概要 
DQ8から毎回登場している、【ムチ】に関する武器【スキル】。
DQ8 
【ゼシカ】のみが所持する。
3DS版は新たに【ゲルダ】も使い手に加わった。
ゼシカ 
習得SP | 称号 | 習得特技及び特殊能力 |
---|---|---|
5 | ムチの基本動作 | ムチ装備時攻撃力+5 |
10 | アイドルムチ使い | 【しびれ打ち】 |
16 | 腕ききムチ使い | ムチ装備時攻撃力+10 |
23 | ムチのテクニシャン | 【双竜打ち】 |
32 | ムチの魔術師 | 【レディウィップ】 |
43 | ウィップキラー | ムチ装備時攻撃力+15 |
55 | ウィップフェアリー | 【愛のムチ】 |
68 | ウィップスター | ムチ装備時攻撃力+25 |
82 | ウィップエンジェル | 【クィーンウィップ】 |
100 | ムチの女神 | 【地這い大蛇】 |
解説
なんといっても通常攻撃の1.5倍のダメージを2回与えられる双竜打ちが強力。
SP23と早い段階で覚えられるので、これを覚えてしまえば後の技はいらないかもしれない。
双竜打ちの威力を最大限まで活かすなら、SP68までは上げてムチの攻撃力を高めよう。
それ以降に覚える二つの特技の習得は趣味の範囲になる。
決して弱い訳では無く、クリア後以降は敵のインフレや耐性の関係上呪文がお役御免になるので地這い大蛇も活躍する。
ただし、ゼシカは序盤こそ【ヘビ皮のムチ】で戦えるものの中盤に入ると攻撃力不足が目立つ。
【グリンガムのムチ】を取れるまでは16の攻撃力アップか【双竜打ち】まで取ればOK。
以降は【杖スキル】を上げて呪文メインで戦おう。
ムチスキルを上げるのは、杖70のMP自動回復を覚えるか、グリンガムのムチを手に入れてからで充分過ぎる程強い。
ちなみに、ムチはほとんどが錬金で手に入る。ゼシカの初期装備の【皮のムチ】は売らないように。
3DS版では双竜打ちが弱体化したのに伴いこのスキルの優位性がやや低下した。
素直に杖スキルに振るのがいいだろう。
ゲルダ(3DS版のみ) 
習得SP | 称号 | 習得特技及び特殊能力 |
---|---|---|
5 | ムチの基本動作 | ムチ装備時攻撃力+5 |
10 | おぼえたてムチ使い | 【らせん打ち】 |
16 | 実力派ムチ使い | ムチ装備時攻撃力+10 |
23 | 天才ムチ使い | 【しびれ打ち】 |
32 | すごうでのムチ使い | 【双竜打ち】 |
43 | ウィップマスター | ムチ装備時攻撃力+15 |
55 | ムチ使いのほし | 【みだれ打ち】 |
68 | 音速のムチ使い | ムチ装備時攻撃力+25 |
82 | ウィップロード | 【ツインウェーブ】 |
100 | ウィップクイーン | 【デスウィップ】 |
解説
仲間になる時期にグリンガムのムチを手に入れる事が出来るので即戦力で使えなくもないが、【キラージャグリング】を擁す【短剣スキル】や【精霊の舞】を擁す【扇スキル】と見比べるとやや地味。
ゲルダは仲間になった時点で129のスキルポイントを持っており、繋ぎのスキルを考える必要も薄い。
かつての双竜打ちの強さに惚れ込んだ人なら、ゲルダの方がちからが高いので双竜打ちを有効に扱えるかもしれない。
シャドーを残しつつ追憶のゼシカをしばきたいときは使える。
DQ9 
習得SP | 獲得称号 | 習得特技及び特殊能力 |
---|---|---|
3 | ムチの使い手 | 【らせん打ち】 |
9 | (♂)イケてるムチ使い | 【愛のムチ】 |
(♀)アイドルムチ使い | ||
13 | ウデききムチ使い | ムチ装備時攻撃力+10 |
22 | (♂)ムチのテクニシャン | 【しばり打ち】 |
(♀)ムチムチ姫 | ||
35 | ウィップキラー | ムチ装備時攻撃力+20 |
42 | (♂)スパルタ教官 | 【ねむり打ち】 |
(♀)ウィップフェアリー | ||
58 | ウィップスター | ムチ装備時攻撃力+30 |
76 | (♂)ムチ王子 | 【ヒールウィップ】 |
(♀)ウィップエンジェル | ||
88 | (♂)ムチ大王 | 【双竜打ち】 |
(♀)おしおき女王様 | ||
100 | (♂)伝説のムチ使い | 全職業でムチ装備可 |
(♀)ムチの女神 | ||
