが【ムチスキル】7レベル(55ポイント)で修得する特技。
【しびれ打ち】が進化してこれになる。消費MPは変わらず4。
しびれ打ちに比べて威力が通常攻撃の約1.3倍スタートになり、麻痺確率も上がっている。
 
威力もそれなりだし、バニー姿のゼシカがこれを使ったりするとなかなかサマになる。
だが、残念ながら【双竜打ち】の異常な強さのせいで目立たない扱いを受けている。
双竜打ちのターゲットがバラけてしまう4体以上のグループには使えない事も無い。

DQ9

ムチスキル9ポイントで習得。消費MP0。
敵1グループに攻撃し、【かいじん系】のモンスターに通常の1.5倍のダメージを与える。
 
マヒの追加効果は【しばり打ち】に譲り、前作から効果がガラリと変更された。
 
かいじん系は、スライム系やドラゴン系ほど見た目や名前の共通点がなく(それでも序盤から終盤まで出てくる地方は多いのだが)、今作のモンスター区分の中でもわかりにくいのでやっぱりあまり使われない。
教育熱が行き過ぎて暴走した【魔教師エルシオン】が手に鞭を持っていて、元の意味から考えてもいかにも使ってきそうだが使ってこず、むしろこちらの愛のムチが効きやすい。

DQ10オフライン

【主人公】【ダストン】【ムチスキル】で習得。習得に必要なスキルポイントは主人公が2、ダストンが3。
消費MPは2。
 
敵単体に通常攻撃の1.2倍の無属性物理ダメージ。相手が【怪人系】の場合はその150%+5のダメージとなる。
【スキルアップパネル】による補強で怪人系へのダメージ倍率が35%・70%・140%・210%と増加する。

DQ10オンライン

ムチスキル13ポイントで習得。消費MP1。
高笑いしてから攻撃するという時間がかかる技のため、リアルタイム要素の強いDQ10オンラインでは使いづらいものとなっている。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

【ベロニカ】【シルビア】がムチスキルで習得する他、目覚めしセーニャも使用可能。
PS4版と3DS版で性能その他が異なる。

PS4版

敵1グループに通常攻撃と同じダメージを与えるが、相手が怪人系の場合は通常攻撃x1.5倍+5のダメージ。
消費MPは2。
 
攻撃を放つ前に発動者が高笑いをするモーションが入る。
気が強いベロニカや敵に容赦のないシルビアはともかく、おっとりしたセーニャが高笑いする姿はある意味衝撃的だが、表情を見る限り明らかに無理をしているのが分かる。

3DS版

基本的にはPS4版と同じだが、なぜか2回攻撃を行う。
前半ならば条件次第では攻撃呪文に匹敵する威力と圧倒的なコストパフォーマンスを誇る。
これ一つでムチスキルの価値が上がっていると言われるほど。
シルビアの場合は加入直後からムチスキルに極振りすればすぐにでも覚えられるが、同じく3DS版では特に使い勝手のいい【ハッスルダンス】の習得に影響があるため、2回攻撃の利点を考慮したとしても微妙なところ。
一方のベロニカの場合はこれのすぐ横にムチ装備時攻撃力+20があるため、クエストや【お宝ハンター】などを駆使して強いムチを入手した際には驚異的な攻撃力アップが期待できる。
ただブーメランと同様に2体目以降の威力減退が厳しい点に加え、呪文と違い守備力に影響されることを考慮すると、魔力特化スキルで固めた【イオ】【ベギラマ】と比較すると集団戦では使い勝手が悪いことも。
特にPS4版と違って3DSのムチ・ブーメランはグループ内の特定の敵を狙い撃ちにすることができないため、呪文による安定した範囲攻撃を失うというリスクはベロニカにとっては無視できない問題点になる。
とはいえ単独の敵に対しては両手剣の次に火力を出せることも多く、弱点特効の怪人系相手に【ルカニ】を掛けた状態であれば【渾身斬り】をも軽く上回るダメージを叩き出す。
そのため物理でとりあえずゴリ押ししたいプレイヤーは取っておいて損はない。
 
後々ベロニカの拡張後スキルパネルに存在する「装備時MP吸収率+2%」を取得すれば攻撃後に2MP回復するため実質通常攻撃替わりにタダ撃ち可能。
この頃には強力なムチが揃うこともあり、あの悪名高い【いなずまビリー】の集団もこいつでしばき倒してしまえる。
 
3Dモードでのモーションも異なり、高笑いの時に視点が切り替わり高笑いしている表情がアップで写され、更に決めポーズを取る。
更にセーニャも割とノリノリで高笑いしておりキャラクターの崩壊を疑いたくなるほど。
まぁどこぞの金髪のお淑やかな女性も「女王様ごっこ」をしているので問題は無いのだろう。多分。
これが見たいがためにセーニャにこの特技を使わせまくる人もいるとかいないとか。

DQ11S

他の技やアイテム同様に、3DモードではPS4版基準、2Dモードでは3DS版基準を受け継ぐ形になっているため、2Dモードでは依然として2ヒット仕様である。
シルビアはやはりハッスルダンスを優先したほうが良いので、こちらでも主な使用者はベロニカになる。
序盤から【スキルリセット】が可能になり、これにより【魔結界】のSP8を自由に使えるようになったため、早い段階から攻撃力+20を含めてこれを習得できる。
そのうえオリジナル版では入手時期がどうしても遅くなる【ビーストウィップ】が早めに作れるようになったので、お宝ハンターによるレアドロップを狙わなくても序盤から十二分な火力を出せるようになった。
 
また、後の目覚めしセーニャの時期には【女神のムチ】が早期入手可能になったため、セーニャにムチを持たせる利点が大きくなった。
双竜打ちを使うまでもない敵にはこれを連発すると良いダメージ源になるだろう。
このように、この技自体の性能とは別の仕様変更によって、総合的な使い勝手がさらに良くなっている。
 
3Dモードではボイスがついたことにより、目覚めしセーニャが一層無理している感が出ている。
シルビアとベロニカは相変わらずノリノリで高笑いをしている。

星ドラ

Dランクムチ専用こうげきとくぎとして登場。
最大強化CT : 15秒
最大強化効果 : 怪人系に威力170%の攻撃 それ以外に威力125%の攻撃

蒼天のソウラ

突入部隊の1人、「<暴走クイーンハート>むくお」が使用するムチスキルの1つ。
【太陰の一族(グルヤーン・イル・イシュ)】【ダンビラムーチョ】達を迎撃した。