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【ラゴス】

Last-modified: 2018-06-13 (水) 18:31:06

概要 Edit

DQ2、DQ4、DQ10に登場する人物。
DQ2では重要アイテムを握る町の人物、DQ4以降では敵キャラとして登場する。

DQ2 Edit

【テパ】の村から【すいもんのカギ】を盗んだ【盗賊】である。
その後捕まって【ペルポイ】の町の【牢屋】にブチこまれた、という所まではあちこちの人の話で足取りを掴むことができる。
やたらと強い【バピラス】や、やたらと弱い【サマルトリアの王子】との格闘の末、ようやくペルポイに辿りついた【ローレシアの王子】に向かって看守が言い放つのは、
「だが ラゴスは だっそうしてしまったのだ」
という絶望的な一言だった。
街の中でいくら聞きこみをしても、その後の足取りはさっぱり掴めない。
FC版ではここで詰んでしまった人や、ここの謎解きだけに数週間を要した人も少なくないという。
 
フェイクな情報もいくつかあり、謎に拍車を掛けていた。
ラゴスを追ってザハンへ来た男がいることからザハン内を探し回った者もいるだろう。
おあつらえ向きに神殿のバリアの奥には牢屋もある。
しかもこの男、分かりにくいところにいるうえ「オレはラゴス…」の出だしで話し始めるため、一瞬喜んだプレーヤーもいるかもしれない。
ベラヌールの看守も、特定の囚人を厳重に匿っていながら意味深な台詞を吐くので、ろうやのカギ入手後はこちらを探した者もいるだろう。
 
さて問題です。ラゴスはどこにいるでしょう?
 
正解は「牢屋の壁の中」である。
なんでもラゴスは壁をブチ抜いて脱走を試みたものの、壁の中で引っかかって動けなくなってしまったらしい。
話しかけるとすいもんのカギをくれるが、看守に没収されていなかった理由は永遠の謎。
ラゴスの脱走したマスだけなにか壁に目印があるなどの配慮は一切無く、まるでノーヒント。
真っ黒な壁のうち1マスだけ壁の中へ進めるとは誰が思うだろうか?
それに、看守に逃げられたと思われている状態で食事やトイレはどうしていたのだろうか?
 
同じ仕掛けは【ダンジョン】なら山ほどあるが、これを通路の構造の違う街中で同じように気づくのは、ほとんどの人にとって意外に、そしてかなり難しい。
場所にとらわれることなく分け隔てせず判断する視野の広さと、疑り深さが問われる。
ちなみに、DQ1では攻略必須の【ガライの町】で地下に入るため同じ仕掛けを解かねばならないのだが…こちらは【ラダトーム】【バリア】の向こう側という無茶苦茶気になる位置にいる戦士の男が
「ガライの墓は(中略)町に入って暗闇の壁を押すがいい。」とそのものずばりなヒントをくれたので、そちらをプレイしていたならピンと来た人も多いだろう。
が、DQ2が初プレイの人間だとかなり難解な謎解きとなる。
 
見張りの【兵士】のセリフを鵜呑みにして牢屋の中を自分で調べず、ここにラゴスはもういないと頭から信じ込んでしまえば詰みである。
 
一応、間接的なヒントとしては各地の【ほこら】の構造がある。
【旅の扉】でワープした先の扉を開けてみたら、外からは見えない黒い壁の中だった、という例を見ているはず。
また【ろうやのカギ】自体も同じペルポイで購入できるというのも配慮された結果かも知れない。
 
しかし厄介なことに、牢屋は【屋根】の下にあって、近付くとマップ切り替えが起こるのだが、このときラゴスのいる部屋の一部がぎりぎり見えていて、そこは何も無い壁なのである。つまり無意識に、ラゴスの部屋の向こうは押しても何も無いとの錯覚を覚えてしまうのである。実際にはもう少しだけ上のほうにラゴスが隠れていたのである。
 
難しいからか、ラゴスの居場所については当時様々なファミコン雑誌や少年誌にヒントが掲載されていた。
あるラジオでもラゴスに関わる話をしているが、攻略をヒントにしたラジオドラマではダンジョンのBGMを流すことでダンジョンにいるものだと引っ掛けている。
 
逆に当時は【ハーゴンの神殿】での【じゃしんのぞう】の謎は、終盤のネタバレとなるせいもあってか、雑誌ではラゴスほど多くは騒がれていなかったようである。当時のRPGはできること自体が限られており、しらみつぶしに何でもやってみるのが常識だったため、その部類の謎は今ほど難しいものでは無かったのかもしれない。しかしそんな当時の難解なRPGの中においても、ラゴスの居場所は難解な部類だったようである。特に前作未プレイの者にとっては。
 
どうでもいいことだが、本作では鍵を使うと先頭キャラが隣接している上下左右の4方向全て有効になっているため、ここで牢屋の扉を開けると対になっている側の扉も先頭キャラに隣接しているため勝手に開く。同じペルポイの宿屋の扉でも同様の挙動が確認できる。
 
それにしても、水門のカギはラゴスが持っていても何の役にも立たない代物。
それは他の商人たちにとっても同様で、売却しようとしてもFC版の頃から値段はつかない
鍵を人質(?)に村を強請ろうとした様子もなさそうである。そんな物を盗んでラゴスはどうしたかったのだろうか。
いろんなものと一緒に盗んだら水門のカギも紛れ込んでしまったとか、そんなところだろうか。
 
もっとも本人は見付けられたときに子供じみた軽い台詞を吐くので、ただの悪戯のつもりだったかのようにも見える。
DQ2の世界には別途子供のNPCも用意されているが、ラゴスのフィールド絵は子供では無く普通の男なので、精神的に幼いだけという困った若者ということになる。
別人にせよDQ4での戦闘グラフィックは子供っぽく見えなくも無いが、やはりフィールドでは大人である。今作での子供じみた言動のイメージだろうか。

