【水門】

Last-modified: 2024-02-10 (土) 03:26:02

概要

一般的には河川や貯水池の水量を調節するための可動式の仕切り。
DQでもちょくちょく出てくるが、だいたいが水を止めるついでにプレイヤーの足も止めてくれる。むしろグラフィックは牢屋の扉のようであり、初出のDQ2以外では水量の調節はせず、もっぱらプレイヤーの足を止めるためだけに存在しているといっても過言ではない。
一度開けた水門は二度と閉じられることはない。

DQ2

初出作品。【テパ】の村に存在する。
【満月の塔】に続く河が干上がっているので、【すいもんのカギ】を手に入れて水門を開ける必要がある。
ここで多くのプレイヤーが、水門の鍵を持つ【ラゴス】が見つからずに泣かされ、そしてやっと鍵を手に入れたと思ったら今度は水門そのものが見つからなくてまた泣かされた。

DQ5

【みずのリング】がある【滝の洞窟】へ続く河を塞いでおり、すぐ近くにある【立て札】を読むと近隣の【山奥の村】の人々が管理していることがわかる。
水門の鍵はアイテムとして入手する形ではなく、代わりに【ビアンカ】がついてきて開けてくれる。
 
PS2版のみ、なぜかここを開けるときに大がかりなムービーが入っている。
よく見ると水門の動きに連動して内部の歯車もちゃんと回っているという無駄な凝りよう。
この時主人公とビアンカが船の上にいるのが確認できるが、途中でカメラが切り替わった途端に二人の立ち位置とポーズがそっくり入れ替わるというミスがある。
 
わざわざここにムービーを入れる必要がないと判断されたのか(実際特に意味はなかった)、DS版以降はSFC版と同様に「ビアンカが水門を開けた」というメッセージだけに戻された。

DQ6

2つ登場。
ひとつは現実の世界の【フォーン城】の東側、内海を南北に隔てる海峡に設置されており、船の往来を塞いでいる。
カガミ姫のイベントをクリアすれば鍵がもらえ、南側の内海に抜けることができる。他の扉と同じくぶつかるだけで自動的に開く。
 
もうひとつは夢の世界の【スライム格闘場】に至る入り口。
ある程度の高さがあるためか【空飛ぶベッド】でも通過はできない。
鍵はなく、現実の世界を経由して辿り着く近くの【ほこら】で水門を操作して開けないといけない。そのため、開けられるのは最速でも【マーメイドハープ】入手後。
面倒だが、ストーリー上行く義務はなく、【天馬】が手に入れば何もしなくても入れるので、格闘場に興味のなかった人は終盤まで気づかなかったかも知れない。

DQ10

水の領界各地をむすぶ【カシャルの水門】があり、対象を泡で包み込んで移動する。

DQ11

【ソルティコの町】にあり、外海に出るためにはここを通らなければならない。
【ロウ】が面識のある領主【ジエーゴ】に水門を開けてもらうよう頼みに行くが、留守だったためジエーゴの執事【セザール】が代わりにあっさりと開けてくれる。
水門を通過するときにはみんなでセザールに手を振るが、なぜか【シルビア】だけは隠れようとする仕草が見られる。

ビルダーズ2

木材3個で作成できる。ドアと同じく調べるコマンドで開閉でき、開いている間は水を流せる。
カテゴリとしては扉となっており、【部屋】作成時にも扉として判定されるが、開いた状態でも水しか通れない特殊な判定を持つ。
 
普通の扉アイテムでも開閉で水流を制御することはできるが、自動で閉じてしまうそれらと異なり、水門だけは調べるコマンドで「開けたまま」の状態を固定できるため、水を流しっぱなしにする事ができる。

余談

DQ7は用途限定の鍵がやたらと出てくる割には、意外なことに水門の鍵は出てこない。