秘伝書 | - | 【地這い大蛇】 |
解説
魔法使いは力が弱く、スーパースターはクリア後専用なので、攻略中に使うなら旅芸人だろうが、「旅芸人=主人公は剣じゃなきゃ!」と思うプレイヤーは多いだろうし、ダーマに着いたらすぐ転職したいプレイヤーにとっては魔法使い以外の転職先で使えないこともあり、敬遠されるかもしれない。
一方、剣は戦士、盗賊、魔法戦士、バトルマスターで使いまわしできる。
それでも、序盤、特にルイーダの酒場使用前から【複数攻撃武器】を使える強みがある(剣ではギガスラッシュ/ギガブレイクしか複数の敵に攻撃できない)。
力が強ければそれだけ強いダメージを複数の敵に与えられるので、100ポイントまで極めて力の強い職業に転職して使ってみるといいだろう。
スキルポイントを伸ばしても会心発生率がアップしないが、ムチでは会心の一撃が出ないというわけではない。
怪人系のモンスターにムチで攻撃するとダメージが1.1倍になり、愛のムチという怪人系特効技も持つ。
しかし、宝の高レベル地図ではかいじん系のモンスターはほとんど居ないのであまり強みにはならない。
らせん打ち、しばり打ち、ねむり打ちは相手を状態異常にする可能性があり、短剣の【タナトスハント】や【ヒュプノスハント】と組み合わせれば強力だが、世の中そんなに甘くはなく、成功率は低め。
また、ねむり打ち以外では、ムチ最大の魅力である複数攻撃が失われてしまう。
前作における反則級の強さを反省したのか、双竜打ちは88ポイントと普通にプレイしていると習得は終盤になる。
習得後は他の特技は使われなくなる程のその強さは健在なのだが実際のところ、はやぶさ斬りに出番を奪われがち。
地這い大蛇は土属性でグループに通常攻撃の2倍威力、それなりに使えるものの単体では双竜打ちの方が強い。
しかし、全体的にMPコストが高く燃費が悪い。戦士系に使わせるならMPの補強も考えよう。
グリンガムのムチがあれば全体攻撃になるが、レア武器だけあって入手確率は低い。メインで使うなら頑張って探そう。
武器性能&スキル性能
グループ攻撃のため頼りになるが、武器の攻撃力は低く初めは旅芸人しか装備できない。
付加効果に関しては最強錬金シリーズの通常攻撃全体化以外はこれといったものはない。
特技に状態付加が付いたものが多いためあえて効果のあるものを入れなかったのだろうか。
【グリンガムのムチ】を入手できればムチは大幅に強くなるもののそこまでが長い。
特殊武器 | 攻撃力 | 特殊効果 |
---|---|---|
あくまのムチ | 72 | <呪い>戦闘中たまに1回休み |
だいあくまのムチ | 86 | <呪い>戦闘中たまに1回休み |
女王のムチ | 80 | かいじん系に1.2倍 |
女帝のムチ | 93 | かいじん系に1.2倍 |
女神のムチ | 106 | かいじん系に1.2倍 |
グリンガムのムチ | 118 | 通常攻撃が全体化 |
続グリンガムのムチ | 124 | 通常攻撃が全体化 |
真グリンガムのムチ | 132 | 通常攻撃が全体化 |
超グリンガムのムチ | 140 | 通常攻撃が全体化 |
- アイテム効果でダメージの武器を除く
- 全てのムチは怪人系に1.1倍
名前 | MP | 範囲 | 属性 | 倍率 | 依存ST |
---|---|---|---|---|---|
解説 | |||||
らせん打ち | 3 | 敵単体 | - | 95~100% | 攻撃力 |
ダメージ+低確率で混乱。混乱の確率は13% | |||||
しばり打ち | 3 | 敵単体 | - | 95~100% | 攻撃力 |
ダメージ+低確率で麻痺。麻痺の確率は13% | |||||
愛のムチ | 0 | 敵1グループ | - | 95~100% | 攻撃力 |
怪人系に1.5倍のダメージを与える | |||||
ねむり打ち | 3 | 敵1グループ | - | 95~100% | 攻撃力 |
攻撃+低確率で眠り。眠りの確率は13% | |||||
ヒールウィップ | 5 | 敵1グループ | - | 95~100% | 攻撃力 |
攻撃しつつ右端の敵のダメージの25%HPを回復。 2体目以降も威力が下がらない | |||||
双竜打ち | 10 | 敵1グループ | - | 125~130% | 攻撃力 |