リメイク版 Edit

さすがに意地悪すぎると思われたのか、リメイク版ではラゴスがハマっている壁の前の床にヒビが入っており、ノーヒントでも割と分かるようになっている。
 
スマホ版では、SFC版【公式ガイドブック】のイラストに準じた専用グラフィックになっている。
そして縦長画面のため、なんと彼の居場所が建物の外から丸見え。
26年前のFC版と比べると異常なまでのヌルゲー仕様である…。

ゲームブック(双葉社) Edit

牢屋の暗闇の中に潜んでおり、見破られるとそこから手だけをニュッと突き出し、水門のカギを手渡してくれる。

ゲームブック(エニックス) Edit

何と戦う事が出来る。物理攻撃した場合【HP】を半分減らすと勝利になる。【ラリホー】を使用しても勝利になる。その後ロープで逮捕される。

小説版 Edit

ペルポイの町にて「スコラ」という偽名で【道具屋】として暮らしていた。現在60歳で、妻や孫もいるらしい。
左腕の二の腕に、ドクロ模様の刺青がある。
 
王子たちの同行者である【船乗り】ガナルは過去に(当時は「ニコル」と名乗っていた)ラゴスに騙されているため面識があり、彼のおかげで道具屋の主人がラゴスであると判明する。
数十年前、テパ産の武具を狙う悪徳貿易商の依頼で水門のカギを盗んだが、カギを渡すと用済みとばかりに叩き出され、仕返しに金貨と共に再度カギを盗んで逃走。その前後、海賊や船乗りをカモに「仲間に入れてくれ」と言ってはその夜に金品を盗んで逃げる手口を繰り返していたが、しばらくすると右腕が不自由になり、カギを盗んだ罰が当たったと考えて盗賊稼業から足を洗っていた。
正体を暴かれたラゴスは王子たちの話を聞くと「いずれテパの村へ行く人がいれば託そうと思っていた」とカギを渡してくれる。

DQ4 Edit

第二章の【武術大会】の2回戦で戦うことになる相手。【ブーメラン】を使う。
攻撃時に「ラゴスは ブーメランを なげた!」と表示されるが、別に【強化攻撃】というわけでもなく通常攻撃と全く同じ。プレイヤー側がブーメランを道具使用した時と一緒である。
たまに【防御】をすることもあるが、1対1の状況では一方的に攻撃できるためこれほどありがたいことはない。
1回戦の【ミスター ハン】と比べてかなり【素早さ】が高いため、薬草を使う際には早めに使うことを心掛ける必要がある。
とはいえ後に控えている【サイモン】【ベロリンマン】といった強敵のことを考えると、浪費はしたくないところ。
また、勝つと必ず【やくそう】を落としていくので、勝利寸前に1個だけ使って道具欄を空けておくのがベスト。
 
ちなみに、没モンスターとして彼の色違いに【しじん】がいる。
 
武術大会のメンバーが軒並みオマージュされて登場する11の【仮面武闘会】において、唯一明確なオマージュが登場しないという悲しい立場に。
PS4版でブーメラン使い(3DS版は短剣使い)として登場する【マスク・ザ・ハンサム】が代役ポジションといったあたりだろうか。

リメイク版 Edit

リメイク版では若干美形になった。
また、FC版のブーメランが【クロスボウ】に置き換わったのに伴い、彼の武器もクロスボウに変わった。
別に【アリーナ】とは一対一なのでブーメランでも無問題だったような……。
使用時のメッセージは「ラゴスは クロスボウを はなった!」。
 
PS版ではのちに【移民】としても登場する。アリーナが【パーティ】にいる時のみ出現。
出会った時は「剣士ラゴス」を名乗っているが、上記の通り彼が剣を扱ったことはないし、何故か移民カテゴリも「戦士」ではなく「船乗り」で全く一貫していない。
アリーナが戦った相手の中でも特に【モニカ】に心酔していたらしく、未だに失恋の傷を引きずっている。
そして、その件で自分を負かしたアリーナのことを恨んでいたりする。
運命の人に会い新しい恋をして胸の傷を癒すために、移民の町へ行くことを決意する。
が、実際にはモニカ以上に美しい女性は見つからなかったらしく、落ち込んでいる。そして【リック】を妬んでいる。
 
ところが【ビビアン】が移民の町に居るとセリフが変化する。
彼……もとい彼女のことを運命の人だと言い、その出会いに感謝し、人生を謳歌している。
同じ武術大会に出場していたということに運命を感じたらしく、寝言でも「愛してる」というくらいのゾッコンっぷり。
ビビアンの真実を知った時の反応がとても気になる。
DS版ではオカマ発言がなくなったので、ビビアンと付き合っても問題ないかもしれないが……。
ビビアンは元より、モニカもかつてはアリーナにときめいており、彼が愛した人はどうも同性愛者が多い。
 
なお【とうぞくバコタ】の日記に【カンダタ】と並ぶ大盗賊としてラゴスの名前が挙げられている。
カンダタ共々過去作のオマージュと見て取れるが、武術大会に出場したラゴスと盗賊のラゴスは同一人物なのか同名の他人なのかは不明。

小説版・CDシアター版 Edit

ビビアン・サイモンらと一緒に纏めて「敵ではなかった」の一言で瞬殺される。無念。

DQ10 Edit

外伝クエスト【大盗賊の伝説】【カンダタ】の昔のライバルとして登場。地味にシリーズ初共演である。薄暗い場所が好きらしい。
【戦闘】のBGMは初登場作である2の【戦い】が使用されている。主にブーメランを使う。
詳しくは【盗賊ラゴス】を参照。