概要 
DQ8に登場した【称号】、または主に【盗賊】に絡む戦闘中の技の名前。
技としての仕様は作品によって異なるが、基本的に敵のアイテムを【ぬすむ】技という点では共通している。
DQ8 
スカウトチームに【ハルカン】と【ゴルドン】を入れるとこのチーム称号がつく。
ステータス特典はないが、【ナーグゴールド】を使えるようになる。
DQ9 
【盗賊】の【必殺技】。
戦闘終了後に、指定したモンスター1体が必ず宝箱を落とす。
効果範囲は敵1グループ。重ねがけは無効で1グループ内に何匹いようと手に入る宝箱は1つ。
通常・レア双方落とす可能性があるが、確率は通常のアイテムドロップと同じ。
レアドロップは相応に落とす確率が低いので、狙いたい方は【スーパールーレット】でのレア確定を利用するとよい。
この必殺技があるため、盗賊は【とうぞくの証】と【魔法戦士の証】どちらを装備するか非常に悩ましい。
ストーリー中のボスなど、ドロップ率が100%の場合は意味が無い。
また、この必殺技で【2%防具】は入手できない。
DQ10オフライン 
【主人公】が使える【盗賊】の【必殺技】。職業クエストNo.157【盗賊の心意気】の報酬。
消費テンションは25。
敵単体に【きようさ】依存の無属性ダメージを与え、高確率で【1ターン休み】(スタン系)にしたうえ、確実にドロップアイテムを手に入れる。ダメージ量は(130~800)±25。
DQ10オンライン 
器用さ依存のダメージ+スタンを与えるが、相手が【メタル系】などでダメージを与えられなかった場合はミスとなり、効果を得られない。
詳しくはこちらを参照。
DQ11 
【主人公(DQ11)】(要:【かえん斬り】)と【カミュ】(要:【ぬすむ】)の連携特技。
勇者のかえん斬りでひるんだ敵からカミュがアイテムを盗む。ただしMPは消費しない。
かえん斬り自体は片手剣を装備していないと使えないが、この連携は片手剣を装備していなくても発動できる。
特技のぬすむと異なり、レアアイテムを盗むことができる。
レアアイテムを盗める確率は特技のぬすむの成功率と同じ確率で、盗めなかった場合は通常ドロップを確実に盗める。
先に通常ドロップを盗んでいた場合(相手が通常ドロップを持っていない状態)は、盗みに失敗する可能性もある。
ボスモンスターや宝箱モンスターなど、確実にアイテムを落とす敵に対しては絶対に成功しない。
「ぬすむ」と同様、この技でアイテムを盗んでも、戦闘終了時のアイテムドロップ判定は通常通り行われる。運が良ければ、お宝ハンターでレアアイテムを盗み、さらに戦闘終了時にもレアアイテムをドロップし、合計2個ゲットできる可能性も。
レアアイテムを狙うなら、【スーパールーレット】という更なる上位互換アイテム収集技が登場するため、マルティナ加入以降はそちらの発動を狙った方が効率的。
ただ、こちらは
- マルティナが仲間になる前から使える。(そのため、【ドルイド】の【まどうしのつえ】や【マドハンド】の【ちからのゆびわ】や【あおバチ騎兵】の【てっかめん】、【シーゴーレム】の【サンゴのかみかざり】、【どくろ大臣】の【まふうじのつえ】等を早期入手可能。仮面武道会前に【メイジキメラ】から【いのりのゆびわ】を頂戴することもできる。)
- 二人で出せる。(主人公は任意でゾーンになれるため、カミュだけゾーンを粘ればハイペースで再使用ができる)
- 盗むと併用することでノーマルとレアを一度の戦闘で同時に回収できる。
- 敵を倒せなくてもその場で入手できるため、格上の強敵からレアアイテムを盗んで逃げたり、玉砕覚悟で盗んで全滅して帰る、という芸当も可能(特に確定先攻となる3DS版)
- スーパールーレットは【スペクタクルショー】と併用して使われる事の方がが多い
ということがあるので、アイテム収集に関しては単体でしか現れないor単体にしか用はないなどの場合はこちらの方が使いやすい。
また、この技でアイテムを盗んでもスーパールーレットを使えば改めて宝箱が出てくれるため、出現率の低い敵相手には【きせきのしずく】を動員して両方使う手もあるだろう。
ただし、レアアイテムを盗める確率は上述の通りなので、通常の盗みの成功率自体が低い序盤で狙ってもほとんど機能しないことは覚悟しておこう。そもそも序盤は2人同時にゾーンになれる確率自体が低い。
取れる時には取れるが、【キャンプ】近くを狙ってのリセマラはおのずと必須になってくる。
ある程度きようさが上がり、盗みの成功率を高めるアクセサリが揃ってからが本番。
与えられるダメージは主人公の攻撃力の1.2倍の炎属性で、かえん斬りにある+5の追加ダメージがこちらには無いため、少しだけダメージが落ちる。
序盤では5といえど馬鹿にはできない数値であり、上記の通り盗むこともできないので、ボス戦では無駄撃ちしないようにしたい。
とは言え、こちらは主人公が両手剣装備でも発動し、かつカミュの手番でも発動させられるので、状況次第ではこちらの方が一撃のダメージ期待値が高いこともある。
余談だが、ライバルズのカミュのカードイラストはこの特技を使ったときのカミュのドヤ顔をトレースしている。