1グループをランダムで2回攻撃 | |||||
地這い大蛇 | 16 | 敵1グループ | 土 | 195~200% | 攻撃力 |
2体目以降はダメージ減少 |
状態付加系の特技は全体的に成功率が低くMPを消費するため効率が悪い。
特に前半覚えるらせん打ちとしばり打ちは何故か単体攻撃になりムチの性能が生かせないため使いづらい。
逆にそれ以降の特技は全てグループ攻撃のため使い道は十分にある。ただしどれもこれも燃費が悪く戦士系の職業には辛い。
前作の時に猛威を振った双竜打ちは威力も1.25倍×2回に下げられた上に、コストパフォーマンスが大幅に悪くなり事実上弱体化された。それでも攻撃倍率はまだ十分に高いため、MPを補強できれば頼りになる。
他の武器と比較した場合の性能比較 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
時期 | 単体 | グループ | 全体 | メタル | MP効率 | ||
単体 | グループ | 全体 | |||||
本編 | A | C~B | - | E | E | A~D | - |
クリア後~宝の地図 | A- | D~B | - | E | D | A~C | - |
グリンガムのムチ入手後 | A- | D~B | D+ | E | D | B~C | A |
※双竜打ちは単体攻撃扱い。グリンガムのムチで全体攻撃が可能に。
補足:E苦手 Dやや劣る C平均的 B得意 A大得意 +ランクで上位 -劣る部分がある -使用不可
DQ10 
魔法使い、盗賊、スーパースター、まもの使い、占い師が習得可能。
初登場の【スパークショット】、【らせん打ち】、【しばり打ち】といった状態異常を付加する技と、【双竜打ち】や【疾風迅雷】等高倍率の技を覚える。
よって職業によって必要となってくるものも変わってくる。
詳しくはこちらを参照。
DQ11 
【ベロニカ】、【シルビア】が習得可能。
世界に異変が起きた後は、【セーニャ】も一時的にベロニカのものを継承する。
PS4版・11S3Dモードでは通常攻撃特技ともにブーメラン同様2体目以降の敵にミスになりやすいが、3DS(11S2Dモード)版ではそのような仕様がない。
さらに後者では愛のムチが2回攻撃という仕様になっているので、時期によってはこれを目当てに伸ばすというのもあり。
ベロニカ 
●パネル位置
スキルパネル中央の起点から見て左上に位置する。初期状態では他のスキルとは接続されていない。
拡張後は両端にパネルが追加され、右上が両手杖、下がまどうしょスキルと隣接する。両スキルとの境界部分には双方のスキルを進めないと取得できないひみつパネルがあり、まどうしょ側のみ本スキルに属している。
●パネル配置
起=起点、ま=まどうしょスキル、杖=両手杖スキル
太字=ひみつパネル、 =【神の民の里】の【イゴルタプ】による覚醒で追加
J | |||||
M | 杖 | ||||
E | I | ||||
G | D | ||||
H | |||||
F | B | ||||
C | A | ||||
N | 起 | ||||
K | |||||
L | ま | ||||
O | |||||
ま | ま | ||||
ま | ま |
●習得能力と必要SP(スキルポイント)
( )内の数字は必要最低累計SP、太字は他スキルの解放必要
SP | 習得特技及び特殊能力 | 備考 | |
---|---|---|---|
A | 3(3) | 【らせん打ち】 | |
B | 4(7) | ムチ装備時攻撃力+10 | |
C | 6(13) | 【愛のムチ】 | |
D | 7(14) | 【ねむり打ち】 | |
E | 9(23) | ムチ装備時攻撃力+15 | |
F | 13(26) | ムチ装備時攻撃力+20 | |
G | 16(39) | 【しばり打ち】 | |
H | 18(47) | 【双竜打ち】 | ひみつパネル れんけいアリ |
イゴルタプにより追加されるパネル | |||
I | 14(28) | 【スパークショット】 | れんけいアリ |
J | 16(44) | ムチ装備時MP吸収率+2% | |
K | 14(27) | ムチ装備時攻撃力+20 | |
L | 16(43) | 常時さいだいMP+20 | |
M | 20(73) | 【極竜打ち】 | ひみつパネル |
N | 20(76) | 【疾風迅雷】 | ひみつパネル |
O | 25(122) | 【ゾーン効果アップ】 | ひみつパネル |
解説
攻撃力補正のスキルが取りやすいため本人が非力な割には攻撃力が出るし、最初から強力な双竜打ちも習得可能。
スキルパネル拡張後は強いムチを入手できるようになることもあり、低コストでダメージを稼ぐ手段にもなる。
ただしMP回復手段は豊富で本人のMPも掃いて捨てるほどなのでそれほどありがたみは感じないかも。
そうでなくてもベロニカの本来の役割は魔法使いなので、他の両手杖・まどうしょを優先した方が良いだろう。
ただ、ベロニカのゾーン効果アップとゾーン突入率アップ(両手杖スキル)はどちらもムチスキルに挟まっているため、両手杖による呪文メインでも最終的にはムチスキルをある程度は取得する必要がある。
目覚めしセーニャ 
●パネル位置
上側のたてごとと左下のヤリスキルとの間に出現。両境界にひみつパネルが1枚ずつ追加され、このうちヤリ側が本スキルに属する。
●パネル配置
起=起点、た=たてごとスキル、ヤ=ヤリスキル、ま=まどうしょスキル
太字=ひみつパネル
E | た | た | |||
G | D | た | |||
H | た | ||||
F | B | た | |||
C | A | ||||
Z | 起 | ||||
ヤ | ヤ | ||||
ヤ | ヤ | ま |
●習得能力と必要SP(スキルポイント)
( )内の数字は必要最低累計SP、太字は他スキルの解放必要
解説
他のスキル同様に姉から受け継いだスキルの一つだが、この時期のセーニャは呪文のエキスパートである関係上、わざわざムチを持たせて物理攻撃をさせる理由が薄い。
姉とは違い盾装備を失うリスクがあり、極竜打ちに関してもバフ消し狙いであれば後述するシルビアや【零の洗礼】持ちのロウという手があるため、優先順位は低め。
ただしDQ11Sでは話が別で、セーニャが覚醒して間もなく【女神のムチ】が特に苦労することなく手に入り、これを持たせると双竜打ちが同時期の主人公・グレイグの【全身全霊斬り】と互角の火力を誇るようになるため、期間限定ながらもセーニャにムチを持たせる利点ができた。
シルビア 
●パネル位置
スキルパネル中央の起点から見て左下に位置する。
上側に片手剣スキル、右下におとめスキルが隣接する。どちらのスキルとの間にもひみつパネルが1つ設置されており、おとめ側のみ本スキルに属する。
パネル拡張による変化は無い。
●パネル配置
起=起点、片=片手剣スキル、お=おとめスキル
太字=ひみつパネル
片 | 片 | 片 | 起 | ||
C | A | ||||
F | B | ||||
H | |||||
G | D | お | |||
E | お | ||||
I | お | ||||
お |
●習得能力と必要SP(スキルポイント)
( )内の数字は必要最低累計SP、太字は他スキルの解放必要
SP | 習得特技及び特殊能力 | 備考 | |
---|---|---|---|
A | 3(3) | 【らせん打ち】 | |
B | 4(7) | ムチ装備時攻撃力+5 | |
C | 6(13) | 【スパークショット】 | |
D | 7(14) | 【愛のムチ】 | |
E | 9(23) | ムチ装備時攻撃力+10 | |
F | 13(26) | 【しばり打ち】 | れんけいアリ |
G | 18(41) | 【ねむり打ち】 | |
H | 25(54) | 【極竜打ち】 | ひみつパネル |
I | 20(67) | 【クィーンウィップ】 | ひみつパネル |
解説
ベロニカが過ぎ去りし時を求めた後に覚える極竜打ちを初期状態で覚えられる反面、それ以上に倍率の高い特技を覚えてくれないという早熟型。
Lv99同士だと補正量の差でベロニカに攻撃力が並ばれてしまう。
また多彩な状態異常や追加効果を操れる一方で、盾持ちや二刀流ができない分、シルビアがメインで伸ばすことの多い固有スキルとの相性は悪い場合もある。
実質的には、いざというときに極竜打ちでバフ消しを狙うのが唯一の使い道で、あとは時たまにれんけい技の【おしおき無双】を狙うか、片手剣スキルとの間にあるゾーン突入率アップ欲しさに取るくらいか。